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ネットショップの売上をアップする14の方法!売上の方程式や重要な3つのポイントも紹介

ネットショップを運営しているオーナーさんにとって、どうすればもっと売上が上がるのかは最も関心があることでしょう。
ネットショップの売上を伸ばすには、SNSの運用や広告の出稿などの施策を行う必要があります。

そこで今回は、ネットショップの売上をアップする14の方法をご紹介していきます。

ツクルくん
ツクルくん

ネットショップの売上が勝手に上がってくれないかなぁ。

カラミちゃん
カラミちゃん

自然と売上がどんどん上がっていくことはありませんよ。今回は、売上アップさせる方法について説明していきますね。

ネットショップの売上アップに必須の3つの数値(ポイント)とは?

ネットショップの売上を上げる方法を学ぶ前に、まずネットショップの売上の方程式を知っておきましょう。

まずネットショップの売上は、下記の3つの数値で決まります。

  • ・アクセス数(訪問者数)
  • ・購入率
  • ・購入単価(客単価)

そして上記の数値を用いた、ネットショップの売上高を算出する方程式は次の通りです。

  • 売上高=アクセス数(訪問者数)×購入率(CVR)×購入単価(客単価)

では、それぞれの数値について詳しく見ていきましょう。

アクセス数(訪問者数)

アクセス数(訪問者数)とは、ネットショップを訪れた人の数です。

実店舗でもいえることですが、ショップに訪問する人が多ければ多いほど販売する機会が増えるので、売上は高くなりやすいです。

訪問した人が実際に商品を購入するかどうかはまた別ですが、売上をアップさせるには何よりもまずアクセス数を伸ばすことが大切でしょう。

購入率(CVR)

購入率とは、ネットショップを訪れたユーザーのうちどのくらいの人が商品を購入したかを表わす割合です。
なお、購入率はCVR(Conversion rate:コンバージョンレート)といわれることもあります。

訪問者数の中から商品を購入するユーザーが増えるほど、購入率も上がります。

購入率を上げるためには、需要のある商品を取り扱うのはもちろんですが、ユーザーが求める商品が見つけやすかったり、スムーズに決済ができたりなど、ネットショップ上の仕組み作りもカギとなります。

購入単価(客単価)

購入単価(客単価)とは、ユーザーが1回の買い物で購入する金額です。

仮に同じ購入者数だとしたら、当たり前ですが1人1人の購入額が多いほうが、売上もアップします。

そのため、購入単価を上げることは非常に重要で、たとえば関連商品として値段の高い商品をリコメンドするなどの工夫をすることで購入単価アップが期待できるでしょう。

アクセス数を上げてネットショップの売上をアップさせる3つの方法

上記で、ネットショップの売上をアップさせるために重要な3つの数値(ポイント)についてご紹介しました。

ここからは実際に、3つの数値をアップさせるための具体的な方法をご紹介していきます。
まずアクセス数を上げるためには、SNS運用や広告出稿、SEO対策といった方法が挙げられます。

SNS運用

アクセス数を上げるためには、Instagram、Twitter、FacebookなどのSNSの運用が不可欠です。

それぞれのSNSには特徴があり、ユーザーの年齢層なども異なるため、自社のショップのターゲットや商品の特徴に合わせてうまく使い分けて集客を行いましょう。

たとえば、Instagramでは商品のディテールの魅力を写真や動画で伝え、拡散力のあるTwitterでは新商品やセールの告知を行うと効果的です。

ただし、SNSでは日々大量の情報が発信されているため、埋もれてしまわないように目に留まる工夫が必要でしょう。

ネットショップ開設後にまずやるべき2つの集客方法や売上につながるSEO対策とSNS施策について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

広告の出稿

多少のコストはかかりますが、短期間でネットショップに集客する方法としては、広告の出稿が効果的といわれています。

一口にネット広告といってもいくつか種類があり、下記は代表的なネット広告です。

  • ・リスティング広告
  • ・Googleショッピング広告
  • ・リターゲティング広告

リスティング広告ではテキストのみ、Googleショッピング広告とリターゲティング広告では商品写真や価格などを掲載できます。

リスティング広告とGoogleショッピング広告は、ユーザーがネット検索したときに広告が表示されるタイプで、前者はテキストのみですが、後者のGoogleショッピング広告は商品写真と価格の両方をユーザーに訴求できます。

また、リターゲティング広告は一度ユーザーが閲覧したネットショップの広告を、ユーザーが見ている他社のサイトに表示する仕組みです。

それぞれの広告で予算も異なるので、自社に合った方法で広告を出稿しましょう。
なお、ネットショップの広告費用の目安や広告予算の決め方については、下記の記事で詳しく解説しています。

