ネットでイラスト・絵の販売をする方法は?おすすめサイトや稼ぐコツ・始める際の注意点を紹介
さまざまなサービスが登場したことで、ネットで自分が描いた絵やイラストを販売する人も増えています。
そこでこの記事では、これから絵やイラストをネットで販売したいと思っている方に向けて販売できるサイトや方法をまとめてお伝えします。
自分の絵を売ってお金を稼ぐ仕事って夢があるよね。僕もクリエイターを目指してイラストを描いて売ってみるよ。
今はネットで簡単にイラストや絵を出品できるので、イラストが好きならオススメですよ!どんな方法があるのかご紹介します。
目次
ネットでイラスト販売・絵を売ってどれくらい稼げるのか

そもそも、イラストや絵を売ってどれくらい稼げるのか気になりますよね。結論からお伝えすると、どのように販売するかで単価が変わってきます。
以下はネットでイラストを販売する際の価格の一例です。
- ・ダウンロード用の素材イラスト 数円~500円程度
- ・結婚式用の似顔絵制作 3,000円~15,000円程度
- ・オリジナルキャラのイラスト 5,000~30,000円程度
時間や技術が必要なイラストの方が1万円以上と高額で販売されることもありますが、素材用のイラストは単価が低くても1回出品してしまえばその後の制作コストがかからないため、結果的に効率よく稼げるかもしれません。
いずれの場合も作品の人気が出れば、単価アップや購入者の増加が期待でき、イラストや絵の販売で数十万円を稼ぐことも可能でしょう。
この後、どのような販売方法があるのかより詳しく説明していきますので、自分の制作時間や作品のテイストに合った方法を見つけてくださいね。
おすすめサイトも紹介!ネットでイラスト販売・絵を売るための主な3つの方法

「イラスト・絵をネットで販売する」というとき、販売方法は主に以下の3つに分けられます。
- 1.依頼を受けてイラスト・絵を制作して販売する
- 2.ダウンロードできる素材として販売する
- 3.イラスト・絵を使ったグッズを販売する
どのような方法なのかを説明するとともに、その方法で販売するためのサービスもご紹介していますので併せて見てみてくださいね。
1.依頼を受けてイラスト・絵を制作して販売する
個人や法人が希望するイラスト・絵の制作依頼を受けて販売する方法です。
主にSNSのアイコン用やプレゼント用の似顔絵、動画用のオリジナルキャラクター、小説の挿絵用などのイラスト・絵が取引されています。
販売するには、下記で紹介しているイラスト販売サイトに登録して「○○なテイストで似顔絵を制作します」といったタイトルで出品。依頼を受けたら詳細を聞いて制作し、納品する流れです。
または、企業がイラストを募集している案件(コンペ)に自ら応募して受注し、イラストを制作・販売するパターンもあります。
登録や出品はどのサイトも無料でできますが、販売時に手数料が引かれます。
受注後の制作に時間がかかりますが、売上・報酬ともに他の2つの方法に比べて比較的高いのが特徴です。
ただし人気ジャンルでは競合も多いため「納期が早い」「修正回数が多めに設定されている」などイラスト以外の部分での差別化も必要になるでしょう。
SKIMA
SKIMA(スキマ)は、誰でも簡単に個人のイラストレーターにイラストを依頼できる仲介サイトです。文章なども販売されていますがイラスト作品の方が圧倒的に多く出品されており、イラスト専門の販売サイトととらえている人も多いでしょう。
出品イラストを登録後、SKIMAの画面からXやFacebookといったSNSで発信が可能なので、簡単に出品を他の人にお知らせできる点が便利です。
登録は無料ですが、販売手数料が価格によって11%~22%かかります。
ココナラ
マーケティングやメイクの相談など、ありとあらゆる450種類以上のカテゴリのスキルが販売されており、テレビCMでも有名なスキル販売サイト、ココナラ。
「イラスト・漫画」販売のカテゴリも人気で、「アイコン作成」「キャラクターモデリング」「LINEスタンプ作成」「ウェルカムボード作成」など一口にイラスト販売といってもさまざまなカテゴリに分かれています。
ココナラは知名度が高いため、自ら積極的に集客しなくても訪問者が訪れてくれることが期待できます。
一方でその分、競合が多いです。
また販売時の手数料が22%と設定されているので、例えば5万円で販売した場合、販売手数料で1万円以上、引かれてしまうことがネックです。
minne(ミンネ)
