インターネットがあればどこにいても日本国内だけでなく世界中とつながれるため、仕事の幅もぐっと広がり、副業に取り組む人も増えました。
では具体的にどのようなネット副業があるのでしょうか。
今回は、主に会社員の副業としてネットで稼ぎたい人向けに、その方法や難易度、収入の目安、注意点などを解説していきます。
空いた時間を利用して、僕もネットで副業を始めたいな。
空いた時間を使ってネットで手軽にできる仕事はさまざまあります。今回は、ネット副業の方法や特徴を見ていきましょう。
ネットでいくら稼げる?
ネットで副業を始めるとしたら、どれくらい稼げるのか気になりますよね。
ネットでいくら稼げるかは、その人がどのような方法で稼ぐか、どのくらいの時間を副業にあてられるかなどで大きく変わってきます。
毎月の収入が数百円代の人もいれば、月10万円以上を稼いでいるケースもあるなど、一概に「ネットでいくら稼げる」とは言い切れないでしょう。
これから紹介するそれぞれの方法で収入の目安を記載していますので、参考にしてみてください。
ネットで稼ぐのにおすすめの方法24選
ではこれからネットを利用して稼ぐ具体的な方法をご紹介します。
初心者向け、パソコンがある人向け、趣味を活かしたい人、高度なスキルがある人に分けて、おすすめの方法を取り上げるので、興味があるものはぜひ詳しく調べてチャレンジみてください。
【初級】スマホを使ってネットで稼ぐ方法
パソコンがなくても、スマホさえあればネットを通じて稼げる方法もいくつかあります。
スマホを使うためどこにいても作業できるので、ちょっとしたすきま時間で稼ぎたい方にはピッタリの方法です。
1.ポイントサイト
レシート写真の投稿や会員登録、クレジットカードの発行など、サイト経由でさまざまなアクションをしてポイントを貯めて、現金や電子マネーに交換できるのがポイントサイトです。
ポイントを貯めるのに特別な知識やスキルは不要で、誰でも利用しやすいのがポイントサイトのメリットといえるでしょう。
ただし、高額ポイントが獲得できるものはクレジットカード作成や資料請求など一部に限られ、毎月コンスタントに高い収入を得るのは難しいです。
代表的なものに、モッピーやハピタスなどのポイントサイトがあります。
難易度 | 初級 |
収入の目安 | 数百~10,000円程度/月 |
特徴 | 誰でも簡単に始められる |
2.オンラインゲーム
スマホで遊べるオンラインゲームの中には、ゲーム内でお金を稼いで現金に換金できるものもあります。
ゲームをプレイしながら気軽にお小遣い稼ぎができるので、楽しみながら収入を得たい人にはぴったりです。
ただし、一定額以上ないと換金できないこと、ポイントサイト同様あまりたくさんは稼げない点は注意しましょう。
代表的なものに、DORAKENというRPGゲームがあります。
難易度 | 初級 |
収入の目安 | 数十~1,000円程度/月 |
特徴 | ゲームを楽しみながら稼げる |
3.アンケートモニター
アンケートに回答したり、サンプル品を試す商品モニターになったり、インタビュー調査に参加したりすることで稼げるのがアンケートモニターです。
オンライン上で簡単に参加できるWebアンケートから、高額の謝礼が狙える会場参加型の座談会などアンケートの種類も豊富です。
誰でも取り組みやすいですが、高額案件のアンケートは細かい条件にマッチしないとなかなか参加できません。
代表的なものに、マクロミル、キューモニターなどのアンケートモニターサイト(アプリ)があります。
難易度 | 初級 |
収入の目安 | 数百~30,000円程度/月 |
特徴 | 簡単に取り組めるものから高額な謝礼がある体験型のものまで、稼ぎ方が豊富 |
4.ウォーキングアプリ
スマホにインストールしたアプリと連動させることで、歩いた分の歩数がお金になるウォーキングアプリもあります。
ウォーキングアプリに広告を表示したり、ユーザーの移動情報を収集して活用したりすることで、アプリ側は収益を得る仕組みです。
歩いて貯めたポイントを、現金に交換できるものもあります。
普段歩くことの多い人は無理なくお金を稼げるのでおすすめです。