SEO対策

SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンでユーザーが検索した際に、自社のネットショップが上位表示されるようにすることです。

たとえば、チョコレート菓子のショップが、「美味しいチョコレートの保存方法」などのコラム(記事)を作成し、「チョコ 保存方法」のキーワードで検索された際に自社の記事が上位表示されるのを目指すことです。

自社内でも記事の制作は可能ですが、検索数の多いキーワードで検索上位に表示されるには一定のスキルが求められます。
また、成果が出るまでには数か月ほど時間がかかるなど、注意点もあります。

ネットショップで超重要なSEO対策「コンテンツSEO」とはどのようなものか、大切な4つのポイントについて、詳しくは下記の記事を参考にしてください。

購入率を上げてネットショップの売上をアップさせる7つの方法

売上をアップする2つ目のポイントである購入率を上げるには、買い物しやすいデザイン・導線にしたり、商品写真にこだわったりする必要があります。
ここからは、購入率を上げる7つの方法について解説していきます。

買い物しやすいデザイン・導線にする

購入率を上げるためにまず大切なのが、買い物しやすいデザイン・導線にすることです。

なぜならネットショップを訪れたユーザーは、サイトが見にくかったり商品が買いにくかったりするとすぐサイトを離脱してしまう傾向があるからです。

離脱したユーザーは別のサイトで同様の商品を購入してしまうでしょう。

商品が買いにくいショップでは、情報量が多くて目的の商品がすぐに見つからなかったり、購入ボタンがどこにあるかわからなかったりします。

また、商品説明の誤字脱字や、商品写真のリンク切れなども購買意欲の低下につながります。

まずはサイトのデザインが見やすい・買いやすいデザインかどうか見直し、さらに誤字脱字やリンクなどディテールを確認しましょう。

離脱率を下げられるように、ユーザー目線で買い物がしやすいデザインを心がけることが何よりも大切です。

売れるECサイトのデザインのコツや参考になるおしゃれなネットショップ事例20選を下記記事でご紹介しています。

商品写真にこだわる

ネットショップの売上を大きく左右するのが、商品写真です。
実店舗と異なり商品を手に取れない分、商品写真で商品の魅力を存分にユーザーに伝えなければなりません。

同じ商品でも、写真によって購入率は大きく異なってくるでしょう。

ただ、写真は魅力的な写真が1枚だけあっても、商品の良さが伝わりづらいです。
商品全体の写真、角度を変えた写真、商品を使用している写真など、ユーザーが実際に商品を手に取っているような、さまざまな写真を掲載するのがおすすめです。

撮影時には、商品の雰囲気に合った背景や小道具などを準備し、商品の色合いや風合いなどがより伝わるように、なるべく自然光で撮影しましょう。

商品写真をスマホで撮りたい方向けにiPhoneで魅力的に撮影・加工する方法については下記記事でわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

商品情報を充実させる

ユーザーが商品を購入する上で必要となる商品情報を充実させることも、購入率アップにつながります。

逆のいい方をすれば、サイズや重さ、素材、到着までの日数などの知りたい情報が無いとユーザーは購入に踏み切れません。

商品を購入するときにどのような情報があると購入の後押しになるのか、ユーザー目線で知りたいときには、現状の説明文を友人や家族など身近な人に見てもらい、意見を聞くと参考になるでしょう。

また、人気のネットショップの説明文と比較するという方法もあります。

さらには、ショップにチャット機能を備え、ユーザーが商品について気軽に質問できる環境を作るのも購入率アップに効果的といえます。

大型商品の場合、AR(Augmented Reality/拡張現実)を利用して、レイアウトなどのシミュレーションができると購入されやすくなるでしょう。

下記記事では売れる商品説明の書き方について、例文と共に魅力を伝えるコツ6つを紹介しています。

人気の決済方法を導入する

ユーザーが商品を購入するかどうかの決め手の1つとなるのが決済方法です。

希望する決済方法がなかったり、入力が煩雑だったりすると、ユーザーは購入をやめてしまう可能性があります。

そのため、決済方法を充実させることは、購入率アップにつながるといえます。

クレジットカード決済をはじめ、クレジットカードが無くても購入できるコンビニ決済や代引き、住所などの入力が不要になるAmazon payなど、人気の決済方法の導入がおすすめです。