ミンネは国内最大規模のハンドメイドマーケットアプリです。
ウェルカムボードやポストカードなどで絵やイラストを販売するだけでなく、データ販売も可能。
オリジナルキャラクターのイラストを販売している人もいますが、家族や結婚式など似顔絵制作を販売している作家さんがやや多めです。
手数料は送料を含む販売価格の10.56%で、月額使用料や登録料はかかりません。
ハンドメイドマーケットとして知られているサービスのため、求められるイラストのテイストが限られてしまい、人によって販売の向き不向きがあるでしょう。
2.ダウンロードできる素材として販売する
印刷物や資料などに使用するイラスト素材を作成してアップロードし、購入者がダウンロードすることで販売する方法です。
この販売方法の場合、イラスト素材ダウンロード専用サイトで販売する方法と、自身でネットショップを作成してダウンロード販売する方法があります。
前者の場合、ダウンロードされるたびに報酬がもらえる仕組みです。
後者は通常のネットショップのように、ユーザーが購入後にダウンロードする形です。
ダウンロード販売は受注制作ではないので、一度イラストを作ってしまえば、その後は制作コストや購入者とのコミュニケーションコストをかけずに稼げるのがメリットです。
一方、素材ダウンロードサイトでの販売は数円~と価格が安くなってしまう点がデメリットといえます。
イラストAC
無料でダウンロードできるフリー素材を提供しているイラストAC。
会員登録して自分が描いたイラストを登録すると、ユーザーに1回ダウンロードされるごとに3.56~4.6pt(円)が報酬として貯まります。
日本だけでなく世界中でサービスを展開し、写真素材を販売する「フォトAC」や動画素材の「ビデオAC」などのグループサイトも含めると、会員は1,500万人以上といわれています。
そのためメリットとしては、自分のイラストを閲覧してもらえる機会が多いことです。
他のイラストレーターが描いていないようなニッチなニーズを見つければ、一定の額が稼げるかもしれません。
ただ、1回につき4円程度と低単価で、登録している競合のイラストレーターも多いため、いきなりたくさん稼ぐことは難しいでしょう。
PIXTA(ピクスタ)
ピクスタも、イラストACと同様にイラスト素材をダウンロード販売しているサイトです。
ただ、ピクスタは無料ではなくほとんどが有料で、サイズによって異なりますが550円~販売されています。
報酬は、クリエイターランクなどを元にしたコミッション率という独自ステータスによって変動しますが、おおよそ1枚当たり数十円~数百円ほどですので、イラストACよりは1枚当たりの単価が高いです。
ただ、クリエイターとして登録するには、著作権や肖像権といった権利についての講座を受け、どんなことが素材に求められているかを学び、審査を通過する必要があるため、ややハードルが高いといえます。
カラーミーショップ
カラーミーショップなどのサービスでネットショップを作成し、絵やイラストをダウンロード販売するという方法もあります。
イラストACなどのダウンロード販売サイトなどと比べると、購入者とのやり取りが発生する場合もありますが、「自分で価格を自由に設定できる」、「販売手数料3.4%~」(レギュラープランの場合)と他の販売方法と比べて、圧倒的に利益を得やすいことが魅力です。
月額費用は必要になりますが、イラストの販売数が増えるほど、高い手数料が利益を圧迫するケースもあります。
継続的に販売していくなら、手数料を抑えられるサービスを選ぶことが、収益を伸ばすポイントになります。
なお、ネットショップ作成サービスの中でも特にカラーミーショップをおすすめしたい理由は、ユーザーが複数のデジタルデータを同時購入できる点です。
サービスの中には、「デジタルデータは同時購入できない」というものも多く、するとユーザーがもし5枚のイラストを買いたい場合、何度も購入手続きをするのを手間と感じ、1点しか購入せずに買い物をやめてしまいます。
ですがカラーミーショップの場合、イラストデータを同時に複数枚購入できるので購入者にとって買いやすく、客単価も上がりやすいといえます。
無料で30日間のお試しもできるため、気になる方はチェックしてみてください。
3.イラスト・絵を使ったグッズを販売する
3つ目のイラスト・絵を販売する方法は、イラストや絵を使ったグッズを作成して販売する方法です。
Tシャツやエコバッグなどのオリジナルグッズのほか、同人誌を作って売るという方法もあります。
