
トレーディングカード市場の拡大に伴い、トレカのネット販売が注目を集めています。
ネットショップなら、少ない予算で自分のトレカショップを開業できます。
この記事では、トレカのネットショップの開業方法や手順、成功させるポイントなどの基本をご紹介します。
トレカのネットショップを開業したい方は、ぜひ読んでみてくださいね。

人気のトレカを仕入れて、トレカショップで儲けたいなぁ。

トレーディングカードの人気はすごいですよね!開業するなら低コストで始められるネットショップがおすすめですよ。
目次
トレカのネットショップ開業は儲かる?メリットとは
実店舗での開業と比較した際に、ネットショップ開業には多くのメリットがあります。
ここでは、トレカのネットショップを開業する主なメリットを3つご紹介します。
低コストで開業できる
トレカショップをネットで開業する最大のメリットは、実店舗型と比較して、開業・運営コストを大幅に抑えられる点です。
実店舗の場合は店舗を借りるための礼金・敷金・賃料、光熱費、陳列棚やレジといった備品の準備などさまざまな費用がかかります。
ネットショップの場合、店舗にかかる費用は不要で、インターネット回線費用とネットショップシステムの利用料金、梱包材費、送料などが主に必要な費用です。
ネットショップ作成サービスの無料プランを利用すれば、さらに初期費用は抑えられるでしょう。
このように実店舗に比べて、少ない資金でもスタートしやすい点が魅力です。
時間や場所に縛られず自由な働き方ができる
時間や場所に縛られずに自分のペースで働くことができる点も、トレカのネットショップ開業のメリットです。
実店舗の場合は、どうしても店舗の営業時間や立地に縛られてしまいます。
ですが、ネットショップであれば早朝でも深夜でも、自宅でも旅行先でも、インターネットに接続できる環境さえあれば、いつでもどこでも仕事をすることができます。
また、ネットショップなら海外に住んでいる人にも、トレカを販売することが可能です。
日本のアニメやゲームは海外でも人気があるため、ネットショップの需要も高いでしょう。
陳列によるカードの劣化や盗難を防げる
トレーディングカードは、中には数百万円以上するものもあるので、実店舗型のカードショップの場合、カードの劣化や盗難対策が必須です。
カードは紫外線により色あせてしまうため直射日光を避け、蛍光灯ではなくLEDライトにしたり、UVカット仕様の袋に入れたりなど、さまざまな対策が必要です。
また湿気にも弱いため、除湿剤を置いたり、エアコンで調整したりなどの湿気対策もしなければなりません。
さらに盗難対策として、防犯カメラはもちろん、セキュリティが強固なディスプレイ棚の導入なども検討する必要があるでしょう。
このように実店舗はさまざまな対策を行わなければなりませんが、ネットショップの場合は陳列による劣化や盗難の心配もないので、保管コストも抑えられます。
トレカのネットショップの開業方法は3パターン
ネットショップの開業方法は実はいくつかパターンがあるので、それぞれの特徴などをご紹介します。
ECモール内で開業する
さまざまなジャンルのショップがたくさん集まっているのがECモールです。
Amazonや楽天市場のようにECモールはすでに多くのユーザーが利用しているため、集客しやすい点がメリットです。
また、ECモール側にマニュアルが完備されているので、比較的簡単にネットショップを開業できます。
デメリットとしては、多くのショップが並んでいるので他のショップとの価格競争が激しい点が挙げられます。
また、ECモール側のルールに従う必要があり、ショップデザインのカスタマイズもほぼできないなど、自由度が低い点もデメリットといえるでしょう。
多くの人が集まりやすいECモールですが、その中での差別化が課題となります。
自社ネットショップを構築する
実店舗の路面店のように、自社だけの独立したネットショップを構築する方法もあります。
ECモールのように自然と人が訪れてくれるわけではないので、集客は自力で行う必要があるものの、デザインや機能面の自由度が高く、自社らしいオリジナリティにあふれたネットショップが作れます。
また、ECモールよりもシステム側に支払う月々の手数料も低めに設定されていることも多いので、利益が出やすいといえます。
自社ネットショップの場合、カラーミーショップのように専門知識が無くても簡単にネットショップを作成できるサービスで作る方法や、自社サイトを1から構想して作るフルスクラッチなど、作成方法はいくつかあります。
ECサイト(ネットショップ)の構築方法について詳しくは、「ECサイトの構築方法の種類は?」の記事でそれぞれの方法を詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
フリマアプリで販売する
スマホ1つで誰でも簡単に始められるのが、フリマアプリでのトレカ販売です。
ネットショップを構えるわけではないため、ショップのデザインも不要ですぐに販売を始められる点が大きなメリットです。
また、ECモールと同様でフリマアプリに集客力があるので、多くの人に商品を見てもらえます。
一方、フリマアプリ内での出品のため、人気のトレカランキングを顧客に表示したり、顧客がショップ内のトレカを検索したりなど、ネットショップでは当たり前の操作ができません。
さらに、値下げを求められるケースがあるなどネットショップとはまた違ったデメリットがあることを把握しておきましょう。
