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自動車部品のネットショップを始める方法は?カーパーツ販売に必要な許可や、開業手順も紹介!

経済産業省の令和6年度電子商取引に関する市場調査報告書によると、「自動車、自動二輪車、パーツ等」分野のBtoC EC市場規模は2024年で3,336億円に達し、その市場は拡大傾向にあります。
そこでこの記事では、自動車部品のネット販売に必要な許可や手続きから、具体的な開業手順、成功のポイントまで詳しく解説します。

自動車部品をネットで販売するメリット

自動車部品は実店舗やカー用品店での販売が一般的ですが、ネットで販売することでどのようなメリットがあるのでしょうか。
主に考えられる3点をご紹介します。

市場規模が拡大中で参入しやすい

経済産業省の電子商取引に関する市場調査では「自動車、自動二輪車、パーツ等」分野のBtoC EC市場規模は2024年で3,336億円に達しています。
2019年の2,396億円と比較すると5年間で約1.4倍に成長しており、市場は拡大傾向にあるといえるでしょう。
一方で、EC化率は2024年時点で4.16%と、物販7分野の中では最も低い水準です。

つまり、まだ多くの取引がオフラインで行われているため、ネット販売を始めれば新たな顧客を獲得しやすい分野ともいえます。
これから自動車部品のネット販売に参入する事業者にとっては、チャンスの多い市場でしょう。

目的買いの顧客が多くリピートにつながりやすい

自動車部品を購入する顧客は車種名や型式、品番などを手がかりに、必要な商品を絞り込んで検索することが多いです。
そのため、商品ページに車種や型式といった適合情報を正確かつ網羅的に掲載しておけば、検索からの購入につながりやすいといえます。

また、自動車は定期的なメンテナンスが必要なため、オイルフィルターやワイパーブレードなどの消耗品は、そのショップの購入体験に満足すれば再購入につながりやすいでしょう。
最初の購入時に「品揃えが豊富」「適合情報がわかりやすい」といった信頼を得られれば、継続的な売上が期待できます。

実店舗より低コストで全国・海外に販売できる

自動車部品を売るための実店舗を設ける場合、敷金や礼金、内装費など、おおよそ数百万円の初期費用に加え、光熱費や人件費など多くの維持費がかかります。

一方、カラーミーショップなどのECサイト構築サービスを利用してネットショップを開業する場合、家賃や内装費が不要なため、大幅にコストを抑えて事業を始められるでしょう。

また、ネットショップは場所の制約を受けません。
日本全国だけでなく、海外の顧客にも自動車部品を販売することが可能です。
車好きの海外ユーザーの中には、日本製の高品質な自動車部品を求める人も多いため、海外に向けての販売もおすすめです。

自動車部品のネット販売に必要な許可・手続き

新品の自動車部品を仕入れて販売する場合、基本的に特別な許可は必要ありません。
一方、中古品を扱う場合や、自分で解体・部品取りを行う場合は、別途許可や登録が必要です。
販売する商品の種類によって必要な手続きが異なるため、それぞれのパターンごとに確認しておきましょう。

中古を販売する場合は「古物商許可」が必要

中古の自動車部品を仕入れて販売する場合は、古物営業法に基づく「古物商許可」の取得が必要です。
古物商許可とは、中古品の売買や交換を事業として行うために必要な許可のことで、管轄の警察署(防犯係)に申請して取得します。
審査には約40日かかるため、販売開始のスケジュールに合わせて早めに申請しておきます。

なお、無許可で中古品の売買を行った場合は、古物営業法違反として3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
中古部品を扱う予定がある場合は、営業開始前に必ず許可を取得しておきましょう。

自分で解体・部品取りを行う場合に追加で許可が必要な場合も

中古部品を販売するだけであれば、通常は古物商許可が中心になります。
ただし、使用済の自動車を自社で引き取り、解体して部品を取り出す場合には、自動車リサイクル法に基づく解体業の許可などが別途必要になるかもしれません。
また、使用済の自動車を引き取るか、カーエアコンのフロン類を自社で回収するかによっては、引取業の登録やフロン類回収業の登録が必要となる場合があります。

