ECサイト構築サービス「カラーミーショップ」では、ショップ運営に役立つ「2025年版 販促カレンダー」をご用意しています。
ECサイト運営だけでなく、YouTubeなどの動画コンテンツ作成のネタ探しや、季節に合わせたキャンペーンの企画・SNSでの発信などにもぜひご活用ください。
2025年版 年間販促カレンダー
販促カレンダーの目的や役割は?
販促カレンダーの目的は、主にマーケティングやPR施策の計画立案・施策実行を効果的に進行させることです。
一年の間に行われるさまざまなイベントや季節の変わり目をカレンダーを見て把握し、そのタイミングに合った商品やサービスを適切に顧客へ提供するための計画を立てることが可能です。
イメージとしては、一年を戦略的に見つめ、それぞれの期間やイベントで何を売り出すのか、どのようにアピールするのか、どんな販促キャンペーンを行うかを事前に考え、実行するためのカレンダーとなります。これにより、顧客とのコミュニケーションがより密度高くなり、売上も向上します。
さらに、この販促カレンダーを活用することで、計画したマーケティング活動が順調に進んでいるか、または調整が必要か、そうした情報も把握しやすくなります。このように、販促カレンダーは、ビジネスを成功へ導くための重要な手段としての役割を持っています。
2025版販促カレンダーのおすすめの使い方
販促カレンダーの活用法は多岐にわたりますが、特におすすめな方法を紹介します。
年間の販売計画の策定や販促キャンペーン・PRのスケジューリングに使う
カラーミーショップの販促カレンダーには、一年間の祝日や月ごとのイベントをはじめとした、さまざまな情報が載っています。
ECサイトの売上が上がりやすい主要なイベント(新年、バレンタインデー、ブラックフライデー、クリスマスなど)を俯瞰的に把握することができるので、季節ごとの訴求や新商品のリリース計画の策定に活用できるでしょう。
また、PRや販促の開始スケジュールの目安なども記載しているので、各イベントに合わせて具体的にいつごろ動けばいいのかを考える際、スケジューリングの参考にしてみるとよいでしょう。
また同じチームのメンバーに共有したり、印刷して誰もが見れる場所に販促カレンダーを貼っておくと年間の計画が把握しやすくなるため、各チームの連携強化などにも使えます。
ECサイトの特集ページやコンテンツの企画の案だしに使う
販促カレンダーでは年間の主要イベントに加えて、各月の注目キーワードやお悩み・ギフトの時期も合わせて紹介しています。
ECサイトの特集ページや、顧客にアプローチしたい訴求を考える際のアイデア出しのヒントになるので、ぜひ活用してみてください。
仕込みやプロモーション強化の時期も記載しているので、コンテンツを露出するタイミングの参考にもなります。
メルマガやSNS、YouTube動画のネタ探しにも使ってみる
祝日や月ごとのイベントだけでなく、カラーミーショップの販促カレンダーでは「おもしろ記念日」や入学式、入社式といった学生・社会人特有のイベント、ギフトの時期なども掲載しているため、メルマガやSNS、YouTube動画のネタ探しにも使えます。
また、カラーミーショップの公式YouTubeでも販促カレンダーのおすすめの活用方法について解説しているのでぜひ合わせてご覧ください。
2025年のECトレンド
AI技術の急成長
写真やイラスト、音楽、文章などのAI生成技術が急速な成長と発展を遂げた2024年。AIを活用したサービスが次々に誕生しました。この流れは2025年以降も続き、ショップ運営業務への活用も進むことでしょう。
新たなアイデアの源泉として各サービスを試してみるだけでなく、SNS炎上などのトラブルや法令整備などの面にも注目しておくことをおすすめします。
ECサイトのセキュリティ強化
2023年はクレジットカードの不正使用による被害額が540億円を超えて過去最悪となりました。
実店舗や大手ECモールなどと比べ、独自ECサイトは初回利用時の不安が特に大きく、クレジットカードの利用をためらう購入者が多いことも考えられます。
不正利用を防ぐため、2025年3月末までにすべてのECサイトで3Dセキュア2.0の導入が義務付けられています。現在ご利用中のカートサービスや決済代行会社の対応を必ず確認しておきましょう。
詳しくは「ECサイトへの導入が義務化!3Dセキュア2.0(本人認証)とは?必要な対策や注意点」で解説していますので、合わせてチェックしてみてください。
