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ネットで楽器を販売する方法とは?具体的なサービスや成功のポイントも紹介!

楽器の販売市場は近年拡大傾向にあり、特にネット販売への注目が高まっています。
実店舗だけでなくネットで楽器を販売することで、全国のお客さまにリーチでき、販売機会を大きく広げられます。
そこでこの記事では、ネットで楽器を販売する具体的な方法やメリット、成功のポイントまで詳しく解説します。

これから楽器のネット販売を始めたい方はぜひ参考にしてください。

ツクルくん
ツクルくん

楽器のネット販売って、実店舗での販売と比べて難しそうだなぁ。

カラミちゃん
カラミちゃん

確かに楽器ならではの課題はありますが、ネット販売は実店舗にはないメリットがたくさんあるんです!楽器のネット販売を成功させるポイントを、これからご紹介します。

楽器の販売市場は伸びている


ネットで楽器を販売するかどうか検討する前に、まずは楽器販売の市場全体の動向を確認しておきましょう。

東京商工リサーチのTSRデータインサイトによると、全国の楽器販売店の2024年の売上高は前年比5.4%成長しています。
音楽をテーマにしたアニメの流行や電子楽器の需要拡大などが市場成長を促しており、このことはネット販売でも大きなビジネスチャンスが期待できます。

ネットで楽器を販売するメリット

楽器をネットで販売することには、実店舗にはないさまざまなメリットがあります。主なメリットは以下の3つです。

  • ・豊富に商品をそろえられる
  • ・店舗と比較して価格を抑えやすい
  • ・販売機会の損失を防げる

ネット販売では、物理的な陳列スペースの制約がないため、実店舗では扱いにくいニッチな楽器やマニアック向けの機材など、幅広いラインナップをそろえられます。

また実店舗に比べて賃料や内装費などのコストがかからないため、その分、商品価格を抑えて販売できます。
実店舗よりも安く売ることで、購入されやすくなるでしょう。

さらに、ネット販売では24時間365日いつでも注文を受け付けられ、全国どこからでもアクセス可能です。
時間・場所・在庫の制約を超えて販売機会を最大化できるのがメリットです。

楽器をネットで販売する主な3つの方法!サービスも紹介

楽器をネットで販売する方法は大きく分けて3つあります。
それぞれ特徴やメリットが異なるため、自社の事業規模や運営スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
ここでは、楽器のネット販売における主な3つの方法と、具体的なサービスを紹介します。

既存のECモールで販売する

既存のECモールで販売する方法は、楽器のネット販売を始める際に手軽な選択肢の一つです。
ECモールにはすでに多くのユーザーが訪れているため、出店直後から一定の売上を見込めるのが大きなメリットです。
また、決済システムや配送連携などの仕組みが整っているため、ネット販売の経験が少なくても比較的スムーズに運営を開始できます。
一方で、出店料や販売手数料などのコストが発生する点、モールのルールに従う必要がある点には注意が必要です。

Amazon

Amazonは楽器のネット販売において多くの実績があるECモールです。
月間の販売個数が49点以下か、50点以上なのかで毎月かかる費用は異なりますが、楽器を販売する場合はどちらのパターンも初期費用は無く、固定費以外に必要なのは販売手数料のみのシンプルな料金体系です。

追加費用を払い、FBA(フルフィルメント by Amazon)というサービスを利用すれば、商品の保管から梱包、配送、カスタマー対応までAmazonが代行してくれるため、保管場所が必要な楽器販売には心強いサービスといえます。

自社ECサイトで販売する

自社ECサイトで販売する方法は、独自のブランドイメージや世界観を表現したい事業者に適しています。
カラーミーショップなどのECサイト構築サービスを利用すれば、初心者でも手軽にネットショップを開設できます。

自社ECサイトの最大のメリットは、デザインだけでなく機能も自由にカスタマイズできる点です。
またECモールよりも販売手数料が低いため、売上が増えても固定費の上昇を抑えられます。
顧客データを自社で蓄積・管理できるため、リピーター育成やマーケティング施策に活用できるのもメリットです。

一方で、集客は自社で行う必要があるため、開設後はSEO対策やSNS運用などが必須になります。

カラーミーショップ

自社ECサイトが構築できるカラーミーショップは、基本機能が充実しているサービスで、月額数千円程度~ネットショップを運営できます。

また、デザインテンプレートも豊富に用意されているため、専門的な知識がなくても簡単に本格的なネットショップを開設できるでしょう。

カラーミーショップは、完全無料で越境ECが始められるのが大きな特徴です。
海外販売代行機能を利用すれば、多言語対応や決済、海外発送、カスタマーサポートまで専門の代行会社が担当するため、国内発送と同じオペレーションで海外市場へ販路を広げられます。

