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ハンドメイドの販売サイトのおすすめは?初心者でも売れるサイト・アプリ15選を紹介!

ハンドメイド作品をより多くの人に知らせ、手に取ってもらいたいなら、ネットでの販売がおすすめです。
ですが、ネット販売といってもさまざまなサイトやアプリがあるため、どこで販売して良いのか、迷う人も多いでしょう。

そこでこの記事では、ハンドメイドをネット販売するおすすめの方法や、ネット販売初心者が押さえておきたいコツや注意点をお伝えしていきます。

ツクルくん
ツクルくん

ハンドメイドのネット販売はどこでできるのかな?いろんなサイトがあるみたいだけれど…。

カラミちゃん
カラミちゃん

ハンドメイドをネット販売するサイトは主に4種類があります。それぞれの特徴を知って、自分に合った販売先を選択すると良いでしょう。

ハンドメイドの販売サイトは4種類。メリット・デメリットも紹介

ハンドメイド作品をネット販売するためのサイトには次の4種類があります。

  • ・ハンドメイドマーケット
  • ・フリマアプリ
  • ・ネットオークション
  • ・ネットショップ

では、それぞれの販売サイトの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

1.ハンドメイドマーケット(ハンドメイド販売専門サイト・アプリ)

ハンドメイドマーケットとは、ハンドメイド作品の売買を専門にしているプラットフォームで、作品の出品や購入ができます。
販売したい場合、サイトのデザインなど複雑な準備は不要で、サイトへ登録して作品の写真などをアップロードすれば簡単にネット販売が始められます。
よく知られているのがminneやCreemaといったサービスです。

メリット・デメリット

ハンドメイドマーケットの最大の特徴は、ハンドメイド作品を専門に取り扱っていることです。
そのためサイトには自然とハンドメイド作品を購入したい人が集まるので、自身で集客しなくても購買意欲の高いユーザーに商品を見てもらえるというメリットがあります。

一方、ハンドメイドを専門に扱っていることから、同じようなジャンルを出品するライバルも多いです。
集客力はあるもののハンドメイドマーケット内での競争が激しい傾向にあるため、なかなか購入まで至らないこともあります。

2.フリマアプリ

フリマアプリ(フリーマーケットアプリ)は、フリーマーケットをネット上で実現したプラットフォームです。
フリーマーケットは本来、個人間で要らなくなったものの交換や売買を行うことですが、近年では不用品だけでなく家庭菜園の野菜やハンドメイド作品など、さまざまなものが個人間で取引されています。
メルカリやラクマが、フリマアプリとしては有名です。

メリット・デメリット

フリマアプリ利用のメリットは、利用者が多いこと。最大手のメルカリは、2021年の9月時点の利用者は2,000万人であると発表しています。
つまり日本人の約6人に1人が利用している状態です。

さらに、誰でも気軽に出品しやすい環境が整っていることもメリットです。
スマートフォンだけで簡単に出品でき、個人情報を知られたくない人のために基本的に匿名配送に対応しています。

デメリットは、購入前のやり取りから交渉、商品の発送まで相手とのやり取りが発生することです。値下げ交渉など、フリマアプリ独自の文化にやりづらさを感じる人もいます。

3.ネットオークション

ネット上でのオークションサイトでももちろん販売可能です。
オークションは、出品された商品を購入したいと思った人が入札(購入の意思を示して金額を提示すること)して、入札した人の中でもっとも高い額を提示した人が商品を落札(購入)できる仕組みです。

購入したと考えている人が、その商品の価値を決めることになります。

メリット・デメリット

ネットオークションのメリットは、入札者の購買意欲が高ければ高いほど、また入札者が多いほど高値がつきやすいことです。
ハンドメイド作品であっても、欲しい人が多ければ想像よりも高い値段で販売できることがメリットでしょう。

なお、ネットオークションでは入札スタートの値段を出品者が決められます。
あまりにも高い値段で提示すると入札してもらえなくなることもある一方で、スタートの額が低く人気がないと低額で取引が成立してしまうこともあります。
このように、場合によっては赤字になるほどの値段で取引されてしまうこともあるので、注意が必要です。

4.ネットショップ

ネットショップは、自分で作成したオンライン上のショップで商品を販売する方法です。
近年では初心者でも簡単に無料でネットショップが作成できるようなサービスも増えてきました。
ネットショップ作成サービスのカラーミーショップなどもその例です。

