昨今「働き方改革」を政府が推進していることもあり、働き方の多様化が進んでいます。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、企業で働く会社員の間でもテレワークが浸透し、働き方に急速な変化が生じています。
そのような中、主婦や会社員が家でもできる仕事が増加傾向にあり、小遣い稼ぎのものから本業をしのぐ高収入のものまで多岐にわたります。
そこで今回は、月収と難易度別に家でできる仕事52選をご紹介していきます。
僕も空き時間を活用して在宅で仕事をしてみたいけど、どんな仕事があるんだろう?
家でできる仕事は、誰でもできる簡単なものから専門的なスキルがいるものまでさまざまです。今回は、初級・中級・上級に分けて仕事を紹介していきます!
目次
家でできる仕事の働き方は2パターン
家で仕事をするとしたら、どのような働き方があるのでしょうか。主な2パターンを紹介します。
正社員・アルバイト・派遣など企業に雇われて働く
1つ目は、企業と雇用契約を結んで正社員やアルバイトとして働いたり、派遣会社と雇用契約を結んで派遣社員として働いたりするパターンです。
新型コロナウイルスの世界的な流行により、日本でもテレワークやリモートワークが1つの働き方として定着しつつあります。
そのため、在宅勤務を認めている企業であれば、家にいながら仕事ができます。
企業に雇用されて働く場合は、あらかじめ月給や時給などで給料が支払われるため、仕事の量に左右されず安定して収入が得られる点が一番のメリットでしょう。
一方で雇われている以上、就業時間や副業の可否についてなど会社が定めている就業規則に従って仕事をしなければなりません。
例えば自分のやりたい仕事があっても、希望してない業務を命じられたら従う必要があります。
そのため自分のペースで自分の好きなことを仕事にしたい人が企業に雇われて働くと、働きづらいと思うかもしれません。
- 【メリット】
- ・給与が安定している
- ・会社の社会保険(健康保険、厚生年金)に加入できる
- ・会社が代わりに手続きを行ってくれるため、納税の手続き(確定申告)などをしなくて済む
- 【デメリット】
- ・基本的に勤務時間が決まっている
- ・就業規則が変わって在宅勤務で無くなる場合もある
- ・社内の人と人間関係を構築する必要がある
個人事業主・フリーランスなど個人として働く
もう1つは、個人事業主やフリーランスとなって、企業や個人から仕事を請け負うパターンです。
成果物を納品することで報酬を得る請負契約や、特定の業務を行うことで報酬を得る委任契約などを結んで仕事を行います。
会社という組織の一員ではなく、一個人として仕事ごとに契約していくため働き方は自由です。
いつ働くのか、どこで働くのか、どのような仕事を行うのか、毎月どれくらい仕事をするのかは基本的に自分で決めることができます。
しかし、フリーランスや個人事業主は仕事の量が収入に直結する点がデメリットです。
会社員は有給休暇を利用すれば休んでも給料が支払われますが、個人の場合は休んでしまうと仕事ができないので報酬も入りません。
また、いつも仕事が来るとは限らないので、収入が全くない月もあるかもしれません。
納税に関する手続き(確定申告)なども、自分で行う必要があります。
- 【メリット】
- ・自身の裁量で働ける
- ・実力次第で収入アップも狙える
- ・定年がない
- 【デメリット】
- ・収入が安定しにくい
- ・会社の社会保険に加入できない
- ・契約や税金関係などすべて自分で手続きする必要がある
正社員が家で仕事するのにおすすめの働き方は?
家で仕事をする場合の働き方は企業に雇われて社員として働くか、個人として働くかの2パターンあると説明しました。
もし会社に勤務する正社員が夜など空いた時間に家で仕事をしたい時は、個人として働くのがおすすめです。
個人であれば好きな時間に働けますし、仕事の量も自分で調整できます。
実は、正社員が別の会社でも正社員として働くこと自体は法律上で禁止されていないので、正社員と兼業で正社員として家で働くことは可能です。
しかし、兼業で正社員となった場合、次のようなデメリットがあります。
- ・労働時間の負荷が大きい
- ・スケジュールを組むのが難しい
- ・本業の質に影響する可能性がある
そのため、物理的に正社員として兼業して家で仕事をするのはあまりおすすめできません。
兼業でアルバイトや派遣社員として家で仕事をするほうが現実的ですが、働く時間の自由度は低いため、会社員なら個人事業主やフリーランスとして家で仕事を行うのがおすすめです。
なお、すでに正社員の方が副業として家で仕事をする際には、会社の就業規則で禁止されていないかをきちんと確認してから始めましょう。
【初級】副業におすすめ!未経験でも始めやすい家でできる仕事(目安月収:~5万円)
では早速、家でできる仕事をご紹介していきます。
まずは特別な資格やスキルが必要なく、スキマ時間を活用して副業として始められる在宅ワーク16選です。
1.アンケートモニター
アンケートモニターとは、商品やサービスを利用しアンケートに回答することで報酬が得られる仕事です。
一般的に報酬は現金ではなく、アンケートモニターサイトのポイントという形で付与されます。
アンケートモニターは家事の合間にできるため、時間があまり確保できない忙しい会社員や子育て中の主婦に向いているでしょう。
スマホ1台があれば誰でも簡単に始められるのが魅力ですが、平均月収は1,000~5,000円程度であるため、まとまった金額が稼げないのがデメリットです。
アンケートモニターを行うには、ネットでアンケートモニターを募集しているサイトを検索しましょう。
「マクロミル」では、会員登録無料のサイトで自治体や企業などを中心としたアンケートに回答することができ、おすすめです。
報酬の目安 | 毎月1,000~5,000円程度 |
メリット | ・スマホがあれば誰でも簡単に始められる ・スキマ時間にできる ・新商品を無料で試せる |
デメリット | ・まとまった金額が稼ぎにくい ・高収入案件が少ない |
2.ポイントサイト
ポイントサイトでは、広告を選んで視聴することでユーザーにポイントが付与されます。サイトの中には、アンケートへの回答や資料請求などでポイントが得られるものもあります。
広告を1クリックするだけで、簡単にポイントが貯まるため、在宅ワーク初心者におすすめです。
1クリックあたりのポイントは微々たるものですが、毎日コツコツと続ければある程度は貯まるでしょう。
ポイントの付与条件などはサイトによって異なるため、複数のサイトに登録することをおすすめします。
ポイントは現金化できますが、最低交換額が設定されているため、事前に確認が必要です。
ポイントサイトには、知名度の高い「モッピー」や高い還元率の「アメフリ」などがあるため、チェックしてみましょう。
報酬の目安 | 毎月10,000円程度 |
メリット | ・クリックするだけでポイントが得られる ・資料請求などの中には高収入案件もある ・無理なく続けることができる |
デメリット | ・毎日地道な作業が必要となる ・すぐには現金化できない |
3.美容モニター
美容モニターは化粧品やサプリメントなどの商品、またエステサロンなどの実店舗を利用してアンケートに答え、報酬を得る方法です。
化粧品やサプリメント、美顔器などの商品のモニターであれば自宅でも試すことができます。
美容を楽しみながら報酬も得られるため、美容に興味のある人やお得に新製品を利用したい人に向いている仕事です。
ただし、報酬確定までに時間がかかったり、一度実費で負担しなければならなかったりするケースもあります。
モニターに応募する前に条件をしっかり読み込んでおきましょう。
報酬の目安 | 月1,000~3,000円程度 |
メリット | ・気になる商品を試せる ・美容を楽しみながら報酬を得られる |
デメリット | ・報酬確定に時間がかかる ・商品を一度、自分で購入しなければならない案件もある |
4.レシートスキャン
専用のアプリをスマホにインストールし、レシートをスキャンすることでポイントを獲得していくのがレシートスキャンです。
「CODE」など、獲得したポイントを現金に換えられるアプリもあります。
スキャンされたレシートの情報は、企業がマーケティングの一環として買い取っているため、レシートスキャンをすることで報酬がもらえる仕組みです。
家計簿と一体となったレシートスキャンアプリを使えば、報酬を得ながらお金の管理もできます。
家計簿を付けてお金を管理しつつ、ついでに報酬を獲得したい人に向いているでしょう。
報酬の目安 | 1枚1~10円程度 |
メリット | ・作業時間が短い ・ついでに家計の管理ができる |
デメリット | ・1回あたりの報酬は少ない ・まめにやらないとレシートが貯まる |
5.フリマアプリ(不用品販売)
フリマアプリで家にある洋服や雑貨など不要になったものを出品し稼ぐ方法も、在宅ワークとして会社員から主婦、学生まで幅広い層に人気です。
