【成功事例あり】陶器のネットショップを開業するには?手順や成功のコツも紹介!
陶器は、手仕事ならではの温かみや一点ものの魅力から根強い人気があり、ネットショップとの相性も良い商材といわれいています。
そこでこの記事では、陶器のネットショップを開業するメリットや具体的な手順、失敗しやすいポイントと対策、さらに成功事例まで詳しく解説します。
陶器をネットで販売したいんだけど、割れ物だし難しそう…。僕にもできるかな?
丁寧な梱包を心掛ければリスクは減らせます。開業の手順から成功のコツまで、詳しく解説していきますね。
目次
陶器のネットショップを開業するメリット

陶器のネット販売には、実店舗にはない強みがあります。
ここでは、陶器をネットショップで扱う主なメリットを3つ紹介します。
商品の魅力を伝えやすい
実店舗では陶器を手に取ることはできても、実際の使用シーンまで見せるのは難しいものです。
一方、ネットショップなら、料理を盛り付けた写真やテーブルコーディネートの例をたくさん掲載できるので、購入後のイメージを具体的に伝えられます。
一点物の作品であれば、作家のこだわりや制作背景なども紹介できるため、商品のストーリー性を訴求しやすいのもネットショップの強みです。
顧客にとって利便性が高い
陶器は重くて割れやすいため、実店舗で購入すると顧客が持ち帰るのも一苦労です。
その点、ネットショップなら自宅まで丁寧に梱包された状態で届くため、安心して購入できます。
この利便性の高さからネット販売との相性がよく、ショップで購入されやすい商品といえるでしょう。
低コストで開業できる
実店舗を構える場合、家賃や内装費、光熱費など多額の初期費用がかかります。
さらに商品を並べるスペースの確保や、店舗スタッフの人件費も必要です。
一方、ネットショップは無料または低コストで始められるサービスが充実しており、初期費用を大幅に抑えられます。
このように大きくコストをかけずに開業できるため、まずは小規模でスタートして徐々に事業規模を拡大していくことも可能です。
陶器のネットショップ開業は3パターン

陶器のネットショップを始める方法は、大きく分けて3つあります。
それぞれ費用や集客力、自由度が異なるため、特徴を理解した上で自分に合った方法を選びましょう。
ECモール
楽天市場やAmazonなど、大手ECモールに出店する方法です。
ECモール自体に集客力があるため、開業直後から多くのユーザーの目に触れやすいのがメリットです。
ただし、出店料や月額費用、販売手数料がかかるため、ある程度の売上が見込める段階で検討するのがよいでしょう。
また、同じモール内に競合が多く、同じ商品を出店している場合は特に、価格競争に巻き込まれやすい点には注意が必要です。
自社ECサイト
カラーミーショップなどのECサイト構築サービスを利用して、独自のネットショップを構築する方法です。
ショップのデザインや運営方針を自由に決められるため、ブランドの世界観を存分に表現できます。
また、必要な機能を追加するなどシステム面のカスタマイズ性も高いです。
さらにECモールと比較して、手数料を抑えやすい点も魅力です。
ただしショップオープン直後は誰も存在を知らないため、集客は自分で行う必要があります。
SNSでの発信やSEO対策など、認知を広げるための取り組みが欠かせません。
ハンドメイドマーケットなどのプラットフォーム
minneなどのハンドメイド作品専門のプラットフォームに出品する方法です。
手作りの器や作家ものの陶器を探しているユーザーが多く集まっているため、ターゲットに届きやすいのが特徴です。
出品の手続きも比較的簡単で、初心者でも始めやすいでしょう。
一方で自社ECサイトに比べ、販売手数料が高めに設定されていることが多い点と、プラットフォームのルールに従って運営する必要がある点は把握しておきましょう。
陶器のネットショップ開業の手順・やり方

