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候補商品23点&評価コメントを一挙公開!「にっぽん文化奨励賞」審査レポート【前編】

こんにちは! カラーミーショップPR担当です。
今回は、9月に結果発表がおこなわれた「カラーミーショップ大賞2018」のにっぽん文化奨励賞を決める審査会の模様をお届けいたします。

カラーミーショップ大賞って?

前回の受賞者はこちらからチェックできます

全国4万5,000店舗の中からネットショップのNo.1を決める、年に一度のコンテストです。2014年より毎年開催しており、今年で5回目を迎えます。
前回まではコンテストに参加希望したショップのみが一次審査の対象となる「エントリー制」でしたが、2018年は全てのショップが一次審査の対象となる「オファー制」を採用しました。

>> 「カラーミーショップ大賞2018」特設サイトを見る

「にっぽん文化奨励賞」について

地域から全国へ、日本から世界へ。ネットショップを使って日本文化を発信している3ショップへ贈られる賞です。
今年度はノミネートショップの中でも一定の評価基準を満たしているショップを、歴史・技術・製造背景など多角的な視点から評価し、全国23ショップの優れたプロダクトを選出しました。

そして、株式会社マガジンハウスでWebマガジン「コロカル」の編集長をつとめる及川 卓也さん、そしてコロカル編集部から4名をゲストに迎え、商品審査を行います。

Webマガジン「コロカル」編集部の皆さん。


編集長の及川 卓也さん

本記事では、マガジンハウス社のスタジオで7月某日に行われた審査会の様子とともに、日本各地の味や文化をつたえる11ショップの食品・ドリンクをご紹介いたします!


 

1. ツナ缶4種セット

富士山を望む港町・由比から上質なツナ缶詰を届ける由比缶詰所。各地のセレクトショップでも人気のホワイトシップ・ブランドは、鮮度ばつぐんの夏びん長まぐろを使用しています。脂の乗ったまぐろの身と上質なオイルがよく馴染み、熟成によって他で味わえないまろやかな風味に仕上がっています。

さっそく缶を開けてテイスティング。


審査員のコメント
「ああ、これはおいしい…。ふつうのツナより歯ごたえがあって、ごはんと一緒に食べてもいけそう」
「綿実油とオリーブ油、それぞれ味の違いがはっきりしてますね」
「缶詰のデザインもレトロでかわいい。自信を持って作っているのが伝わってくる味」

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2. 鉄火味噌

新潟県で大正9年から4代続いてきた味噌蔵・糀屋団四郎。人気商品の「鉄火味噌」は、20年かけて黒色に熟成した味噌にみじん切りの根菜を加えて、ごま油でじっくり炒った貴重な調味料です。ごはんにふりかけても、お湯に溶かして即席お味噌汁にしてもOK。

味噌とは思えないほどサラサラした感触に審査員も驚き。今回は白飯にふりかけていただきます。

審査員のコメント
「味噌のいい香り! 炒るとこんなにサラサラするんだね」
「甘すぎず辛すぎずちょうどいい風味。入れものやラベルもかわいいので食卓に映えそう」
「いろいろな料理へのアレンジがききそうで◎!」

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3. 伊吹いりこのだし醤油

美しく透き通った愛媛のだし醤油は、シンプルにお湯で割っていただきます。

愛媛最古の醤油店を引き継いで創業したみつぼし醤油。素材の旨みを引き出し、食事が楽しくなるような「主張しすぎない調味料」作りに取り組んでいます。香川・伊吹島のいりこをベースに鰹節、鯖節、真昆布などから丁寧にとった出汁は、さまざまな料理に旨味の相乗効果をもたらします。

審査員のコメント
「こっくりと甘いので、うどんや卵かけごはんに合いそう。だしの色も飴色でキレイ!」
「飾り気のない素朴なパッケージ。このほうがなんだか安心するね」
「地域の味を大切にしたいという愛情を感じました。いりこの深い風味が印象に残り、また食べたくなります」

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4. 練りもの詰め合わせ「江上-EGAMI-」

豊富な漁業資源に恵まれた五島列島で、新鮮素材のかまぼこを70年以上作りつづける浜口水産。看板商品の「五島ばらもん揚げ」は、魚の風味を殺さない《無でん粉製法》によりジューシーな口当たりに仕上がっています。今回は同商品を含む8種入りセットをお取り寄せ。

「五島ばらもん揚げ」の白・黒 2種類を試食します

審査員のコメント
「すごいぷりっぷり! 口の中で踊ってる。ビールが欲しくなります」
「ふつうは増粘剤などを加えてふんわりもっちりさせるんでしょうけど、これはシンプルな素材だから噛みごたえがシャキシャキしてますね」
「黒いほうは黒糖が入ってるんだ。しっかり甘くてカステラみたいな感覚。とてもおいしいです」

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5. ころりふ

静岡県のご当地おやつ・さくら棒などの麸製品を通じ、お麩を使った新たな食文化を提案している富士箱根湧水おふや。今回お取り寄せした「ころりふ」は、有機小麦や最高級和三盆糖を使用した手作りのおやつ。じんわり溶ける軽い口どけが楽しく、子どもからご年配の方まで幅広い世代に喜ばれています。
>> インタビュー記事をよむ

和三盆・メープル・桜えび味の3種類を食べ比べ

審査員のコメント
「若いご夫婦のセンスや感性が、伝統食材のイメージをガラリと変えている展開がすばらしい」
「お麩をもっと広めたいという熱い気持ち、応援したくなりました」
「甘いのだけではなく、しょっぱい桜えび味もあるのが意外。赤ちゃんからご年配の方まで楽しめるのがいいですね」

