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WordPressとECサイトを連携するには?方法やメリットを紹介!

WordPressで作成したサイトとECサイトを連携させることには、SEO対策などのメリットがあります。
ですが、実際に連携させるにはどうしたらいいのでしょうか。

この記事では、カラーミーショップでの連携方法をメインに、WordPressとECサイトを連携させるメリットや注意点を紹介します。

ツクルくん
ツクルくん

WordPressとECサイトを連携する方法ってどんなものがあるんだろう。

カラミちゃん
カラミちゃん

連携させるにはいくつかの方法があります。今回は、カラーミーショップでの連携方法や連携させるメリットを詳しく見ていきましょう。

WordPressとECサイトを連携させるには2パターン

WordPressとECサイトを連携させるには下記の2パターンがあります。

  • ・WordPressのサイトにEC機能を後付けする
  • ・既存のECサイトとWordPressで立ち上げたサイトを連携する

どのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。

WordPressのサイトにECの機能を追加する

1つ目は先にWordPressでWebサイトを作成し、その後にECサイトの機能を追加するパターンです。

ECサイトに必要な機能をWordPressのプラグイン(機能拡張ツール)で追加する方法と、カラーミーショップなどのECサイト作成サービスで作ったECサイトとWordPressを連携させるという2通りの方法があります。

プラグインは導入後の作業が必要なため、HTMLやCSSなどシステムに関する知識が必要な場合があるでしょう。
無料と有料のプラグインがあるため、自社に適したものを選択することが重要です。

ECサイト作成サービスで立ち上げたECサイトと連携する場合は、WordPressとの連携に対応しているサービスであることが必須です。

既存のECサイトに後から立ち上げたWordPressサイトを連携させる

2つ目は、すでにECサイトが存在している状態で、後からWordPressでオウンドメディアなどを立ち上げて連携させるパターンです。

WordPressとの連携に対応しているECサイト作成サービスを利用したECサイトであれば、簡単にECサイトとWordPressのサイトを連携できます。

この方法は、ECサイトを立ち上げた後にメディアECメディアコマースに取り組みたいと思う企業に多く採用されています。

WordPressとECサイトを連携するメリット

冒頭で、WordPressとECサイトを連携させることはSEO対策に有利とお伝えしましたが、その他にどのようなメリットがあるのでしょうか。
主なメリットを3つ紹介します。

コンテンツマーケティングが可能になる

WordPressとECサイトを連携させればコンテンツ(記事)の配信が行えるようになるので、コンテンツマーケティングが可能となります。

コンテンツマーケティングとは、ユーザーに価値のあるコンテンツの提供をきっかけに自社を知ってもらい、最終的に商品の購入につなげることです。

ECサイトだけでは自由にコンテンツを掲載できないですが、WordPressのサイト(オウンドメディア)と連携することで、幅広い層に商品やサービスを知ってもらうきっかけづくりができるでしょう。

自社を知ってもらう集客といえば広告が挙げられますが、広告は費用がかかることに加え、抵抗を感じる人も多くいます。

ですが、オウンドメディアで発信するコンテンツは、基本的にはユーザーのためになる(悩みや課題を解決する)記事なので、押しつけがましさが無く、受け入れられやすいといえます。

また、広告のように費用を払わなくても自社情報を露出できるのもメリットでしょう。

WordPressはSEO対策に向いている

既存のECサイトに後から立ち上げたオウンドメディアを連携させる場合、ブログ作成サービスなどでオウンドメディアを作るとECサイトとは別のドメインになってしまいます。

ですがWordPressの場合、ECサイトのと同じドメインでオウンドメディアが作成できるので、ECサイトで得たSEOの評価もオウンドメディアで有効になるでしょう。

同じドメインであれば検索エンジンに関連性をより速やかに認識してもらえるため、検索結果の上位表示を早い段階で達成しやすくなります。

また、そもそもWordPressは、SEO対策に強いとされています。

SEOを意識して開発されており、構造が検索エンジンに理解されやすいこと、カスタマイズ性が高く検索アルゴリズムに対応しやすいことが理由です。

このようにさまざまな点で、WordPressはSEO対策に向いているといえます。

操作やカスタマイズがしやすい

WordPressはビジュアルエディターの機能があるため、直感的な画面で編集することが可能です。

HTMLやCSSの知識がなくても文字の装飾やメディア(画像や動画)の追加が容易にできるため、誰でも記事を作成できるのがメリットでしょう。

また、WordPressはプラグインによって便利な機能を追加できます。

カスタマイズ性や操作性の面でも、ECサイトと連携させるならWordPressがおすすめです。

カラーミーショップでWordPressとECサイトを連携する方法

では具体的にWordPressとECサイトを連携するにはどうしたら良いのでしょうか。
ネットショップ作成サービスのカラーミーショップでは、以下の3つの方法でWordPressと連携できます。