さらに詳しく知りたい方は、カラーミーショップのサービス資料もご用意しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
3分でわかるカラーミーショップの資料ダウンロードはこちら >

楽器販売プラットフォームを利用する

楽器販売に特化したプラットフォームを利用する方法もあります。
楽器専門のプラットフォームには楽器を探しているユーザーが集まっているため、購入意欲の高い顧客にリーチできるのが特徴です。

また楽器に詳しいユーザーが多いため、商品説明も専門的な用語を使って詳しく記載でき、マニアックな商品でも適正価格で販売しやすい環境が整っています。
一方で、掲載料や販売手数料が高額になりやすい、プラットフォームのルールに従う必要があるなどがデメリットでしょう。

デジマート

デジマートは国内最大級の楽器検索・販売プラットフォームです。
新品・中古を問わず幅広い楽器や音楽機材を掲載できます。
また、楽器を探しているユーザーが集まるサイトのため、一般的なECモールよりも成約率が高く、専門性の高い商品やヴィンテージ楽器も適正に評価されやすい環境です。
ですが、出品するには審査に通らなければならず、販売時には手数料がかかる点に注意しましょう。

楽器のネット販売の始め方・流れ

ここからは、実際に楽器のネット販売を始める際の具体的な手順を解説します。
準備から販売開始、そして集客まで、一連の流れを理解しておくことでスムーズに運営を始められます。

ショップ名やコンセプトを決める

楽器のネット販売を始める最初のステップは、ショップ名とコンセプトを決めることです。
コンセプトは、どのような楽器を誰に向けて販売するのかを明確にします。
例えば「初心者向けのエントリーモデルに特化」「ヴィンテージギター専門」など、ターゲット顧客や取扱商品を絞り込むことで、ブランドイメージが確立しやすくなります。

また、安さで勝負するのか、品揃えの豊富さで勝負するのか、専門的なアドバイスやアフターサポートで勝負するのか、競合他社との差別化もコンセプトにつながります。

コンセプトについては「ネットショップのコンセプトの決め方」の記事をぜひ参考にしてください。

また、ショップ名は覚えやすく、楽器販売をイメージしやすいものが理想的です。
ただし、同名のショップが無いか事前に調べてから決定しましょう。
ショップ名については、下記の記事もあわせてご覧ください。

販売する楽器を準備する

ショップ名とコンセプトが決まったら、実際に販売する楽器を準備します。
仕入れ方法は主に、下記の4つの方法が考えられます。

  • ・メーカーや卸業者からの仕入れ
  • ・楽器店からの仕入れ
  • ・個人からの買取
  • ・海外からの仕入

メーカーや卸業者から仕入れる場合は、新品の楽器を安定的に確保できます。
楽器店から仕入れる場合は、型落ち品などを割安で購入できる可能性があります。
個人からの買取は中古楽器を扱う場合の主な方法ですが、後述する「古物商許可の取得」が必須です。
また、海外から仕入れることで、国内未発売のモデルや希少な楽器を取り扱えますが、関税や輸送コストを考慮しなければなりません。

いずれの方法も、仕入れ価格と販売価格のバランスを考慮し、適切な利益率を確保できる商品を選ぶことが重要です。

楽器をネットで販売する方法を選ぶ

販売する楽器が準備できたら、先ほど紹介した「ECモール」「自社ECサイト」「楽器販売プラットフォーム」のうち、どの方法でネット販売を行うかを決めます。

選択する際は、初期費用や月額費用、販売手数料などのコスト面と、集客力、カスタマイズ性、運営の手間などを総合的に比較検討しましょう。

楽器を販売するサイトを制作する

販売方法が決まったら、実際にネットショップを制作します。
サイト制作で最も重要なのは、商品情報を充実させることです。

楽器の写真は複数の角度から撮影し、メーカー名、モデル名、製造年、仕様などを詳しく記載しましょう。
商品の状態や特徴を正確に伝えることで、顧客の購入判断をサポートできます。

また、事業者名、所在地、連絡先、支払方法、配送料といった情報は特定商取引法に基づく表記として法律で義務付けられているため、必ずサイト内に掲載しましょう。

配送や決済の設定も重要です。
楽器は高額商品が多いため、クレジットカード決済や代金引換など、ECサイトで顧客満足度の高い決済方法を用意しておくと購入率が高まります。

