主に写真の共有ツールとして認知されているInstagramですが、ショッピングにも便利な機能があります。
2019年の時点で日本での利用者が3,300万人を超え、4人に1人が使っている人気のSNSであるInstagramをうまく活用して売上アップにつなげましょう。
Instagramって商品の写真を紹介するものだと思ってたけど、ショッピング機能ってどういうことだろう?
その疑問を解消するために、この記事ではInstagramから商品ページに誘導する方法や、そのために必要なアプリの連携について説明していきます!
目次
Instagram(インスタグラム)とは?基本をおさらい
Instagram(インスタグラム)とは、写真や動画を投稿してコミュニケーションを楽しむSNSで、「インスタ」の略称でも親しまれています。
スマホアプリを通じて簡単に「キレイ」「可愛い」「カッコイイ」写真や動画を共有できることから、「インスタ映え」という言葉も生まれ、10~30代の女性を中心に絶大な支持を得ています。
Instagramはおしゃれなイメージが強いプラットフォームとして利用され、ライフスタイルや買い物の仕方を大きく変えたSNSともいわれています。
Instagramは個人でも企業でも利用することができ、ファッションブランドなどのほか、スモールビジネスを行うネットショップにとっても商品の宣伝や販売、イメージ戦略に効果的でしょう。
2019年3月時点の日本国内のアクティブユーザーは3,300万人であり、そこから現在も利用者が増加傾向にあるため、ビジネスにおいてもその市場規模の大きさがうかがえます。
また、Instagramは単なるSNSにとどまらず、「Instagramショッピング機能」を活用すれば、商品を販売することも可能です。
インスタで商品販売できる「Instagramショッピング機能」とは?
Instagramショッピング機能とは、投稿した写真にURLタグを付けて、オンラインショップの商品ページに誘導できる機能です。
投稿された写真を見て興味を持ったユーザーに、Instagramの画面上で商品情報や価格などを伝えることもできます。URLがリンクされていることで、ユーザーは別途ブラウザなどで検索する手間も不要となり、購入意欲が高いままの来訪につながります。
Instagramは一度に複数の画像を投稿できますが、ショッピング機能では画像ごとに複数のURLタグを設置可能です。
複数の商品をスライドで提案し、リンクではそれぞれの類似商品もタグ付けしておくなど、自店の中で比較検討を完結させたり、まとめ買いの促進を狙ったりすることができます。
他にも関連商品を紹介することで客単価の向上が期待できるなど、ネットショップの販売促進に大きく貢献する機能です。
ショッピング機能がおすすめなのはこんな人
- ・ ネットショップだけで流入数が少ない方
- ・購入率をUPしたい方
- ・複数商品のまとめ買いを促進して客単価の向上につなげたい方
- ・流入導線が自然検索のみという方
Instagramショッピングで販売するメリット
Instagramショッピングで販売するメリットは、下記の3つです。
- ・広告費をかけず多くのユーザーに商品を知ってもらえる
- ・購入するまでの離脱を防げる
- ・広告ではなくカタログのように見てもらえる
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
広告費をかけず多くのユーザーに商品を知ってもらえる
先述の通り、Instagramの日本国内のアクティブユーザー数は2019年の時点で3,300万人で、現在も増加傾向にあります。
そのため、Instagramで商品紹介を行いInstagramショッピング機能を活用することで、ネットショップだけではリーチ(お知らせ)することのできない幅広いユーザーにアプローチすることができます。
また、初期費用・月額利用料無料で始められるため、広告費をかけることなく、多くのユーザーに商品を知ってもらうことができ、販売機会を逃さず売上アップにつながるでしょう。
購入するまでの離脱を防げる
Instagramショッピングの大きなメリットの1つとして、ユーザーが商品を認知してから購入するまでの流れをInstagram内で完結できる点が挙げられます。
Instagramショッピング機能の導入以前は、ユーザーが投稿された商品に魅力を感じて購入したいと思っても、一度Instagramを離れてショップを訪問し、その後、先ほど投稿で見ていた商品を探す必要がありました。
その一連の流れが手間であるため、ショップを訪れたものの途中で商品の購入をやめてしまうユーザーもいました。
ですがInstagramショッピングでは、商品画像のショップのリンクからダイレクトに商品ページへ飛べるので、購入までの流れがシームレスになっており、離脱を防ぐことができます。
広告ではなくカタログのように見てもらえる
Instagramではユーザーのフィード(インスタを開いた際に表示される写真や動画の投稿)に、投稿ではなく企業の広告が表示されます。
いくら商品が魅力的だとしても広告として表示されると、その商品を見ないままスクロールしてしまうユーザーも多いでしょう。