ただしポイントアプリなどと同様で、お金への還元率はそこまで高くありません。
難易度 | 初級 |
収入の目安 | 数百~5,000円程度程度/月 |
特徴 | 日常生活の移動で稼げる |
5.中古品の販売(フリマアプリ)
メルカリをはじめとするフリマアプリは、個人間で商品の売買ができるプラットフォームです。
スマホで写真を撮影し、商品説明を入力するだけで簡単に販売できるアプリが多く、初心者でも比較的取り組みやすいです。
家にある不用品など要らないものもお金に変えられる点が、フリマアプリのメリットといえます。
ただし取引にあたっては、購入者とのやり取りや梱包・発送など、多少の作業が必要です。
また、商品によっては送料が高額になってしまい通常の処分よりも費用がかかってしまうこともあるので、値段設定はよく考えてから行いましょう。
難易度 | 初級~中級 |
収入の目安 | 出品する額や品数による |
特徴 | 不用品がお金になる |
在宅でパソコンを使ってネットで稼ぐ方法
もしパソコンを持っている場合は、スマホよりも稼げる手段が広がります。
在宅でできるパソコンを使ったネットでの稼ぎ方をいくつか見ていきましょう。
6.データ入力
紙の資料をデータ化したり音声データから議事録を作成したり、受け取った情報をデータに起こす仕事です。
基本的には決まったルールに沿ってデータ化するだけですので、特別な経験がなくてもできます。
ですが、素早くタイピングできないと作業量をこなせずまとまった収入は得られません。
また、ミスが多い場合は再提出を求められます。
そのため、ある程度パソコンでの入力に慣れていて、スピードと正確性がある人に向いている仕事です。
難易度 | 初級 |
収入の目安 | 数千円~数万円程度/月 ※作業量や作業内容による |
特徴 | データ入力のスピードが早いほど稼ぎやすい |
7.チャットサポート
チャットサポートとは、各企業に寄せられた顧客からの問い合わせにチャットで対応する仕事です。
支払いが時給制の案件もあれば、月額固定や文字数で報酬が決まる案件もあります。
メリットは、未経験でも始めやすいことです。
仕事を開始する前に研修があることも多いので、安心して始められます。
基本的にはチャットでの問い合わせに文章で返答する仕事ですが、案件によっては電話応対も発生します。
難易度 | 初級~中級 |
収入の目安 | 時給の場合 1,000~2,000円程度 |
特徴 | 研修を受ければ未経験でも始められる |
8.オンライン事務
事務職は会社に出勤して業務を行うのが一般的ですが、リモートワークの広がりと共に在宅の事務員を募集する会社も増えてきています。
オンライン事務は、リモートで請求書作成や資料作成、会計ソフト入力などの業務を行う仕事です。
未経験で募集していることもありますが、office系ソフトや会計ソフトなどを利用する仕事が多いため、知識や経験があるほうが有利でしょう。
出勤しなくていい代わりに、基本的なソフトは自身で用意しなければならないことも多いため、作業環境の整備に費用が必要です。
貸与してもらえるのかどうかも、事前に募集要件をよく確認しておきましょう。
難易度 | 初級~中級 |
収入の目安 | 時給の場合 1,000~2,000円程度 |
特徴 | 事務経験があるほうが仕事探しの際に有利 |
9.出品代行(商品登録)
ネットショップやオークションサイトなどへの出品作業を代行する仕事です。
具体的には、簡単な画像加工を行ったり、出品する商品を登録したりします。
単なるデータ入力よりも画像加工や文章作成など少しクリエイティブな仕事ですが、やり方を教われば未経験でも取り組めます。
ただし、オークション詐欺で使用するIDとパスワードを譲渡するような違法な仕事も中にはあるため、募集内容や依頼元の企業についてはよく確認することが大切です。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトに、出品代行の仕事依頼は多く掲載されています。
難易度 | 初級~中級 |
収入の目安 | 10,000~50,000円程度/月 |