メリット・デメリット

ネットショップのメリットは、サイトのカスタマイズがしやすいこと。
サイトをショップのイメージに合ったデザインにカスタマイズできるため、ブランディングしやすく、利用者にお店の名前を覚えてもらいやすいです。

また、ハンドメイドマーケットやフリマアプリなどは手数料が10%程度ですが、ネットショップ作成サービスは数%と手数料が低めに設定されていることもメリットでしょう。

一方、すでにあるプラットフォームを利用するのではなく、独自にネット上に出店する形になるため、自分で集客や宣伝をしなければならない点がデメリットといえます。

ネットショップへの委託販売という方法もある

委託販売とは自分のハンドメイド作品を他の人に販売してもらうことです。
例えば実店舗では、カフェや美容室などにアクセサリーを置かせてもらい、購入されたらその販売額から手数料を引いた額が自分の収入となる形です。

実はこの委託販売は、ネットでも可能です。
委託分の商品をセレクトショップ型のネットショップに預けて、注文や発送はそのネットショップにお願いする仕組みです。

既存のネットショップで取り扱ってもらえるため集客力の面で魅力がありますが、委託販売を受けてくれるネットショップは自分で探さなければなりません。
知名度が無いハンドメイド初心者の商品は扱ってもらえないことが多いので、委託販売をしたいのであればまずは、自分で販売して実績を積むことをおすすめします。

委託販売とは何か、ハンドメイドを販売する際のやり方や手数料などについては下記の記事で詳しく解説しています。

【比較表付き】おすすめの販売サイト・アプリ15選!


ハンドメイドが出品できる販売サイトの種類について紹介してきましたが、具体的にはどのようなサービスがあるのでしょうか。
ここからはおすすめの販売サイトやアプリを紹介します。

minne

minneは多くの作家やブランドが作品を出展する、国内最大のハンドメイドマーケットです。
利用者数を示すアプリダウンロード数は2021年12月末時点で約1,330万件なので、自身の作品が購入されるチャンスも多いといえます。

パソコンが無くてもスマホ1台あれば手軽に出品できるので、ハンドメイド作家さんからも人気を集めているアプリです。

また、minneではオウンドメディアやSNSでの作品紹介、スキルアップのためのノウハウの公開など作り手(販売する側)に対する支援が非常に充実しているので、初心者には心強いでしょう。

海外との取引についても力を入れており、販売者の負担ゼロで海外配送ができるため、作品を海外へ手軽に売り出すこともできます。

種類 ハンドメイドマーケット
月額利用料 0円
販売手数料 10.56%(税込み)※送料含む
特徴 20~40代の利用者が多い国内最大のハンドメイドマーケット

Creema

Creemaは、2010年からサービスをスタートしている老舗のハンドメイドマーケットプレイスです。
クリエイターの売上や作品単価が高く、クーポン機能やキャンペーン機能などの多様なプロモーションでアピールできる点が特徴でしょう。

種類 ハンドメイドマーケット
月額利用料 0円
販売手数料 11%(税込み)
特徴 多様なプロモーションができる老舗のハンドメイドマーケット

iichi

個人や小規模な作り手のものづくりを大切にするハンドメイドマーケットです。
利用者は、ものづくりに関心のある層が多く、商品もプロの作家による比較的に単価が高いハイクオリティの作品が出品されています。
また作品の出品だけでなく、イベントやワークショップなどの告知もできます。

種類 ハンドメイドマーケット
月額利用料 0円
販売手数料 20%(税込み)※送料除く
特徴 プロ作家が多く、単価の高いハイクオリティの作品が売られている

BOOTH

BOOTHは、クリエイターによるさまざまな創作物を扱っているマーケットプレイスです。
イラストや漫画の投稿サイトであるpixivと同じ会社が運営しており、マンガやイラスト、音楽などと共にハンドメイドのアクセサリーやグッズなども売られています。
そのため、アニメ関連のアクセサリーやコスプレグッズなどのハンドメイド作品が多めです。

発送代行オプションによる在庫管理の委託や匿名配送など、クリエイターにとって便利な機能も利用できます。

種類 クリエイターズマーケットプレイス
月額利用料 0円
販売手数料 5.6%+22円
特徴 アニメや漫画系のハンドメイド作品の出品が多い

pinkoi

pinkoiは、日本をはじめ台湾、香港、中国、タイの5大市場を中心としたアジア最大のデザイナープロダクトのプラットフォームです。
アクセサリーやファッションをはじめ、文房具やインテリア、ペットウェア、クラフト用品などさまざまなハンドメイド作品を取り扱っています。
最大の特徴は海外向けであること。海外からの注文が多く、海外展開を考えている作家さんには最適のプラットフォームです。

