ネットショップへお客様を集めようとすると、施策として挙げられるのはSEO・SNS・広告だったりと様々な方法がありますよね。
その中でも広告は、SEOやSNSと比較すると「広告って難しそう…」と感じて手を出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は様々な集客方法がある中で、広告を使ったおすすめの集客方法の一つである「Instagram広告」について、
- ・Instagram広告に興味がある
- ・広告の掲載設定をしようとしたけど途中で挫折した
- ・広告掲載後の効果に疑問がある
といった方向けに出し方や掲載結果などを含めて解説していきます。
Instagram広告ってよく聞くけど、設定が大変そう。Facebookと連携させたり、広告費用も結構かかるんじゃない?
実はInstagram広告にはいくつか掲載方法があって、Instagramアプリで簡単に広告掲載する方法があるんです。
また、広告費もいきなり数万円とかじゃなく、自分で金額を決められるので、最初は数百円で試すこともできるんです。
実際にInstagram広告を掲載してみたので、結果も合わせてご紹介しますね!
目次
Instagram広告とは?
Instagram広告とは、「Instagram」の投稿内に表示される広告のことを指します。
Instagramのどこに広告は表示されるの?
Instagram広告が表示される場所は主に
- ・ストーリーズ
- ・フィード
- ・発見タブ
の3つの箇所になります。
広告を掲載する配信場所によってそれぞれ特徴や適切なサイズ・表示の仕方などがあるので、効果を出すためにも「どこに広告を出すのが最適なのか?」を考える必要があります。
Instagram広告にはどんな種類があるの?
Instagram広告には現在6種類の広告が用意されています。それぞれの特徴をまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
Instagram広告の種類 | 特徴 |
ストーリーズ広告 | フィード投稿の中に、写真・動画を使ったストーリーズを広告として表示させることができる。テキストも入れることが可能。 |
写真広告 | 正方形、横型のどちらかのサイズの写真を1枚使った広告。 |
動画広告 | 最長120秒の動画を、横型または正方形のフォーマットで配信できる広告。 |
カルーセル広告 | 画面いっぱいに表示した写真・動画をユーザーがスワイプすることで切り替えられるので、複数見せることができる。 |
コレクション広告 | 動画・写真、または両方を画面上の複数配置することで、一度に多くの情報を表示させることができる。 |
発見タブ広告 | 発見タブ内表に示される広告で、動画・写真どちらかを掲載できる。新しいものを積極的に探しているアクティブなユーザーにリーチできる。 |
Instagram広告のメリットや特徴とは?
ここではInstagram広告の特徴やメリットを解説していきます。
特徴1:Instagramの利用者が年々伸びている
年 | Instagram利用者数 |
2017年 | 2000万人 |
2018年 | 2900万人 |
2019年 | 3300万人 |
参考・https://webtan.impress.co.jp/n/2017/10/04/27058・FAFEBOOK・FACEBOOK
表のように、Instagramの利用者数は年々成長しており、SNSとしてさらに今後様々なユーザーが増えていくことが見込まれます。広告を出すことで多くのユーザーの目にとまることは認知拡大として非常に有用なため注目されています。
特徴2:予算を自分で決められるので数百円の少額でも掲載できる
広告を利用する際によく懸念として挙げられるのが費用面です。広告のメニューや内容によっては1回の掲載費用が多くかかってしまう場合もあるため、中々手を出しにくい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしInstagram広告は自分で広告費を決めることができ、数百円といった小額でも広告を掲載できるので、手軽に広告を始めることができます。
この記事をつくるにあたり、カラーミーショップのスタッフが実際にInstagramアカウントをつくり、Instagram広告を掲載しましたので、集客結果についてはこちらをご参照ください。
特徴3:自分でターゲットや配信先を設定できる
Instagram広告は、広告を見てほしい人を絞り込むことができます。住まい、興味関心、年齢、性別などです。
住まいは、東京都とか北海道などのエリアを絞ることができ、興味関心は、キーワードに反応する人を絞ることができます。
例えば、野菜やサラダといったキーワードに興味関心がある人を抽出できます。
また年齢や性別でも絞り込みができます。
特徴4:広告掲載が簡単
Instagram広告は掲載方法がいくつかありますが、一番簡単なアプリを使った掲載方法の場合は、5分程度で掲載設定が可能です。
難しい設定ではないので、広告初心者の方にはおすすめです。
Instagram広告の出し方・掲載方法
インスタグラム広告は、Facebook広告マネージャーを設定して掲載していくのが通常なのですが、その設定をしなくても、Instagramアプリ上で簡単に広告配信をすることができます。
具体的には、既に投稿したものを広告として配信する方法です。
5分ぐらいで掲載設定可能なので、ぜひお試し下さい。
手順は大きく4つです。
- (1)Instagramのプロアカウントに切り替えます。
- (2)広告に掲載したい投稿を選びます。
- (3)リンク先、対象、予算、掲載日数を設定します
- (4)支払い方法を登録します。
順番に手順を説明していきましょう。
また、実際に掲載する手順を動画でも解説しておりますので、こちらも合わせてご覧ください!
