よむよむカラーミー
ネットショップ運営を、
もっと楽しく。

【事例付き】カフェがコーヒー豆をネット販売するには?ネットショップの開業方法や手順を紹介!

2020年以降、家で過ごす時間が長くなったため、カフェで買わずに自宅で本格的なコーヒーを淹れて楽しんでいる人が増えているようです。

すでにカフェを経営されているなら、今が自社のコーヒー豆のネット販売を始めるチャンスです。
また、副業でカフェを立ち上げてネットショップのみを運営することも可能でしょう。

今回は、カフェがネットショップでコーヒー豆を販売する方法や許可などについて解説します。

ツクルくん
ツクルくん

僕も最近、インスタントじゃなくて家で豆を挽いてドリップしたコーヒーを飲み始めたよ。

カラミちゃん
カラミちゃん

豆を購入して自宅でコーヒーを淹れる人は増えています!もしネットでコーヒー豆を売り出すなら今がチャンスですよ。

コーヒー豆をネット販売するメリットとは?

ネットショップでコーヒー豆を販売することは、以下のようなメリットがあります。

  • ・購買層が幅広い
  • ・初期費用が抑えられる
  • ・全国的に有名なカフェになる可能性も

購買層が幅広い

コーヒーは世界中で多くの人に愛されており、購入層が幅広いことがメリットのひとつです。
顧客がほとんどいない商品の場合、いくら運営を工夫してもそもそもの売上が立ちません。

コーヒーのネットショップには数多くの潜在顧客が存在するため、魅力的なショップにすれば安定的な売上も見込めます。

初期費用が抑えられる

実店舗でカフェを開業するとなると、家賃やコーヒーを淹れるためのマシン、食器類、インテリアなどさまざまな費用がかかり、平均すると500万円ともいわれています。

一方、ネットショップの設備に関しては、最低限パソコンかスマートフォンさえあれば開店できるので、費用はグッと抑えられます。

全国的に有名なカフェになる可能性も

実店舗のみだと来店できるお客さまが限られているため、いくら地元の人気店でもなかなか全国の人に知ってもらうことは難しいです。

ネットショップは販売対象が全国なため、集客がうまくいけば全国どこの人でも知っている有名なカフェになれる可能性もあるでしょう。

もし店舗を出すことになった際も有名店であれば、全国どこの地域に出店したとしてもある程度の顧客が見込めるというメリットもあります。

実際に、ネットで人気を得てから実店舗のカフェを始めるというお店もあるそうです。

コーヒー豆をネット販売するための6つの手順

それでは実際に、ネットでコーヒー豆を販売する方法を見ていきます。
以下の手順は、これからカフェを開業される方に向けたものですので、すでに実店舗でカフェを運営されている方は、手順4以降からお読みください。

手順1.コンセプトを決めて差別化を考える

先ほど、コーヒーの購買層は幅広いとお伝えしましたが、言い換えれば「その分コーヒーを売っているお店も多い」ということになります。

そのためただ単にコーヒーを売るのではなく、他にはないお店のコンセプトを打ち出し、他店と差別化することが必須です。

「○○産のオーガニックコーヒーを販売」「こだわりの方法で自家焙煎している」などコーヒーでの差別化や、少量で販売している、低価格で提供しているなど販売方法や価格でも差別化できます。

コンセプトを決めることは、お店の運営方法や豆の仕入れ、サイトのデザインなどすべてのことに関係するためしっかり決めておきましょう。

手順2.お店のロゴやパッケージのデザインを決める

コーヒーのネットショップの場合、商品である豆の見た目がどのお店の豆もほとんど同じため、オリジナリティのあるロゴやパッケージにすることで、自分のお店のブランディングになります。

例えばスターバックスコーヒーも、あのロゴを見ただけでスタバだとわかりますよね。
印象的なロゴやパッケージにすれば、お客さまに覚えてもらいやすく、掲載する商品写真の見栄えも良くなります。

どのようなデザインにするかでお客さまへのお店の印象も変わってくるので、コンセプトと一緒にこだわりのロゴ・パッケージを考えましょう。

手順3.販売するコーヒー豆を準備する

お店のコンセプトやロゴ・パッケージ決めと共に進めたいのが、販売するコーヒー豆の準備です。コーヒー好きの方はすでにご存じだと思いますが、販売用の豆を用意する方法は下記の2種類あります。