特徴 | ネットショップの運営などに携われる |
10.ブログ運営(アフィリエイト)
自身のブログに企業のサービスや商品を紹介する記事(広告)を掲載し、ブログを見たユーザーがクリックや購入などのアクションを行うと広告料が得られる、成功報酬型の広告がアフィリエイトです。
アフィリエイトを行うにはまずブログを開設し、広告主とブログ運営者を仲介しているASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録して、広告の依頼を受けます。
作成した記事は蓄積されていくので、手を動かさなくても過去のコンテンツで収益を得られるようになるのがメリットです。
反対の言い方をすると、ある程度の記事ストックが必要で収益化までに時間がかかるので、すぐに収益を得られないのがデメリットです。
また、ブログに訪問してもらうための魅力的な記事にするため、知識をつけて工夫しながら運営する必要があります。
難易度 | 中級~上級 |
収入の目安 | 数百~数万円程度/件 |
特徴 | 一定の収入を得るためには時間や知識が必要 |
趣味やスキルを活かしてネットで稼ぐ方法
せっかくネットで稼げるなら、楽しみながらやりたいですよね。
もし仕事として需要のある趣味やスキルがあれば、自分の特技を活かして収入を得られます。
ここでは代表的なものをいくつか見ていきましょう。
11.ネットショップ運営
自分の好きなものを販売して、収入が得られたら…と考える人も多いと思います。
ネットショップを開業して自分が強いジャンルの商品の販売に特化するのもネットで稼ぐ方法の1つです。
副業として始めて事業が大きくなったら、独立することも可能でしょう。
ただし、ジャンルによっては競合が多くなかなか売上が伸びなかったり、利益が出にくかったりするので、事前にある程度のリサーチをしておくことをおすすめします。
今ではカラーミーショップをはじめとしたネットショップ作成サービスがたくさんあるので、知識が無い初心者でも簡単にECサイトが制作できます。
ただし、サービスによって特徴やメリットが異なります。
例えば人気の決済方法であるAmazon Payの利用について、カラーミーショップでは個人も法人も導入・利用が無料ですが、サービスによってはAmazon Payが利用できなかったり、法人のみしか利用を受け付けなかったりします。
自分の希望する機能や決済方法があるかどうか、サービスを比較検討しましょう。
さらに詳しく知りたい方は、カラーミーショップのサービス資料もご用意しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
3分でわかるカラーミーショップの資料ダウンロードはこちら >
難易度 | 中級 |
収入の目安 | 販売する商品の単価や数などによる |
特徴 | 自分の好きなものに囲まれて仕事ができる |
12.Webライティング
文章を書くのが好きな方は、Webに掲載される記事を書くWebライティングで稼ぐ方法もあります。
一口にWebライティングといっても、簡単な感想を書く案件から金融や医療など専門的な知識を要する案件までさまざまです。
文字単価で報酬が決まるケースが多いですが、記事単価制や時給制での依頼もあります。
初心者でも始めやすい簡単な記事は1文字0.2円程度と時間の割にあまり稼げないので、特定の資格を取ったりSEO対策の知識をつけたりすることで単価の高い仕事を受けられるようになるでしょう。
難易度 | 初級~中級 |
収入の目安 | 0.2円~10円程度/1文字単価 |
特徴 | 文章構成や文章作成の得意が活かせる |
13.Webデザイン
Webサイトやアプリを制作する仕事です。
HTMLやCSS、JavaScriptなどを使ったコーディングからサイト設計やサイトビジュアルまで、Webサイト制作一式に関わることもあれば、サイトビジュアルのデザインだけを担当することもあります。
Webデザイン業務は専門的な知識やスキルが必須なので、経験のある中級者から上級者向けの稼ぎ方になるでしょう。
