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EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順を解説します!

EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順を解説します!

ネットショップを運営している中で、売り上げ規模の拡大やシステムの効率化、新しい機能の追加などを考えて、カートシステムを移行させる方もいらっしゃるかと思います。

今回はその中でも、

ツクルくん
ツクルくん

EC-CUBEを使っていて今回カラーミーショップに引っ越しさせてみようと思っていたけど、どんな手順で移行させるのだろう?

とお悩みの方に向けて、この記事では、EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順をご紹介いたします。

カラーミーショップへの引っ越しをご検討している方は、これからご案内する基本的な手順をぜひ参考にしてください。※EC-CUBEのショップの設定・デザインによってはさらに細かい対応が必要になる場合がありますので、その際はカラーミーショップのサポートセンターへご相談ください。

それでは移行・引っ越し手順を簡単な5つのステップにわけてご案内します。

【移行をはじめる前に確認しよう】EC-CUBEからカラーミーショップに移行できるもの・できないもの

EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順を解説します!

EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しをする前に、そもそもまず移行できるもの・移行できないものを確認しましょう。

引っ越しする際に重要なデータを下記に一覧としてまとめてみました。

  • ・商品データ:移行できる
  • ・画像データ:移行できる
  • ・顧客(会員)データ:移行できる(パスワードの再設定が必要)
  • ・独自ドメイン:移行できる
  • ・受注/購入履歴のデータ:移行できない
  • ・店舗デザイン:移行できない(再構築が必要)

まず、商品データ・画像データ・顧客(会員)データ・独自ドメインはカラーミーショップに移行することができます。

ただし、商品データは各サービスごとにカテゴリーなどの仕組みが違うため、カラーミーショップに合わせたカテゴリー登録が必要になります。また、顧客(会員データ)に関しても、パスワードが移行できないのでお客さまに再度登録を促す作業が必要があります。

受注履歴・顧客の購入履歴データはカラーミーショップに移行できないため注意しましょう。

さらに、ショップのデザインに関してもそのまま流用はできないため、ロゴ、バナーなどの画像素材などをアップロードして同じようなデザインに再構築する作業が必要になります。

次に、移行可能なデータをカラーミーショップに移行していく作業を簡単に解説していきます。

【ステップ1】EC-CUBEの商品データを移行しよう

EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順を解説します!

まず、EC-CUBEの商品管理から商品のCSVデータをダウンロードしていきましょう。

次に、カラーミーショップの管理画面の「商品」→「商品の一括管理」→「一括更新」から「サンプルCSV」をダウンロードしてEC-CUBEの商品データをカラーミーショップのデータに合わせるように転記します。

※商品の一括登録方法やCSVのデータ入力に関しての詳細は「商品一括登録(マニュアル)」で説明しておりますので、ぜひ参考にしてください。

BASEからカラーミーに商品データを移行するさいの管理画面

転記が完了したらカラーミーショップの管理画面の「商品の一括管理」「商品一括登録」をクリックし、CSVファイルをアップロードします。

BASEからカラーミーに商品データを移行するさいの管理画面02


これで、商品データの移行は完了です。

【ステップ2】画像データを移行しよう

EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順を解説します!

次に、EC-CUBEに登録していた商品の画像データを移行しましょう。

登録している商品数が少ない場合は

移行する商品数が少なく、画像も少ない場合は、特別な方法などは特になく直接画像を登録していく方法が一番簡単で早いです。

EC-CUBEの商品ページに掲載・登録されている画像をご自身のパソコンのデスクトップなどに保存してください。
その後、保存した商品画像をカラーミーショップの管理画面の商品編集ページに直接アップロードすることで移行できます。

BASEからカラーミーに画像データを移行するさいの管理画面

登録している商品数が多い場合は

逆に商品数が多く、移行させる画像も非常に多い場合はこちらの方法で移行させましょう。

EC-CUBEの管理画面にある商品管理>商品一覧にて、登録済の商品情報をCSVでダウンロードします。

ダウンロードしたCSVには画像の情報も表示されているので、その画像のURLリストをもとに画像をダウンロードさせるソフトウェアを使って画像をダウンロードしましょう。

その後、カラーミーショップの商品ページに直接アップロードするか、商品一括管理とFFFTPサーバーを使って商品ページにアップロードするかのどちらかで画像データを移行してください。

カラミちゃん
カラミちゃん

画像URLリストを元に画像をダウンロードするソフトウェアについては、Googleなどの検索エンジンで「画像URLリストを元に画像をダウンロード」などで検索していただくと詳しい情報が記載されたページが出てきますので、そちらを参照いただければと思います。

【ステップ3】顧客(会員)データを移行しよう

EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順を解説します!