ほとんどのフリマアプリは登録無料で利用することができ、出品している商品が売れると販売手数料として数%~10%ほどが差し引かれます。
レアな商品などを出品すると高額で売れることもあり、1回あたりの取引はポイントサイトよりも稼げるケースがあるでしょう。
売れそうな商品を仕入れるために遠出をするなど、本格的に取り組むと生活を圧迫することもあるので注意が必要です。
また、いつ商品が売れるかわからないため、安定した収入を望んでいる人には向いていません。
フリマアプリとして代表的なのは「メルカリ」です。
会員登録は無料で、スマホで写真を撮って商品情報を登録するだけで出品できるので、初心者でも利用しやすいでしょう。
報酬の目安 | 出品する商品の値段によって異なる |
メリット | ・不用品をお金に換えることができる ・無料で利用できるアプリが多い ・在庫を抱えるリスクがない |
デメリット | ・金券など出品できないものもある ・個人間のやり取りでトラブルが発生することも |
6.テレアポ
企業や個人に電話をし、営業マンを派遣する見込み顧客を獲得する仕事であるテレアポ。
あらかじめ用意されたリストに載っている電話番号に電話をかけ、商品やサービスの魅力を伝え、営業マンの訪問アポイントをとりつけます。
在宅でテレアポの仕事を行う場合、在宅ワーカーが個人事業主として企業と契約する「業務委託」の形態が多いです。
報酬は、1時間あたりの報酬が支払われる時給制と、アポイント獲得数などで報酬が決まる出来高制の2種類があります。
テレアポは、基本的には企業や個人に電話がかけられる日中の仕事となるため、子どもが学校に行っている時間などを活用したい主婦に向いているでしょう。
一人でもできるようにマニュアルが準備されているため、未経験者でも安心して始められるのがメリットですが、電話を受ける側にとっては「営業電話」となるため、冷たい対応をされることも多いのがデメリットです。
報酬の目安 | 時給制:時給1,000円前後 出来高制:架電1回30円、アポイント1件1,000円 |
メリット | ・マニュアルがあるため未経験でも始められる ・在宅ワークでも人と話すことができる ・努力次第で高収入が得られる |
デメリット | ・仕事ができる時間が限られる ・アポイントが取れず稼げないこともある |
7.カスタマーサポート(コールセンター)
カスタマーサポート(コールセンター)は、電話で顧客の問い合わせに応対したり、サービス案内を行ったりする仕事です。
在宅ワークでも、人と話すことが好きな人におすすめです。
テレアポと異なり、勤務体制はシフト制となります。
深夜帯の勤務は時給が割り増しとなることが多いことがメリットですが、その時間帯は拘束されるため、時間に余裕がある人に向いているでしょう。
会社員の副業は、あくまで本業に支障がない程度のものとされているため、高収入を得るために無理に深夜帯に働くことはおすすめしません。
また、電話応対となるため、相手と話せる静かな環境を確保する必要があります。
幼い子どもがいる家庭では難しいでしょう。
仕事を探すには、「Indeed」などの求人サイトで募集を見つけるか、「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトで受注します。
クラウドソーシングサイトの案件の場合、出来高制となっているものもあります。
報酬の目安 | 時給制:時給1,000円前後(深夜帯の場合約25%増し) 出来高制:1件20~80円 |
メリット | ・人と接することができる ・深夜帯に働くと通常より高収入が得られる |
デメリット | ・一定の時間拘束される ・静かな環境を確保しなければできない |
8.チャットサポート
チャットサポートとは、企業のホームページなどにあるチャット機能を使って、顧客の問い合わせなどに対応する仕事です。
チャットサポートは、文字を通して顧客とコミュニケーションをとるため、人と接しながら在宅で仕事をしたい人におすすめです。
また、素早い回答が求められるのでタイピングスキルに自信がある人にも向いているでしょう。
チャットサポートの仕事は、チャット対応だけでなく、電話対応も可能な人を探している求人が多いです。
仕事を探すには、「Indeed」などの求人サイトで募集に応募するか、「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトで受注します。
求人サイトの場合は時給制、クラウドソーシングサイトの場合は、月額の固定給となっていることが多いです。
報酬の目安 | 時給制:時給1,200円前後 月額固定給:5~10万円(週20時間労働) |
メリット | ・一定の収入が毎月得られる ・人とコミュニケーションがとれる |
デメリット | ・タイピングスキルが必要となる ・月額固定給の場合一定の時間を確保しなければいけない |
9.ネットショップの出品作業
EC市場が伸びている今、ネットショップの出品作業を手伝う在宅の仕事の求人が増えています。
具体的には、出品情報などを1日に500~1,000件程度スプレッドシート(エクセル)に貼り付け、マニュアルに沿って出品する商品を選別してダウンロードし、ネットショップに出品します。
商品の知識や難しいパソコンの操作はないため、パソコンとネット環境が家にある人におすすめです。
求人は、主婦の在宅ワーカーを応援するサイト「shufti」などで探すことができます。
クライアントによっては継続して仕事をすることで単価が上がることもある点が、大きな魅力でしょう。
作業内容は丁寧にサポートしてもらえるため、初心者でも安心です。
報酬の目安 | 150円程度/件 |
メリット | ・パソコンとネット環境があれば始められる ・初心者でも丁寧なサポートが受けられる ・継続すると単価が上がることがある |
デメリット | ・パソコンがないと仕事ができない ・応募の際にPCスキルが高い人が優先される |
10.データ入力
データ入力とは、データを集計し、エクセルなどに数字を入力していく仕事です。
入力するデータには、企業の顧客情報や売上データなどがあります。
パソコンとネット環境が家にあり、細かい作業をすることが得意な人に向いているでしょう。
高収入は見込めませんが、安定して仕事があるため、毎月一定額の収入が得られるのがメリットです。
求人サイトで仕事を探す場合は時給制、クラウドソーシングサイトで仕事を受注する場合は出来高制となっていることが多いです。
好きな時間に自分のペースで仕事をしたい場合は、クラウドソーシングサイトで探すとよいでしょう。
報酬の目安 | 時給制:時給950円前後 出来高制:1件あたり1~50円 |
メリット | ・安定して仕事がある ・毎月一定額の収入が得られる |
デメリット | ・エクセルの基礎知識が必要となる ・高収入は望めない ・入力する情報の管理に注意しなければならない |
11.文字起こし
文字起こしとは音声データを聞き取って、文章化する仕事です。
昔から副業として人気ですが、インターネットの普及により仕事の幅がさらに広がっています。
具体的には、講演会やインタビュー、YouTubeの動画などの音声を文字に起こします。
音声データなどを聞き取って文章にするため、タイピングが得意で集中力がある人に向いているでしょう。
また、話している言葉をそのまま文字にするのではなく、文章として読めるものに整える必要があるケースが多いため、正しい日本語力が求められます。
文字起こしの仕事をするためには、クラウドソーシングサイトに登録し受注します。
経験を積めば積むほど、短時間で仕事がこなせるようになるため、受注量も増やせるでしょう。
報酬の目安 | 60分の音声で約5,000円 |
メリット | ・経験を積むと単価が上がる ・タイピングスキルが活かせる |
デメリット | ・パソコンを持っていることが必須 ・正しい日本語力が求められる |
12.校正・校閲
校正とは、文章の誤字脱字や文法上の誤りをチェックする仕事です。
校閲とは、書かれている文章の内容に間違いがないかなど、事実確認をする仕事です。
文字を一字一字地道に確認する作業になるため、集中力や忍耐力がある人に向いています。
また、正しい日本語の使い方や文章表現に関する知識が必要となるでしょう。
校正・校閲の仕事は、経験不問のものもあるため、主婦を中心に人気です。
医療系や金融系など専門的な文章を校正・校閲する場合は、単価が高くなるのも魅力でしょう。
仕事は、クラウドソーシングサイトで探します。
現在サイトに掲載されている求人はWeb用の記事が中心ですが、中には書籍の校正・校閲作業もあります。
パソコンを使わず、原稿に直接赤字を入れる場合は、校正記号などの知識が必要となるため、経験者が優遇されるでしょう。
報酬の目安 | 1,500文字程度の記事で約150~300円 |
メリット | ・未経験でも始められる案件がある ・スキルが活用できる ・専門的な文章の校正・校閲では単価が上がる |
デメリット | ・スキルによって単価が変わる ・正確性が求められる |
13.添削・採点
