実店舗だけでなく、EC販売に力を入れるショップも増えてきました。
EC販売にはどのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、これから始めようとしている方に向けてEC販売の種類や販売者・利用者側のメリット、立ち上げの方法などの概要を紹介します。
EC販売を始めてみたいと思ってるんだけど、結局どんな良さがあるのかわかってないんだよね。
EC販売は実店舗の販売にはないさまざまなメリットがあります。基本からおさらいしましょう。
目次
そもそもECサイトとは?
ECサイトのECはElectronic Commerce(電子商取引)を略した言葉で、Eコマースともいわれます。
インターネットで行われる商取引は実はすべてECなので、ネットオークションサイトや株の売買を行うネット証券のサイト、動画配信サイトなどもECサイトに当たります。
ですが実際にはECというとネットで買い物を行う、ネットショッピングの意味でのみ使われています。
そのため、ECサイト=ネットショップと捉えて問題ないでしょう。
EC販売とはECサイトで販売すること
ECサイト=ネットショップの意味であるため、EC販売とはECサイトで商品やサービスを販売することになります。
なお、ネット通販も同じ意味の言葉です。
実店舗のように物理的に店を開け閉めする必要がないため24時間販売が可能になりますし、日本だけでなく海外のユーザーに販売ができるようになるなどの特徴があります。
EC販売のメリットについては後ほど詳しくご紹介します。
EC販売の市場は拡大傾向
ネットで買える商品が増えたと感じる方も多いと思いますが、実際に日本のEC市場規模は拡大傾向にあります。
下記は経済産業省が発表した「令和5年度 電子商取引に関する市場調査報告書」におけるBtoC EC市場のグラフです。
推移を見てみると2021年は20兆6,950億円、2022年は22兆7,449億円、2023年は24兆8,435億円と3年連続で市場は拡大しています。
2013年が11兆1,160億円だったため、10年間で市場は2倍以上になっています。
また、下記は経済産業省の同資料を元にした、過去10年間のBtoB ECの市場規模の推移です。
企業間のBtoB ECの市場規模を見てみると、2014年から2023年の10年で約1.6倍に拡大しています。
2020年はコロナ禍の影響で一時的に市場規模が縮小しましたが、その反動として2022年には400兆円を超えるなど一気に拡大しました。
CtoC ECは10年前はデータが計測されていないほど新しい市場ですが、着実に市場規模が拡大しています。
今後も新しいサービスが登場することで、さらにCtoCの取引が増えるでしょう。
このようにBtoC、BtoB、CtoCとすべての市場で規模は拡大しており、今後もこの傾向が続いていくと予想されます。
EC販売のメリット
EC販売を始めると、どのような良いことがあるのでしょうか。
EC販売のメリットについて、事業者側・購入者側のメリットに分けてご紹介します。
事業者側のメリット
EC事業を行う側からすると、以下のようなメリットが考えられます。
- ・国内外を問わず幅広いエリアに向けて販売できる
- ・いつでも販売できる
- ・初期費用を抑えて販売をスタートできる
- ・蓄積した顧客情報を活用できる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
全国・世界に向けて販売できる
EC販売であれば、実店舗のように販売できるエリアに縛りがありません。
インターネットが利用できる環境があれば、どこからでも購入が可能です。
実店舗の場合は店舗の近隣住民や観光客にしか販売できませんでしたが、ECであれば日本全国に向けて商品やサービスを売ることができます。
さらに海外向けネットショップを作成すれば、越境ECともいわれる海外販売が可能です。
24時間365日販売できる
店員を雇って店舗の開け閉めを行う必要もないので、ECサイトであれば24時間営業できます。
実店舗の場合、営業時間外に購入しに来たユーザーに販売ができず売上を逃すこともありますが、ECサイトはユーザーの好きな時間に買い物ができるので、販売機会の損失が起こるのを防げます。