次に、EC-CUBEの管理画面にある、会員管理>会員一覧から顧客(会員)データをCSVでダウンロードでしましょう。

カラーミーショップでは顧客データを一括で登録できる機能があるのでEC-CUBEの顧客(会員)データのDLが完了したら、カラーミーショップの管理画面にある「受注」→「顧客管理」→「一括登録」よりサンプルのCSVファイルをダウンロードしましょう。

※顧客データの一括登録方法やCSVのデータ入力に関しての詳細は「顧客一括登録(マニュアル)」で説明しておりますので、ぜひ参考にしてください。

BASEからカラーミーに顧客データを移行するさいの管理画面

ダウンロードしたサンプルCSVファイルに、EC-CUBEの顧客(会員)データの内容をカラーミーショップの内容に合わせて張り付け、「一括登録」ボタンからアップロードしましょう。

BASEからカラーミーに顧客データを移行するさいの管理画面

これで会員データの移行は完了です。

顧客(会員)データを移行後、お客さまにパスワードの再登録を促そう

前述したとおり、顧客(会員)データ自体の移行は完了しても、お客さまのパスワード情報は移行することができません。そのため、新しいショップで快適にお買い物をしていただけるよう、お客さま全員に「サイトが新しくなりました。お手数ですが、改めてパスワードの設定をお願いします。」といった旨のご案内を行うことが必要です。

パスワード再設定のお願いは、お客さまに手間をとらせてしまうと感じられるかもしれませんが、この機会を活用して、

  • ・再ログイン時の特典としてクーポンを提供
  • ・ログイン後に会員ページ内で特別セールを開催する

などの工夫を行い、お客さまにまた訪問・購入していただくきっかけにしてみましょう。

【ステップ4】独自ドメインを移行しよう

EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順を解説します!

次に独自ドメインの移行に関してですが、こちらはショップのドメインのご利用状況によってお手続きの方法が異なります。

カラーミーショップでは それぞれの状況に合わせたドメインに関するマニュアルをご用意しております。
マニュアルを参照いただきながらドメイン移行の手続きをお願いいたします。

【ステップ5】ショップのデザインを再構築しよう

EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順を解説します!

冒頭でもお伝えした通り、ショップのデザインに関しては、EC-CUBEで構築していたデザインと完全に同じ店舗デザインをそのままカラーミーショップに移行することはできません。

なので、EC-CUBEのショップで使用していたロゴやバナーなどの画像を一度パソコンに保存していただき、その後カラーミーショップの管理画面よりアップロード、EC-CUBEで利用してたショップデザインに近づけるようにカラーミーショップの管理画面にてショップデザインを再構築してみてください。

また、リニューアルを機にデザインを一新してみるのも検討してみましょう。

移行・引っ越しの際に気を付けたいポイント

EC-CUBEからカラーミーショップに移行・引っ越しする際の基本的な手順を解説します!

EC-CUBEからカラーミーショップへの移行が完了した後も、スムーズな運用を行うためにいくつか重要な作業があります。

移行直後は特に、アクセス状況のモニタリングが欠かせません。想定外のエラーが発生していないか、表示速度に問題がないかなどを確認します。

また、カラーミーショップの管理画面でアクセス状況を確認し、想定通りのアクセス数があるかどうかもチェックすることで、早急な問題発見と対応につながります。

次に、SEO対策として301リダイレクト設定を行いましょう。これは、旧サイトのURLにアクセスがあった場合、自動的に新サイトの対応するURLへ転送する設定です。

これにより、検索エンジンのランキングへの悪影響を防ぎ、ユーザーエクスペリエンスも向上します。併せて、サイトマップをGoogle Search Consoleなどに再送信することも重要です。

最後に、顧客への移行案内も忘れずに行いましょう。メールマガジンやサイト上での告知を通して、新サイトのURLや変更点などを伝え、安心して利用してもらえるよう努めましょう。

作業項目 内容例
アクセス状況のモニタリング エラーの有無、表示速度、アクセス数の確認
SEO対策 301リダイレクト設定、サイトマップの再送信
顧客への移行案内 新サイトURL、変更点などの告知

なお、ECサイトの引越し先を決める際は、移行後に使いたい機能や決済方法があるかどうか事前にサービスを確認することも重要です。

特に決済方法は購入率に直結します。
ですが、EC構築サービスによっては、人気が高いAmazon Payが使えなかったり、月額利用料が高額だったりします。

その点、カラーミーショップであれば個人・法人問わずAmazon Payの利用が無料のため、導入を考えている場合はおすすめでしょう。

>>カラーミーショップでAmazon Payを見てみる

まとめ

今回は、EC-CUBEからカラーミーショップへ移行・引っ越しするための5つのステップをご案内しました。

もしご自身での移行が難しいと感じた場合はカラーミーショップのサポートセンターへお問い合わせください。

また、引っ越しをきっかけにさらにショップを成長させたいという方は新規開店・引っ越し・リニューアルのための有料の「開店サポートサービス」をご提供しております。

ショップ制作をプロに相談したい方は、ぜひ上記の開店サポートサービスをご利用ください。

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