小学生~高校生の模試の採点・添削をする仕事です。
○×△形式を付けていく簡単な採点だけでなく、添削コメントを付けていく採点など、案件によってさまざまなレベルがあります。
採点や添削の仕事は、手作業からパソコンでの採点や添削へと移行してきています。
そのため、パソコンを利用できる環境やスキルがあったほうが有利でしょう。
また、採点・添削の仕事は模試が多く実施される時期に集中しやすいです。
募集が不定期であったり、毎月仕事が発生しなかったりすることもあるため、複数で仕事を得るか、ほかの仕事と組み合わせると収入が安定しやすいでしょう。
報酬の目安 | 時給の場合1,000~1,500円程度 |
メリット | ・簡単なものなら初心者でも取り組める ・学力を活かせる |
デメリット | ・募集が一定期間に集中しやすい ・パソコンを用意しなければいけない案件もある |
14.シール貼り
シール貼りは、商品にシールを貼っていく作業で、昔からある定番の在宅ワーク(内職)です。
シールを貼っていくという単純作業であるため、誰でも気軽に始められるのが大きなメリットですが、1件あたりの報酬も少ないのがデメリットといえるでしょう。
家事の合間や寝る前に手軽にできるため、主婦を中心に根強い人気があります。
1枚ずつシールを商品に貼る作業をコツコツと地道に続ける必要があるため、忍耐力があり、細かい作業が得意な人に向いています。
報酬は、出来高制がほとんどです。
シールと商品はセットで届くため、納期に間に合うように時間を調整しながら取り組む必要があるでしょう。
報酬の目安 | 1件あたり10~80円程度 |
メリット | ・スキマ時間を有効活用することができる ・単純作業であるため誰でも気軽に始められる |
デメリット | ・1件あたりの単価が低い ・細かい作業をコツコツと続ける必要がある |
15.お礼状・手紙の作成代行
お礼状・手紙の作成代行は、書かれている文章を真似するだけの代筆からきれいな文字での代筆、文章を自身で考えた上での代筆までさまざまです。
書かれている文章を真似するだけのものであれば、誰でも簡単に始めることができます。
書道やペン習字を習った経験があり、文字を書くのに自信がある人であれば、きれいな文字での代筆に挑戦できるでしょう。
中には、英語のメッセージに対して内容を考えて英語で代筆する、語学力が求められるケースもあります。
お礼状・手紙の作成代行は、クラウドソーシングサイトなどで探すことができますが、いずれも量が少なく、単発で終わるものが多いため、長期的に仕事が続けられないのがデメリットでしょう。
また、単価はいずれの代筆も低いため、お小遣い稼ぎとして仕事がしたい人に向いています。
報酬の目安 | ネットショップ用お礼状1枚:7円程度 商品購入者への手紙1通:10円程度 |
メリット | ・スキル不要でできる案件が多い ・パソコンがなくても始められる |
デメリット | ・単価が低い ・単発で終わることが多い |
16.ゲームテスター(デバッガー)
ゲームテスター(デバッカー)とは、リリース前のゲームやアプリを実際にプレイし、不具合がないかどうか確認する仕事です。
ボタン操作が正しく作動するか、画面にエラー表示が出ないかなどをチェックし、もしバグや不具合があれば報告します。
自由にプレイするのではなく、チェック項目が決められている場合もあり、指定された操作を何度も繰り返し、改善点を見つけます。
公開前のゲームを誰よりも早く体験することができるため、ゲーム好きにはおすすめの仕事です。
在宅でできるとはいえ、契約社員やアルバイト、パートタイムとしての求人が多く、週3日以上のシフト制などある程度、勤務時間が拘束されてしまうことに注意が必要です。
報酬の目安 | 1プレイ約600~1,000円 時給制:約1,000~1,200円 |
メリット | ・リリース前のゲームを試せる ・不具合を見つけたときに達成感を得られる |
デメリット | ・勤務時間を自分で自由に設定できない ・時給換算すると割のいい仕事ではない |
【中級】独立を目指せるスキルが必要な家でできる仕事(目安月収:10万円~)
在宅ワークの中には、スキルやノウハウが活かせる仕事があり、目安の月収は10万円~となっています。
ネットで行えるネットビジネスが普及していることもあり、中には将来的に独立を目指せる仕事もあるでしょう。
ここからは、軌道に乗れば高収入も見込める在宅ワークをご紹介していきます。
17.イラスト販売
ソフトやアプリなどを使ってデジタルでイラストを描き、ネットで販売することができます。
最近では無料で利用できるソフトやアプリが増えてきているため、自分で描いた絵やイラストを販売する人も増加傾向にあります。
描いたイラストは、イラスト仲介サイト「SKIMA(スキマ)」や、スキル販売サイト「ココナラ」などで販売が可能です。
ハードルは高いですが、「PIXTA(ピクスタ)」などのダウンロード素材販売サイトにクリエイターとして登録し、入門テストに合格することで、ダウンロードされるごとに報酬を得る方法もあります。
イラストを販売している人は多いため、見つけてもらうのを待つのではなく、ユーザーに口コミを書いてもらうなどアピール(集客)の工夫が必要です。
また、販売サイトによっては自身で描いたイラストでも、販売開始と同時に著作権が運営会社に譲渡される場合があるため、事前に確認してから登録しましょう。
報酬の目安 | サイトで販売する場合:設定金額によって異なる ダウンロード素材として販売する場合:1枚約数円~数十円 |
メリット | ・趣味を仕事にできる ・反響があれば高収入が得られ本業にできる |
デメリット | ・認知されるまで時間がかかる ・イラストが全く売れないこともある |
18.ハンドメイド販売
趣味でアクセサリーや手編みのニットなどを作っている人におすすめなのが、作った作品を「minne(ミンネ)」などのハンドメイドマーケットで販売する方法です。
基本的には無料で出品でき、売上から販売手数料を差し引いた金額が報酬となります。
作品にファンがつくこともあり、人気が出れば高収入が得られるのも大きなメリットですが、競合も多いため消費者のニーズに合ったオリジナリティの高い作品を出品する必要があるでしょう。
作家としての知名度が上がれば、カラーミーショップなどを利用し、自身のネットショップを持って作品を販売することもできるなど、夢がある仕事です。
ただし、作品の認知度が低ければ月収がゼロということもあり得るため、安定した収入が得たい人にはおすすめできません。
作品を周知させるためには、SNSなどで宣伝を行うなどの工夫が必要となるでしょう。
報酬の目安 | 出品する作品により異なる |
メリット | ・趣味のハンドメイド作品を売ることができる ・有名な作家になれる可能性も |
デメリット | ・競合が多いので作品周知のための工夫が必要 ・作品が全く売れないこともある |
19.写真販売
自身が撮った写真をストックフォトサービスに登録することで、販売することができます。
サイズに応じて販売価格は異なり、売上から販売手数料を差し引いた金額が報酬です。
販売枚数に制限はなく、普段趣味で撮った写真を有効活用できるため、カメラ好きにはおすすめの仕事です。
「Shutterstock」など多数のサービスがあるため、事前に販売価格や手数料などを確認し、自身に合ったサービスを選びましょう。
ストックフォトサービスには、何億という枚数の写真が売られており、中にはプロが撮影したものも含まれるため、ただ撮影したものを販売しても売れない可能性が高いといえます。
人気の画像素材カテゴリに絞って写真を販売するなど、工夫が必要です。
報酬の目安 | 1枚あたり数十~数百円 |
メリット | ・趣味で撮った写真を有効活用できる ・カメラがあれば始められる |
デメリット | ・1枚あたりの単価が低い ・競合が多い |
20.ライブ配信
最近ではライブ配信が簡単にできるサービスが増えているため、初心者でも気軽に始められるおすすめの仕事です。
ライブ配信する内容は、ゲームや料理の実況から雑談までさまざまです。
「17Live」や「Pococha」などの配信サービスを利用すれば配信できます。
ライブ配信で稼ぐには、人気を獲得することが不可欠です。そのため、トーク力に自信がある人が向いているでしょう。
また、継続的に配信することで視聴者が増えるため、毎日決まった時間を確保できる人におすすめです。
ライブ配信の主な収入源は、視聴者からの投げ銭です。いかに共感を得られるかで収入に差が出てきます。
人気のライバーの配信を参考にしたり、TwitterなどのSNSで配信の告知をしたりすると効果的でしょう。
報酬の目安 | ライブ配信1回につき数十円~数十万円 |
メリット | ・スマホ1台で手軽に始められる ・人気が出れば高収入が期待できる |
デメリット | ・毎日決まった時間に配信する必要がある ・顔を出すので身元がばれやすい |
21.動画配信
YouTubeなどの動画配信サービスを通して、動画を配信することにより広告収入を得る稼ぎ方もあります。