また、デザインを行えるスペックのパソコンやソフトは自分で用意しなければならないため、設備をそろえるのに費用がかかります。
難易度 | 中級~上級 |
収入の目安 | 5~30万円程度/月 ※案件の内容による |
特徴 | 単価は高いが、パソコンやソフトは自分で用意する必要がある |
14.ハンドメイドの販売
アクセサリーや小物などを手作りするのが好きなら、ハンドメイドを販売することでも収入が得られます。
楽しんで仕事をできるだけでなく、購入後の感想などをもらえるととてもやりがいを感じるでしょう。
さまざまな人がハンドメイド販売をしているため、売れるためには自分らしい作品を作って差別化することが大切です。
また、アクセサリーなどの雑貨は許可が無くても販売できますが、手作りのお菓子やパンの販売はいくつかの許可や資格が必要なので注意しましょう。
ネットショップをはじめ、ネットで何かを販売する際は「ネット販売に必要な許可や資格とは?」の記事をぜひ確認してみてください。
作品は、ハンドメイド販売のプラットフォームである、minneやCreemaなどで販売できます。
難易度 | 初級~中級 |
収入の目安 | 作品の種類や価格、出品数による |
特徴 | アクセサリーや小物づくりなどの趣味を仕事にできる |
15.イラストの販売
ダウンロード素材としてのイラストを販売する、イラストを使ったグッズを販売する、注文を受けてオリジナルイラストを制作して販売するなど、イラストの販売もいくつかの方法があります。
ダウンロード販売であれば、梱包や配送といった作業もないので手軽に販売が可能です。
趣味で書いたイラストを専門のサイトで販売すれば、イラストを見た企業から直接オファーをもらえるかもしれません。
どのような方法でイラストを販売するのかによって単価が大きく変わるので、確認してから売り始めましょう。
ダウンロード用素材はPIXTAやイラストAC、イラストを使ったグッズはSUZURIで販売が可能です。
難易度 | 中級 |
収入の目安 | ダウンロード素材販売:数円~数十円/枚 サイト販売:販売価格や販売枚数による |
特徴 | ダイラストを使ったグッズ販売という方法もある |
16.写真の販売
趣味で撮った写真を販売して、ネットで稼ぐこともできます。
イラストの販売と同様、デジタルデータとしてのダウンロード販売が基本なので、梱包や配送の手間がありません。
写真のダウンロードサイトの場合は、1回あたりの収入は少ないですが多くの人が利用するため、人気作品になれば一定の金額が手に入るでしょう。
ただしダウンロードサイトは手数料が約80%となることもあり高いので、ある程度作品の人気が出てきたらカラーミーショップなどネットショップ作成サービスで個人のネットショップを作り販売するのもおすすめです。
難易度 | 中級 |
収入の目安 | ダウンロード素材販売:数円~数十円/1枚 サイト販売:販売価格や購入回数による |
特徴 | ダウンロード販売であれば、配送や梱包作業が不要 |
17.動画の販売
動画を作って稼ぐにはyoutubeのような動画配信のプラットフォームから広告収入を得るだけでなく、そのまま動画を販売するという方法もあります。
ホームページ掲載用の企業ブランドや商品を紹介する動画、社内研修用の動画など企業向けだけでなく、個人向けに英会話やヨガなどの自分のスキルをオンラインレッスンといった形で動画を通して販売することも可能でしょう。
ただし個人向けの場合、多くの人に見てもらうには他社との差別化やユーザーニーズのリサーチが必要になります。
難易度 | 中級~上級 |
収入の目安 | 販売する動画の価格や視聴数による |
特徴 | 自分のスキルを動画にして販売することも可能 |
18.音楽の販売
音楽配信サービスやスキル販売サイトなどが増えてきたことで、個人でも音楽を売りやすくなりました。
音楽好きなら、自分で作詞作曲した音楽を販売して稼ぐことも可能です。
歌詞が入っているような曲だけでなく、ゲームや動画のBGMで使用されるような曲も人気があります。