また、時間だけでなく天候にも左右されないので「雨だから客足が少ない」「台風だから店を開けられない」といった事態も起こらず、天候や災害に関係なく通常通りの販売が行えるのもメリットです。
実店舗よりコストを抑えて短期間で開業できる
EC販売はコストを抑えて開業できるのも魅力の1つです。
実店舗で開業するとなると敷金・礼金・仲介手数料・内装代・什器代などさまざまな費用が必要になり、最低でも百万円以上は必要になるでしょう。
また、さまざまな店舗を見て回ったり内装の工事を行ったりしてオープンまでには数週間~数ヵ月かかります。
ですが、ECサイト作成サービスの無料プランを利用すればECサイトの開業が無料で、最短で数時間程度でショップをオープンすることも可能です。
さらに、ドロップシッピングのような、自社では販売のみ行い注文が入ったらメーカーから商品を送ってもらうような、自社で在庫を抱えない販売方法を利用すれば倉庫代もかからないので、ECサイトのランニングコストも抑えられます。
顧客情報を蓄積して運営に活かせる
ECサイトは、実店舗販売では記録できないようなデータや情報が得られます。
住所などの基本情報のほか、商品購入履歴など個人の情報がシステムに自然と蓄積しています。
さらに、データ分析ツールを使えば、どの商品が興味を持たれやすいのか、どのような経路から多くの人がショップに訪れるのかといったこともわかります。
顧客のデータを分析すれば、どのように改善していくべきかや商品企画などECサイトの運営全般に情報を活かせます。
データの収集がしやすく、データを運営に役立てられるのもEC販売のメリットです。
購入者側のメリット
事業者側だけでなくEC販売は、購入者側にとっても以下のメリットがあります。
- ・いつでもどこでも購入できる
- ・比較検討しやすい
- ・多様な決済手段から選べる
詳細を説明します。
欲しいものをいつでも購入できる
EC販売を利用するメリットは、実店舗に足を運ばなくても気軽に欲しいものを買えることです。
海外の商品も日本の自宅に居ながら購入できます。
またEC販売は、場所だけでなく時間にも縛られません。
早朝でも深夜でも、いつでも好きなタイミングで購入できるのが大きなメリットです。
比較検討しやすい
実店舗の場合、いくつもの店舗を回って見ないと目的の商品の比較はできません。
場合によっては店舗に行ったのに在庫切れで商品を見られず、無駄足になってしまうこともあるでしょう。
ですがECサイトを利用すれば簡単に同じ商品、あるいは類似商品を見つけられるので、商品を比較する場合に便利です。
特にECモールでは「価格の安い順」「人気順」など並べ替え機能があるので、自分で1つ1つ調べる手間も省けます。
また、商品ページには購入したユーザーからの口コミも書いてあるので、使用感や耐久性など商品を検討したい場合の参考になります。
さまざまな決済手段を使える
EC販売は、実店舗と比べて決済手段も豊富に用意されていることが多いです。
クレジットカード決済はもちろんのこと、コンビニ決済やAmazon Payといったキャッシュレス決済、後払いなど、自分の好みに応じた方法を選択できます。
決済に不便さを感じにくいのもEC販売を利用するメリットです。
EC販売の種類とは?ビジネスモデルを紹介
EC販売と一口にいっても、販売の仕方やターゲットとなる顧客などによって種類が分かれます。
9つのビジネスモデルと特徴を紹介します。
BtoC EC
BtoC ECのBtoCは、Business to Customerを表します。
企業が個人(一般消費者)向けに販売を行う、私たちが普段よく利用するECサイトのことです。
個人が利用者となるため、意思決定(購入)までのスピードが早く、ユーザーの心情や意思が購入を左右しやすいという特徴があります。
また、自社で宣伝やアピールをしないとユーザーには気づいてもらえないため、BtoC ECの場合はECサイトの集客に力を入れる必要があるでしょう。
BtoB EC
BtoB ECのBtoBは、Business to Businessの頭文字を取った言葉で、企業による企業向けのECのことです。
BtoC ECのようにすべての人にオープンになっているECサイトもありますが、専門的な商品のため取引先の企業しか閲覧や購入ができないようなクローズドで展開されるケースが多いのが特徴です。
また、BtoB ECは、商品発注数や利用頻度などに合わせて取引先ごとに価格が変動するというのもBtoC ECとの違いといえます。