どの手続きが必要かは、実際に行う業務範囲によって異なるため、事前に所管の自治体の窓口で相談・確認をしましょう。

自動車部品をネットで販売する方法

自動車部品をネットで販売するには、大きく分けて2つの方法があります。
それぞれ特徴やメリットが異なるため、自社の状況に合った方法を選ぶことが大切です。

ECモールに出店する

ECモールとは、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングのような、さまざまなショップが集まるオンラインのショッピングモールに出店する形式です。
モール自体に知名度があるため、開業直後でも集客しやすいのがメリットといえます。
自動車部品の場合は、車種名や型式などで検索する顧客が多いため、モール内の検索機能経由で購入につながりやすいでしょう。

一方で、同じ商品を扱う競合が多いため、価格競争に巻き込まれやすいです。
また、出店料や販売手数料が発生するほか、ショップのデザインや機能のカスタマイズに関してモール側が管理しているため、自社のブランドを打ち出しにくいといえます。

自社ECサイトを開設する

カラーミーショップなどのEC構築サービスを利用して、自社のECサイトを作成する方法もあります。
ECモールのような価格競争が起こりにくく、デザインや機能を自由にカスタマイズできるため、自社のブランドを打ち出しやすいのが大きなメリットです。

自動車部品の自社ECサイトの場合、モールのようなテンプレにとらわれず、「メーカー・車種・年式などからの絞り込み検索」を独自に実装したり、専門的な適合表を自由に組み込んだりと、ユーザーが迷わず部品を探せる独自のサイト構造を作れるでしょう。

カラーミーショップなら月数千円から利用でき、デザインテンプレートも豊富なので、未経験の方でも手軽に始められます。
また困った時には日本語での電話サポートも利用できるので、初心者にとって心強いサービスといえます。
無料お試しもできるので、ぜひ実際の使いやすさを体験してみてください。

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自動車部品のネットショップの開設手順

ここからは、実際に自動車部品のネットショップを開設するまでの、おおまかな手順をご紹介します。

1. 取り扱う商品ジャンルを決める

まずは、どのような自動車部品を扱うのかを決めましょう。
自動車部品と一口にいっても、エンジン部品やブレーキ部品などの機能部品、バンパーやドアミラーなどの外装部品、シートやフロアマットなど、ジャンルは多岐にわたります。
また、新品を仕入れて販売するのか、中古部品を買い取って販売するのかによって、必要な手続きや許可も変わります。

扱うジャンルとあわせて、販売形態も早めに決めておくとよいでしょう。

2. ショップ名やコンセプトを考える

ECサイトを立ち上げる際、ショップ名やコンセプトはサイトの方向性を決める軸になるため、しっかりと設定しておくことが大切です。
ショップ名は覚えやすくシンプルなものが理想で、ターゲットとなる顧客層に合った名前にすることで、訴求力が高まります。
ショップ名の付け方について詳しくは下記の記事を参考にしてください。

またコンセプトは「誰に・何を・どのように提供するのか」などを明確にするものです。
たとえば「国産旧車に特化した中古部品専門店」「輸入車オーナー向けのカスタムパーツショップ」のように、ターゲットと商材を絞り込むことで、競合との差別化がしやすくなるでしょう。

コンセプトの決め方について下記の記事で詳しく紹介しています。

ネットショップ名とコンセプトは、ショップの印象を決める大切な要素です。方向性にズレが出ないよう、あわせて考えていきましょう。

3. 販売方法を決める

販売方法は、先ほど紹介したように「ECモールへの出店」と「自社ECサイトの開設」の2つがあります。
集客のしやすさを優先するならECモール、ブランドの世界観の確立や価格競争を避けたい場合は自社ECサイトが向いているでしょう。