音楽販売のメリットは、日本に限らず世界に自分の作品を聴いてもらえる可能性があることです。なお、音楽などの著作物は著作権によって守られているため、既存の音楽の著作権を侵害しないように注意しましょう。
難易度 | 中級~上級 |
収入の目安 | 販売する音楽の価格などによる |
特徴 | 自分の音楽を日本や海外ユーザーに聴いてもらえる可能性がある |
19.楽譜の販売
紙の楽譜や電子楽譜など、オリジナルの楽譜を販売して稼ぐ仕事です。
自分で制作したオリジナル楽曲のほか、既存曲で著作権が切れたもの、著作権のある曲については販売許可や使用料の支払いをすれば販売できます。
なお、既存の曲を編曲して楽譜として販売する場合は別途許可が必要です。
紙の楽譜を作って販売することも可能ですが、配送作業が必要になるので、電子楽譜としてダウンロード販売するのがおすすめです。
難易度 | 中級~上級 |
収入の目安 | 250~500円程度/1曲 |
特徴 | 使用料の支払いを行えば既存曲も楽譜にできる |
20.翻訳
外国語から日本語へ、または日本語から外国語へ翻訳する仕事です。
翻訳の報酬は1単語あたりで支払われることが多いでしょう。
科学や医療など専門性が高い文章や、翻訳者人口の少ない言語ほど単価が高くなる傾向にあります。
翻訳と聞くと外国語が理解できれば取り組めそうなイメージですが、海外の独特なニュアンスなどを最適な日本語に変換することが求められるので、日本語力も重要でしょう。
最近ではとくにAIによる翻訳技術も進化しているためより一層、AIにはできない自分の翻訳ならではの強みをきちんと把握することが大切です。
難易度 | 中級~上級 |
収入の目安 | 7~35円程度/1単語 |
特徴 | 外国語だけでなく日本語の能力も必要 |
報酬が高額なネットで稼ぐ方法
高いスキルが求められる仕事は、報酬が高額になる傾向にあります。
どのようなジャンルであれば高額報酬を狙えるのが見ていきましょう。
21.コンサルタント
悩みを抱える企業のコンサルティング(診断・指導など)を行い、課題を解決する仕事です。
経営コンサルティングのほか、ITや財務、人材、労務、戦略などのコンサルティング業務が存在します。
報酬は高額ですが、誰でも取り組める仕事ではありません。
コンサルタントとして仕事を受注するには、コンサルティングの経験や実績などが重視されるでしょう。
また、責任も重大であるため、副業である場合も本業と同じくらいの緊張感をもって取り組まなければなりません。
案件を見つけるには、フリーコンサルBizなどのフリーコンサルタント向けのサービスがあります。
難易度 | 上級 |
収入の目安 | 時間契約:1時間あたり3,000円程度~ 固定報酬:1案件あたり20万円程度~ |
特徴 | コンサルティングの経験や実績が必須 |
22.Webエンジニア
Webエンジニアは、Webサイトの機能開発やアプリケーションの開発・設計、運用・保守などを行う仕事です。
工程の一部だけを担う案件もあれば、企画から設計、デザイン、コーディング、テストなどすべての工程を任される案件もあります。
そのため、報酬もどの範囲までかかわるのかによって大きく異なるでしょう。
なかには100万円を超えるような案件もあり、高額な報酬が期待できます。
ただし、高額な案件を受注するにはWebエンジニアとしての十分なスキルや経験が必須です。
難易度 | 上級 |
収入の目安 | 数万~100万円程度/月 |
特徴 | 案件によっては高額な報酬が期待できる |
23.Webマーケター
Webマーケターとは、Webサイトから得られるデータを分析・検証して、Webサイトへの訪問者数や登録者数の増加を図るWebマーケティングの専門家です。
Web業界自体が成長段階にあるため、需要が高く案件も豊富にあります。
Webマーケティングはトレンドが絶えず変化し、新たなアプローチ手法が続々と登場するような変動が激しい業界です。
そのため、流行を常にキャッチして、変化することを楽しめるような柔軟性が必要になります。
自ら積極的に学び、新しい知識を吸収するのが好きな人に向いているでしょう。
難易度 | 上級 |