YouTuberと聞くと、企画を立て、シナリオを作り、動画を撮影して、専用ソフトで編集して……と大変そうなイメージですが、実は初心者でも簡単に始められるのが動画配信です。
たとえば飼っているペットの様子を撮影し、毎日配信すると一定のファンが得られるでしょう。
最近では、自身の何気ない生活を淡々と配信している動画なども人気があるため、YouTubeでの配信と構えずに自由に配信してみましょう。
動画を多くの人に見てもらうためにSNSを活用するなど、連携して使うことで収入増が見込めます。
報酬の目安 | 毎月5,000~100,000円程度(再生回数による) |
メリット | ・身近なものをテーマに誰でも気軽に配信できる ・人気が出れば高収入が見込める |
デメリット | ・動画が視聴されないと収入につながらない ・動画を作り込むためには専用ソフトが必要となる |
22.動画編集者
動画編集者の仕事は、クライアントによって内容は異なりますが、音声やテロップを入れるだけのものから、動画の構成を考えるものまでさまざまです。
編集する動画は、YouTuberが撮影した動画や結婚式などのイベントで流すムービー、企業の商品やサービスのPR動画などです。
最近では、動画コンテンツが普及しているため、YouTube案件が多いでしょう。
動画編集ソフトを使いこなすスキルがあれば、在宅はもちろん、コワーキングスペースなど場所を選ばず仕事ができるのもおすすめのポイントです。
また、YouTubeをはじめとした動画コンテンツ市場は現在、拡大傾向にあり、将来的にはさらに伸びることが予測されるため、動画編集者の需要も高まるでしょう。
未経験の場合でも、まずは簡単な案件からこなしていきスキルアップすることで、単価が高い専門的な動画編集も行えるようになります。
報酬の目安 | YouTuberが撮影した動画の編集:1本3,000~5,000円程度 イベントで流すムービーの編集:1本10,000円程度 企業の商品やサービスのPR動画:1本数十万円程度 |
メリット | ・パソコンとソフトがあればどこでも仕事ができる ・将来的に市場が拡大する可能性が高い |
デメリット | ・動画編集機材の初期投資が高くつく ・単価が高い案件では専門的なスキルが求められる |
23.音楽の販売
インターネットを使えば、自身で作詞作曲した曲をデータ化して販売することができます。
音楽系のオンラインサービスは充実してきているため、音楽配信サービス、スキル販売サイト、自分のネットショップなど、さまざまな方法で販売が可能です。
無名の状態で販売を始めると初期のころはなかなか売れないこともありますが、YouTubeなどの配信サービスやTikTokなどのSNSでの露出と組み合わせて徐々に知名度が上がっていけば、曲が大ヒットする可能性も秘めています。
また、ゲームや映像などで使われるBGM用の曲も需要があるため、曲作りが好きな人におすすめの仕事です。
報酬の目安 | 販売するサービスや販売価格による ※配信サービスの場合1再生あたり0.3~1.5円程度 |
メリット | ・さまざまな販売方法がある ・話題になれば大ヒットする可能性もある |
デメリット | ・著作権に注意しなければならない ・知名度が無い頃は作っても売れない |
24.楽譜の販売
自分で作ったオリジナル曲や既存曲の楽譜を作成して販売する仕事です。
電子楽譜としてデータ販売すれば、印刷も配送も不要なので効率よく販売できます。
「Piascore」などの電子楽譜を専門で販売するプラットフォームや、自分でネットショップを作成して販売することが可能です。
自分の曲や著作権が切れたクラシック曲などは楽譜の販売に許可は不要ですが、既存曲のピアノ用楽譜など、著作権が他人にある曲の楽譜を作成・販売するには申請して許可を得る必要があります。
JASRACやNexToneといった楽曲の著作権を管理する団体が国内のおおよその曲を管理しているため、既存曲の場合は問い合わせてみましょう。
報酬の目安 | 販売価格による ※1曲300~500円程度 |
メリット | ・電子楽譜は印刷も配送も不要 ・一度作って販売すれば、その後は作業せずに収益を得られる |
デメリット | ・著作権に注意が必要 ・プラットフォームでの販売は手数料が高くなる場合も |
25.Webライター
Webライターとは、企業などのWebサイトに掲載する記事を執筆する仕事です。
口コミのような簡単な記事から専門性の高い記事まで仕事内容は多岐にわたります。
文章を書くのが好きで、タイピングが得意な人には向いているでしょう。
また、あまり詳しくないジャンルを執筆する場合でも、ネットで検索する力がある人にはおすすめです。
報酬は、1文字あたり〇円という計算方法が一般的です。
専門的な記事であるほど文字単価が高くなるため、資格を持っているとより有利でしょう。
仕事は、クラウドソーシングサイトから受注したり、編集プロダクションから紹介を受けたりして得られます。
実績を積むことで継続して執筆案件がもらえるようになり、収入も安定するでしょう。
最初は未経験で始めた場合でも、誰もが読みやすい文章作成を心がけることで、Webライターの仕事だけで生活できる可能性もあります。
報酬の目安 | 1文字あたり0.5円~5円程度 |
メリット | ・口コミやアンケートなど未経験でもできる記事執筆案件もある ・専門的な分野の執筆は単価が高い ・資格が活かせる |
デメリット | ・実績がないと高収入は望めない ・文章力が求められる |
26.有料記事の販売
noteなどのプラットフォームで記事を執筆し、有料で販売して収入を得ることもできます。
電子書籍ほど労力をかけずに作成できたり、販売する価格や文量を自由に調整できたりするのが記事販売の特徴です。
noteでは実際のビジネスに役立つノウハウや投資のコツ、自分の身に起きた珍しい体験など、さまざまなジャンルの記事が販売・購入されているので、何かしら人々の興味を引く記事を作成すれば購入される可能性があります。
ただしブログ運営などと異なり、有料記事を購入してもらうまでのハードルはやや高いといえます。SNSを駆使して集客したり、一部を無料記事にして興味を持ってもらえるようにしたりといった施策が必要でしょう。
報酬の目安 | 記事の販売価格による ※1記事100円~10,000円程度が目安 |
メリット | ・情報発信やノウハウがお金になる ・電子書籍ほどの労力がいらない |
デメリット | ・人々の興味を持つテーマを提供し続けなければならない ・SNSなどを使った集客が必要 |
27.DTPデザイナー
DTPデザイナーは、専用ソフトを使用して印刷物のデザインから入稿データの作成までを行う仕事です。
デザインセンスがある人や、制作物を作りあげていく過程が楽しめる人に向いているでしょう。
DTPデザイナーの仕事をするには、IllustratorやPhotoshop、InDesignなどのソフトを使いこなせる能力が必要です。資格は必要ないことが多いですが、DTP検定などの資格を取得しておくと、仕事を受注する際にアピールができ、有利でしょう。
在宅DTPデザイナーの仕事は、クラウドソーシングサイトや求人サイトで探すことができます。
クラウドソーシングサイトの場合、コンペ形式となっているケースもあるため、実績が物をいうでしょう。
まずは、パソコンとソフトを持っていることが必須となり、加えてそれを使いこなすスキルも必要であるため、未経験者にはハードルが高いといえます。
報酬の目安 | 時給制:時給1,700円前後 業務委託:1件あたり数万円程度 |
メリット | ・デザインセンスが活かせる ・パソコンとソフトがあれば仕事ができる |
デメリット | ・未経験者にはハードルが高い ・実績や資格がある人が優遇される |
28.アフィリエイト(ブログ運営)
アフィリエイトとは、自身で作成したブログやWebサイトに企業の広告を掲載し、広告収入を得る仕事です。
たとえばアウトドアが好きな人であれば、アウトドアに関連するブログを立ち上げ、アウトドア用品を展開するメーカーの広告を載せ、ブログを訪問した人がその商品を購入すれば報酬が得られる仕組みです。
アフィリエイトを行いたいユーザーと、広告主の企業をつなぐアフィリエイトサービスプロバイダーに登録することで、仕事が始められます。
ブログの訪問者数が増えると高収入も見込めますが、まずはアフィリエイトに関する知識を身につけたり、ブログ開設の準備をしたりする準備期間が必要です。
ブログ開設当初は認知度も低いため、すぐに報酬を得ることは難しいでしょう。
そのため、継続的に記事を更新し、少しずつ収入を増やすという方法になります。
「早くお金が欲しい」と考えている人にはあまり向いていない仕事です。
報酬の目安 | 1件あたり1,000~3,000円程度 |
メリット | ・初期費用がかからない ・人気ブログになれば高収入が見込める |
デメリット | ・基礎知識を習得しなければいけない ・すぐには収益化が難しい |
29.翻訳