なお自社ECサイトを開設する場合は、EC構築サービスカラーミーショップがおすすめです。
自動車部品のように商品ページにスペックを細かくわかりやすく掲載したい場合でも、自由な設計が可能です。
30日間の無料お試しも用意されているので、まずは気軽にご利用ください。

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4. 販売用のサイトを作成する

ショップの構築方法を決めたら、実際にサイトを作成していきます。
自社ECの場合は、多くのサービスがデザインテンプレートを用意しているため、デザインの知識がなくても手軽にネットショップを作成できるでしょう。

自動車部品のネットショップでは、特に商品ページが重要です。
自動車部品は、適合する車種や型式が合わないと使用できないため、商品名や写真だけでなく、対応車種・年式・型式など、できる限り詳しくスペック情報を掲載します。

さらに、取り付けイメージの写真や、純正品番との対照表などを載せておくと、購入者が安心して選びやすくなるでしょう。

5. 開業したら集客を行う

ECサイトは開設しただけでは誰もその存在を知らないため、集客に取り組む必要があります。
主な方法として、SEO対策やWeb広告の出稿、InstagramやXなどのSNS運用があります。

自動車部品の場合は、車種名や型式、純正品番などで検索するユーザーが多いため、SEO対策との相性がよいといえます。
商品ページに適合車種や対応年式、品番などを正確に記載しておくだけでも、検索経由でのアクセスにつながりやすくなるでしょう。

ECサイトの集客について詳しくは「ECサイトへの集客方法・アクセス数を増やすコツは?」の記事もあわせてご覧ください。

自動車部品のネット販売で成功するためのポイント・注意点

自動車部品のネット販売では、一般的なEC運営のノウハウに加えて、売上を伸ばすために押さえておきたいポイントがあります。
ここでは、気をつけたい注意点とともにご紹介します。

商品スペックを細かく正確に表示する

自動車部品は適合する車種や年式、型式が合わなければ取り付けられないケースがほとんどです。
そのため、商品ページには以下のような情報をできるだけ詳しく掲載しておきましょう。

  • ・対応車種、年式、型式
  • ・品番、純正品番との対応
  • ・サイズ、重量などの商品仕様
  • ・新品か中古品か
  • ・中古品の場合は傷や汚れ、動作確認状況などの状態

上記のような情報がきちんと掲載されていないと、購入後の返品が起こりやすくなります。
そのためスペックなどを正確に掲載しておくことは、購入者の安心感につながるだけでなく、問い合わせや返品対応の手間を減らすことにもなるでしょう。

取り付け条件や公道使用・車検適合などに関する情報を明示する

自動車部品の中には、装着する車両や取り付け方法によって、公道で使用できないものや車検に適合しないものがあります。

商品ページでは、適合車種・型式・年式、取り付け条件、公道使用の可否、車検対応・保安基準適合の有無をわかりやすく記載しましょう。
例えば交換用マフラーは、対象車両や性能等確認済表示の有無などを確認し、適合条件を明記することが重要です。
その他、輸入部品や競技専用品なども、販売時に注意書きなどが必要でしょう。

なお取り付けに専門知識や専用工具が必要な商品は、「専門業者での取り付けを推奨」と記載すると、購入後のトラブル防止につながります。

返品・問い合わせ対応体制を整える

自動車部品は、「適合しなかった」「取り付けられなかった」といった問い合わせや返品が発生しやすい傾向があります。
そのため、あらかじめ返品・交換のポリシーをショップページに明記しておくことで、購入者とのトラブルを未然に防ぎやすくなるでしょう。
具体的には、以下のような内容を記載しておくのがおすすめです。

  • ・返品や交換を受け付ける条件
  • ・受け付け期限(商品到着後○日以内など)
  • ・購入者都合の場合の送料負担
  • ・適合不一致による返品の対応方針 など

