良質なコンテンツとはなにか
昨今、SEO界隈では Google に評価されるためには「良質なコンテンツ」が必要ということを頻繁に耳にします。それでは「良質なコンテンツ」とはいったいどういったものなのでしょうか。
Google の長山さんが「良質なコンテンツ」について次のようにつぶやいています。
https://twitter.com/KazushiNagayama/status/845034734585458689
このつぶやきから Google も常に考えアルゴリズムをアップデートしながら良質なコンテンツの定義を求め続けていることがわかります。
それではどうすれば検索結果の上位に表示されるような良質なコンテンツを生み出すことができるでしょうか。
徹底した購入者目線を持つ
ネットショップを運営する場合、そのヒントはやはり、徹底した購入者目線になることにあるのではないでしょうか。
ネットで購入したことがあれば、1度や2度、買い物に失敗した経験があるとおもいます。その経験を活かした商品ページ作り、コンテンツ作りをすれば、自ずと良質のコンテンツに仕上がると考えています。
購入時者にとって役に立つ情報
買い物に失敗したときのことを思い出して、購入者が買い物をする時にあったらいいなと思う情報を一覧にしてみます。
- サイズ感
- 重量感
- 全体の写真
- ディティールの写真
- 使用感
- 色味
商品が届いたら写真の色と違ったという話はよく耳にします。それを避けるために、多くの人が確認できる身近な商品(コンビニで手に入るドリンク・ガム等のパッケージ)と一緒に写すのもよいでしょう。
- 類似商品と違う部分
- どんなものと一緒に使うといいか
アパレルならコーディネート例、食べ物なら盛り付けた時に Instagram 映えする食器やテーブルウェアを提案してみましょう。
- 素材や材質
特に食べ物や飲み物ではアレルギーに関する情報が大切です。
- ラッピングの可不可
少なくともこれらのものが挙げられます。
提案してあげること
これらのなかでも一度訪れた人がもう一度訪れたくなるよなコンテンツにするために強くおすすめしたいのが、どんなものと一緒に使うといいか です。つまり、どんなシーンで 、 どんなシチュエーションで 、 何といっしょに 使うとよいのかを提案してあげることです。
たとえばマグカップなら
コーヒーの入ったマグカップとケーキの載ったお皿。それらが陽の光の入る窓際のテーブルに置かれている様子。あるいは、複数の同種のマグカップが食器棚に並んでいる様子。
こういった光景の写真があるだけで、商品を買うことで手に入れられる「今より少しだけ豊かな暮らし」を想像させることができます。
これぞまさにという実例が PINT さんの商品ページ( 茶托 白木)でご覧いただけます。
どうでしょう。
こうすると商品を購入する時にページを見るだけでなく、購入した後もまたページを訪れたくなります。さらに、いっしょに写っているアイテムも販売していることを伝えれば、次はそれを買おうかなという気持ちにもなります。
なんどでも訪れたくなるページ。それを良質なコンテンツと呼んでもいいのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。
ぜひ以上のようなことを意識して、一度訪れた人がなんどでも訪れたくなるページ、そして検索エンジンにも好かれる良質なコンテンツづくりを実践しましょう。
コンテンツ作りの重要性とコツについては「ネットショップにおける本店(自社サイト)とモールの特性の違いを理解しよう」も参考になります。