自家焙煎する

輸入などをしてコーヒーの生豆を仕入れ、自分で焙煎する方法です。生豆に対する知識や焙煎する手間や器具が必要ですが、他店で同じ味を出すことはできないため、差別化につながります。

よりオリジナリティのあるこだわりの豆を販売したい方におすすめです。

焙煎豆を仕入れる

すでに焙煎された豆を仕入れて販売する方法です。焙煎する手間は無いため、自家焙煎に比べて手軽に販売が開始できます。

ただ、「この焙煎豆を仕入れたい」と思っても、すんなり卸してもらえるとは限らないので交渉が必要です。また、自家焙煎ではないということは、他店でも同じ豆を提供できるので売り方などを工夫する必要があります。

まずはコーヒー豆を売るノウハウを身に着けたいという方は、焙煎豆を仕入れて販売する方が合っているでしょう。

手順4.ネットショップの出店方法を決める

カフェのコンセプトや商品の準備ができてきたら、次はどのようにネットショップを出品するかを考えます。一口にネットショップといっても、出店方法は以下の3つがあります。

  • ・ECモールに出店する
  • ・ネットショップサービスを利用する
  • ・自分で作成する

ECモールに出店する

1つ目の方法は、Amazonや楽天などのECサイトの店舗として出店することです。

ECモール自体に集客力があるので、開店して間もなくてもユーザーが訪れてくれる可能性があります。
また、大手ECモールなのでユーザーも安心して買い物ができる、購入時のユーザー情報の入力が不要など、ユーザー・店舗側ともにメリットは大きいです。

一方で、出店料やシステム利用料など初期費用やランニングコストがやや高めになっています。

また、サイトのデザインの自由度も低いので自分のお店のカラーを出しづらく、売上を上げるために結局はECモール内の他店舗との価格競争になってしまう恐れもあるでしょう。

ネットショップサービスを利用する

カラーミーショップなどのネットショップ作成サービスを利用して、自分のお店のネットショップを作る方法もあります。

メリットは低コストで始められる点です。カラーミーショップのフリープランを利用すれば、月額費用・初期費用は無料でお店を作れます。

商品が売れた時にだけ決済手数料が発生するので、「すぐ売れるか分からないし、まずはネットショップをやってみたい」という方でも低リスクで始められるのが魅力です。

さらに、ECモールに比べてデザインの自由度はかなり高いです。
フォーマットをベースに、さまざまなデザインのアレンジを加えることができるので、お店のコンセプトを打ち出しやすくブランディングにもつながります。

ただ、ECモールと違って集客力は無いので、お店を作ったらSNSや広告などを使って自身での集客が必須です。詳しくは後ほどご紹介します。

自分で作成する

最後は、すべて自分で作成する方法です。
自分でサーバーを借り、ソフトウェアをダウンロードするなどしてネットショップを作成することもできます。

全て自分で作成を行うので、IT関連の知識や技術、作成する時間が必要です。その分、自由度は高く、デザインも機能も自分の好きにできるのがポイントです。

以下に各作成方法のメリットとデメリットをまとめました。自分に合っている出店方法を確認してみましょう。

作成方法 メリット デメリット
ECモールへ出店する ・集客力がある
・大手モールなのでお客様が安心感を持ってくれる
・コストが高め
・お店のカラーを出しづらい
作成サービスを利用する ・初期費用無料で開業できる
・デザインの自由度が高い
・自分で集客する必要がある
すべて自作する ・機能やデザイン面での自由度が高い ・高度な知識や時間が必要

ネットショップの開業について詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひ参考にしてください。



手順5.サイトを作成する

出店方法を決めたら、次は実際のサイトを作成します。最初に考えたいのがデザインです。
開業時に決めたコンセプト・ロゴ・パッケージに合ったデザインにしましょう。
その際に気を付けたいのが「見やすさ・わかりやすさ」です。

どんなにコンセプトが魅力的でサイトがおしゃれでも、ユーザーの最終的な目的はコーヒー豆の購入です。商品が見づらかったり、購入までの導線がわかりづらかったりすると購入自体をあきらめてしまいます。

コンセプトやおしゃれさと同時に、見やすさ・わかりやすさも重視しましょう。

また、ネットショッピングだと試飲ができないため、どのようなコーヒーなのかの詳しい説明や、味わいについての比較表(チャート)などを載せると、購入する人にとってわかりやすいのでおすすめです。