また、車種や型式に関する問い合わせを迅速に対応できる体制を整えておくことも大切です。
問い合わせへの対応が丁寧で早いショップは、購入者からの信頼を得やすく、リピートにもつながりやすいでしょう。

ニッチ商材だからこそ集客施策を継続する

開業直後は認知度が低いため、集客に力を入れることが大切だとお伝えしました。
ただ、自動車部品は購入者が限られるニッチな商材のため、開業時だけでなく継続して集客に取り組む必要があります。
主な集客施策として、以下のようなものが挙げられます。

  • SEO対策:対応車種・年式・型式・品番・「○○ 交換」などのキーワードで検索されやすい商品ページを作る
  • SNS運用:InstagramやXで取り付け事例や商品紹介を発信し、車好きのフォロワーを増やす
  • ブログ・コンテンツ発信:取り付け手順や車種別のパーツ選びのコツなど、購入者の役に立つ情報を発信する

継続して取り組むことで徐々に認知が広がり、安定した集客につながるでしょう。

自動車部品はBtoB ECにも向いている

自動車部品のネット販売は、一般消費者向けのBtoCだけでなく、整備工場などの事業者向けに販売するBtoBにも向いている商材です。
先ほどの経済産業省の調査によると、2024年のBtoB EC市場規模は約514兆円で、BtoC EC市場(約26兆円)のおおよそ20倍になります。
業種を問わず事業者間の取引がオンライン化する流れは加速しており、自動車部品においても、Web上で受発注を行う仕組みを整えることで、電話やFAXによる受注業務の効率化が期待できるでしょう。

自社サイトでBtoB販売を行うために必要な機能・体制

自動車部品のBtoB販売をECサイトで行う場合、BtoC向けのネットショップとは異なる機能が必要になります。
例えばBtoB ECでは以下のような対応が必要です。

  • 取引先ごとの価格設定:同じ商品でも取引先によって価格が異なるため、卸価格を個別に設定できる機能
  • ロット単位での販売:1個単位ではなく、ケースやセットなど大量の受注への対応
  • クローズドな販売ページ:卸価格を一般消費者に見られないようにするだけでなく、事業者以外が購入できないよう、取引先のみがアクセスできる会員制のページの設定

従来の電話やFAXによる受注をECサイトに移行することで、受発注業務を効率化でき、入力ミスなどのヒューマンエラーも防ぎやすくなります。
BtoB ECについては以下の「BtoB ECとは?」の記事でさらに詳しく紹介しています。

カラーミーショップは自動車部品のBtoBネット販売も可能

ECサイト構築サービスのカラーミーショップは、ネットでのBtoB販売に必要なシステムを構築できます。
初めからBtoB向けのサイトを構築することも可能ですし、BtoC向けのサイトでBtoB販売を同時に行うこともできます。
具体的には「卸販売」や「orosy」といったアプリを利用することで、BtoB販売に必要な機能が追加できるでしょう。

カラーミーショップでのBtoB販売について詳しくは「カラーミーショップでBtoBネットショップは可能?」の記事もあわせてご覧ください。

まとめ

自動車部品のネット販売は、EC化率がまだ低く参入の余地が大きい分野です。
販売方法としてはECモールと自社ECサイトがありますが、価格競争を避けて自社のブランドを打ち出したい場合は、自社ECサイトの開設がおすすめです。

カラーミーショップなら、月数千円から自由度の高いネットショップを作成でき、アプリで機能をカスタマイズすればBtoB向けの販売にも対応可能です。
30日間の無料お試しも用意されているので、気になる方はぜひお気軽にお試しください。

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自動車部品のネット販売に許可や資格は必要ですか?

新品を販売する場合、基本的に許可や資格は不要ですが、中古品の場合は古物商許可が必須です。また自社で自動車を解体して販売する場合は、別途許可が必要になるかもしれません。詳しくはこちらの章でご紹介しています。