それぞれの決済方法で特徴が異なり、メリット・デメリットがあるため、自社に合った方法を見極めて導入しましょう。

ECサイトで顧客満足度の高い決済方法はどれなのか、支払い方法の比較や利用割合・選び方について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

口コミを増やす

ネットショップの買い物で多くのユーザーが参考とするのが、口コミです。

ユーザーは初めてのショップや商品がよいかどうか口コミ以外の情報が無いため、口コミで評価が高い商品を選択しやすいのです。

また、実際に商品を手にした購入者の声を見ることで、商品に対するユーザーの疑問が解消され、購入の後押しになります。

そのため、口コミを増やすことは、購入率アップにつながるといえるでしょう。

お客様の声を載せるメリットとはどのようなものか、集め方や載せ方(書き方)、ネットショップへの効果について、詳しくは下記の記事を参考にしてください。

ショップやスタッフの情報を載せる

ネットショップを初めて訪れたユーザーは、安心して買い物ができるお店かどうか少なからず不安を抱いています。

そのため、住所や電話番号などのショップ情報などがきちんと掲載されていないと、ユーザーがお店を信用できず、購入をためらってしまうこともあります。

住所や電話番号はもちろんのこと、実店舗があれば店舗の写真やお店の歴史、スタッフ紹介といった情報を載せることで、ユーザーは安心して購入を進められるでしょう。
商品などに関するお問い合わせフォームも、TOPページのわかりやすい場所に配置すれば、きちんとしたネットショップだという印象も与えます。

自社オリジナル商品などは誕生秘話などを掲載すると、ユーザーの共感・安心感が得られやすいでしょう。

カゴ落ちを防ぐ

カゴ落ちとは、ユーザーが商品をカートに入れたものの、購入せずサイトから離脱してしまうことです。

たとえば、購入する際にアカウント作成が手間だったり、最終的な送料が高額だったりという理由で、カゴ落ちになることがあります。

カゴ落ちは、購入率の低下の大きな一因です。
そのためアカウント作成なしでも購入できるようにしたり、送料込みの価格設定にしたり、カゴ落ちを防止する工夫が必要です。

カゴ落ちとはどのようなものか、知っておきたい原因とカゴ落ち率改善のための対策方法について、詳しくは下記の記事をご一読ください。

購入単価を上げてネットショップの売上をアップさせる4つの方法

ただ購入してもらうだけでなく、購入単価を上げることも売上アップにつながります。
購入単価を上げるには、まとめ買いを促したり、アップセルやクロスセルを活用したりすると、よいでしょう。