トレカのネットショップを開業する前の準備
スムーズにトレカのネットショップを開業するために、準備しておいたほうが良いことがあります。
ここでは、主に2つご紹介します。
古物商許可を取得する
顧客からトレカを買い取って中古として販売することもあると思いますが、その場合には「古物商許可」の取得が必須となります。
古物商許可は取得まで1ヵ月以上かかるといわれているので、あらかじめ管轄の警察署で申請の手続きを進めておくのがおすすめです。
トレカだけでなく、古着や家具、書籍など身近にある中古の物を売る場合は、この古物商許可が必要になります。
もし古物商許可を取得せずに営業すると法律違反となり、罰則の対象となる可能性があります。
そのため、中古品を扱う際には必ず許可を得ましょう。
カードの仕入れルートを確保する
ネットショップを開業する前に、仕入れルートをおおよそ決めておくことが大切です。
仕入れルートは、大きく分けて「中古品」と「新品」の2つが考えられます
中古の場合の主な仕入れルートとして、下記が挙げられます。
- ・顧客からの買い取り
- ・トレカのオークションに参加する
顧客から買い取る場合、購入費用を抑えられる場合もありますが、個人からの買い取りなので偽造品のリスクがある点に注意が必要です。
一方、他のトレカショップからの購入のほうが信頼はおけますが、価格が高額になる傾向にあります。
最近では、トレカ市場の拡大により、トレカ専門のネットオークションなども開催されているのでチェックしてみましょう。
一方、新品のトレカの主な仕入れルートとしては、下記が挙げられます。
- ・メーカーから直接仕入れる
- ・卸業者や問屋から仕入れる
メーカーと契約できれば安定的に仕入れができますが、いきなり個人で仕入れを申し込んでも実績がないなどの理由で断られる可能性も高いです。
卸業者や問屋のほうが比較的仕入れやすいといえます。
トレカのネットショップを開業する手順
トレカのネットショップの開業手順について、順番に説明していきます。
下記を読んで大まかに流れを把握してから、ネットショップ開設にチャレンジしてみてください。
コンセプトやショップ名を考える
トレカの人気に伴い、トレカのネットショップも増えていると考えられるので、他社と差別化するためのコンセプトが重要です。
例えば、特定のゲームやアニメに特化したり、レアカードを豊富に取りそろえたりなど、自社ならではのコンセプト(強み)を考えましょう。
コンセプトが固まってきたら、ショップ名も決める必要があります。
ショップ名は、顧客がどんなショップかをイメージする大事な要素です。
ショップ名を選ぶ際には、以下の点を意識しましょう。
- ・覚えやすさ:簡単でわかりやすいショップ名にすることで覚えてもらいやすくなる
- ・関連性:「トレカ」「カード」などの単語をショップに含めることで、顧客にショップのイメージを伝えやすくなる
- ・商標登録:同じ名前のショップ名がないか、事前に確認する
魅力的なコンセプトと覚えやすいショップ名を設定することで、顧客の心をつかむ、独自性の高いトレカショップになるでしょう。
ショップ名の付け方は「【超大切!】ネットショップの名前の付け方の大事なポイント・コツまとめ」の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
ネットショップの開業方法を選ぶ
次に先ほど紹介した中から、ネットショップの開業方法を選びます。
ECモールは集客力が高い点が魅力ですが、手数料が高額で出店基準が厳しい場合もあるため、注意が必要です。
個人間取引を行うフリマアプリは手軽に出品できる一方、ネットショップを開設するわけではないため、そもそもネットショップでの販売とさまざまな点が異なることを把握しておきましょう。
自社の独自ネットショップを持つ場合は、初心者でも簡単に始められるASPサービス(ネットショップ作成サービス)がおすすめです。
ECモールやフリマアプリに比べて手数料や利用料が低く設定されていますが、デザインや機能面を自分でカスタマイズすることも可能です。
自分で集客する必要はあるものの、自社らしいオリジナリティのあるネットショップが作成できるでしょう。
ネットショップ作成サービスの中でもカラーミーショップは、無料で利用できるフリープランも用意されているので、まずは無料で使い勝手を試し、事業が成長したら有料プランにアップグレードして機能や容量を充実させるなど、ビジネスの成長に合わせて柔軟に対応できます。
豊富なデザインテンプレート、充実した機能、手厚いサポートにより、初めての方でも安心してネットショップ運営を始められます。
ネットショップを作成していく
ネットショップの形式を決めたら、次は作成していきましょう。
ECモールやASPを利用する場合、基本的にはドメインやサーバーの準備は不要ですので、ショップのデザインや各種設定をメインで行っていきます。
ネットショップの作成は、主に以下のような作業が必要です。
- ・全体のデザイン作成(デザインテンプレートを選ぶ)
- ・商品情報を入力(商品ページの作成)
- ・決済・配送方法などを設定する
- ・テスト運用を行う
まずは、ショップのデザインを行っていきます。
イメージに合ったテンプレートを利用すると簡単に作成できます。
その後、商品名や商品説明文、価格、商品画像など、購入者に見せる商品情報を入力して商品ページを作っていきましょう。