CtoC EC
CtoC ECのCtoCは、Consumer to Consumerを表します。個人が個人向けに商品やサービスを販売する形態です。
個人の持ち物をフリーマーケットのように販売できるフリマアプリや、手作りのアクセサリーや小物などのハンドメイド作品を販売するminneなどのハンドメイドマーケットが代表的なCtoC ECサイトといえるでしょう。
D2C
D2Cとは、Direct to Consumerの意味で、商品を製造したメーカー企業から消費者へ直接販売することです。
企業から消費者へのEC販売なのでBtoCの一種ですが、単なるBtoCはセレクトショップのようなメーカーではない企業(ショップ)やAmazonのようなECモールからの販売も含まれてしまいます。
D2Cはあくまで、メーカーから直接ユーザーへEC販売することです。
開発・製造を行うメーカーが販売まで行うため卸業者などの仲介料が生じず、収益性を確保しやすいモデルとして知られています。
ユーザーにとっても、手数料が商品に上乗せされない分、低価格で商品を購入できるなどのメリットがあります。
D2Cはコスメや食品系を中心に広がりを見せています。
越境EC
越境ECとは、国境を超えて海外にEC販売することをいいます。
日本市場だけでなく海外に向けて販売可能なので新しい販路を開拓できたり、実店舗の海外出店よりも簡単に海外販売が始められたりするなどの特徴があります。
自社サイトで越境ECを始めるには言語や住所入力、通貨など海外販売ができるよう、ECサイト上でのシステム設定が必要になります。
また、商品についても販売する国の法律や規制に準じた対応をしなければなりません。
なお、eBayなどの海外のECモールに出店して販売するという方法もあります。
海外に向けてEC販売を行いたい場合は「海外向けのネットショップを開業するには?」の記事で具体的な方法を紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
卸売EC
卸売ECは、卸売業者がメーカーから仕入れた商品を小売業者向けにECサイトで販売することでBtoB ECの一種です。
卸売ECを導入することで遠方の顧客への販売が可能になるので販路が拡大したり、電話やFAXなどのアナログ機器で起こる受注ミスが減り業務効率化がかなったりなど、企業にとってさまざまなメリットがあります。
ただし卸売ECは一般的なECには無い顧客別の掛け率設定の機能や、一括注文の機能などが必要です。
メディアEC
ECサイトとオウンドメディアが一体となったサイトのことを、メディアECまたはメディアコマースといいます。
オウンドメディアとは企業が所有するWebサイトのことで、ECサイトでは自社のキャンペーン情報やユーザーに役立つ商品関連の情報を発信することが多いでしょう。
オウンドメディアに掲載したコンテンツをきっかけにユーザーがECサイトを訪れる、コンテンツSEO対策(SEO対策)になります。
またECサイトをメディア化することで他社との差別化ができたり、商品や自社についてのユーザー理解が深まったりするなどのメリットがあるでしょう。
ギフトEC
ギフトECとは、ギフト商品を専門で販売しているECサイトのことです。
住所を知らなくてもSNSで気軽にプレゼントを送れるソーシャルギフトの需要も増えていることから、ギフトECも注目を集めています。
基本的なシステムは一般的なBtoC ECサイトと同じですが、ギフトを送る相手や目的に分けてラッピングを変えられたり、さまざまな人へ同時にギフトを送るための複数配送先設定ができたりなど、ギフト商品ならではの機能が必要でしょう。
サブスクリプション
サブスクリプションはサブスクとも呼ばれ、一定の料金を支払うことで決まった期間中はサービスを利用できるビジネスモデルのことです。
Apple MusicやNetflixといった、音楽や映像コンテンツの配信サービスが代表的な例ですが、さまざまな業界で導入されています。
EC業界では、月額料金を払うと食材が届くサービスやランダムに選ばれた何冊かの絵本が届くサービスなど、さまざまなジャンルでサブスク型のEC販売が採用されています。
EC販売の始め方は2パターン
EC販売の始め方は大きく分けて、ECモールに出店するパターンと、自社のECサイトを立ち上げるパターンの2パターンあります。