まとめ買いを促す

「2個セットで10%オフ」などお得感を出して、ユーザーへもう一押しすることで購入単価アップが期待できます。

また、「初心者向けセット」や「人気商品セット」などの提案型のセット商品を準備すると、自然な形でまとめ買いを促せます。

年末であればさまざまな大掃除グッズを準備するなど、季節のイベントに合わせて関連グッズのラインナップを充実させれば、購入単価の大幅アップも見込めます。

アップセルやクロスセルを活用する

アップセルとは、より高額な商品を購入してもらうことで購入単価を上げることを指します。

たとえば、「Lサイズのほうが20%お得」「最新モデルはよりセキュリティ対策が充実」などお得感やメリットを提案し、より単価の高い商品の購入を促す方法です。

一方、クロスセルとは、「コーヒーと共にコーヒーに合うチョコレートを紹介する」など、関連商品の同時購入を提案し、購入単価を上げることを指します。

どちらの方法も、商品に興味を抱いていたり、すでに購入を決めたりしたユーザーにアプローチするため、コストをかけず売上アップが期待できるでしょう。

アップセル・クロスセルとはどのようなものか、意味や違いと顧客単価を上げるコツについて、詳しくは下記の記事をご確認ください。

松竹梅で価格を設定してみる

商品に「松・竹・梅」3つの価格を設定すると、多くの人は真ん中の「竹」を選ぶ傾向にあり、この心理を「松竹梅の法則」といいます。

寿司屋や鰻屋でよく見かけるのがこの松・竹・梅(特上・上・並)の価格設定です。
高すぎるものと安すぎるものを避け、「ほどほどでよいもの」が多く選ばれます。

この心理を利用し、自社が最も売りたい商品(利益率がいい、在庫の確保が容易)の価格を「竹」に設定することも購入単価のアップにつながります。

ショップでギフト対応している場合は、ラッピングにも「松・竹・梅」のランクを設定することで、さらなる購入単価のアップが見込めるでしょう。

〇〇円以上で送料無料にする

ネットショップで購入単価を上げる方法としてよく採用されているのが、「〇〇円以上で送料無料」という施策です。

たとえば、大手ECモールのAmazonでは、注文金額の合計が2,000円以上であれば、送料が無料になります。

この場合、もしカゴに入っている商品が1,500円だとしたら、ユーザーは商品を追加して合計を2,000円以上にして、送料を無料にしようという心理が働きます。

また、もともと送料込の価格に設定し、商品の横に「送料無料」と明記するだけでも、購入単価のアップにつながるでしょう。

客単価を上げるための計算方法や分析のメリット、客単価向上のポイント7つについて下記の記事もあわせて見てみてください。

リピート率を上げることもネットショップの売上アップにつながる

ここまで、売上の方程式に沿った方法をご紹介しましたが、他にもネットショップの売上をアップさせる方法があります、それがリピート率を上げることです。

ここからは、リピート率とはどのようなものか、リピート率を上げる方法について説明していきます。

リピート率とは?売上アップでなぜ大切なの?

リピート率とは、新規顧客数のうち再度購入してくれる顧客数の割合で、下記の式で算出できます。

  • リピート率=一定期間のリピート客の数÷一定期間の新規顧客数×100

売上アップには新規顧客を増やすことが重要ですが、広告を出したりイベントへ出店したりと、獲得するためにはどうしても多くの費用がかかってしまいます。

ですが1度買ってくれた顧客は、メルマガで新商品をお知らせする、ささやかな特典を付けるなど、新規顧客獲得よりもコストを抑えて、商品購入(リピート購入)へとつなげられるのです。

そのため、効率的に売上を伸ばすためには、新規顧客より容易に増やせるリピート客の獲得に注力したほうがよいでしょう。

リピート率を上げる方法

ではリピート率を上げるにはどのような方法があるのでしょうか。具体的に見ていきます。

リピート購入で使える特典を付与する

リピート率を上げるためには、「次回購入時に使える500円クーポン」など、リピート購入で使える特典を付与するのが効果的です。

通常よりも商品がお得に買えることをアピールすることで、ユーザーの購入意欲を刺激します。

「リピーター特典」「2回目購入のお客様限定」など特別感がある言葉を使うことで、顧客は特別待遇に好意を抱き、目に留めやすくなるでしょう。

SNSで顧客とコミュニケーションを取る

InstagramやTwitterなどのSNSを活用し、商品購入後も顧客とコミュニケーションを図ることでリピート率の向上が期待できます。

具体的には、ネットショップの公式アカウントをフォローしてもらい、定期的に新商品やセールの情報を発信する中で、コメントやリプ欄、DMで顧客と接点を持ちます。

Instagramであれば、ユーザーがアップしたストーリーズに反応するだけでも、顧客と双方向のコミュニケーションが取れるでしょう。

ただし、一方的なDMなどはリピート率低下を招く可能性があるため、ターゲットを絞り、適切な距離を保ちましょう。

リピート率とはどのようなものか、計算方法やリピーター率との違い・上げる方法と注意点について、詳しくは下記の記事を参照してください。

ネットショップの売上をアップさせるその他のヒント

ここまでご紹介した方法で売上の数値改善を図っても思うように売上が上がらない場合、ネットで売れやすい商品を売ってみる、競合分析して自社サイトを見直すなどの方法もあります。
では、売上アップのヒントとなるその他の方法をご紹介していきます。

ネットで売れやすい商品を売ってみる

売上がなかなか伸びない場合、取り扱っている商品がネット販売に向いているか確認してみましょう。

ネットでは売れやすいといわれている商品があり、たとえば下記のようなものです。

  • ・米や布団など重たくて持ち帰るのが大変な商品
  • ・ティッシュや洗剤などまとめ買いに向いている生活必需品
  • ・健康食品やサプリなど定期購入が必要な商品
  • ・化粧品や衣類など実店舗より低価格で売られている商品
  • ・下着や育毛剤など対面の実店舗では購入しにくい商品

売上が上がらないのは、取り扱っている商品が消費者の需要に合っていないからかもしれません。

ネットショップで売れやすい上記のような商品を取り扱うことも、売上をアップさせるための1つの方法です。

ネットショップで売れるものについて、何を売るのかや商品が売れないときの解決法はさらに詳しく下記記事で紹介しています。

競合分析をして自社サイトを見直す

競合分析とは、同じような商品を取り扱っているライバル社の商品ラインナップや価格設定、デザインなどを分析することです。

売れているネットショップと自社を比較することで、自社の弱みを把握することができ、売上を上げるための具体的な施策が見えてくるでしょう。

インターネット上で競合のアクセス数などを把握できるツールもあるため、まずは情報収集しましょう。

競合の商品を実際に購入してみれば、どのようなサービスやアフターフォローをしているのかもわかります。

競合分析とはどのようなものか、使えるフレームワーク・テンプレート・ツールと基本的なやり方について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