ここからは、陶器のネットショップを開業する具体的な手順を解説します。
初めての方でもスムーズに進められるよう、5つのステップに分けて紹介します。
コンセプト・ショップ名を決める
コンセプトとは「誰に」「何を」「どのような価値を届けるか」を明確にしたもので、ショップの軸となる部分です。
例えば「北欧の暮らしに憧れる30代女性に、食卓を彩る手仕事の器を届ける」のように具体的に設定すると、仕入れやサイトのデザイン、集客の方向性がぶれにくくなります。
コンセプトについては「ネットショップのコンセプトの決め方」の記事でさらに詳しく解説しています。
コンセプトが決まればショップ名も考えやすくなります。
ショップ名は覚えやすく、検索した時に上位表示されやすい独自性のある名前を考えましょう。
ネットショップの名前を考える際は、ぜひ下記の記事を参考にしてください。
販売する陶器を準備する
次に、販売する商品を準備します。
自分で制作した作品を販売する場合は不要ですが、仕入れて販売する場合は仕入れ先を開拓しましょう。
陶器の主な仕入れ方法は以下です。
- ・卸売りサイトを利用する
- ・窯元(作家)やメーカーに直接交渉する
- ・陶器市などのイベントで買い付ける
- ・海外から仕入れる など
一番手軽なのは、NETSEAやスーパーデリバリーなど、商品を卸値で購入できるサイトを利用する方法です。
初心者でも始めやすいですが、他のショップの商品と差別化が難しいといえます。
窯元(作家)やメーカーに直接問い合わせて取引交渉する方法もあります。
独自の仕入れルートを確保できれば、他店との差別化にもつながりますが、実績が無いと取引してもらえない可能性が高いです。
さらに、全国各地で開催される陶器市や見本市に足を運び、直接商品を仕入れることも可能です。
交通費などのコストはかかりますが、実際に手に取って品質を確認でき、作家との関係構築にもつながります。
海外のECサイトを利用したり、現地に行って買い付けたりすれば、日本では手に入りにくい商品を扱えるため、独自性を出しやすいでしょう。
ただし、輸送コストや納期には注意が必要です。また海外との取引なので、トラブルが起こりやすいともいえます。
商品の仕入れ方については、下記の記事も参考になるのでぜひご覧ください。
ネットショップの開業方法を決める
商品の準備ができたら先ほど紹介した3つの方法の中から、自社に合った開業方法を選びましょう。
もしどの方法が良いのか迷ったら、自社ECサイトがおすすめです。
陶器のような世界観やストーリー性が重要な商材は、デザインを自由にカスタマイズでき、ブランドの魅力をしっかり伝えられる方法が良いといえます。
また、自社サイトならECモールと比較して手数料を抑えやすいため、長期的に利益率の高い運営を目指せる点もメリットです。
カラーミーショップなら、ECサイトが初めての方でもデザインテンプレートを使って簡単に自社だけのECサイトを構築できます。
月額費用も数千円~なので、コストをかけずに陶器のネットショップを運営できるでしょう。
さらに、チャットサポートだけでなく、電話サポートも行っているので初めての方でも安心です。
月額費用に追加料金なく海外販売ができたり、AmazonPayの利用ができたりなど機能も充実しているため、本格的なネットショップ運営が可能です。
さらに詳しく知りたい方は、カラーミーショップのサービス資料も用意しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
3分でわかるカラーミーショップの資料ダウンロードはこちら >
商品ページなどネットショップを作成していく
開業方法が決まったら、いよいよサイト制作です。
陶器のネットショップでは単なる商品紹介ではなく、サイト上で「その器がある暮らし」をイメージさせることが重要です。
商品ページには、基本情報(商品名、価格、サイズや重量、発送方法と送料、納期など)に加え、食卓での使用シーンや料理を盛り付けた写真を充実させましょう。
実物を確認できないネットショップだからこそ、質感や重みのニュアンスが伝わる文章、そして作家のこだわりや制作秘話といった「ストーリー」などを添えることで、器への愛着を深めてもらえます。
また、手持ちの食器との合わせ方を提案するなど、購入後のイメージを具体化させる工夫が、成約率アップの鍵となります。
開業したら集客を行う
ネットショップは開業しただけでは誰にも見つけてもらえません。
自社ECサイトの場合はとくに、自分で集客に取り組む必要があります。
主な集客方法としては、Instagramなどの「SNS運用」、Google検索などで上位表示を目指す「SEO対策」、「Web広告の出稿」の3つです。
陶器は写真映えする商材なので、SNSとの相性が良く、作品の魅力や制作背景を発信することでファンを増やしやすいといえます。
どの集客方法が良いのか迷った場合は、まずはInstagramでのSNS運用を始めてみましょう。
SNS運用については「ECサイトのSNS活用徹底ガイド」の記事をぜひチェックしてみてください。
また、SEO対策については「ECサイトに必要なSEO対策とは?」の記事、Web広告については「ECサイトの広告の種類は?」の記事を参考にしてください。
超重要!陶器を魅力的に見せる写真撮影のコツ

ネットショップで、ユーザーは商品画像を見て購入を判断します。
商品を実際に手に取れないため陶器の場合、写真で質感やサイズ感、使用シーンを伝えることが重要です。
魅力的な商品画像を作るには、構図やライティング(光の使い方)を工夫し、料理を盛り付けた写真やテーブルコーディネートの例を掲載するのが効果的です。
また、撮影後は明るさや色味を調整して、商品の魅力を最大限に引き出しましょう。
なお、商品画像の撮影や編集のコツについては、下記の記事で詳しく解説しています。
撮影の際はぜひ参考にして下さい。
陶器のネットショップ開業で許可・資格は必要?