翻訳の仕事は、外国語のスキルを活かしたい人におすすめです。
英語をはじめ、中国語や韓国語などさまざまな言語のスキルが活用できます。
翻訳の仕事はWebライターと同様、1文字〇円という文字単価で報酬を得るものから、書籍であれば1冊〇円というものまでさまざまです。
最近では、外国語を一から訳すのではなく、一度AI翻訳機が機械翻訳したものをオリジナル言語と照らし合わせながら、正しい日本語に直していく仕事も増えてきています。
簡単な翻訳であれば、AI翻訳機でも十分なケースがあるため、今後は医療系分野の翻訳など専門性の高い翻訳ができる翻訳者の需要が高まるでしょう。
英語の場合、外資系の企業に就職する場合に求められるTOEIC®800点以上の語学力が必要です。
報酬の目安 | 文字単価:1文字約5~15円(専門性によって変動) 書籍:1冊数十万円程度(ページ数による) |
メリット | ・語学力が活かせる ・専門性が高い翻訳は高収入が見込める |
デメリット | ・AI翻訳機の台頭により単なる語学力だけでは勝負できなくなってきている ・競合が多いため専門性を身につける必要がある |
30.企画書・資料作成
企業の商品やサービスを説明する企画書や、プレゼンをする際に必要な資料作成の仕事も需要があります。
パワーポイントやWordなど、パソコンの基本的なソフトを使いこなせるスキルがある人におすすめの仕事です。
企画書や資料は会議や説明会で重要な役割を果たすため、依頼内容を正しく理解し、正確にわかりやすく資料化する能力が求められるでしょう。
企画書・資料作成の仕事は、スキル販売サイト「ココナラ」などで探すことができます。
納期が短く急ぎの案件が多いため、企画書や資料の作成未経験者にはあまり向いていないといえるでしょう。
報酬の目安 | 1件あたり5,000~10,000円程度 |
メリット | ・パソコンスキルが活用できる ・一度作成すると継続的に仕事を受注できることが多い |
デメリット | ・スピード重視であるため未経験者には向いていない ・短納期での納品が多く締め切りに追われる |
31.営業事務
営業事務は、企業の営業部や営業スタッフを補助する仕事です。
事務処理や資料作成、顧客リストの作成や請求書の発行を行います。
在宅で行う場合は、営業スタッフとメールや電話でやり取りし、依頼されたプレゼン資料を作成したり、営業スタッフの代わりにメールの返信を行ったりします。
企業で事務職の経験がある人におすすめの仕事です。
また、コミュニケーションスキルがあり、ビジネスメールのマナーなどに精通している人にも向いているでしょう。
仕事は、求人サイトやクラウドソーシングサイトで見つけることができます。
資格は特に不要ですが、基本的なパソコンスキルは必須でしょう。
報酬は時給制です。一度クライアントから信頼が得られれば継続して仕事ができるため、安定した収入が得られます。
報酬の目安 | 時給1,000~3,000円程度 |
メリット | ・事務職の経験が活かせる ・人をサポートすることでやりがいを感じられる |
デメリット | ・パソコンスキルやビジネスマナーが求められる ・アシストが主な業務なので主役にはなれない |
32.オンライン講師
オンライン講師とは、英会話やヨガなどをオンライン上でレッスンする仕事です。
オンライン講師と受講生をつなぐサービスが多々あるため、それに登録することで受講生を募集することができます。
受講生との時間の兼ね合いもありますが、相手が社会人である場合、早朝や夜間にレッスンを行うことが多いため、子育て中の主婦などにも人気の仕事です。
人に教える仕事であるため、1回のレッスンで稼げる額も比較的高額です。
受講生が増えれば、1回のレッスンを複数人が受けるため、さらに収入増が見込めます。
また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、Zoomなどのツールを利用する人が増え、実際に足を運んでレッスンを受けるよりもオンラインレッスンの方が浸透してきています。
ただし、人気カテゴリのレッスンは競合が多いため、SNSを活用して集客を行うなどの工夫が必要でしょう。
報酬の目安 | 1レッスン3,000~5,000円程度 |
メリット | ・特技や好きなことが仕事になる ・生徒に教える喜びが味わえる |
デメリット | ・オンライン配信する環境が必要となる ・競合が多いジャンルでは集客などを行う必要がある |
33.せどり
せどりとは、安く仕入れた商品をネットなどで販売し、販売額と仕入れ額の差額で利益を得る仕事です。
ネットで仕入れた商品をネットで売れば、完全に在宅で仕事をすることができます。
せどりにおいては、どのような商品が高額で売れるのかを分析する必要があります。
市場のニーズを的確に把握し、いわゆる「プレ値」がついている商品を販売すると利益も大きいでしょう。
せどりの販売先は、「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリや「ヤフオク!」などのネットオークションサイトです。
せどりを始める際には、警察署に申請して「古物商許可証」も取得しましょう。
報酬の目安 | 出品する商品の値段による |
メリット | ・人気商品を販売すれば大きな利益が得られる ・販売するものによっては本業として生計を立てられる |
デメリット | ・市場のニーズを的確に把握しなければいけない ・商品が売れないと収入が得られず在庫を抱える |
34.ネットショップ運営
カラーミーショップなど無料でネットショップを作成できるサービスが充実してきたことで、ネットショップ運営を始める人が増えています。
イラストなどのデジタルデータをダウンロード販売する場合は、在庫リスクがありません。
また、ネットショップ運営では好きなことを仕事にできるのも大きな魅力です。
ただし、古着やアンティークなどを扱う場合は古物商許可、化粧品を販売する場合は化粧品製造販売業許可など、商品によってネット販売に必要な許可や資格があるので注意が必要です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ネットショップで買い物をすることが定着してきているため、今後も市場は拡大していくことが予想されるでしょう。
カラーミーショップのフリープランでは、初期費用・月額利用料無料でネットショップを開設できます。商品が売れた際に販売手数料が発生する仕組みです。ネットショップ運営を考えている方は、ぜひご活用ください。
報酬の目安 | 販売する商品の価格による |
メリット | ・やりたいことや好きな分野を仕事にできる ・個人事業主として独立できることもある |
デメリット | ・売れる商品を販売しなければいけない ・ネットショップの認知度を高める工夫がいる |
35.インスタグラマー
インスタグラマーとは、Instagramで数多くのフォロワーがいる人を指します。
影響力があるため、インフルエンサーと呼ばれることもあります。
インスタグラマーはその影響力を活用し、商品の販売やPRなどを行い収入を得ます。
また、企業から依頼を受け、その企業の商品をPRすることで収入を得ることもできます。
人気のインスタグラマーは企業とコラボし、商品開発に関わるなど、収益の方法は多岐にわたります。
インスタグラマーを目指すには、まずはある程度のフォロワーを獲得しなければいけません。
そのためにはテーマを絞り、インスタ映えする写真を継続的にアップするほか、ハッシュタグを有効活用するなどさまざまな工夫が大切です。
報酬の目安 | どのようなことに影響力を活用するかによる |
メリット | ・共感を得ることができれば収益化の方法が多数ある ・自分の世界観を多くの人と共有できる |
デメリット | ・フォロワーを増やすための対策が必要となる ・Instagramのアルゴリズムなどを理解しなければいけない |
36.空きスペースの貸し出し(レンタルスペース)
昨今増えているのが、自宅や駐車場などの空きスペースを貸し出すシェアリングサービスです。
自宅にスペースがなく、冬物などを収納する場所がない人をターゲットとした物置シェアリングもそのひとつです。
自身が使わないスペースを有効活用できるため、不労所得として非常に人気があります。
スペースさえあれば、誰もが手軽に始められるのも大きなポイントです。
空きスペースを貸し出すためには、荷物を預けたい人と荷物を置けるスペースがある人をマッチングするサービス「MonooQ」などを利用するとよいでしょう。
サービスを利用すると、取引が成立するまで詳細な住所は表示されないため、個人情報の観点からも安心です。
ただし、保管する荷物はあくまで他人のものであるため、破損や紛失などには十分な注意が必要でしょう。
報酬の目安 | 毎月3,000~100,000円(貸し出せるスペースによる) |
メリット | ・不労所得を得ることができる ・空きスペースを有効活用できる ・時間を割く必要がない |
デメリット | ・破損や紛失などトラブルが発生することがある ・荷物を預かると引っ越しなどができなくなる |
