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福岡県八女市の「うなぎの寝床」お店に並ぶ “九州のいいもの” を教えてもらいました

うなぎの寝床、自慢の商品を紹介してもらいました

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白水さん
今は全部で70件ぐらい取引先があって、ここから車で1日で行ける範囲で仕入れています。
ちょれ
福岡県内のものが多いですか。
白水さん
50件くらいは福岡のものです。焼き物とか竹細工とか県外のものもちょっとだけあります。じゃ、紹介していきましょうか。

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1.国武さんの木のカトラリー

白水さん
うちの2軒となりで活動されている木工作家・国武さんのカトラリーですね。

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白水さん
天然木を使ってひとつひとつ手作りされているんですよ。このほかにお皿やお盆もあつかっています。
2軒となりにある制作現場もちらりと見せていただきました。

2軒となりにある制作現場もちらりと見せていただきました。

白水さん
他の作家さんに比べると鑿痕(のみあと)が木にしっかり残っているのが特長です。

2.うきは産 ヒノキリーフのアロマオイル

白水さん
こっちはヒノキのアロマ

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白水さん
ここは焼酎の蒸留機をつくってる町工場なんですけど、蒸発させて蒸留して焼酎をつくっていくのとアロマを蒸留するのが、極端に言うと同じ機械でできるんです。それでその技術をいかしてちっちゃい機械つくって、町工場の筋肉モリモリの男の人たちがヒノキの葉っぱをナタでガッサガサ切ってつくってるんです。
ちょれ
筋肉モリモリの人たちがガッサガサ切る姿、想像するとなかなかすごいですね…。
白水さん
おもしろいでしょ。しかもこれを企画した人はもともと広告代理店の仕事とかやってた人で。これまたけっこうガッチリ、筋肉ムキムキの坊主の方なんですよねー。
ちょれ
アロマからは想像できない姿です…!(笑)

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3.美しい国産線香花火

白水さん
これは筒井時正玩具花火製造所さんといって、全国で3軒ある線香花火の製造所さんがつくった国産花火です。

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白水さん
西日本の線香花火は藁でできています。関東になるにつれて紙の産出が強くなっていったので、関東では一般的に紙の線香花火が主流ですよね。これは紅白の2本がはいってるもので、引き出物なんかに人気です。
ちょれ
なるほど、かわいいですねこれ!

4.マンホールの木型から生まれたダッチオーブン

白水さん
これはダッチオーブン。マンホールの木型をつくってる吉田木型製作所さんが考案したもので今大人気なんです。これとか、マンホールっぽいでしょう。
ちょれ
いかにもマンホールですね。

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白水さん
それでまあ、その技術…どっちかっていうと下請けだったのが元請けになって。まあこう、商品作り直して。
まだまだたくさん商品があります。

まだまだたくさん商品があります。

5.佇まいのすてきな九州のうつわたち

白水さん
ここらへんの焼き物は福岡県の小石原焼。北九州の阿部眞士さんっていう白磁をつくる作家さんに、熊本のまゆみ窯…。

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白水さん
料理研究家の福田里香さんってご存知ですか? 彼女の妹さんの福田るいさん。彼女の作品もとっても人気ですね。あとは大村剛さんっていう、うきはの作家さん。中国とか台湾とかで人気の方です。
ちょれ
陶器なのに鉄っぽさがありますね。こっちは唐津焼ですか? 変わった色してますね。

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白水さん
ここらへんは朝鮮唐津(ちょうせんがらつ)って言って、府川さんって方がつくる作品はなぜかこういう独特の色になるんです。
白水さん
あと僕のおすすめはガラスやってる太田潤さん。もともと琉球ガラスの修行をしていて、小石原の窯元の息子さんなんですけど、ろくろに座ってるのが嫌だったらしくて。それで、ガラスをやってるっていう。ガラスは立ちっぱなしなので。(笑)

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ちょれ
(笑) いいエピソード。

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白水さん
まあこんなかんじで車でいけるようなところから福岡近郊の作家さんや企業へ直接会いに行って、いろいろここで発信しているようなかんじです。
ちょれ
売れ行きでいうと一番人気は?
白水さん
やっぱりもんぺですね。

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白水さん
もんぺはもうほとんどメーカーみたいなものなので、ここではなく倉庫で在庫を管理しています。じゃあ倉庫の方、見に行きましょうか。
ちょれ
ありがとうございます。

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