どんなグッズを作る場合でも、最近ではデータを作って送りさえすれば、後は商品の制作から配送まで行ってくれるサービスもあるので、自分でグッズ制作会社を探したり、梱包後に配送したりといった手間が省けます。
さらに受注した分だけ生産して販売できるので、作りすぎて在庫を抱えるリスクもありません。
価格もある程度、自分で自由に設定できることもメリットです。
固定のファンが付けば、さまざまな商品を展開することも可能でしょう。
SUZURI
Tシャツやスマホケース、サーモタンブラーなどさまざまな商品の制作販売を行っているサービスがSUZURIです。
イラスト画像をアップロード後、どのアイテムを作るのか選択し、トリブン(実質の売上としてもらえる、原価に上乗せする金額)を設定して販売価格を決めれば、アイテムの販売を開始できます。
販売手数料などの費用はアイテムの原価代金に含まれているため、トリブン=報酬となります。
トリブンは5,000円まで自由に設定できますが、あまりに高いと購入されないため、実際グッズが売れるごとに入ってくるお金は数百~数千円程度になるでしょう。
有名クリエイターも出品しているため、オリジナリティがあって人を惹き付けるデザイン・イラストで出品することが必須といえます。
自身のイラストを使ってオリジナルグッズとしてスマホケースなどを販売することに興味がある方は、別記事にてSUZURIを始めとしたスマホケースを自作する際のオススメのサービスを紹介しているので、ぜひ見てみてください。
BOOTH
BOOTHはクリエイターの創作物が集まったマーケットプレイスです。
イラストを使ったグッズだけでなく、イラストや映像作品、コスプレ写真集などさまざまな商品が売買されています。サービス利用料は5.6%+45円。
イラストや小説・漫画などの投稿サイト「pixiv(ピクシブ)」が運営しているため、アニメ、漫画、二次創作系の商品が多いことが特徴です。
そのためアニメ・漫画系のイラストを扱う方には向いていますが、他のジャンルのイラスト・絵を描く方が出品してもあまり反響が無いかもしれません。
LINEクリエイターズマーケット
登録すると、LINE STOREでオリジナルスタンプやオリジナルの着せ替えなどを販売できるのが、LINEクリエイターズマーケットです。
LINEを利用している海外でも購入が可能となるので、世界を対象に自分の作品を販売できます。
販売を始める際に初期費用はかかりませんが、売れた場合は手数料が引かれ、販売価格の50%がもらえます。
LINEの2022年の発表によると200人近いクリエイターが1億円以上を売上げるなど、一度人気クリエイターになるとかなり稼げますが、その分クリエイターも数百万人いるため、競争が激しいでしょう。
ネットでイラスト販売や絵を売り始めたら同時に集客もしよう!

先ほども少し触れましたが、イラストを販売したからといってすぐに購入してもらえるとは限りません。
販売方法にもよりますが、同様に絵・イラストを販売している競合クリエイターが数多くいるため、見つけてもらうのを待つのではなく自分からアピール(集客)する必要があります。
販売サイト内で集客する
SKIMAなどの一部サイトでは、有料オプションでトップページの「新着表示」部分に自身の出品を表示させることができます。
トップページに掲載されることで、ユーザーの目に留まりやすくなるでしょう。
また、ココナラで「おすすめ順」として表示されるには、サービスの充実度やユーザーの満足度が大切なようです。
そのため地道なことですが、ユーザーへ口コミ書いてもらえるようお願いする、他の出品者にはないサービスを提供するなどの工夫をしましょう。
集客も、いきなり成果が出るわけではありませんが、継続して続けることで購入者の増加につながるはずです。
SNSで集客する
販売サイト内に集客する方法がない場合や自身のネットショップで販売する場合、SNSでの集客がおすすめです。
画像投稿がメインのInstagramはもちろんのこと、Xでも絵・イラストがバズることがしばしばあるため、Xでも発信しましょう。
アップするのは実際に販売しているイラストではなくても、二次創作や、話題になっている出来事などイラスト化してSNSで公開すると、それがきっかけで販売中の絵の購入につながるかもしれません。
継続して情報を発信していけば、自身のイラストが人の目に触れる機会が増えるのでぜひSNSを活用してください。
ネットでイラスト販売や絵を売って稼ぐためのコツとは?