どのように違うのか、特徴なども見ていきましょう。
ECモール内に出店する
ECモールとは、Amazonや楽天市場などさまざまなショップが集まっているECサイトのショッピングモールのことです。
EC販売を始めたい場合、ECモール内のショップとして出店するパターンがあります。
出店したいECモールに申し込みをして、初期費用などを払ってからモール内で自社ページを作成します。
出店方法はマニュアル化されているので、初めてでも出店しやすいですし、ECモール自体に知名度があるので自社で集客を行わなくても自然と誰かが訪れてくれる可能性が高いです。
一方でECサイトにおける自由度は低いです。
ECモール独自のルールやキャンペーンに従わなければなりませんし、他社と差別化するようなデザインのカスタマイズなども難しいでしょう。
ECサイトを自分で立ち上げる
ECモールの1ショップになるのでなく、自社だけの独立したECサイトを作成してEC販売を行うパターンもあります。
自社がサイトを立ち上げるためECモールのようなさまざまな縛りもなく、自社らしいオリジナリティのあるショップを作れるでしょう。
なお、自社独自でECサイトを作る方法は主に4つあるので説明していきますね。
ECサイト作成サービス(ASP)
カラーミーショップのような自社のECサイトを手軽に構築できるようなサービスを利用して、立ち上げる方法です。
ASP型と分類されることもあります。
手順に従って進めれば専門的な知識は必要なく、ECサイトが作れます。
サービスごとにデザインのテンプレートも多数用意されているので、デザインの知識も不要です。
開設と運営が無料のサービスを利用すれば、コストをかけず低リスクでECサイトの運営が始められるでしょう。
目安の年商は0円~1億円と幅広く対応しています。小~中規模のECサイト運営に向いている方法です。
ASPについては「ECサイトをASPで構築!」の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
オープンソース
オープンソースは、無料公開されているソースコード(プログラム)を使って自社ECサイトを立ち上げる方法です。
有名なオープンソースとして、WordPressが挙げられます。
インストールは無料のため、初期費用を抑えて立ち上げられるのがメリットです。
ただし、ECサイト作成サービスのようにECサイトを作るための専用システムではないので、ECサイト仕様にするために自社でカスタマイズしなければなりません。
そのため、サイト構築のためにはある程度の専門知識が求められます。
年商は、1億~数十億円と中~大規模なECサイト向けの構築方法です。
パッケージ
パッケージは、ECサイト構築のための機能がパッケージ化されたソフトウェアを購入して立ち上げる方法です。
開発会社による立ち上げを必要とするので、初期費用の目安は数百万円程度といわれています。
費用はかかりますが、ECサイト作成サービスに比べて機能やデザイン面でのカスタマイズ性は高いので、より自社らしい唯一無二のECサイトを作りたい場合におすすめの方法です。
ただし構築費や運営費もそれなりに必要なため、年商が1億~数十億円程度は見込まれる中規模~大規模のショップに向いている方法といえます。
フルスクラッチ
フルスクラッチは、開発会社などに依頼してゼロから完全オリジナルのECサイトを立ち上げる方法です。
何もない状態から設計するため、機能やデザインに関して一切の制限が無く、自社特有の販売方法に対応するようなサイトを作るなど、いくらでも機能開発が可能です。
他の方法と比べてかなり自由度が高く1から作り上げるので、立ち上げまでに数ヵ月から1年ほどかかるといわれています。
日本でも有数の大規模なECサイトの立ち上げに適した方法で、目安の年商は数十億円~です。
EC販売における主な運営業務
EC販売にあたって、さまざまな運営業務が発生します。
以下の図のように、大きくはフロント業務とバックエンド業務の2種類に分かれます。
フロント業務とは、商品を販売するための業務といえます。
ニーズ分析に基づいた商品の企画や仕入れ、ユーザーに商品を購入してもらうためのサイト設計や更新、SEO対策や広告出稿といった集客(プロモーション)いった業務です。
一方、商品が売れてから行われ、ECサイト全体を支えるような業務がバックエンド業務です。