種類 ハンドメイドマーケット
月額利用料 0円
販売手数料 15%+58円※送料含む
特徴 アジア5大マーケットを中心に海外取引が活発

Etsy

Etsyは、豊富なクリエイティブ作品を取り扱ったグローバルなハンドメイドマーケット。
世界中のクリエイターと顧客を結ぶサービスで、日本ではまだまだ知名度はありませんが、アメリカでは多くの人が知る有名なハンドメイドマーケットです。
ほとんどの機能が日本語に対応しているので、世界にも幅広く展開していきたい方にも安心のサービスでしょう。
15%の外部サイト広告手数料を支払うことで、Etsyに商品の宣伝を委託することもできます。

種類 ハンドメイドマーケット
月額利用料 0円
販売手数料 6.5%+paypal入金手数料+27円の出品料
特徴 ユニークな商品が集まるグローバルなハンドメイドマーケット

マルシェル by goo

ポータルサイトであるgooの運営するハンドメイドマーケットで、gooブログとの連携ができます。
ブログサイトでの商品紹介や情報発信をすれば、ファン獲得から購入にまでつなげられるでしょう。販売者向けのプランは、無料プランと有料プランの2種。
有料プランは月額利用料が発生しますが、その分販売手数料が抑えられます。

種類 ハンドメイドマーケット
月額利用料 0円(有料プランは月額税込210~524円)
販売手数料 5.5%(有料プランは3.85%)
特徴 ブログと連携して、ブログを使った集客・宣伝ができる

メルカリ

メルカリは、国内で約2,000万人が利用するユーザーの多いフリマアプリです。
スマホで商品撮影し、商品説明を入力するだけで簡単に出品できます。
ヤマト運輸や日本郵便と連携したメルカリの配送サービスや新しい配送手段であるメルカリポストなど配送サービスが充実しており、匿名で配送することも可能です。

ただしデメリットの部分でも紹介したように、値下げ交渉をされる可能性があるので注意しましょう。

種類 フリマアプリ
月額利用料 0円
販売手数料  10%(コンビニ・ATM・キャリア決済は決済手数料+100円)
特徴 配送サービスが充実した国内利用者の多いフリマアプリ

楽天ラクマ

楽天ラクマは、楽天グループの提供しているフリマアプリです。
お得なキャンペーンで楽天ポイントがもらえたり、売上金を楽天Payにチャージしたり、楽天のさまざまなサービスの利用と相性が良いフリマアプリでしょう。

種類 フリマアプリ
月額利用料 0円
販売手数料 6.6%(ペイディ・コンビニ・ATM・d払い・キャリア決済は決済手数料+100~200円)
特徴 楽天グループの提供する各種サービスと相性が良い

ヤフオク!

ヤフオク!は、Yahoo!の提供するネットオークションです。
オークション価格の競り上がりは平均開始価格の2.7倍で、ハンドメイド作品を含め、常時さまざまな商品が出品されています。実は競りではなく定額で販売することも可能です。
Yahoo!プレミアム会員なら落札システム手数料を抑えて出品できます。

種類 ネットオークション
月額利用料 0円
販売手数料 落札システム手数料 10%(プレミアム会員は落札価格の8.8%)
特徴 国内最大級のネットオークションサイト

カラーミーショップ

カラーミーショップはネットショップ作成サービスで、初期費用・月額利用料無料で自身のネットショップが作成できます。
無料のデザインのテンプレートも豊富なので、自分のハンドメイド作品に合ったデザインのサイトが短時間で開設できるでしょう。

初期費用・月額費用がフリープランだけでなく、有料のレギュラープラン、ラージプランの3つのプランがあり、ショップの作成や運用に必要な機能や事業規模に合わせて自由にプラン選択できます。

そのため、はじめは売れた時のみに手数料がかかるフリープランでネットショップを開設し、ショップの規模を大きくしたくなったら手数料の低い有料プランに切り替えるなど、ショップの成長に合わせたプラン変更がおすすめです。

また、ネットショップを開設する場合、個人であったとしても「特定商取引法」という法律によって、住所や電話番号などの表示が義務付けられていますが、カラーミーショップのフリープランならその個人情報を非公開にすることができます(個人・個人事業主の方のみ)。