  • ・カラーミーWPオプションを利用する
  • ・どこでもカラーミーを利用する
  • ・公式WordPressプラグインを利用する

それぞれの連携方法とサービスの特徴を紹介します。

1.「カラーミーWPオプション」アプリを使ってECサイトに導入する

1つ目は「カラーミーWPオプション」アプリを利用して、カラーミーショップとWordPressを連携させる方法です。

すでにカラーミーショップでECサイトを開設していて、新たにWordPressでオウンドメディアなどのサイトを立ち上げて、コンテンツを配信したい時に便利な方法です。

この方法では、ECサイトと同じドメインのWordPressのサイトを作れるので、ECサイト側のSEO評価も加わり検索結果で上位表示されやすくなります。

レギュラープラン以上を利用中の方は無料で利用でき、別途サーバーやドメインを契約することもないため、SEO対策に強いサイトでコンテンツマーケティングを行いたい方におすすめの方法です。

2.「どこでもカラーミー」を使ってWordPressサイト内にカートを追加する

2つ目は既存のWordPressのサイトにショッピングカートを追加することで、ECサイトと連携させる方法です。

カラーミーショップの「どこでもカラーミー」を利用すれば、WordPressをはじめとする外部サービスにカートを追加して、ECサイトとして機能させることができます。

ECサイトとWordPressのサイトをバラバラに管理していた場合も、どこでもカラーミーを使えば一括管理が叶うでしょう。

カラーミーショップの管理画面で発行するコードを貼り付けるだけで簡単にボタンを設置できるため、プログラムに関する知識も不要です。

WordPress内のコンテンツに自由にカートボタンを設置できることから、自然に商品購入へつなげられるのもポイントです。

3.公式WordPressプラグインを利用する

3つ目は、カラーミーショップの「公式WordPressプラグイン」を利用してECサイトと連携させる方法です。

カラーミーショップを使って作成したECサイトに登録してある商品情報で、WordPressに商品ページを自動作成できます。

受注管理をカラーミーショップで行いつつ、自由度の高いWordPressでコンテンツを作成するような、メディアECを運営したい場合におすすめの方法です。

その他のWordPressとECサイトが連携できるサービス

カラーミーショップ以外でも、WordPressと連携ができるネットショップ作成サービスがあるのでご紹介します。

BASE

BASEは無料で手軽にネットショップを作成できるサービスで、WordPressとも連携できます。
BASEとWordPressの連携方法はいくつかあります。

まず、BASE API(システム同士をつなげる窓口)を事前申請して設定した上で、WordPressのプラグイン「BASE商品リスト」を追加し、ショートコードで商品情報を掲載する方法です。

ほかにも、APIを利用してWordPressで商品情報などを取得・表示させる方法もあります。

EC-CUBE

EC-CUBEは、日本発のオープンソース型のEC構築サービスです。
EC-CUBEで開設したECサイトとWordPressで作成したサイトを連携させる方法は2つあります。

1つは、EC-CUBEのプラグイン「WordPressとの連携プラグイン」を利用する方法で、EC-CUBEにWordPressのページを表示できるようになります。

2つ目は、EC-CUBEにWordPressのファイルを移動させて手動で連携する方法です。
同じサーバーで利用している場合は手動で連携できます。

WordPressとECサイトを連携する際の注意点

既存のWordPressのサイトにEC機能を追加する場合、幅広い決済方法に対応できない可能性があります。

ECの機能を追加するプラグインによっては、対応できない決済方法があるためです。
プラグインを利用する場合は、対応している決済方法を確認した上で利用するのが望ましいです。

また、既存のECサイトにWordPressでサイトを立ち上げて連携させる場合、WordPressのサイトについてはサポートやマニュアルの対象外となることを理解しておきましょう。

ECサイト作成サービスに関しては提供元の企業であれば仕組みを把握できていますが、WordPressは別のサービスであるためサポートができません。

WordPressのサイト運営でわからないことや困ったことがあったら、自分で調べて解決しましょう。

WordPressはオープンソースというタイプのシステムで世界中に無料でソースコードが公開されているため、関連情報も多くすぐ調べられます。

専門書籍が発売されていたり、個人が自身のブログやSNSでWordPressに関する情報を発信していたりもするので、困ったことがあっても解決しやすいといえます。

まとめ

WordPressで作成したサイトとECサイトの連携は、コンテンツマーケティングやSEO対策に効果的です。
連携の方法は、連携に対応しているECサイト作成サービスによって異なります。
カラーミーショップはECサイトと同じドメインのサイトが作れるWordPressオプションが、レギュラープラン以上であれば無料で利用でき別途サーバーの契約も不要です。
ECサイトと共にオウンドメディアを運営しようと思っているは、ぜひ検討してみてください。

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