【上級】本業にもできる?実績や専門スキル、資格が必要な家でできる仕事(目安月収:20万円~)
最後にご紹介するのが実績や専門スキル、資格が必要な難易度の高い在宅ワーク。
月収の目安は20万円~ですが、成功すれば高収入を得られるものもあり、本業として生計を立てることも十分可能です。
では、上級者向けの家でできる仕事を見ていきましょう。
37.Webマーケター
Webマーケターとは、Webを活用したマーケティング戦略を考案し、それを実行に移す仕事です。
Webマーケターには、Googleなどの検索エンジンで上位表示されるための施策を練るSEOマーケター、TwitterやInstagramなどのSNSを活用したマーケティング戦略を練るSNSマーケター、Web広告の運用を行う広告マーケターなどがあります。
WebマーケターはWebの特性を十分に理解し、それを最大限マーケティングの分野に活かし、クライアントである企業に利益をもたらすのが使命です。
情報収集能力や解析能力、企画力やコミュニケーションスキルなどさまざまなスキルが求められます。
また、目まぐるしく変化するWebのニーズやトレンドを常にキャッチできる人に向いているでしょう。
在宅でWebマーケターとして働くには、Webに特化した求人サイト「DX career」などを中心に探すことをおすすめします。
報酬の目安 | 月収25~40万円程度 |
メリット | ・実績があれば在宅でも年収1,000万円を超えることがある ・業界が成長中の市場であるため、需要が高い |
デメリット | ・常に新しい情報にアンテナを張る必要がある ・実績やある程度のスキルがないと仕事が受注できない |
38.Webデザイナー
Webデザイナーとは、企業などから依頼されたWebサイトやアプリなどのデザイン・制作を行う仕事です。
クライアントと打ち合わせを行い、要望に沿って全体の構成を考え、サイトを作成していきます。
デザインはIllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトを使って行い、レイアウトが決まったらHTMLやCSS、JavaScriptなどを使用してコーディング作業を進めます。
Webデザイナーが任される仕事の範囲は、持っているスキルによっても異なってきます。
仕事を得るには実務経験があった方が有利ですが、未経験でも独学やスクールに通えばWebデザイナーになることも可能です。
仕事の実績を伝えるポートフォリオなどを作成し、クラウドソーシングサイトで企業などにアピールすると仕事が受注しやすいでしょう。
報酬の目安 | 月給20~40万円程度(スキルによる) |
メリット | ・安定して一定の仕事の需要がある ・自身が作ったものが形となる |
デメリット | ・デザインのためのPCやソフトなど高額な設備の準備が必要 ・常に勉強しなければならない |
39.システムエンジニア
システムエンジニアとは、クライアントに現状や課題などをヒアリングし、ニーズに合ったシステムを設計する仕事です。
Webエンジニアが実際のシステム開発を行うのに対し、システムエンジニアはその前段階の基本設計を行います。
システムエンジニアには、プログラミングの専門知識や技術力だけでなく、クライアントとのコミュニケーションスキルも必要です。
在宅でシステムエンジニアの仕事をするには、基本的には実務経験がないとできません。
また、CCNAやCCNPなどのシステム系の資格保持が条件となることもあるでしょう。
仕事は、エンジニアに特化した求人サイト「Green」などに応募するか、クラウドソーシングサイトで受注します。
報酬の目安 | 時給制:時給約2,000~3,000円 月収:約30万円 |
メリット | ・仕事をしながらスキルアップができる ・新しい技術に触れられる機会が多い |
デメリット | ・求められるスキルが高い ・実務経験がないと仕事が受注できない |
40.プログラマー
プログラマーとは、プログラミング言語を使い、コンピュータプログラムを組んでシステムやソフトを開発する仕事です。
プログラマーが開発したシステムは、金融業界や物流業界などさまざまなところで使われます。
プログラマーの需要は非常に高く、人手不足市場です。
求人も多いため、在宅の仕事としても人気があります。
仕事は、在宅プログラマーに仕事を提供しているサービス「Zai-pro」などで見つけることができます。
スキルアップしていけば、高収入案件を受注することができるのも大きな魅力でしょう。
多くのプログラマーから自身を選んでもらうために、スキルを証明する資格なども取得しておくことをおすすめします。
報酬の目安 | 平均月収30~35万円 |
メリット | ・実績を積めば高収入が見込める ・需要が高く求人が多い |
デメリット | ・即戦力が求められる ・トラブルにも柔軟に対応する能力が必要となる |
41.CADオペレーター
CADオペレーターとは、CADという製図ソフトを使用して、図面を作成・修正・調整する仕事です。
CADオペレーターは、建築業界や製造業界など多岐にわたって必要とされる仕事です。
CADの操作や、設計・製図など専門的なスキルが求められます。
長時間にわたる作業が多いため、集中力や忍耐力がある人に向いているでしょう。
また、ものづくりの仕事に携わりたい人にもおすすめです。
仕事は、求人サイトやクラウドソーシングサイトで見つけることができますし、「ココナラ」のようなスキル販売サイトでスキルとして売ることもできます。
CADオペレーターにおいては、CAD利用技術者試験などさまざまな資格がありますが、求人サイトなどでは資格より実務経験やスキルの方が重視されるでしょう。
報酬の目安 | 時給1,500~1,800円 |
メリット | ・活躍できる業界や分野が幅広い ・ものづくりの仕事に携われる |
デメリット | ・作図経験や実務経験が問われる ・高収入案件は難易度が高くなる |
42.CGデザイナー
CGデザイナーとは、コンピュータグラフィック(CG)を用いて、2Dや3Dの映像やイラストなどをデザインする仕事です。
活躍できる業界は、映画業界やゲーム業界、広告業界など多岐にわたります。
CGデザイナーは、グラフィックツールを使いこなせる能力やデザインの知識が求められます。
地道な作業も多いため、根気強い人に向いているでしょう。また、映画やゲームが好きな人なら楽しみながら仕事ができます。
在宅でCGデザイナーをするには、スキルと実務経験が不可欠であるため、未経験者にはハードルが高い仕事です。
求人サイトに掲載されている求人も経験者向けのものがほとんどです。
高いスキルが求められる分、仕事をこなすと高収入を目指せるでしょう。
今後も各業界の発展とともに、CGデザイナーの需要は高まっていくことが予想され、将来性のある仕事です。
報酬の目安 | 時給制:時給約1,800円 月収:25~35万円程度 |
メリット | ・ほぼすべての業界で必要とされている仕事である ・需要が高く将来性がある |
デメリット | ・経験者向けの求人がほとんどである ・地道な作業が多く、根気がいる |
43.シナリオライター
シナリオライターとは、映画やテレビドラマの脚本や舞台の台本、ゲームシナリオなどを書く仕事です。
プロデューサーやディレクターと打ち合わせして、企画の意図を汲んだシナリオを執筆します。
Webライターなどさまざまな執筆業がありますが、シナリオライター(脚本家)は世に名前が出る数少ない仕事のひとつです。
シナリオには執筆にあたっての基礎技術があり、それを習得するためには、師匠についたり、映像業界で働いたりとステップを踏む必要があります。
売れっ子やベテランともなると、かなりの高収入が見込める仕事です。
まずは、実績を積むとともに、映像業界などに人脈を作る必要があるでしょう。
執筆した脚本や台本を制作会社に持ち込んだり、シナリオコンクールに応募したりすることで仕事を受注することができます。
報酬の目安 | 映像の場合の原稿料:1分1万円程度 ゲームシナリオ:1文字2.5円~ |
メリット | ・人気が出ると多くの人に名前を知ってもらえる ・書いたシナリオが作品となる喜びが味わえる |
デメリット | ・努力しても認めてもらえないことがある ・創作活動なので生みの苦しみがある |
44.占い師
占い師とは、タロットやホロスコープ、手相などで相手の未来や心のうちを予言したり、判断したりする仕事です。
占いといえば対面のイメージがありますが、最近では電話占いが普及しており、在宅でも行うことができます。
占い師になるには、独学やスクールに通う、占い師のもとで学ぶなどの方法もあります。
在宅で電話占いを行うためには、「電話占いFeel(フィール)」などの電話占いサイトに所属する必要があります。誰でも応募はできますが、所属するにはオーディションがあり、占いの腕などが審査されます。
合格率は5%前後といわれており、狭き門でしょう。