サービスによっては、個人情報を非公開設定にできないネットショップ作成サービスもあるので、非公開にできることは大きなメリットといえます。

種類 ネットショップ
月額利用料 フリープラン0円~
決済手数料  フリープランは決済手数料6.6%+30円
(Amazon Payは6.5%+30円)
特徴 最適なプランを選択できる。個人であれば個人情報を非公開にできる

STORES

CMでおなじみのSTORESはネットショップ開設を無料でできるネットショップ作成サービスです。
ネットショップとしてだけではなく、実店舗の予約受付やテイクアウトなどのプラットフォームとして使用することもできます。

種類 ネットショップ
月額利用料 フリープラン0円~
決済手数料 フリープラン5%
特徴 実店舗の予約受付やテイクアウトなどのプラットフォームとしても利用される

BASE

ネットショップ作成サービスで有名なBASEは、本格的なネットショップを簡単に作成できるサービスです。

無料で開設できますが、販売時に手数料が6.6%+40円かかります。
無料のECサイト作成サービスの中では手数料が高いほうに分類されますが、操作が簡単で直感的にできるのがBASEの特徴です。

種類 ハンドメイドマーケット
月額利用料 0円~
決済手数料 6.6%+40円
特徴 直感的で簡単な操作ができるCMで有名なサービス

easy my shop

easy my shopも、無料でネットショップが作成できるサービスで、無料版以外にもいくつかのプランがあります。
オーダーメイド販売などに強く、オーダーメイドやネーム入れに役立つショッピングカートを実現できるでしょう。

種類 ネットショップ
月額利用料 無料版0円、スタンダードプラン月2,970円(1年契約の場合)など
決済手数料 利用する決済方法に応じて決済手数料が発生
(イージーペイメントならクレジットカード・コンビニ決済3.57%+40円、銀行振込1.57%+20円)
特徴 オーダーメイドやネーム入れに強いショッピングカートにできる

Square オンラインビジネス

Squareオンラインビジネスも無料でネットショップが開設できるサービスです。
無料プランでも商品登録数は無制限なのがメリットですが、容量の制限はあります。

もしも実店舗を持っている(これから持つ)場合、ECサイトと商品の在庫を連動できる点が便利でしょう。

種類  ネットショップ
月額利用料 無料プラン0円、プロフェッショナルプラン月1,200円など
販売手数料 3.6%(プランによって変動)※JCBは3.95%
特徴  Instagram、Facebook、POSレジとの連携ができるグローバルサービス

ハンドメイド販売サイトでいくら稼げる?

ハンドメイドのネット販売を始めてみたいと考えている人にとって、どれくらい稼げるかは気になる部分かと思います。
下記は、minneの意識調査によるハンドメイド主婦・主夫作家の1カ月の収入を表したグラフです。

ハンドメイド 主婦・主夫作家の意識調査

引用:minne byGMOペパボ「ハンドメイド 主婦・主夫作家の意識調査

活動歴1年未満は5,000円未満が多いですが、活動歴が2年を超えると月2~5万円の収入を得ている人が増えてきていることがわかります。
つまりコツコツと販売を続けてファンを付ければ、ハンドメイド販売である程度の収入を得ることも期待できるといえるでしょう。

ハンドメイド販売サイト・アプリで売れるコツやポイント

ハンドメイドのネット販売は、活動歴が長くなるほど収入の見込みも増えるとお伝えしました。
ネット販売を始めたばかりでは収入につながりにくい傾向にありますが、コツやポイントを知っていれば初心者でも売上が上がりやすいといえます。
ではハンドメイド販売サイトやアプリで売るためのコツやポイントを3つ見ていきましょう。

人気のあるジャンルで差別化した商品を販売する

ハンドメイドは、売れにくいジャンルと売れやすいジャンルがあります。
ハンドメイド初心者でもしっかり売上を上げていきたいなら、ニーズのある売れやすいジャンルを選ぶのがおすすめです。

たとえば、アクセサリーやペーパークラフト、キャンドル、ベビーグッズなどが売れやすいジャンルとして知られています。

その中でも、他の作家にはない独自性のある作品で差別化できれば、売上につながりやすいでしょう。

ハンドメイドで売れるものや売るときの注意点などはこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

商品写真と商品名(タイトル)にこだわる

商品が売れるためには、まずは多くの人の目に触れるようにすることが大切です。

そのため商品写真や商品名(タイトル)には力を入れましょう。
まず、商品名はシンプルなものではなく目を惹くようなものにすると良いです。
例えば「ピアス」ではなく「天然石を使用した1点物のピアス」など、同じ商品でも魅力が伝わりやすいタイトルのほうがユーザーの目を惹きます。
商品のどういったところをアピールしたいのか、意識してタイトルを付けてみましょう。