ですがInstagramショッピングでは、通常の投稿写真に商品販売ページのリンクを紐づけられるので、ユーザーに「広告である」という感覚を与えずに商品を紹介できます。
投稿写真内の商品画像をタップしないとリンクも表示されない仕組みとなっているので、おしゃれなカタログ感覚でユーザーに商品を見てもらうことができるでしょう。
Instagramショッピングで販売するデメリット
Instagramショッピングには、上記のようにさまざまなメリットがありますが、デメリットもあります。
一番に考えられるデメリットが、アカウントの運用にコストがかかることでしょう。
Instagramは写真や動画を投稿して視覚的に訴求するSNSであるため、文章で商品の魅力を伝えることももちろんできますが、投稿で物をいうのはやはり画像になります。
そのため、ユーザーから共感が得られるよう投稿内の世界観を統一したり、アパレルブランドであれば商品画像だけでなくコーディネートを紹介したりするなど、写真・動画コンテンツの工夫が必要です。
また、商品の魅力を十分に伝えるために投稿用の写真撮影は専用スタジオでプロのカメラマンに依頼するなど、運営の人的コストだけでなく、金銭的なコストもかります。
さらに、Instagramショッピング機能の登録が終わった後も、ネットショップへの流入数やクリック率、購買数などさまざまな分析をすることが必須となるでしょう。
Instagramショッピングでの販売で成功するコツ
Instagramショッピングでの販売を成功させるためには、投稿を工夫してフォロワーを増やしたり、人気のある商品の投稿を増やしたりするなどポイントを押さえる必要があります。
ここからは、販売で成功するためのコツを5つご紹介していきます。Instagramショッピングを活用する際の参考にしてくださいね。
投稿を工夫してフォロワーを増やす
Instagramショッピングでの販売を成功させるためには、何よりもまずショップの投稿を見てくれるフォロワーを増やすことが必須といえるでしょう。
そのためには、投稿を工夫してフォローしたくなるアカウントを作る必要があります。
写真や動画が目に留まったユーザーが、フォローするかどうか判断する際に見るのがプロフィール欄です。
プロフィール欄にはショップの概要を簡潔かつわかりやすく記載しましょう。
また、フォロワーを増やす上で大切なのがハッシュタグの活用になります。
ハッシュタグ選びのコツは、発信する関連テーマの中でも人気すぎるハッシュタグは避けることです。
投稿数が多いハッシュタグの場合、多くの人に注目される一方で、自身の投稿がすぐに流されてしまうので、見てもらえない可能性が高いです。
ハッシュタグでより多くの人に見てもらうためには、「人気投稿」に表示される必要があります。
投稿を上位表示させるために、たとえば「ワンピース」であれば「春ワンピース」など複合キーワードを狙いましょう。
なお、フォロワー数を増やすには下記の記事もご参照ください。
より人気のある商品の投稿を増やす
Instagramでは、インサイト(Instagramが提供している分析ツール)を確認することで商品ビューなどをチェックすることができます。
そこで、投稿している商品画像で人気のある商品を分析し、より人気のある商品の投稿を増やしましょう。
ユーザーからの反応が良い商品画像を増やすことで商品の情報が増え、購入を検討している人の後押しとなるため、売上アップにつながるはずです。
ストーリーズでカウントダウンスタンプを活用する
投稿が24時間で消えるストーリーズには、さまざまなスタンプがありますが、その中でも「カウントダウン」のスタンプを使うのがおすすめです。
投稿作成時にカウントダウンスタンプを使えば、商品発売日まであと何日なのか、ストーリーズを見たユーザーに周知できます。
また、ストーリーズを閲覧したユーザーがカウントダウンスタンプの機能であるリマインダーを設定すれば、発売日にユーザーにお知らせが届くようになります。
カウントダウンスタンプを活用してリマインド設定を促せば、新商品の発売をユーザーにお知らせできるでしょう。
ハイライトで商品を紹介する
ハイライトは、過去に投稿したストーリーズをまとめられる機能で、プロフィールページに丸いアイコンで表示されます。
ストーリーズは24時間で消えてしまいますが、ハイライトとして残しておけます。
アイコンの下には説明文も入れられるので、アパレルショップであればお店の商品を「カットソー特集」「夏おすすめのアイテム」などまとめておけば、ユーザーの目に留まりやすいでしょう。
ストーリーズ自体も、ユーザーのフィード(Instagramの通常投稿)の上部に表示されることから、商品の投稿を見てもらえる可能性が高いので、「ストーリーズの投稿→ハイライトでまとめる」を定期的に行うのがおすすめです。
ハイライトや、Instagramのプロフィールについては「Instagramのプロフィール編集・変更方法は?」の記事で詳しく解説しています。
インスタライブを販売に活用する
インスタライブを利用すれば、ライブ配信を通して商品を紹介・販売したり、ユーザーからの質問を受け付けたりするライブコマースが行えます。
Instagramのライブコマースはスマホ1台あれば簡単にでき、写真や短い動画、テキストだけでは伝えられない商品の魅力を伝えられます。