陶器をネットショップで販売する場合、基本的に特別な許可や資格は必要ありません。
届出なしですぐに販売を始められます。
ただし、個人で新たに事業を始める場合は、税務署へ開業届の提出が必要です。
また、中古品を扱う場合など、一部のケースでは別途許可が求められるため注意しましょう。
ネットショップの開業届について詳しくは下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
中古を販売する場合は古物商許可が必要
アンティークの陶器や中古の食器を仕入れて販売する場合は、「古物商許可」が必要です。
古物商許可とは、中古品を売買するために必要な許可で、管轄する警察署で申請します。
許可を取得せずに中古品を販売すると、違反となり罰則の対象になるため注意しましょう。
なお、自分で使用していた陶器を不用品としてフリマアプリで販売する程度であれば、許可は不要です。
陶器のネットショップで失敗しやすいポイントと対策

陶器のネット販売には、この商材ならではの注意点があります。
事前に把握して対策を講じておかないと、クレームやトラブルにつながるため注意が必要です。
ここでは、よくある失敗ポイントとその対策をご紹介します。
個体差の事前説明でトラブルを未然に防ぐ
陶器は手仕事で作られているものが多く、色の出方や模様、焼き具合、形に個体差が生じやすい商材です。
この特性を事前に理解してもらわないと、顧客が「写真と違う」「不良品ではないか」と感じてしまい、クレームや返品につながるケースがあります。
トラブルを防ぐには、商品ページに「同じ商品でも一つひとつ厚さや形が少しずつ異なります」「手作りのため、模様の出方に違いがあります」など、個体差があることを事前に明記しておきましょう。
どのような個体差があるのか写真付きで具体例を示すと、より理解してもらいやすくなります。
丁寧な梱包・配送で破損リスクとコスト増を回避する
陶器は割れやすいため、配送中の破損リスクが高い商材です。
梱包が不十分だと商品が破損し、返品や再送対応でコストがかさむだけでなく、ショップの信頼低下にもつながります。
陶器を発送する際は、一点ずつ緩衝材で包み、箱の中で動かないようにすき間を埋めることが基本です。
さらにダンボールには「ワレモノ注意」のシールを貼り、配送業者にも取り扱いに注意してもらいましょう。
梱包資材のコストはかかりますが、破損対応の手間や費用を考えれば、丁寧な梱包は必要な投資といえます。
リアルタイム在庫連動で品切れトラブルを防止する
陶器は一点ものや少量生産の商品が多く、在庫管理が難しい商材です。
在庫数の更新が追いつかず、実際には在庫が無い商品に注文が入ってしまう売り越し(過受注)が起こると、顧客の信頼を失うだけでなく対応コストもかかります。
そのため、商品が売れたらすぐに在庫数を更新できるよう、システムで在庫を管理することが大切です。
特に実店舗やECモールなど複数の販売チャネルを持っている場合は、在庫の一元管理ツールを導入すると、売り越しリスクを大幅に減らせます。
なおEC構築サービスのカラーミーショップでは、実店舗やモールなど複数のショップの在庫を連携できるツールをオプションのアプリとして提供しています。
陶器のネットショップ運営に役立つツールが豊富なので、ぜひカラーミーショップのアプリストアをチェックしてみて下さい。
【成功事例】陶器を販売するネットショップ

実際に陶器のネット販売で成功しているショップを見ることで、商品の見せ方やサイト作りのヒントが得られます。
ここでは、参考になる2つのネットショップの事例を紹介します。
うちる
「おうちで楽しむ陶器市」をコンセプトの「うちる」は、作家ものの器を集めた陶器専門のセレクトショップです。
2012年に個人事業としてスタートし、着実な成長を経て法人化するなど事業の拡大を続けています。
新商品入荷に合わせたSNSでのこまめな情報発信や、ギフト需要への対応など、顧客目線の運営を続けることで人気ショップとなった成功事例です。
イロドリ
「イロドリ」は、作家の一点物やオリジナルの器を扱う、鹿児島にあるネットショップです。
完璧に見せすぎず親しみやすいサイト作りを心がけ、実際に使うシーンがイメージできる写真や、自分の言葉で書いた商品説明が特徴。
WordPressと連携した読み物コンテンツでファンとの接点を増やし、夫婦二人三脚で運営を続けています。
まとめ
陶器は、ネットショップと相性の良い商材といえます。開業にあたっては、コンセプトを明確にし、自分に合った販売方法を選ぶことが大切です。
どの方法か迷ったら、ブランドの世界観を自由に表現でき、手数料を抑えて長期的に運営できる自社ECサイトがおすすめです。
ECサイト構築サービスのカラーミーショップなら、月数千円程度から運営でき、基本機能が充実しています。
陶器のネットショップの導入件数も豊富なため、陶器のネット販売を始めたい方はぜひ検討してみてください。
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よくある質問
料理を盛りつけた写真をサイトに載せるなどして、実店舗よりも商品の魅力や特徴を伝えやすいといったメリットがあります。詳しくはこちらの章をご覧ください。









