いつも画面越しに見ているネットショップのむこうには、想いのつまった“モノ”とそれを届ける“人”たちがいます。このコーナーでは、知られざる商品開発ストーリーやお店の裏側に迫る現場レポートをお届けします。
「うなぎの寝床」の倉庫へやってきました
先ほどの実店舗から車で3分。倉庫兼オフィスへ到着しました。
もともとお茶屋さんが倉庫として使っていて半年くらい空いてたのを今年の1月にうちが借りたんです。
外のスペースで卓球したりバーベキューなんかもします。(笑) ここに椅子を出して、みんなでご飯食べたり。
広々していていいですね!
一応こっちがオフィスで、在庫管理など通販の業務をしているところです。
で、こっちがもんぺの在庫置き場。
畳んで置くのではなく、吊るして管理しているんですね。
今は吊るしてますけど、これからもっと量も増えるので畳んで収納しようと思っています。ちなみに今の売り上げの7割くらいがもんぺ。ここにあるのはだいたい2,000~5,000着くらいで、年間で1万本くらいつくっています。
年間で1万本!ものすごい量だ…!
倉庫の奥には「うなぎの図書館」!?
こっちには、たくさん本がありますが?
僕が大学から集めてきた本と最近研究している分野の本を収納しています。
ここらへんにあるファイルは全部論文ですね。二段目は日本の写真集、下は海外のアート系の書籍。こっちはグラフィック、建築…向こうがテキスタイル関係。
ジャンルもさまざまですね。
たとえばこれは日本名山図鑑、超いいでしょう? これとかもね、おもしろいです。ヨーロッパの小さなサッカー場だけ撮り集めた写真集。で、こっちは冷蔵庫の写真集で、飛行機の検査でひっかかったものだけ集めた写真集…。
ずいぶんマニアックな本がたくさんありますね。(笑)
このへんもね、超いいんですよ…! いや…すいません。とまらんのでもういいや。(笑)
(笑) こんなにたくさん本があると、すぐに棚も埋まって溢れてしまいそうですね。
実は小説とエッセイ系は全部実家に置いてきたので、あとダンボール20箱ぶんくらいあるんですよ。なのでうちの近所に物件を借りることも決まっているので、そこを図書館にできたらと密かに考えています。
すごい! うなぎの図書館ができるのも間近ですね。(笑)
楽しみにしていてください。次はうちのもんぺの生地になっている久留米絣(くるめかすり)を製造している下川織物さんへ案内します。
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