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ネットショップの価格戦略を考えよう《プロ直伝!0から売上を作る道のり・第3回》

このコーナーでは、「カラーミーショップ公式パートナー(制作会社)」に、実体験にもとづいた”リアルなネットショップ運営ノウハウ”を教えていただきます。
本シリーズは『ゼロから売上をつくるまでの道のり』をテーマに、ネットショップ「mogcook(モグック)」を運営する株式会社ディーグリーンさんに担当していただきます。

みなさん、こんにちは!株式会社ディーグリーンの立花です。
わたしたちは離乳食用に加工した旬の魚を、三重県から全国の子育て家庭へお送りするECサービス「mogcook(モグック)」を運営しています。

前回は、ネットショップのコンセプト設計・ターゲティングなどについて解説しました。
第3回となる今回も引き続き、私たちがネットショップを運営してきて得た学びをご紹介したいと思います。今回は「価格戦略」についてのお話です。

>> 前回の記事をよむ

マーケティングミックスの「4P」

わたしたちが販売戦略を立案・実行する際、主に使っているのは「4P」というフレームワークです。

  1. Product(製品)
  2. Price(価格)
  3. Place(流通)
  4. Promotion(販売促進)

ネットショップのみならずマーケティング活動でよく使われるこの言葉は、上の4つに共通する頭文字の「P」をまとめたもの。前回は「Product(製品)」の解説をしましたが、今回は2つ目の「Price(価格)」についてです。

2. Price(価格)

商品やサービスに価格をつけることは、ネットショップの売上・利益に直結する重要な決定事項です。
価格の設定を行なう際には、

  1. 商品のコスト
  2. カスタマーバリュー(顧客が適正と考える価格)
  3. 競合商品/サービスの価格

といった要素を参考にします。

mogcookの場合

mogcookのサービスを開始した当初は、直接的な競合となるサービス(離乳食用に調理できる旬の魚の定期配送サービス)が市場になかったのですが、mogcookの代替となり得るサービス(自然食品系ネットスーパー)を競合と捉え、彼らのサービス価格を調査しました。

その際に重要となるのが、実際に商品を購入してサービスを体験してみること。自分たちが支払った金額で満足できるのかを判断する良い材料になります。

「送料無料」「クーポン」も有効な手段

また、一度設定した価格(標準価格)に対して、さまざまな手段で割引オファーをすることも有効だと思います。

mogcookの場合は「10,000円以上の購入で送料無料」というサービスを実施しており、それをサイトのトップに掲載しています。この施策を行ってから10,000円以上購入してくださる顧客が増え、客単価が平均で1,500円程度アップしました。

また、メイン商品の「お魚離乳食材」についても、同じ商品内容に

  1. 定期購入
  2. 一箱購入
  3. 数ヶ月分の一括購入

という3パターンの価格を設定しています。
顧客のニーズに合わせ、一つの商品に対して複数の購入パターンや価格設定を行うことも、商品によっては有効でしょう。

mogcookの価格設定の一例

mogcookの価格設定の一例(クリックで拡大できます

まとめ

競合商品を購入し、顧客の気持ちになってみる。
標準価格からの割引オファーも有効な施策。
次回は4Pの3つ目、Place(流通)について解説したいと思います。どうぞお楽しみに!

今回ご紹介した制作会社

株式会社ディーグリーン

三重県南部、紀北町にある制作会社。ご依頼いただくデザインはWeb・広告制作物から事業全般のコンサルティングまで。ディーグリーンがめざすのは「地方だからできる会社づくり、挑戦心のある会社づくり」です。

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