ライブ配信なのでリアルタイムで双方向のコミュニケーションがとれ、まるで実店舗でショッピングするような体験を視聴者に提供することができるでしょう。
商品に対して不安や疑問があればその場で解決できるため、ライブ配信によるライブコマースで視聴者の商品購入を大きく後押しすることも可能です。
ライブコマースについて詳しくは、下記記事をご覧ください。
Instagramで販売する際の注意点
メリットの多いInstagramでの商品販売ですが、販売する際には下記の2点に注意する必要があります。
- ・中高年やシニア向け商品には不向き
- ・販売すると規約違反になるものもある
それぞれの注意点について解説していきます。
中高年やシニア向け商品には不向き
先述の通り、Instagramのユーザーは10~30代の女性が多いです。
実際、総務省が発表している「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」によると、10代20代の70%がInstagramを利用していますが、年齢層が高くになるにつれ利用率が減っていき、50代では30%台、60代でのInstagramの利用率は10パーセント台にまで落ち込みます。
そのため、10代~30代をターゲットとしている商品を販売しないと売上アップにはつながりにくいでしょう。
実店舗では売れ筋の商品でも、Instagramユーザーの中では利用者が少ない中高年やシニア向けの商品はInstagramには不向きといえます。
Instagramショッピングでは、ターゲット層を絞り、Instagramで売れやすい商品を販売することが大切です。
販売すると規約違反になるものもある
Instagramでは、偽造品(他企業の製品の模倣品やレプリカ)の販売が禁止されています。
偽造品の販売は商標権を侵害するおそれがあり、日本のみならず多くの国で違法とされています。
商品を販売する前に必ずInstagramの規約を一読し、権利を侵害する可能性のあるものなど規約違反となる商品の販売には注意しましょう。
規約違反に該当すると、アカウントが停止されるだけでなく、刑事処罰が科せられる可能性もあるため十分に気を付けてください。
カラーミーショップのアプリ「Instagramショッピング連携」とは?
「Instagramショッピング連携アプリ」は、カラーミーショップに登録している商品をFacebookカタログに連携し、その中から選択した商品をInstagramでタグ付けして投稿することで、簡単にInstagram ショッピング機能を利用できます。
Facebookカタログとは、FacebookとInstagramで宣伝、販売するアイテムの情報をまとめる機能です。商品、目的ごとなど、さまざまな種類のカタログを作成できます。
Instagramショッピング連携アプリとFacebookカタログの連携後は、毎日午前1時に自動で商品情報が更新されるので、手動で更新作業を行う手間が削減されます。
「Instagramショッピング連携」アプリのご契約がまだの方はこちら
Instagramショッピング設定の前に確認・準備すること
Instagramのショッピング機能を利用する前に、この記事でしっかり事前確認をして、準備ができた状態で連携していきましょう。
-
- Facebookの提供者契約・コマースポリシーで、禁止や制限がされている商品を販売していないか確認する
- Facebookアカウントと、ショップ用のInstagramビジネスアカウントを準備する
- スマートフォンにInstagramアプリをダウンロードする
- FacebookとInstagramそれぞれのアプリにFacebookアカウントでログインできる状態にする
以上の条件をクリアすることで、ショッピング機能を追加可能です。
ここまでできたら次の項目で紹介する手順を確認しながら、実際にInstagramとFacebookを連携していきましょう。
Instagramショッピング連携をする手順
Instagramショッピングとの連携は、途中でつまずく方も多いので1つずつ手順を説明していきます。
紹介する手順に沿って連携を完了できれば、商品ページへのアクセス増加などが期待できます。諦めずに連携を行いましょう。
Instagramアカウントを「ビジネスプロフィール」に切り替える
ビジネスプロフィールとは、Instagramをビジネスに活用するためのアカウント設定のことです。
ビジネスアカウントの設定は無料です。
ビジネスプロフィールへの変更手順
-
- スマートフォンでInstagramアプリを開き、画面右上のメニューをクリック
- メニューにある設定内の「アカウント」をタップ
- 「プロアカウントに切り替える」をタップ
- 「ビジネス」を選択する
- 「フォロワーに関する情報をチェック」と表示されたら「次へ」をタップ
InstagramアカウントとFacebookページをリンクする
-
- ショップに当てはまるカテゴリを選択する
- 「新しいFacebookページを作成」をタップ
- 下部の「作成」をタップ
- 店舗情報を入力する画面が表示されたら、お店のメールアドレス、電話番号、住所を入力
※電話番号を登録する際、日本国内のショップアカウントはかならず「JP」に設定しておきましょう!