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6. 米蜜ビスケット

石川県のご当地おやつ・ビーバーなどを製造し、ホッカの愛称で親しまれる北陸製菓。天然由来の米蜜を使用した人気のビスケットは、開発から販売に至るまで7年の月日をかけたという自信作です。乳や卵など動物性の原料は一切使用せずにコクのある味わいや風味を出すことにこだわった一品。

審査員のコメント
「軽くてサックサクで、しっかりコクがある。乳も卵も使わずこの味が出せるのはすごいなぁ…」
「見た目のかわいさだけでなく材料にもこだわっているから、安心して人にプレゼントしたくなります」
「口にした瞬間、一気に子どもの頃を思い出す味」

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7. swimmy(スイミー)

厳選した和三盆糖でつくる「デザイン落雁」の専門店、UCHU wagashi。季節や天候などのわずかな差で変化する風味や口どけを、職人が手仕事で見極めているそうです。夏季限定商品のswimmy(スイミー)は、色とりどりの小さなお魚が涼しげに泳ぐデザイン。ハーブティーや炭酸水と合わせていただくのもおすすめです。

審査員のコメント
「自分へのごほうびや仲良しへの贈り物にしたくなる、特別感のあるかわいさ。口どけなめらかでうっとりしちゃいます」
「一目見ただけで心を掴まれるすばらしいビジュアル! 若い人にこそ食べてもらいたい和菓子」
「子どもにスイミーの絵本とか読み聞かせながら食べたいです。食育にもよさそう」

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※ swimmy(スイミー)は夏季限定商品となります

 

8. きびだんご

地元岡山のきびだんご専門店として70年。昔ながらの伝統製法を守る山方永寿堂のきびだんごはとても柔らかでなめらかな舌触りが自慢です。「開けて楽しい、食べておいしい」をキャッチフレーズに一新したパッケージは一つ一つが桃太郎のキャラクターで包装され、配りやすさも人気のポイントです。

地元岡山で活動するデザインユニット・COCHAEが手がけた、桃太郎モチーフの新パッケージ。サル・キジ・犬・鬼たちのかわいらしさに、審査員たちの表情もほころびました。

審査員のコメント
「桃のパッケージを開けたら赤ちゃんのイラストが出てきた! すごくかわいい!」
「きなこ味が香ばしくておいしい。職場へのお土産として使えそうな感じ」
「パッケージ自体に物語性をもたせていて素敵。“ローカル・伝統” にデザインが関わっていくことの良さがすごく伝わる商品」

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9. 日の菓アイス

室戸岬に面した海辺の小さなアイスクリーム店・松崎冷菓。地元牧場の朝どれ牛乳・無農薬の柚子など高知産の自然素材にこだわり、安心・安全でおいしい商品を作っています。今回お取り寄せしたこちらは、醤油や塩、お茶、卵など日本の暮らしに根ざした素材を取り入れたアイスセット。

市販のアイスクリームではなかなか見られない「醤油」や「塩」などの珍しいフレーバーに、審査員のみなさんも興味津々! さっそく試食していただきましょう。

審査員のコメント
「とにかく味のセンスが抜群。一つ一つ個性が際立っているので、セットとしての楽しみも高まる!」
「どれも知ってる素材なのに、知ってる味じゃない。それがすごく意外で新しかった」
「食べた瞬間にウマッ!が自然に出ました。日々の中にある味を、というテーマがきちんと商品に落とし込まれている」


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10. everyday 水出し茶

霧島連山のふもとに広がる三股町で120年以上の歴史をもつ茶農家・宮崎上水園。日本で初めて製品化された水出し緑茶「バイオ茶」は、太陽の光や水といった自然のエネルギーを最大限に生かした独自の栽培・加工法を採用した一品です。体にしみわたる澄んだ味わいで、スポーツドリンクとしてアスリートにも愛飲されています。

パックを入れてから30分程度で水出しできるのがうれしいポイント。

審査員のコメント
「すごく香りがいい! 贅沢だなあ」
「重くないのでゴクゴク飲めるし、無農薬というのも嬉しい。安心して飲めるのはありがたい」
「毎日飲んでも飽きず、元気になれそうです」

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11. 吟醸完熟梅酒

前半戦もラストを飾るのは日本酒仕込みの梅酒。
ボトルの蓋を開けた瞬間から、梅のさわやかな香りがスタジオに広がります。

三重県南部の小さな町で、家族で営んでいる梅農家・松本農園。県内の酒造会社とのコラボで実現した梅酒は、店主の長年の夢だったのだそう。一般的な梅酒とは異なり吟醸酒を使用したことで、焼酎にはない甘味とコクが生まれ、自家製では作り出せない味わいに仕上がっています。

審査員のコメント
「日本酒の香りが強いけど、風味はまろやか。つるつると飲み進められる」
「酸味のバランスがよくて、梅酒好きにはたまらない。ボトルのデザインもワインみたいで素敵です」
「焼酎で作ったのより飲みやすい」
「梅の味が濃厚でしっかりしている。梅への愛情がたっぷりと感じられる商品です!」


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食品・ドリンク全11点の審査はこれにて終了!
この中のどの商品が「にっぽん文化奨励賞」に輝くのでしょうか? 後半レポートもどうぞお楽しみに。
 

【レポート後編】にっぽん文化奨励賞 審査会(雑貨・ファッション編)

後編ではファッション・雑貨の12アイテムが登場! さらに、受賞者発表の一部始終もご紹介します。ぜひ合わせてお読みください。



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