手順6.集客する

ネットショップを作ったあとは新しくコーヒーショップができたことを宣伝し、集客をします。ECモールであれば何もしなくても人が来てくれるかもしれませんが、ECモール内にコーヒーショップはたくさんあるので集客をするに越したことはありません。

まず始めたい集客の方法が「SNS施策」と「SEO対策」です。

SNS施策

Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSでお店のアカウントを作成して情報を発信していく集客の方法です。
カフェの場合は商品の紹介をするだけでなく、「美味しいコーヒーの淹れ方」や「生豆の産地の写真」などの情報を発信することでフォロワー獲得につながります。

他にも「オープン記念キャンペーン」や「初回購入キャンペーン」など、キャンペーンの情報をSNSで告知するのも有効です。

SNSの集客は定期的な更新が成功の1つのカギですので、こまめな更新を心がけましょう。

SEO対策

SNS施策と共にやっておきたいのが、SEO対策です。

SEO対策とはGoogleなどの検索結果で、自分のお店のショップページを上位に表示させるために行う対策のことをいいます。
手軽にできるSEO対策が、「ディスクリプションを増やす」ことです。

ディスクリプションとは、Googleに「自分のお店でどのような商品を扱っているか」を判断させるために入力する箇所のことをいいます。

下記の画像のように、ショップ名とURLの下に「どのようなサイトなのか」を補足する説明文として表示されるため、クリック率のアップにもつながります。

お店を作ったら、ディスクリプションを編集してどのようなお店なのかがわかる説明文を追加しましょう。

SNS施策とSEO対策についての集客方法は下記で詳しく説明しています。

Instagramのフォロワー数を増やしたい方は下記の記事をご参照ください。

コーヒー豆をネット販売する際の初期費用は?

ネットショップを始める場合、先ほどお伝えしたように方法によって費用が異なります。
ECモールに出店する場合は、出店料やシステム利用料などの初期費用・月額費用で数万円~必要です。

なるべく費用を抑えたい場合は、カラーミーショップのフリープランをはじめとした初期費用・月額費用が無料のネットショップ作成サービスをおすすめします。

ネットショップは、スマートフォンかパソコンがあれば開設できるため、その他に特別必要な設備はありません。

これからカフェを始める方は、ロゴやパッケージのデザイン料や豆を仕入れる代金、パッケージや梱包用の資材の費用がかかるでしょう。

コーヒー豆をネット販売するには許可が必要?

2021年よりコーヒー豆を販売するには、届出が必要になりました。
また、販売にあたっては他にも決まりごとがあります。まとめで詳しくご紹介します。

コーヒー製造業の届出と食品衛生責任者

それまではコーヒーを販売するのに届出の提出は必要ありませんでした。
ですが、食品衛生法の改正により2021年6月から、コーヒーの製造・加工業として営業するためは届出が必須です。自分で焙煎せず、焙煎豆を仕入れて販売する場合も同様になります。

すでにカフェの店舗を運営されていた方も、届出を提出する必要がありますので注意してください。

申請は所轄の保健所の窓口で行うか、厚生労働省の食品衛生申請等システムからオンラインでも行えます。

また、許可や届出が必要な事業を行う場合は施設に食品衛生責任者が1名いることが義務付けられています。
そのため、コーヒー豆を販売する届出を行うとともに、食品衛生責任者の資格も取得しましょう。

コーヒーと一緒にお菓子を販売したい場合

もし、クッキーなどのお菓子を作ってコーヒーギフトセットを販売しようという場合も、「菓子製造営業許可」という許可が必要です。

菓子製造営業許可を取得するには家庭用のキッチンではなく、定められた施設基準に沿った施設・設備を準備しなければなりません。

コーヒーの販売に比べて大掛かりな準備が必要なため、これから開業する方はまずはコーヒー豆の販売を始めてから、菓子製造営業許可を取る準備を進めていきましょう。

販売時の食品表示法の義務

食品を包装して販売する場合は「食品表示法」により、原材料や保存方法などを記載しなければなりません。
コーヒーは「加工品」の項目に該当するので、パッケージに以下の項目について記載する必要があります。