収入の目安 | 20~50万円程度/月 |
特徴 | 業界のトレンド変化を楽しめる人に向いている |
24.株式投資
株式投資自体は、証券会社で口座を開設すれば初心者でも始められます。
株式の利益は、主にインカムゲイン(配当金による利益)、キャピタルゲイン(売却による利益)がありますが、少ない投資額でより高額な利益を得るならキャピタルゲインを狙うのが一般的です。
株価が安いときに購入し、高くなった段階で売却します。
仕組みとしては難しくありませんが、将来的に価値が上昇する株式を見極めるには企業分析なども必要です。
また、値段が上がると予想して買っても、値上がりするとは限らないので反対に値下がりする可能性もあります。
預金をすべて投資に回すのではなく、自分の生活が困らなくなる範囲の金額で株式投資を始めるのがおすすめです。
難易度 | 中級~上級 |
収入の目安 | 投資した株式の値上がり額や投資額による |
特徴 | ハイリターンも望めるがリスクも大きい |
ネットで稼ぐメリット・デメリット
ネットで稼ぐにはメリットが多いように感じますが、もちろんデメリットもあります。
それぞれ見ていきましょう。
メリット
まずはメリットから見ていきましょう。
ネットを使って稼ぐメリットは主に3つあります。
手軽に始められる
1つ目は、気軽に始められることです。
副業としてアルバイトをする場合は、仕事を見つけて面接を受けに行き、採用してもらわなければならないなど、さまざまな手順を踏まなければなりません。
ですが、ネットなら面接のような物理的な移動は不要で、ポイントサイトやフリマアプリなどはスマホさえあれば思い立ったその日に始められます。
基本的に在宅で取り組めて職場への往復時間も不要なので、空いた時間を有効活用して副収入を得ることが可能です。
さまざまな人と交流できる
仕事によっては、普段関わらないような人と思わぬ交流が生まれるかもしれません。
インターネットという性質上、自宅から遠い地域に住む人や、海外の人とも簡単に交流することが可能です。
例えばハンドメイド販売をしていて、自分の作品を購入してくれた海外のユーザーから嬉しい感想が届く可能性もあるでしょう。
SNSを使えば手軽にやり取りもできますし、今まで知らなかった人と交流することでモチベーションが上がったり、新たな人脈が構築できたりすることもあります。
ネットを使った仕事を始めたからこそ出会える人との交流は、さまざまな発見があるはずです。
趣味でお金が稼げる
紹介したように、ネットで稼げる仕事は種類が多様です。
イラストの販売やウォーキングなど、自分にとっては楽しくて仕方がない趣味でお金を稼げるのは、ネットで稼ぐことの何よりものメリットです。
また、お金が得られるだけでなく、自分の作品を見てもらい購入してもらえることは、何にも代えがたい喜びを感じられるでしょう。
もし、趣味での収入が安定すれば本業にできるかもしれません。
ネットでの仕事をきっかけに、自分の好きなことを生涯の仕事にすることも可能です。
デメリット
デメリットは、副業としてネットでの仕事に時間をかけることで、プライベートな時間が削られることです。
プライベートを大切にしたい場合は、収入は少額でも往復の通勤時などすきま時間で稼げるような方法、例えばポイントサイトやアンケートなど気軽に取り組めるものが良いかもしれません。
また、気づかないうちにプライベートな時間で働きすぎて休息を取るのがおろそかになり、体調を崩してしまう可能性もあります。
副業としてネットで稼ぐ場合は、仕事量や休息の管理をきちんと行い無理のない範囲で取り組むことが大切です。
初心者が安全にネットで稼ぐための注意点
ネットで稼ぐことは手軽で魅力的ですが、なかにはトラブルに巻き込まれるような詐欺まがいの仕事も潜んでいます。
ここでは、ネットビジネスを始める前に押さえておきたい3つの注意点を取り上げます。
短時間・高額報酬の仕事は詐欺の可能性大
ネットで稼げる方法を探していると、「短時間で○○万円稼げる!」「簡単作業で高額報酬ゲット」など、驚くほど好条件の案件に遭遇することがあります。
