こんにちは。カラーミーショップ スタッフです。
2015年に開催したリアルイベント「世界のおみやマーケット」や「3杯のコーヒーと北欧の絵本展」にも出店された、スウェーデンのお菓子と絵本の専門店「Lilla Katten(リッラ・カッテン)」さん。2016年秋、神奈川県・神武寺駅から徒歩20秒(!)の場所に実店舗をオープンされました! 今回は特別にご招待いただき、開店より一足先にお店を見学させていただきました。
まるで北欧の森のよう。ゆったりとした時間の流れる神武寺駅
渋谷から電車に揺られること約1時間半。到着したのは京急逗子線・神武寺駅。
ところでみなさん「神武寺駅」ってどこにあるかご存知ですか?
グーグルマップで見るとこんな感じ。鎌倉や逗子のほど近くに位置した場所にあります。
少し歩いたところには駅名にもなっている神武寺の建つ山が、
そして線路を挟んだ逆側には広々とした公園「池子の森」が広がっています。
緑豊かな神武寺の自然は、まるで北欧の森のよう。お店に訪れる際は、少し足を伸ばしてピクニックされるのもおすすめです。
さて、駅の改札を出て道なりに歩くと、すぐに青いドアのお店が見えてきます。
ここが新しくオープンした「リッラ・カッテン」さんです!
「いらっしゃいませ!東京からようこそお越しくださいました。」 むかえてくれたのは、オーナーの筒井さんご夫妻。
筒井さんが絵本を、奥さまがお菓子を担当されています。
それではさっそく入ってみましょう!
プリンセスケーキにシナモンロール。絵本に登場しそうなお菓子たち
お店に入ってすぐ左。棚には、スウェーデン語の絵本がずらり! 「長くつ下のピッピ」や「ムーミン」など日本人にもなじみのある作品が並んでいます。
壁にかけてある時計や椅子などもできるだけスウェーデンをはじめ北欧のデザインインテリアをとりそろえていらっしゃっしゃるとのこと。内装の細かい部分にもこだわりが見えます!
奥にある厨房から、次々にできたてのお菓子が運ばれてきます。
砂糖とアーモンドを挽いて練りあわせた「マジパン」を使った華やかなプリンセスケーキに、シナモンロール。
まるで絵本の中から出てきたようなかわいらしい見た目と甘い香りにうっとりしてしまいます。
作っているのは、筒井さんの奥さま・友子さん。
もともと和菓子職人だった奥さまが、スウェーデンでの留学経験を生かして現地のレシピを忠実に再現しています。
現在、焼き菓子は7種類。
「ラズベリーの洞窟」を意味する「ハッロングロットル」やコーヒー味の「モカの毛玉」など、ユニークな名前と珍しい見た目や食感が楽しいクッキーがそろっています。
(一部はネットショップでの販売も開始しています!)
もっと愛されるお店へ! リッラ・カッテン、その意味は?
もともとスウェーデンの絵本専門店「リッラ・ブークハンデル(小さな本屋さんという意味のスウェーデン語)」してお店を営まれていましたが、今回の実店舗オープンを機に名前を「リッラ・カッテン」へ変更したそうです。
カッテンが意味するのは…なんと猫!
これまでの絵本に加えて雑貨やお菓子も販売するため、幅広いアイテムに対応したお店の名前で、もっと親しまれるように…ということで「リッラ・カッテン」を選ばれたんだとか。なるほど!
たしかに、お店には猫をモチーフにした器やオブジェがちらほら。
「実はこの花器、カラーミーショップ大賞2016で部門賞を受賞されていた『kusafune』さんに特注したものなんですよ。背中に店名を彫っていただいたんです。」
なんと! こんなところですてきなつながりが。
背中を見てみると…
たしかに、お店の名前が入っています!
スウェーデンに根付いた文化を伝えたい
もともとスウェーデンへの留学をきっかけに、絵本のお店を始められた筒井さん。
「”北欧っぽいモノ”ではなく、”スウェーデンの文化”をしっかりと紹介したいんです。」
その言葉からは「北欧」でひとくくりにされてしまいがちなスウェーデンの魅力を一過性のものではなく、実店舗とネットショップから積極的に発信し続けたいという想いが伝わってきます。
今回訪れた実店舗では、スウェーデン語教室やお菓子教室を開く予定なんだとか。
遠方から訪れる人はもちろん、地元の方にも愛されるお店になりそう…!
みなさんも秋の休日に、リッラ・カッテンさんへ訪れてみてはいかがでしょうか。
イベントや最新情報は、ぜひサイトやブログをチェックしてみてくださいね♪
リッラ・カッテンへのアクセスはこちら
北欧スウェーデンのお菓子&絵本の専門店 「リッラ・カッテン」
【住所】神奈川県逗子市池子2-11-4
【営業時間】火曜~土曜 11:00〜17:00
【定休日】日曜日&月曜日(不定休あり)
※ 営業日はホームページまたはお電話でご確認ください。