また、ハンドメイドは、サイトに掲載される写真が顧客にとって大きな判断材料になります。

購入する人がどういった情報が欲しいのか考え、角度の異なる写真、サイズが分かる写真、アップの写真など複数の写真を掲載することをおすすめします。
実際に使っている写真を加えると、どのような場面で使えるか顧客がイメージしやすくなり、購入につながります。

SNSを活用して集客する

ハンドメイドマーケットやネットショップなどでは、さまざまなハンドメイド作品が出品されていますので、ただ出品しただけでは数ある作品の中に埋もれてしまいます。

より多くの人に知ってもらうためには、まず日常的に使う人が多いSNSを使った集客を考えましょう。
写真を投稿できるInstagramは、作品そのものの画像投稿で効果的にアピールできるため、ハンドメイド作品との相性が良いといえます。
そのため、販売を始めたらとりあえずInstagramを始めてみましょう。

初心者のハンドメイド販売サイトの選び方・注意点

ハンドメイド作品が販売できるサイトは、サイトの種類によって特徴に違いがありますし、同じ種類のサイトでもサービスごとの特色があります。

では、どのサイトを選んで出品するのがベストなのか、初心者が知っておきたい販売サイトの選び方や注意点を3つ紹介していきますね。

自分の作品やターゲット層に合っているか

ハンドメイド販売におすすめのサイト・アプリでも紹介したように、サイトやアプリごとに特徴があります。
例えば、ハンドメイドマーケットのiichiならプロによるハイクオリティな作品が多い、minneなら20~40代女性の利用が多い、pinkoiならアジア5大マーケットでグローバルに展開できる、などです。

ご自身の作品のテイスト、利用ユーザーの層とも比較しながら、ターゲット層の多いサイトを選択するようにしましょう。

一方で、最初から絞り込み過ぎるとイメージとの大きなギャップを感じてしまうこともあります。
利用してみないことにはわからない部分もありますので、無理のない範囲で複数のサイトを並行利用して販売し、最終的に相性の良いサイトに絞ることもおすすめです。

カスタマイズの柔軟性や欲しい機能があるか

費用面だけでなく、機能性やカスタマイズの柔軟性にも注目してみましょう。
とくに、ハンドメイドマーケットやフリマアプリなどは、すでにある機能を利用する形になり機能の追加ができないため、ほしい機能を備えていないとストレスを感じてしまうこともあります。

デザインをカスタマイズして機能拡張を重視するならネットショップがおすすめです。
ただし、ネットショップによっても利用できる機能やオプションが異なりますので、よく確認しておきましょう。

手数料などのコストのシミュレーションする

販売サイトやアプリごとに発生する手数料は異なります。
いくら数が売れても、手数料や利用料が高いと利益がほとんど残らなくなってしまうこともありますので、利用開始前に運営シミュレーションをしておくと良いでしょう。

材料費を含めた値段を設定し、販売後に差し引かれる手数料も含め、最終的にどのくらい手元に残るのかを計算します。

値段を高額にしすぎると売れない可能性が高いですが、安すぎると販売すればするほど赤字になってしまいハンドメイド販売を続けていけなくなってしまいますので、きちんと利益が残る値段設定、コスト管理、サービスの選択は大切です。

まとめ

ハンドメイド作品は、ハンドメイドマーケットのほか、フリマアプリ、ネットオークション、ネットショップなど、さまざまなサイトやアプリで出品できますので、初心者でも始めやすいです。

また、サイトやアプリによってそれぞれ特徴がありますので、自身の作品にあったサービスを選びましょう。

どのサービスにするか見当を付けたら、きちんと利益が出るかの運営シミュレーションを行うことをおすすめします。

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よくある質問

ハンドメイド販売サイトにはどんな種類がありますか?

ハンドメイドを専門に売っているハンドメイドマーケットや、ネットショップなど主に4種類の販売サイトがあります。詳しくはこちらの章をご覧ください。

ハンドメイド販売サイトで売れるコツを教えてください。

人気のあるジャンルで、他社とは差別化した商品を売ったり、販売を開始したらSNSで集客するなどのコツがあります。こちらの章で詳しくご紹介しています。