(1)Instagramのプロアカウントに切り替えます。
・Instagramには個人アカウントとプロアカウントの2種類があります。
・Instagram広告を掲載するためには、プロアカウントの切り替え(無料)が必要です。
切り替えの方法は「Instagramのプロアカウントとは?切り替え手順とメリットを詳しく解説!」で解説していますのでご覧ください。
【手順1】アカウントの右上にある三本線をタップ(画像左)
【手順2】画面下の設定をタップ(画像右)
【手順3】アカウントをタップ(画像左)
【手順4】プロアカウントを取得するをタップ(画像右)
【手順5】タップすると、Facebookページの紐づけを求められますが、スキップも可能です。(その場合は、自動でFacebookページが作成される仕様です。)
(2)広告に掲載したい投稿を選びます。
【手順6】アカウントの広告をタップ(画像左)
【手順7】新規広告の>をタップ(画像中央)
【手順8】広告として利用する過去の投稿を選んでタップ(画像右)
(3)リンク先、対象、予算、掲載日数を設定します
【手順9】リンク先(目標)を選ぶ(画像左)
【手順10】今回はウェブサイトへのアクセス増加を選ぶ(画像中央)
【手順11】URLの入力とアクションボタンを選ぶ(画像右)
【手順12】広告の配信対象(オーディエンス)を自動、カスタムどちらかを選ぶ(画像左)
【手順13】カスタム名(オーディエンス名)を入力(画像中央)
【手順14】場所をタップ(画像右)
【手順15】地域名を入力(画像左)
【手順16】画面右上のチェックボタンをタップして地域を確定する(画像中央)
【手順17】興味、関心をタップ(画像右)
【手順18】キーワードを入力(今回は野菜)(画像左)
【手順19】画面右上のチェックボタンをタップして確定させる(画像中央)
【手順20】年齢、性別の>をタップ(画像右)
【手順21】年齢、性別を選んでタップ(画像左)
【手順22】画面右上のチェックボタンをタップして確定させる(画像中央)
【手順23】再度、画面右上のチェックボタンをタップして確定させる(画像右)
【手順24】画面右上の→をタップ(画像左)
【手順25】1日の上限予算を入力(画像中央)
【手順26】掲載期間を入力(画像中央)
【手順27】画面右上の→をタップ(画像右)
(4)支払い方法を登録します。
【手順28】支払いの>をタップして、クレジットカードの登録(画像左)
【手順29】画面下の広告を作成をタップ(画像左)
【手順30】掲載設定が終了(画像中央)
【手順31】審査中という表示になり、数十分後に承認の通知がくる(画像右)
以上が掲載手順となります。
広告を見てほしい人を設定するときに、迷ってしまう方は、Instagramの自動設定でも問題ないかと思います。
掲載が開始されると、広告からインサイトをチェックすると、Instagram内で表示された回数やいいねの数、自分のショップページにアクセスされた数がわかります。
実際にInstagram広告を掲載した結果
今回は実際にカラーミーショップスタッフが下記のInstagramアカウントとカラーミーショップで作ったショップページを使い、Instagram広告に掲載してみたらどれくらい集客ができるのかを試してみました。
Instagram広告は少額での広告掲載ができるので、今回は「300円」と「1000円」の2回にわけて広告を掲載しました。
上記の掲載手順11でご紹介した通り、広告掲載をした際にショップページのリンクを設定することが可能なので、広告を見た人がダイレクトにショップページへ飛べるように設定しています。
広告予算300円でInstagram広告を掲載した結果
- ・合計費用:300円
- ・ウェブサイトへの移動:21
- ・プロフィールへの移動:7
- ・リーチした人数(投稿を見たユーザーの数のこと):750
- ・インプレッション数(Instagram内で広告がユーザーに表示された回数):838
広告費300円で750人の人に投稿を見せることができ、さらにショップページに21件のアクセスがありました。
広告予算1000円でInstagram広告を掲載した結果
- ・合計費用:1,000円
- ・ウェブサイトへの移動:50
- ・プロフィールへの移動:6
- ・リーチした人数:2193
- ・インプレッション数:2539
広告予算1,000円で掲載した結果、2193人に見てもらうことができ、50人がショップページにアクセスしてくれました。
まとめ:少額でもInstagram広告で集客はできるので掲載してみよう
今回はInstagram広告についての解説やメリット、そして実際に掲載した結果どれくらい集客ができたかについてご紹介しました。
このように、なかなかアクセスが増えないという方は、少額のInstagram広告を掲載してお店のページへ来てもらうといったことを月に2~3回やってみると良いかもしれません。
また、立ち上げたばかりのショップさんは新規オープンセールや送料無料イベントなどを絡ませて広告を出すことで、さらに売上につながりやすくなる可能性も広がりますので参考にしてみてください。
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