上記のように、在宅で占い師となるのは難易度が高いですが、実力次第で高収入も見込めるため挑戦する価値はあるといえます。
報酬の目安 | 電話占い:1分200~300円(占い師による) |
メリット | ・人の悩みを解決することができる ・人気の占い師になると高収入が望める |
デメリット | ・電話占いのオーディションの合格率が低い ・占いの腕やコミュニケーション能力が求められる |
45.カウンセラー
カウンセラーとは、人の悩みや相談に耳を傾け、的確なアドバイスをする仕事です。
対面で行うものだけでなく、電話やメール、オンラインでカウンセリングするものもあるため、在宅ワークとしておすすめです。
人の話をしっかりと聞くことができる人、相談者の気持ちに寄り添える人に向いているでしょう。
在宅でカウンセラーを行う場合、特に資格は必要ありませんが、臨床心理士や公認心理師の資格を取得していると相手からの信頼を得ることができ、安定した収入が見込めます。
在宅で仕事を始める際は、スキル販売サイト「ココナラ」などに登録するとよいでしょう。
知名度が上がれば、自身のホームページを立ち上げ、申し込みフォームを設置するなどして集客することもおすすめします。
報酬の目安 | 電話カウンセリング:1分100~1,000円 |
メリット | ・人の役に立つことができる ・人として成長することができる |
デメリット | ・稼ぐには資格だけでなく実務経験も必要となる ・マニュアルはないため個々のケースに柔軟に対応しなければいけない |
46.ネイリスト
ネイリストとは、人の爪のケアをしたり、ネイルアートを行ったりする仕事です。
ネイルサロンで働くのが一般的ですが、経験を積み、顧客を増やすことで独立して在宅で行うこともできます。
ネイルが好きで自分でもやってみたいという人に向いている仕事です。
また、接客業でもあるため、人と話すことが好きな人にもおすすめです。
資格がなくても在宅でネイリストを始められますが、ほとんどのネイリストはJNECネイリスト技能検定などの資格を持っています。
自宅でネイルサロンを開く場合は、保健所の許可などは必要ありませんが、個人事業主として開業するにあたって、税務署に開業届を提出しなければいけません。
また、ネイルサロンのホームページを開設したり、SNSを活用して集客をしたりするなど顧客を増やす工夫が必要です。
報酬の目安 | 1人1~3時間:5,000~10,000円程度 |
メリット | ・人をキレイにして喜ばれる ・スキルアップの幅が広くモチベーションが維持できる |
デメリット | ・土日に休みが取れない ・集客のための工夫が必要となる |
47.ブリーダー
ブリーダーは、犬や猫などのペットを繁殖して販売する仕事です。
動物の飼育経験や知識があり、愛情をもって動物に接することができる人には向いています。
出産を控えた動物のケアや、生まれたての子犬や子猫の世話は片手間でできる簡単なものではなく、命を扱う責任ある仕事のため、副業ではなく本業として取り組むのがおすすめです。
また、生まれた子犬や子猫を販売する場合は、動物取扱業の届出や動物取引責任者の資格が必要になるので、上級者向けの仕事といえます。
ブリーダーが飼い主に直接販売できるマッチングサイトを利用すれば、さまざまな人に自分が育てた動物を紹介できるでしょう。
報酬の目安 | 販売価格による |
メリット | ・動物好きを仕事にできる ・動物に囲まれて生活できる |
デメリット | ・飼育にお金がかかる ・動物のペースに合わせて生活しなければならない |
48.経理
経理とは、企業の日々のお金の流れや取引の流れを管理する事務職です。
毎月の売上管理や請求書の発行、決算書の作成などを行い、会社経営において重要な役割を果たす仕事です。
在宅で経理を行う場合、経理部門のサポート業務や買掛金と売掛金の照合、銀行振込データの確認などが主な業務となります。
経理の実務経験や日商簿記などの資格があると、決算に携わる仕事も任されます。
経理の仕事は細かい数字を扱うため、正確性が求められるとともに集中力も必要でしょう。
経験者向けの求人であれば、「シューマツワーカー」などのサイトで探すことをおすすめします。
報酬の目安 | 時給1,000~1,500円 |
メリット | ・仕事をしながらキャリアアップができる ・資格を持っていると決算業務など重要な仕事に携われる |
デメリット | ・ルーティンワークが多い ・決算期は忙しい |
49.オンライン(在宅)秘書
オンライン秘書とは、在宅で企業や個人事業主などの秘書業務を行う仕事です。
雇用主によって仕事の内容は異なりますが、電話・メール応対や、スケジュール調整、資料作成などが主な業務となります。
オンライン秘書は、雇用主と対面で仕事をしない分、信頼関係をしっかりと築く必要があり、コミュニケーションスキルなどに優れた人に向いているでしょう。
また、トラブルが発生した際もある程度は自身で解決する能力が必要となります。
オンライン秘書になるためには、オンライン業務アウトソーシングサービス「スーパー秘書」などに応募するとよいでしょう。
語学力などがあると、グローバル企業で働くこともでき、活躍の場が広がるとともに、高収入も期待できます。
報酬の目安 | 時給1,000円~1,500円程度 |
メリット | ・オンライン秘書職を通して経営などさまざまなことが学べる ・企業秘書から弁護士秘書や議員秘書にキャリアチェンジできる可能性がある |
デメリット | ・休みなどを雇用主に合わせなければいけない ・対面以上にコミュニケーションや気配りに気を遣わなければならない |
50.投資家(トレーダー)
投資家(トレーダー)とは、株式投資や不動産投資、FXなどで資産を運用し、利益を得る仕事です。
投資は少額からでも始めることができますが、大きく稼ぐためにはまとまった資金が必要となります。
投資をするにあたっては、株や不動産、FXなどの知識の習得が不可欠です。
また、稼げる金額が大きい分、損をするリスクが高いことにも注意しましょう。
まずは少額から投資するとリスクも低く抑えられます。
特に株式投資の場合は、株主優待を目的として大企業の株を購入する分には、大きなリスクがないといえるでしょう。
興味がある方は、他の在宅ワークにプラスアルファで始めてみてもいいかもしれません。
報酬の目安 | 元手の資金によって異なる |
メリット | ・株の場合、株主優待が受けられる ・不動産投資は節税効果がある ・FXは少額から投資ができる |
デメリット | ・株や不動産は初期投資額が大きい ・大きな損失が発生するリスクがある |
51.コンサルタント
コンサルタントとは、クライアントの課題を解決する仕事です。
経営戦略やWeb、ITなど解決する課題は多岐にわたります。
提示された課題を解決することが目的であるため、在宅でも十分可能な仕事ですが、コンサルタントとして働くためには、ある分野に特化した能力が必要でしょう。
専門性が高いため、報酬も高額であることが多いのがメリットですが、企業経営などに関わる場合は責任も重大です。
在宅でコンサルタントとして働くには、たとえばコンサルタント業界で支援実績があるアクシスコンサルタントが展開する「フリーコンサルBiz」などに登録し、仕事を紹介してもらうとよいでしょう。
安定した収入を得るためにも、複数のサービスに登録し、効率よくコンサル案件を獲得するのがおすすめです。
報酬の目安 | 時間報酬制:1時間3,0000円~ 固定報酬制:1案件数十万円程度 |
メリット | ・専門性が高いため高収入案件が多い ・電話やメール、オンラインなど自分の都合に合わせてコンサルの手段を選べる |
デメリット | ・責任が重く、プレッシャーを感じることもある ・高度な知識と専門的なスキルが求められる |
52.民泊の運営
民泊とは、自宅の一部または全部に観光客などを宿泊させることです。
民泊の運営を始める場合には、行政の許可を取ったり、所定の届出を提出したりする必要があります。
「新法民泊」制度により、届出を提出すれば比較的早くに運営を開始することができますが、設備や営業日数には定めがあるため、注意しましょう。
1年を通して営業したい場合、旅館業法の許可を取得しなければいけません。
旅館業法の許可は条件が厳しいため、まずは「新法民泊」制度内での運営から始めることをおすすめします。
自宅を有効活用できるのは大きなメリットですが、他人を宿泊させるためさまざまなトラブルが発生することは念頭に置いておきましょう。
また、民泊を始める際は、自宅であった場所を宿泊施設にするため、近隣住民の迷惑にならないよう対策も必要です。
宿泊客を集めるためには、バケーションレンタルサイト「Airbnb(エアビー)」などにホストとして登録するとよいでしょう。
報酬の目安 | 1泊5,000~10,000円前後 |
メリット | ・自宅を有効活用できる ・多くの人と交流する機会が持てる |
デメリット | ・物件が汚れたり、壊れたりすることがある ・各国のゲストの文化の違いに配慮が必要となる |
迷ったらコレ!とくにおすすめの家でできる仕事とは?