絵やイラストの販売方法が分かったら、次は稼ぐためのポイントをご紹介します。
稼ぐためには以下の2つのことが大切です。
- ・ニーズのあるイラストを描く
- ・初めは少額でも継続して続ける
ニーズのあるイラストを描く
趣味として描くイラストや絵は、自分が楽しんで描くことだけが目的のためどんなテーマ・タッチでも良いでしょう。
ですが、「販売して稼ぎたい」という場合は、やみくもに描くだけではなかなか買い手が見つかりません。
どこのサイトで販売するかにもよりますが、「このサイトを訪れている人はどんな目的でどのような絵を求めているか」を考え、まずはニーズのある絵を描きましょう。
その後、実績を積んでファンもできたら、徐々に自分でやってみたいジャンルの絵・イラストを描いていくことをおすすめします。
あくまで「稼ぐ」ことが目的であれば、まずはユーザーが望んでいる絵を描きましょう。
初めは少額でも継続して続ける
よほどの運や実力が良くない限り、販売した直後に人気イラストレーターになれることはありません。集客をしたり、どんな絵が売れるのかのニーズを調査したり、細かな積み重ねによって徐々に売上が立つようになります。
最初は全く売れなかったとしても、自分の才能を信じ、さまざまな工夫をすることで人気作家への道も開けるでしょう。
そのためにも、売れないからといって止めずにコツコツ継続していくことが大切です。
手数料が低いサービスを利用するという方法も
イラスト販売を始めると「イラストは売れても、利益が残らない」と感じる場合もあります。
そういった時、価格を上げるというのも一つの手ですが、「販売環境」を見直す視点も重要です。
上記で説明したように、イラスト販売用のプラットフォームなどは集客力が強い反面、手数料が高めに設定されています。
例えば、月額料金はかかりますが、手数料が低いカラーミーショップのレギュラープラン(手数料3.4%)を利用した場合を考えてみましょう。
仮に500円のイラストを販売すると、手数料22%のプラットフォームでは110円かかるのに対し、カラーミーショップでは手数料が17円で済み、1件あたり約93円多く利益が残ります。
無料プラットフォームは低リスクで始められる分、売れれば売れるほど手数料が高くなります。
そのため本気で稼ぎたい場合は、手数料の低いサービスに切り替える、または初めから手数料の低いサービスでイラストを販売するのがおすすめでしょう。
ネットでイラスト販売や絵を売る際の注意点

最後に、絵やイラストを販売するときに気を付けておきたい点をお伝えします。
知らないと後から何かしらのトラブルに発展する可能性もあるため、覚えておきましょう。
著作権が譲渡されるかどうか確認する
販売するサイトによっては、自分で作った絵・イラストでも販売を始めた時点で著作権が運営会社に譲渡される場合もあります。
すると、同じイラストでグッズを作ったり、他の販売サイトで売ることができなくなってしまうのです。
登録前に利用規約を読み、サイト登録して販売した後の著作権が自分になるか運営会社にわたるのか確認してから登録しましょう。
違反とみなされるイラスト・絵は描かない
当たり前のことですが、著作権や肖像権に違反するような絵・イラストは販売しないようにしましょう。
例えば、有名なキャラクターや有名人を使ったような作品です。
描いて売ろうとしても運営会社から忠告されたり審査に通らなかったりするため、販売できません。
また、公序良俗に反するような絵やイラストも同様に販売できないので注意しましょう。
1年間で20万円以上の収入を得たら確定申告する
副業としてイラスト販売を始めたとしても、売上が年間20万円以上になった場合は、確定申告が必要です。
その場合、「雑所得」の扱いになります。ただし、雑所得は必要経費が認められるので、実際の売上から経緯費を引いた額が20万円未満なら確定申告は不要です。
確定申告はスマホでできるようになっているので、実際の収入が年間で20万円以上になったら必ず行いましょう。
まとめ
ネットで絵・イラストを販売する方法は下記の3つの方法があります。
1.依頼を受けてイラスト・絵を制作して販売する
2.ダウンロードできる素材として販売する
3.イラスト・絵を使ったグッズを販売する
どの方法で販売するとしても、販売を開始した後にSNSなどで発信して集客することをおすすめします。
また、なかなか売れないからといってすぐに止めてしまうのではなく、工夫しながら継続していくことで、徐々に購入してくれる人も増えていくでしょう。
なお、イラストを描いて本気で稼ぎたいという方は販売時の手数料が低いネットショップでの販売がおすすめです。
カラーミーショップは無料で30日間のお試しもできるので、ぜひチェックしてみてください。
▼こちらの記事も読まれています▼
よくある質問
ネットで絵・イラストを販売する方法は下記の3つの方法があります。
1.依頼を受けてイラスト・絵を制作して販売する
2.ダウンロードできる素材として販売する
3.イラスト・絵を使ったグッズを販売する
どの方法で販売するかによって、制作コストや販売価格が変わりますのでご自身に合った方法を考えてみましょう。詳しくはこちらの章で解説しています。
絵やイラストを販売してある程度の売上を上げるためには、「ニーズのあるイラストを描く」「1つではなくいくつのサービスに登録する」「初めは少額でも継続して続ける」といったことが大切です。
コツをつかめば、本業の仕事として絵やイラストを売って生活できる人気クリエイターになれる可能性もあります。稼げるようになるコツについて詳しくはこちらの章をご確認ください。