加工品の主な表示項目は以下です。

  • 1.名称
  • 2.保存の方法
  • 3.消費期限または賞味期限
  • 4.原材料名
  • 5.添加物
  • 6.内容量または固形量及び内容総量
  • 7.栄養成分の量及び熱量
  • 8.食品関連事業者の氏名または名称及び住所
  • 9.製造所または加工所の所在地および製造者または加工者の氏名または名称等

なお、輸入品のコーヒー豆については「原産国名」の表示も必要です。詳しくは消費者庁の「早わかり食品表示ガイド」をご確認ください。

また、菓子製造営業許可の取り方や食品表示法については下記の記事でより詳しく説明しています。ぜひあわせてご覧ください。

【通販サイト事例】コーヒーショップ7選

カラーミーショップでも、コーヒーを販売しているカフェがたくさんあります。今回はその一部をご紹介しますので開業の際の参考にしてください。

1.猿田彦コーヒー

ネットショップはこちら

東京・恵比寿に店舗を構えるスペシャルティ・コーヒー専門店、猿田彦珈琲のネットショップ。定番ブレンドの恵比寿ブレンドは絶品!実店舗は、平日も行列ができるほどの大人気ショップです。

2. MANLY COFFEE

「MANLY COFFEE」さんは福岡県のカフェで、「お客さまのLife / まいにち・人生 が輝くビューティフルなコーヒーをお届けすること」をミッションに、ネットショップでもスペシャルティコーヒーを提供しています。

ネットショップはこちら

3. CAFE L’ETOILE DE MER

大阪で実店舗を営んでいる「CAFE L’ETOILE DE MER」さんのネットショップは、シンプルなデザインの中にかわいらしいイラストがちりばめられていて、温かみを感じます。

ネットショップはこちら

4. Afterhours

東京都渋谷区に店舗を構えるAfterhoursのネットショップ。(インタビューはこちら)Afterhoursブレンドは、お菓子と一緒に購入するお客さまも多いそうです。

ネットショップはこちら

5.GARUDA COFFEE

京都府京都市に店舗を構えるGARUDA COFFEEのネットショップ。「まちぶせ」など、喫茶店を思わせる愛らしいネーミングに心ひかれます。

ネットショップはこちら

6.MORIHIKO.

北海道、札幌・旭川でカフェ・レストランを運営するコーヒーカンパニーMORIHICO.のコーヒーのネットショップ。コーヒー豆はすべて自社で焙煎・製造をしており、オリジナルのマグカップなども販売しています。

ネットショップはこちら

7. 余白珈琲

「ため息を、ほっとひと息に」をテーマに、生活になじむコーヒーを販売している余白珈琲さん。実店舗は無く、ご夫婦でネットショップのコーヒー豆屋を営まれています。

ネットショップはこちら

まとめ

今回は、カフェがネットショップでコーヒーを販売する方法や注意点についてお伝えしました。低リスク・低コストで始めるならカラーミーショップをはじめとする、ネットショップ作成サービスの利用がおすすめです。

また、コーヒーを販売するには、営業の届出を提出し、食品衛生責任者の資格を取ることも必要です。販売するパッケージにも、食品表示法に規定されている表示を記載しなければなりません。

手続きや守るべきことはさまざまありますが、コーヒーをネットで販売することは、自分のコーヒーをより多くの人に知ってもらうチャンスでもあります。ぜひネットショップでの販売にもチャレンジしてみてください。

無料でネットショップを開設してみる

▼こちらの記事も読まれています▼

よくある質問

カフェがコーヒー豆をネットで販売するメリットは何ですか?

メリットは以下の3つあります。

・購買層が幅広い
・初期費用が抑えられる
・全国的に有名なカフェになる可能性も

店舗のみで営業する場合、近くに住んでいる人しかお店に来られませんが、ネットでコーヒー豆を販売することで全国の人に自分のコーヒー豆をお届けでき、お店の名前を知ってもらえます。
詳しくはこちらの章で解説しています。

コーヒー豆をネットで販売する際に許可は必要ですか?

2021年6月より、コーヒー豆の製造・加工業を行う場合は申請が必要になりました。これからコーヒーをネットで販売したい方、すでにカフェを経営中でも申請していない方は、最寄りの保健所かオンラインで届け出ましょう。お菓子を作って一緒に販売したい場合は、また別の申請が必要です。
許可についてさらに知りたい方は、こちらの章をご確認ください。