一部の決済方法、OSサポートの提供終了
2025年4月末にかけて、「LINE Pay」が順次サービス提供を終了する予定となっています(LINE Pay 公式サイト)。購入に便利なID決済は他にも充実していますので、この機会に決済手段の拡充を図るのがおすすめです。
また、10月14日(火)にはWindows 10のサポートが終了予定となっています。セキュリティの修正プログラムが提供されなくなることでセキュリティリスクの高まりが懸念されるため、後継・代替製品への移行準備を進めましょう。
「2025年の崖」への対応
経済産業省が公表したDXレポートでは、日本国内の企業が直面しつつある危機的な状況を「2025年の壁」と表して問題提起しています。
同省のレポートでは、「国内企業が国際市場で勝ち抜くには、各企業のDX化(デジタル・トランスフォーメーション)が必須」「DX化が進まなければ業務効率や競争力の低下は避けられない」旨が指摘されています。また2025年以降、DX化の課題が解決できない場合の経済損失は最大12兆円にも膨らむと言われています。
全社横断的に業務効率を高めつつ、データ活用を促進するには、複雑に肥大化した旧来の社内システムを見直す必要があります。経営と業務のスリム化を見据え、段階的にDX化を進めましょう。
インバウンド需要
円安が続くことにより、インバウンド需要のさらなる伸びが見込まれます。訪日外国人の増加はもちろん、ネット通販においても「越境EC」への注目が集まっています。
カラーミーショップでは、今すぐ簡単に海外販売を始められる機能をご用意していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ECサイトと実店舗の融合
実店舗を利用して新たな施策を取り入れ、顧客にとっていっそう便利なサービスを提供する事業者が増加していくことが予想されます。オンラインとオフラインを組み合わせた「BOPIS(ネットで注文、店舗で受け取り)」や体験型ショールームなど、実店舗とECを連携させた販売戦略が重要になるでしょう。
「カラーミーショップ」でも、実店舗での商品受け取りや配達をサポートする機能を提供しています。
主な大型イベント
国内では、4~10月にかけて「大阪・関西万博」が開催されます。開催期間中は周辺の交通混雑などが発生し、商品の送達にも影響が出る場合があるため、各配送会社の対応を確認しておきましょう。
シーズン別解説
2025年1~3月
年末年始の需要が落ち着き、売上が下がりやすい2月は、決算賞与や母の日・父の日に向けた仕込みに時間をかけるのがおすすめです。
柔軟な販促計画のもと、イベントごとにセールやキャンペーンを立案したり、金額・ジャンル別などでギフトを選びやすいショップページ作りに取り組んでみましょう。
2025年4~6月
入園入学や社会人デビューなど、新生活が始まる時期。特にPC・デスク周辺機器やファッションアイテム、お弁当作りのための調理器具や便利グッズ、疲れを癒やすボディケア用品などには新たなギフト需要が見つかるかもしれません。商品紹介の切り口を変えてみるのも一案です。
猛暑に備え、夏バテ防止に効果的な食品や冷却グッズなどの需要が高まります。プレゼント企画の賞品やノベルティの用意を早めに済ませておくのもおすすめです。
2025年7~9月
小売業ではセールが盛んなシーズン。セール開始時期を見極めると同時に、デザインやバナーを夏仕様に差し替え、動きのあるショップ作りを意識しましょう。
また、古くから「二八(ニッパチ)」と呼ばれるように、2月・8月は売上が下がりやすいと言われています。ショップリニューアルや秋冬に向けた仕込みに時間をかけ、秋冬商戦での勝ちを狙うのも一つの手です。
2025年10~12月
年末商戦に向けたランディングページの制作や広告出稿のほか、ショップ設計、送料設定、ラッピング形式、訴求の方向性を見直してみるなど、顧客視点を細部まで意識しながらECサイトの改善を重ねることが、売上アップへの第一歩となります。
冬のボーナスやクリスマス、年末商戦に向けた準備は早い段階から進めておくのがおすすめ。
中でも、11月下旬の「ブラックフライデー」は、日本国内での注目度が年々高まってきているため、忘れずにキャンペーン準備をしておきましょう。
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