配送方法も、サイズや重量に応じた適切な配送業者を選定しましょう。
なお、配送については下記の宅配便・宅配業者を比較した記事が参考になるのでぜひご覧ください。

ネット販売を始めたら集客を行う

ネットショップを開設したら必ず集客を行い、ショップへの訪問を促します。
ただネットショップをオープンさせただけでは、ショップの存在をまだ誰も知らないため、必ず集客を行いショップへの訪問を促します。

手軽に始められるのがSNSの活用です。
Instagram、Xなどで商品紹介や入荷情報を発信することで、楽器に興味のあるユーザーにリーチできます。
特にInstagramはユーザーとコミュニケーションを取りやすいSNSで、ハッシュタグなども活用することで新規顧客の獲得につながります。

SEO対策も主要な集客方法の一つです。
商品ページのタイトルや説明文に、「ギター 初心者」など検索されやすいキーワードを含めることで、検索エンジンからの流入を増やせるでしょう。
また、リスティング広告やSNS広告など有料広告は短期間で成果が出やすい集客方法です。
数百円程度から始められるものもあります。

ネットショップの集客方法については「ネットショップ集客のコツ!」の記事をご覧ください。

楽器のネット販売で許可が必要な場合も

楽器のネット販売を始める際、基本的には許可は不要です。
ですが、中古楽器を販売する場合は、「古物商許可」の取得が法律で義務付けられています。

個人・法人を問わず、また実店舗の有無にかかわらず、中古の商品を販売する場合はネットショップであっても取得が必須です。
許可を取得せずに中古楽器を販売すると、罰金などが科される可能性があります。

申請は管轄の警察署で行い、申請から許可が下りるまで1か月以上かかる場合もあるため、余裕をもって申請しておきましょう。

楽器のネット販売を成功させるポイント・注意点

楽器のネット販売を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
楽器ならではの特性を理解し、顧客に安心して購入してもらえる工夫が必要です。
ここでは、楽器のネット販売を成功させるためのポイントと注意点を紹介します。

動画や音声などを使って商品情報を充実させる

ネット販売では楽器の音色を確認できないため、試奏動画や音声を掲載することがポイントです。
実際の音を聞けることで購入前の不安が軽減され、購入につながりやすくなります。

商品説明文もできるだけ詳しく記載します。
メーカー、モデル名、製造年、仕様、付属品の有無などの基本情報に加え、音の特徴や使用感、おすすめのポイントなどを記載すると顧客の商品への理解が深まります。
商品情報が充実していれば、問い合わせ対応の手間も減らせるでしょう。

購入前からアフターまで手厚くサポートする

楽器は高額商品が多く、特に初心者は購入に不安を感じやすいため、丁寧なサポートは購入を後押しします。
また、手厚いサポートは他社との差別化につながり、リピーターの獲得にも効果的です。
初心者の場合、どの楽器を選べばよいか分からないケースも多いため、用途や予算に応じたアドバイスを提供すると安心して購入に進めます。
メールやチャット、電話など複数の問い合わせ方法を用意しておくと便利です。

購入後は、メンテナンス方法や保管方法などのアフターサポートを充実させます。
楽器の調整や修理サービスも提供できれば、顧客満足度が高まるでしょう。

安全な配送のための梱包とリスク管理を行う

楽器は高額な商品のため、丁寧な梱包と適切なリスク管理をしなければなりません。
配送中の破損などの事故は顧客満足度を大きく下げるだけでなく、返品対応や補償の手間が発生するなどショップ側にもデメリットが多いです。

梱包では、気泡緩衝材(プチプチ)で楽器全体を包み、専用の段ボールを使用します。
楽器の種類によっては、配送時に特別な梱包や取り扱いが必要となる場合がるため、必ず事前に確認します。
段ボールには「天地無用」「取り扱い注意」のシールを貼り、配送担当者に楽器であることを伝えることも大切です。

配送方法は、補償付きのサービスを選ぶだけでなく、万が一の破損に備えて配送保険の加入も検討しましょう。

まとめ

楽器のネット販売は、市場の成長とともに大きなビジネスチャンスが広がっています。
ECモール、自社ECサイト、楽器専門プラットフォームなど自社に合った販売方法を選び、丁寧な商品説明と手厚いサポート、安全な配送を心がけることで成功につながるでしょう。

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よくある質問

ネットショップで楽器を販売するのに許可は必要ですか?

基本的には不要ですが、中古の楽器を販売する場合は「古物商許可」の取得が必須です。詳しくはこちらの章をご覧ください。