ですがこのような仕事は、高額報酬という甘い言葉をエサに高い商材を売りつけたり、違法な模倣品の販売を促すものであったり、詐欺の可能性が高いです。
誰でも簡単に高収入を得らえる方法は、基本的にありません。
ネットで稼ぐどころか反対に高額な費用を支払うことになるなどトラブルに発展する可能性が高いため、怪しいくらい好条件の仕事には手を出さないようにしましょう。
運営会社を事前に確認しておく
ネットで仕事を探していると、一般企業の求人と見せかけて、なかには詐欺などにつながるような求人が潜んでいることもあります。
そのため、良さそうな求人情報を見つけたらまずは求人元の企業情報を確認してみましょう。
不正なことをしようしている場合、企業概要欄の電話番号や住所といった情報が不明瞭なことが多いです。
運営会社の情報が取得できない場合はリスクが高いため、仕事を申し込むのは止めましょう。
また、大手のクラウドソーシングサイトなどは掲載する際に審査されることがほとんどのため、安心な仕事が多いといえます。
一方、SNSで流れてきたような求人はあまり信用できないため、大手求人サイトなどの利用がおすすめです。
会社の就業規則に違反しないようにする
従業員が副業を行うことを許可している会社も増えていますが、まだまだ副業禁止の企業もあります。
それにもかかわらず副業を行っていると就業規則違反となり、会社から何かしらの処分を受けてしまうかもしれません。
副業は会社にバレないと思われがちですが、住民税や社会保険の状況などからバレてしまうこともあります。
会社員はまずは本業に注力する義務がありますので、ネットで副業を始める際は、会社の就業規則を確認して副業規定などに違反しない範囲で行いましょう。
ネットで稼ぐ際に知っておきたいコツ・ポイント
最後に、ネットで稼ぐときに知っておくと良いポイントやコツを3つ紹介します。
年間所得が20万円を超えるなら確定申告を行う
会社員が副業でネットビジネスを始めて、給与以外の年間の合計所得が20万円を超えた場合、確定申告をしなければなりません。
(※確定申告は所得税に関する手続きで、住民税の申告は20万円以下でも必要です)
例えばハンドメイド販売なら、材料費などの必要経費を収入から差し引いた額が所得です。
最近は税務署に行かずともネットから申告できるようになっているため、以前よりも申告しやすくなっています。
申告を行わないと延滞税などのペナルティが課せられる可能性もあるので、きちんと行いましょう。
収益化までは時間がかかる
選択するネットビジネスにもよりますが、なかには収益化に時間がかかるものもあります。
アフィリエイトはサイトの訪問者数などに左右されますし、イラストや写真販売も販売開始直後から急にたくさん売れることはほとんどありません。
始めたばかりの頃はなかなか稼げなくても、コツコツと改善や集客を行っていけば知名度も上がり、じょじょに収益が上がっていくはずです。
ですが、はじめから稼げないのは当たり前ということを知っておかないと、「せっかく始めたのに全然稼げない」と辞めたくなってしまいます。
なかなか収益化できなくても辞めずに、地道に努力を続けていくことが稼ぐためのコツです。
自分の好きなこと・できそうな方法を選ぶ
いくら稼げるからといって、あまり興味の持てない分野や苦手な分野の仕事にしてしまうと、辛くなりすぐに辞めたくなってしまいます。
せっかく始めた仕事を断念してしまうと、結局は収入も全く得られません。
副業を長く続けるには、自分が好きだったり無理なくできそうだったりする仕事を選ぶことが何よりも重要です。
毎月稼げる額は少なくても、長く続けていくことで収入がアップしたり、短期間で高額な仕事を行うよりも稼げたりする可能性もあります。
まとめ
今回ご紹介したように、誰でも取り組みやすい初級程度のものから、高額報酬が狙える上級のものまで、ネットで稼ぐといってもさまざまな方法があります。
ネットの副業で稼ぐコツは、コツコツ長く続けることです。
そのため、無理なく楽しんでできそうな仕事を選びましょう。
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