商品の受注処理や出荷作業、商品到着後のアフターフォローやカスタマーサポート、在庫管理などを行います。
基本的にバッグエンド業務はユーザーの目に触れませんが、顧客満足度を向上させたり正常にECサイトを運営したりするためには非常に重要な業務といえます。
フロント業務、バックエンド業務、どちらもECサイトを運営するためには欠かせません。
なお、ECサイトの業務フロー図があれば、運営業務の全体の把握や属人化を防げるので作成するのがおすすめです。
EC販売を成功させるポイント
どうしたらEC販売でつまずかず、軌道に乗せることができるのでしょうか。
ここからはEC販売で成功のための3つのポイントをご紹介します。
EC販売を始めたら必ず集客する
せっかくEC販売を始めたのに、誰にも訪れてもらえず事業を止めてしまうといったショップも少なくありません。
繰り返しになりますが、実店舗と違いECサイトは開業したら自然と誰かが見つけて訪れてくれるというのは不可能に近いです。
ショップで商品を購入してもらうためには、自社のECサイトへの集客が必須です。
費用をかけず手軽にできる集客方法としては、SNS運用です。
アパレルや食品など写真映えするような商品を扱っているショップは、特にInstagramがおすすめです。
他にも、記事を作って発信するコンテンツSEOや、短期間で集客したい場合は広告の出稿などの集客方法があります。
ECサイトの集客方法については「ECサイトへの集客方法は?」の記事で方法ごとのメリットやデメリットなども紹介していますので、ぜひご覧ください。
できる限り使いやすいサイトに整える
集客が成功して、多くの人がショップを訪れるようになったとしても、ショップが見づらかったり使いづらかったりすると、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
一説によるとユーザーはそのサイトを見るか見ないかを、3秒で判断しているといいます。
訪れてくれたユーザーに商品を購入してもらうためには、できる限り使いやすいサイトへ整えることが重要です。
以下は売れるECサイトのデザインのコツです。
- ・必要な情報を見つけやすい
- ・検索窓がすぐ目につく
- ・ボタンの大きさがちょうど良い
- ・テキスト間に十分な余白がある
- ・スマートフォンからでも見やすい
また、せっかく購入までたどりついても、購入完了までの操作が複雑だとカゴ落ちしてしまうこともあります。
住所入力を補助してくれるようなサジェスト機能を追加したり、個人情報を入力しなくて済むAmazon PayなどECサイトで顧客満足度の高い決済方法を導入してユーザーの利便性を上げたりなど、ユーザーにとって使いやすいサイトを目指しましょう。
なおカラーミーショップでは、Amazon Payの導入・月額利用が個人・法人共に無料です。
Amazon Payの利用が有料のサービスも多いため、お得に導入したい方はぜひカラーミーショップでECサイトの構築を検討してみてください。
データ分析を元に改善を繰り返す
はじめからEC販売がうまくいくことは、ほとんど無いと心得ておきましょう。
ECサイト、つまりネットショップが軌道に乗るまでには数ヵ月はかかるといわれています。
成功しているショップも、ECサイトのどこが問題なのか確認して改善することを繰り返し行っていき、売上を伸ばしてきました。
改善のためには必要なデータを集めて、分析結果から何を改善していくべきか施策を立て、確実に実行していくことが成功のポイントです。
ECサイトをどのように分析したらいいか知りたい方は、「ECサイト分析の手法解説!」の記事をぜひチェックしてみてください。
まとめ
EC販売とは、ECサイト(ネットショップ)で商品やサービスを販売することです。
BtoCやD2C、越境ECなどさまざまなビジネスモデルが存在し、インターネットの普及や利便性などから市場は拡大傾向にあります。
EC販売を始めるには方法がいくつかありますが、ECモール内で出店するか自社独自にサイトを構築するかではさまざまな点で異なります。
いずれの場合も、EC販売を始めたからといってすぐに軌道に乗って売上が上がるのは難しいです。
地道に改善を繰り返して、EC販売を成功させましょう。
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