よむよむカラーミー初の出張取材は、カーテン専門店!
今回のインタビューは「よむよむカラーミー」初めての出張取材なんです!
三橋さん: わざわざ東京からお越しいただきありがとうございます。明日はどこか行かれるんですか?
実は日帰りで…(笑)
三橋さん: え〜っ!(笑)
わたしたちもギフトショーなどで東京へ日帰り出張することありますが、けっこうハードですよねぇ。
はい…今思えば宿泊すればよかったです。でも今日「びっくりカーテン」さんに来てよかった、実はわたし引っ越したところで家のカーテンを探していたんです。
羽田さん: そうなんですか! まさにそういう方がわたしたちのお客さまです。
三橋さん: 日本人がカーテンを購入する機会って人生で1回か2回ですよね。「カーテンについて右も左もわからないお客さまたちをなんとか最後までサポートしたい!」そういう使命感でお店を運営しています。
テンション上がる!自由で楽しいカーテンのコーディネート
「日本人」とおっしゃっていましたが、海外では事情が違うんですか?
杉本さん: はい。海外では、カーテンを空間演出における重要なアイテムに位置づけているところが多いので、購入頻度も高いんです。
1回や2回買うものではないんですか?
羽田さん: そうですね。ヨーロッパなんかだと「クリスマスだからこの赤色!」みたいに、季節にあわせてカーテンのコーディネートを楽しんでいますね。
三橋さん: ですから海外のカーテンは日本よりもずっと技法や素材のバリエーションが豊かです。
たとえば、オパールプリントっていう薬剤で柄の部分以外に透明感をだす技法があるんですけど、プリント部分の色がとっても鮮やかなんです。これはスペインから輸入したオパールプリントのカーテンなんですけど。
わ!! とってもかわいい柄ですね〜〜!
三橋さん: そう、すっごくかわいいんですよ〜! こうやって柄地を後ろにして前にのせると…
うわあああああぁぁ〜〜〜〜っ!!
三橋さん: そ、そんなに興奮されるとは!!(笑)
変な声でちゃいましたすみません! これはかわいいですね!!!!!
三橋さん: これはですね「逆吊り」という重ね技です。
本来窓側に吊るすレースカーテンを部屋側に吊るすんです。カラフルなカーテンに重ねてもいいですし、ヴィンテージ感あるレースカーテンなら天然素材と重ねるのもおすすめです。
レースを前に吊るすなんて考えたことなかった。カーテンをこんなに楽しく自由な発想で選んだことがなかったです!
三橋さん: そうですよね! とても楽しいんですよ、カーテン選びって。
すでにあるモノではなく、まだないモノをつくる
ネットショップもコーディネート写真がずらりと並んでいて、とてもわかりやすいです!
三橋さん: ありがとうございます。写真はほとんどわたしたち3人で撮影しています。
そうなんですか!きれいに統一されてるので専属のカメラマンさんがいるんだと思ってました。カメラの操作やスタイリングは独学ですか?
羽田さん: はい。たまに教えあったりしつつ、ほぼ独学です。まあ今のカメラはよくできているんで…(笑)
杉本さん: ほんとよくできていますよ。性能がいいですもん。
ええっそんな! でもこうやってみると、小物やセットも充実してますね。
三橋さん: ちょっとずつ増やしていったんですけど、そこの流木とか淡路島まで拾いに行ったんですよ。
淡路島まで…!?
三橋さん: 海っぽいテイストのコーディネートが流行ってるって聞いて。たしかマリンテイストのカーテンをオリジナルで作ったとき、それにあわせてとってきたんです。(笑)
なるほど。(笑) オリジナルアイテムもあるんですね!
三橋さん: そうなんです。今年に入ってから集中的にやり始めたのですが春夏/秋冬とシーズンごとに新作を出しています。
デザインは外注されているのですか?
三橋さん: いえいえ。制作スタッフが担当したり、ときにはわたしが作ることもあります。
三橋さんがデザインされることもあるんですね!
三橋さん: はい。天然素材だと洗いづらいので洗える天然素材風のカーテンを独自に開発したり。
すでにあるカーテンをわざわざオリジナルで作るのではなく、今のカーテン業界にないものを作ろう!そういう意識でデザインしていますね。
なるほど。ちなみにネットショップでは伝えにくい素材の質感や厚みなどは、お客さまへどうやって伝えていますか?
羽田さん: そういったお問い合わせがあると、サンプル室から生地をみつけだして詳しく説明しますね。
白色だけ見てもこんなにあるんですか! サンプル室には何種類くらいの生地があるんですか?
羽田さん: 3000種類くらいですかね。この中から探している生地をみつけだすのは至難の技です(笑)
す、すごい…。
三橋さん: せっかくなので下のオフィスも案内します。スタッフたちを紹介しますね。
三橋さん: ここがふだん働いているオフィスになります。
三橋さん: すみません…ごはんのにおいが…! (笑)
杉本さん: 奥のキッチンでお米を炊いているんですよ、みんな炊きたてのごはんを食べられるように。
お食事中、失礼します。(笑)炊きたてごはん、うらやましいです…! ところでみなさんは仲良しですか?
三橋さん: 仲良しですねぇ。みんなでバーベキューや旅行したり、こうやってお昼のときも誰かが何か言うと冗談やつっこみが飛び交ったりします。
羽田さん: でもねぇ。よむよむカラーミーさんに比べたら静かかもしれません(笑)
いやいや!うちの会社は基本チャットで会話してることが多いので、オフィスは怖いくらい静かです(笑)
三橋さん: そうなんですか!
いつか東京にいらっしゃったら、うちのオフィスにも遊びに来てください。びっくりすると思います。
では最後に…「びっくりカーテン」さんの目標を教えてください。
三橋さん: そうですね。ふつうの展開としては実店舗やモールへの出店なんかも考えられると思うんですが、運営にふりまわされてしまってお客さまをきちんと大切にできないのなら、いまの展開をきちんとしていくほうを優先したいと考えています。
オリジナルのカーテン開発やサポートなど、どんどん強化していって、さっきよむよむカラメルさんたちが重ね技に感動してくれたように、日本に浸透してるカーテンのイメージをがらりと変えていきたいです。
カーテン選びにワクワクする人たちをこれからも増やしていってください! 今日は、ほんとうにありがとうございました!