選択肢がたくさんあるのは良いですが、数が多いと迷ってしまいますよね。
そこでここでは、とくにおすすめの家でできる仕事をご紹介します。
- 【初級】
- ・アンケートモニター
- ・ポイントサイト
上記の2つは初級の中でもとくに難易度が低く、誰でも始めやすい家でできる仕事です。
まずは「時間を作って何か仕事をする」という習慣を身に着けるのにぴったりでしょう。
- 【中級】
- ・ネットショップ運営
ネットショップは、自分の好きなものを売れるので、楽しんで仕事ができる点でおすすめです。
とくに最近ではカラーミーショップのように、無料でネットショップを作成できるサービスも増えており、低リスクで始められる点も魅力でしょう。
- 【上級】
- ・システムエンジニア
- ・プログラマー
インターネットの普及や急速にIT化、DX化が進められていることで、どこの企業もエンジニアやプログラマー不足です。
そのため案件も豊富で自分の気に入った仕事が選べる点でおすすめでしょう。
家でできる仕事(在宅ワーク)はどれくらい稼げる?
家でできる仕事(在宅ワーク)は、特別な資格や知識がなくてもできる簡単なアンケートモニターなどから、Webマーケターなど専門的なスキルがいるものまでさまざまな種類があります。
月収も仕事によって大きく異なり、アンケートモニターなどは月1,000円程度が相場ですが、株取引やFXなどの投資ともなると、うまくいけば億単位のお金を稼ぐ人もいるようです。
厚生労働省が公表している「在宅就業(在宅ワーク)の現状」によると、在宅ワーカーの平均的な収入(月収)は、「5万円以下」が27.7%と最も多く、次いで「10~19万円」が18.5%、「6~9万円」が18.0%となっており、在宅ワークの約45%の月収が9万円以下であることがわかります。
さらにパーソル総合研究所による「副業の実態・意識調査結果【個人編】」によると、副業の月収が1万円~10万円未満の人は調査対象者の78.8%で、中でも5万円~10万円未満の人が23.8%と最も多いことがわかっています。
以上のことから、在宅ワークや副業で稼げる月収は、1~10万円前後が多いといえるでしょう。
家でできる仕事(在宅ワーク)のメリットとは?
在宅ワークは、自身のペースで仕事がしやすく、職場に行くための通勤時間がないため、プライベートな時間が増えるなどのメリットがあります。
では、在宅ワークのメリットについて詳しく見ていきましょう。
自分のペースで仕事がしやすい
在宅ワークのメリットとして、まず挙げられるのが自分のペースで仕事ができることです。
通勤する場合は就業開始時刻が決められており、定められた勤務時間は会社で働くことになります。
在宅ワークであれば、会社とは異なり自由に働くことができ、自身の都合で「今日は2時間」「明日は6時間」などその時々で仕事をする時間を調整することができるでしょう。
通勤時間がなく、家庭との両立がしやすい
家で仕事をする場合、会社に行く必要がないため通勤がありません。
首都圏だと通勤に片道で2時間近くかかる場合もあるので、人によっては在宅で仕事をすることでかなり時間に余裕ができます。
お子さんがいる場合は勤務時間を家事や育児に充てられるので、家庭との両立がしやすいでしょう。
さらには、時間に空きがある早朝や深夜だけなど、働く時間を自由に選択できるのも在宅ワークならではのメリットです。
引っ越しても仕事に影響が少ない
職場に勤務している場合、実家に戻るなど遠方に引っ越しをする際には転職する必要があります。
長年同じ職場に勤めていたのであれば転職するのに抵抗があり、なかなか引っ越しに踏み切れないケースが多いでしょう。
ですが在宅ワークであれば、ネット環境さえあれば基本的には働く場所は自由です。
そのため、都会の喧噪を離れて離島でスローライフを送りながら仕事をするなど、さまざまな選択肢が出てくるでしょう。
家でできる仕事(在宅ワーク)をする際の注意点
在宅ワークには、上記のようにさまざまなメリットがありますが、オンとオフの切り替えをきちんと決めるなどいくつか注意しなければいけないことがあります。
ここでご紹介する注意点をしっかりと押さえて、在宅ワークを長続きさせてくださいね。
オンとオフの切り替えをきちんと決める
在宅ワークは、自身のペースで仕事ができるなど自由度が高い分、自己管理をしっかりとしなければいけません。
通勤する場合はオンオフの切り替えは容易ですが、在宅となると切り替えが難しい場合もあります。
時間を決めずにダラダラ仕事をしてしまうと、結果的に非効率になってしまうでしょう。
そのため、「今日は〇時まで仕事をする」「××日までにこの仕事を終わらせる」など、仕事をする時間やスケジュールを立て、仕事を進めていくことをおすすめします。
一定額を稼いだら確定申告を行う
正社員やパートで副業をしている場合、本業の給与所得以外の年間の所得合計金額が20万円を超えると確定申告を行う必要があります。
フリーランスの場合、確定申告の必要があるかどうかは、所得の種類や経費の金額、適用される控除額によって異なります。
たとえば、事業所得が60万円で、経費が20万円の場合、所得合計額は40万円となります。
そこから所得控除額の48万円を差し引くとマイナス8万円となるため、この場合は確定申告の必要はありません。
また、専業主婦の場合は、「雑所得」として年間で38万円以上収入がある場合、確定申告が必要です。
詳しくは、国税庁のホームページでご確認ください。
まとめ
今回は、在宅でできるおすすめの仕事を52選ご紹介しました。
在宅ワークは、初心者が気軽に始められるものから高度なスキルが求められるものまでさまざまです。
中には、本業として生計が立てられるほど高収入を得られるものもあるため、チャレンジする価値があるでしょう。
まずは、この記事を参考にどのような仕事があるのかを知り、メリットやデメリットを把握した上で在宅ワークを始めてみてくださいね。
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