海外向けの販売を始めてみる

国内でのネット販売だけでは売上が上がらない場合、海外向けに販売を始めてみるという方法もあります。

2023年時点、越境ECの市場規模は年々拡大しており、今後も海外ユーザーによるEC経由での日本商品の購入数は増えていくことが予想されています。

海外向けの販売となると仕組み作りが大変そうなイメージですが、カラーミーショップではアプリ「WorldShoppingBIZ for カラーミーショップ」を導入すれば、配送を代行してもらえるなど、誰でも簡単に海外向け販売が始められます。

越境ECを始めている日本企業はまだまだ少ないため、競合が多くないうちにぜひ販路拡大を検討してみてください。

>>>カラーミーショップで海外向け販売を始めてみる

海外向けのネットショップを開業するにはどうすればいいのか、おすすめサイトや送料、販売のコツ・注意点について、詳しくは下記の記事でもご紹介しています。

ギフトECに対応する

ネットでギフトを購入する人の増加に伴い、ギフト商品を扱うギフトECの需要が高まっています。

ギフトECの特徴として、豊富なギフト商品のラインナップに加えて、ラッピングや熨斗(のし)、メッセージカードなど、ギフト向けのきめ細やかなサービスの充実が挙げられます。

そのため、既存のECサイトでギフト向け商品を増やし、名入れカスタマイズや複数の配送先設定などギフトに必要な機能を充実させることで売上アップが期待できるでしょう。

ギフトECとはどのようなものか、作り方・構築を成功させるコツや注意点・市場規模について、詳しくは下記の記事をチェックしてください。

カラーミーショップで使えるネットショップの売上アップツール

さまざまな施策を行いたくても人手が足りない場合、売上アップを手助けするようなシステムの利用も検討してみましょう。

たとえばカラーミーショップでは以下のような、売上向上に役立つアプリ(オプション機能)があります。

カートリカバリー

カートリカバリーは、カートに商品を入れたままのユーザーに対してメールと広告を自動で配信する機能があるアプリです。

これにより、1回離脱してしまったユーザーをサイトに呼び戻し、カゴ落ちを少しでも減らせる可能性があります。

リカバリー額が3,333円以下の場合、手数料は発生しないため、小規模の事業者でも安心して利用できるでしょう。

>>>カートリカバリーを見てみる

EFO CUBE for カラーミーショップ

EFO CUBE for カラーミーショップは、購入時のふりがなやメールアドレスの入力を自動化し、離脱率を下げるアプリです。

多くのユーザーが面倒に感じる個人情報の入力を簡略化することで、購入のハードルを下げてカゴ落ちを防ぎ、購入率の改善を図ります。

2週間無料のお試しキャンペーンもあるので、どれだけ効果があるのかまずは試してみましょう。

>>>EFO CUBE for カラーミーショップを見てみる

さぶみっと!レコメンド

さぶみっと!レコメンドは、ユーザーの行動履歴から自動でおすすめ商品を表示させるアプリです。

興味がある商品をレコメンド表示させることで、クロスセルを促すことができ、サイト内の回遊率や滞在時間の改善に役立ちます。

商品の数が多くなっている中でも、各ユーザーにピッタリの商品をおすすめしたい場合に最適なアプリです。

>>>さぶみっと!レコメンドを見てみる

まとめ

今回は、ネットショップの売上をアップさせるための方法について詳しく解説しました。

アクセス数、購入率、購入単価を上げるそれぞれの施策を実行することで、売上の改善が図れるでしょう。

また、思うように売上が伸びない場合でも、海外向けに販売を始めたり、ギフトECにも対応したりするなど新たな市場を開拓する方法もあります。

この記事を参考に、自社の課題解決に最適な売上アップの方法を見つけてくださいね。

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よくある質問

ネットショップの売上をアップさせるポイントはなんですか?

ネットショップの売上は「アクセス数×購入率×購入単価」で決まります。そのため、この3つの数値をアップさせることで売上も上がります。詳しくはこちらの章で解説しています。

売上をアップさせるようなツールはありますか?

カラーミーショップでは、一度サイトから離れた顧客を呼び戻すツールや、顧客の住所登録を補助するようなツールを利用することができます。詳しくはこちらの章で紹介しています。