この手順で、InstagramアカウントとFacebookページをリンクすることができます。
既にFacebookページをお持ちの方は、手順3で作成したアカウントを選択することで連携完了です。
お持ちでない場合は、手順に沿って他の人とかぶらない名前で作成しましょう。
次からは、カラーミーショップとFacebookを連携する方法を紹介していきます。
本アプリとFacebookを連携する
カラーミーショップに登録している場合、Instagramショッピング連携アプリのトップページにある【Facebookでログイン】ボタンをクリックすることで、アプリとFacebookが連携できます。
インターネット環境により、上記の画面が表示されない可能性があります。
その場合は、推奨環境の「Google Chrome」または「Firefox」にてお試しください。
Facebookページを選択する
上記手順にて作成したFacebookページを選択して、「次へ」をクリックしましょう。
※連携には、InstagramでリンクされたFacebookページを選択する必要があります。
Facebookカタログにカラーミーショップに登録している商品を連携する
連携したFacebookページに紐付いているFacebookカタログを選択しましょう。
Facebookカタログがない場合は、「新しいカタログを作成」より作成することができます。
Facebookカタログを選択した後に、カラーミーショップに登録した商品とFacebookカタログを連携してください。
Instagramアカウントの審査 ※審査には数日かかる場合があります
カラーミーショップとFacebookカタログの連携が完了したら、次にスマートフォンのInstagramアプリに移動してショッピング登録を行います。
ショッピング登録は、以下の手順で行うことができます。
-
- Instagramアプリのプロフィールの設定にアクセスし、「ビジネス」をタップ
- 「ショッピングに登録」をタップ
- Instagramのショップ登録画面から「スタート」をタップ
- 商品を登録したFacebookページを選択して「送信」をタップ
審査はFacebook側で行われるため、審査にかかる期間はデータ量などによって変動します。
審査に落ちてしまった場合は、Facebookのポリシーに沿った内容か再度確認して、修正した内容で再度ショッピング登録を行いましょう。
Instagramで商品をタグ付けして投稿する
審査が完了したら、投稿したい商品の写真にタグをつけることで、各商品ページにリンクすることができます。
1枚の写真に複数のタグを付けることも可能なので、複数タグ付けで商品をアピールしていきましょう。
Instagramアプリで「ドメインを認証してください」という表示が出た場合
2020年のInstagram仕様変更により、ショップの所有者の確認をするためドメイン認証の設定が必須となりました。
ドメイン認証の設定を、以下の手順で行っておきましょう。
-
- Facebookの「ビジネスマネージャ(https://www.facebook.com/business/tools/business-manager)」にアクセス
- 左メニュー内「ビジネス設定」をクリック
- 左メニュー内「ブランドセーフティ>ドメイン」へ遷移して【+追加】をクリック
- 「ドメインを追加」画面で「ドメイン名」にショップページのドメインを入力
- 再度「ブランドセーフティ>ドメイン」へ遷移
- 「Meta-tag Verification」タブをクリック
- 「1.」に表示されたメタタグ(<meta name〜>)をコピー
- 別途『カラーミーショップ』の管理者ページを開き「集客>検索エンジン対策」に遷移
▽検索エンジン対策(要ログイン)
https://admin.shop-pro.jp/?mode=design_base - 「headタグ内フリースペース設定」に手順7でコピーしたメタタグをペースト