次に、クレジットカード決済やコンビニ決済、AmazonPayといったID決済など、購入者にとって使いやすい決済方法を設定していきます。
加えて、配送業者や送料、配送にかかる日数など、配送に関する設定を行いましょう。
そしてサイトが完成したら必ずテストして、注文ができるか、きちんと決済されるか、会員登録はできるのかといったことを確認していきます。
ネットショップの作成やテスト運用は、家族や友人などにチェックしてもらうと客観的な意見をもらえるのでおすすめです。
オープン後は集客する
ネットショップをオープンしても、ショップの入り口となるURLを誰も知らないため、自社で情報発信してショップへ訪問してもらう必要があります。
そこで重要になるのが、ネットショップへの集客施策です。
ネットショップへの集客は、大きく分けて有料のものと無料のものの2つがあります。
有料の方法はWeb広告が中心で、無料でできる主な集客方法はSNS運用や検索結果で上位表示されるためのSEO対策があります。
一般的に、広告は費用がかかりますが即効性があるといわれています。
SEO対策やSNS運用は、無料ですがじょじょに人々に認知してもらうような集客方法のため、ショップの訪問者が増えるまでに時間がかかります。
どの集客方法が良いかは、予算や集客にかけられる時間的(人的)コストによります。
できれば、有料と無料の集客方法を組み合わせることで、より効果的に集客することができるでしょう。
ネットショップの集客方法について詳しくは「ネットショップ集客のコツ!」でさまざまな集客方法をご紹介していますので、参考にしてみてください。
トレカのネットショップ開業にかかる主な費用
トレカのネットショップを開業するには、さまざまなことに対して費用が必要です。
下記は、開業にかかる主な費用になります。
- ・初期費用
- ・月額利用料
- ・販売手数料
- ・古物商許可申請費用
- ・商品を確認してから支払える
- ・カードの仕入れ費用
- ・送料
- ・広告費 など
これらの費用は一例で、開業方法や販売規模によって大きく異なります。
例えば、初期費用や月額利用料はネットショップ作成サービスやフリマアプリでは不要になることもありますが、ECモールでは基本的に必要な費用です。
また、カードの仕入れ費用も、どれくらいの枚数を用意するのか、レアなカードを用意するのかによって数百万円単位で価格が変わってきます。
今後の運営を圧迫しないためにも、何にいくらくらい必要なのか見積もり、予算を大幅にオーバーしないよう計画することが大切です。
トレカのネットショップ開業を成功させるポイント・注意点
最後に、トレカのネットショップならではの成功ポイントや注意点をご紹介します。
適正な買取・販売価格を把握しておく
利益を出し、かつ顧客に満足してもらうトレカのネットショップを運営するためには、適正な買取価格と販売価格を設定することがとても重要です。
カードの価格は、カードの状態、希少性(レア度)、キャラクターの人気度、需要と供給のバランスなどに左右されます。
他社やオークションなどでの取引価格を見ながら、これらの要素を総合的に判断し、状況に合わせて買取・販売価格を柔軟に見直していくことがポイントです。
トレカの状態を画像・説明文で正確に伝える
トレカは、状態によって価格が大きく変わります。
購入後に返品やクレームなどに発展しないためにも、画像や説明文で情報を正確に伝えることが重要です。
カードの表面・裏面のキズ、スレ、汚れ、折れや角の状態などを細かくチェックし、状態をわかりやすく伝えましょう。
ホログラムや箔押しが施されたカードも、経年劣化や保管状態によって剥がれなどが発生することがあります。
なお、大量に扱う場合、すべてのカードの写真撮影や状態説明が難しい時は、自社独自のランク表を作成し、商品説明文に表記するという方法もあります。
例えば「S:新品、未開封」「A:ほとんど傷が無い美品」「B:細かな傷はあるが、目立った傷はない良品」など、とランクを作る形です。
カードの状態を表現する言葉は、買い手によって解釈が異なる場合があるため、可能な限り客観的な表現を用いるように心がけましょう。
在庫状況をリアルタイムに反映する
トレーディングカードは通常のメーカー商品とは異なり在庫変動が激しい商材です。
そのため、リアルタイムで商品ページに在庫状況を反映させることは顧客満足度を維持し、販売機会の損失を防ぐ上で重要です。
もし在庫状況がリアルタイムに反映されていないと、顧客は在庫がない商品をカートに入れてしまい購入できず、ショップに対して不満を持つでしょう。
反対に、実際には入荷しているにも関わらず在庫切れ表示のままだと、せっかくの販売機会を逃してしまうことになります。
また在庫状況をリアルタイムに反映させると例えば「残り1点」と表示されていた場合、顧客に「誰かに買われてしまうかも」という心理が働き購入をうながせます。
まとめ
トレカのネットショップ開業は、実店舗と比べて低コストで始められたり、カードの盗難を防げたりなどのメリットがあります。
開業方法は複数ありますが、自分らしいショップを作りたいなら独自のネットショップを立ち上げるのがおすすめです。
また、顧客から買い取って中古品を扱う場合は古物商許可を申請する必要があるので、忘れずに行いましょう。
トレカ市場を把握して適切な価格設定で取引を行うことが、トレカのネットショップを成功させるコツといえます。
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