- 【更新】をクリック
手順6の画面に戻り、【認証する】をクリック
こちらの動画でも、ドメイン認証の手順を紹介していますので御覧ください。
Instagramショッピング連携をする際のよくある質問
ここでは、ショップ運営者がよく疑問に感じる内容をまとめました。
本記事で疑問に感じた部分がある際は、参考にして解決しましょう。
Q. 手動での連携とアプリでの連携の違いは?
新規商品や商品情報の更新が、手動か自動かの違いです。
手動:無料。CSVファイルが必要。商品をカタログに追加する場合も手動。
アプリ:有料。CSVファイルは不要。商品の追加は自動で連携。
どちらも、事前準備となるInstagramとFacebookの連携作業は手動で行う必要があります。
Q. 正しくInstagramとFacebookが連携できているか確認する方法は?
スマートフォンのInstagramアプリを開き、右上のメニュー「設定→アカウント→リンク済みのアカウント」で連携されているか確認できます。
Q. 審査状況の確認方法はありますか?
審査状況について、サイトやアプリ上では確認できません。審査が完了するとInstagramアプリに通知が届きます。
審査結果は、通知以外にも「Instagram設定画面→ビジネス→ショッピング」で確認可能です。
なお、ショッピングタブが表示されていない場合、審査中、もしくは審査がはじまっていない可能性があります。
Q. なかなかタグ付けできるようになりません
「審査が完了していない」「Instagramの利用規約に違反する行為が見られた」「アカウント制限」「Instagramの不具合」などが考えられます。
審査が完了している場合、何日か後に改めてタグ付けを試してみましょう。それでもタグ付けができない場合、警告が届いていないか確認して、警告内容に応じて対処しましょう。
Q. 審査に通過しない原因はなんですか?
審査に通過しない原因はアカウントごとに異なります。
まずはInstagram・Facebookの利用規約を確認して、規約に反している箇所がないかご確認ください。該当箇所があれば修正のうえ再審査を行いましょう。
Q. 審査に落ちたようですが、どうすればいいですか?
Instagramショッピングの要件に反していないかをご確認ください。
反していない場合、再審査をお試しください。
再審査前に行っておくべきこと
■【PCで行うこと】Facebookページの設定より、InstagramとFacebookのリンクを解除
-
- Facebookのページを開き、右上の「設定」をクリック
- 左側のメニューバーからInstagramをクリック
- ページ一番下の「リンクを解除」をクリック
■【PCで行うこと】Facebookページのカテゴリを、物販またはEコマースに関わるもの(例:製品・サービス/アパレルなど)に変更
※アーティスト・メディアなど、物販と関係ないカテゴリは審査に落ちる可能性が高いようです。
-
- Facebookページの中央上部にある「・・・」をクリック
- 「ページ情報を編集」をクリック
- カテゴリの欄を販売している商品
※アパレル、バッグなどを入力するとサジェストがでてくるので、マッチ しているものを選択 - 「変更を保存」をクリック
その後、Instagram連携を改めて始める。
上記の手順を行っても1週間以内に審査に通らなかった場合は、新規ページを新しく作成して再試行してください。
Facebookページに何も投稿していなくても、Facebookページのカテゴリが「ブランドまたは製品」カテゴリ関連であれば審査に通ることがあるようです。
Q.(手動更新の場合)新しいCSVをあげるたびに再審査になるのでしょうか?
新しく追加された商品は、Facebook側で審査があるようです。
審査手順や期間などは公開されていません。
Q.(手動更新の場合)ダウンロードしたデータが文字化けしています
CSVデータを開くツールと、データの文字コードの違いで文字化けが発生します。そのため、ダウンロードしたデータを開かずにアップロードをお試しください。
Excelでの文字化けは、文字コードを変換できるExcel以外のツールをご利用いただくことで回避が可能です。
まとめ
Instagramのショッピング機能を使うことで、大きな費用をかけることなくSNSから商品ページへの流入が期待できます。
Instagramに商品説明や複数の商品を組み合わせて投稿することで、購買意欲の高いユーザーの獲得や、まとめ買いにも繋がるでしょう。
ネットショップ運営で売上を上げたい方にとって、おすすめな販売導線ですので、本記事を参考にぜひ挑戦してみてください。
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よくある質問
Instagramショッピング機能とは、インスタに投稿した写真にURLタグを付けて、ユーザーを自社のオンラインショップの商品ページへ誘導できる機能です。この機能があれば、インスタで商品が気になったユーザーはシームレスに商品を購入することができます。詳しくはこちらの章をご覧ください。
まずは、インスタを見ていたユーザーを自然な流れで自社のネットショップへ誘導できるので、売上アップが期待できます。さらに商品をインスタに投稿することで、広告費をかけずさまざまなユーザーに自社商品を見てもらえます。さらに詳しくは、こちらの章でご紹介しています。