うちるは、「おうち陶器市」をコンセプトに作家さんの作品を中心とした陶器を集めたECのセレクトショップ。個人としてECサイトを開設した当初から2025年現在まで13年間、カラーミーショップを利用しています。
今回は代表の竹澤さんに、EC開設の経緯や着実な成長を支える運営術、プレミアムプランのメリットなどについてお話を伺いました。
個人でスタートし成長とともに法人化した陶器EC「うちる」
まずは「うちる」を始めた経緯について伺えますか?
食器好きな妻が2012年に、個人事業としてスタートしました。
店名の「うちる」は、「おうち時間を楽しむ」から生まれた造語です。
なぜ最初から実店舗ではなく、ECで事業を立ち上げたのでしょうか?
妻が個人事業として始めたので、実店舗よりオンライン販売のほうがハードルは低かったんです。
また当時、私の勤務先がIT系だったので、ECという選択肢は自然だったかもしれません。
開設して数年は妻が仕入れや販売などを担当し、私が広告運用など裏方を手伝う形で運営していました。
ですがその後、妻が産休・育休に入ったため、私が退職して本格的にうちるの運営に加わり、法人化もしました。
実は、産休・育休のタイミングでECを閉じようという話も出ましたが、毎年順調に事業が拡大していたため、引き継ぐこと決めたんです。
非エンジニアでも迷わず「直感的に使える」が決め手
ECサイトを開設する際、カラーミーショップを選んだ理由を教えてください。
妻がインターネットに詳しくなかったので、直感的に操作できるものをと、いくつかのECサービスを比較検討しました。
そしてカラーミーショップが一番直感的にサイトを作れそう、編集できそうだと感じたのです。
他のサービスは専門用語が多かったのですが、カラーミーショップは優しい文章で機能が説明されていて、「これは何だろう?」と迷うことが少なかったのが決め手でしたね。
当時、導入してみていかがでしたか?
機能の説明がわかりやすく書かれていたので、迷わず立ち上げられました。
知識レベルに関わらず始められるというのは、非常にありがたかったです。
導入いただいてから13年間、今も使い続けて下さっていますよね。ありがとうございます。
おかげさまで、長年このジャンルで運営してきたことでドメイン評価が蓄積され、SEOでも強さを実感しています。
これはカラーミーショップの安定したシステムで、運用を続けてきたからこそ得られたものだと思います。
「足りない部分を埋める」独自の戦略で事業成長
事業成長は運営努力があったからこそですが、特に効果があった施策を教えてください。
事業のフェーズごとに施策は変わってきますが、初期段階では、六角形のパワーチャートのようなものをイメージして、一番へこんでいる部分を強化することを意識しました。
例えば、「商品数が足りなければ商品を増やす」「集客が足りなければ広告を出す」といった形です。
どこの店舗にも得意・不得意があって、不得意だから手をつけていない領域もあると思います。
なのでそこをテコ入れするだけで、売上が伸びるはずです。
反対に、失敗だったなと感じることはありますか?
レビュー機能を入れなかったことですね。
当時はレビューがあると、ショップの世界観が壊れてしまうと思っていたんです。
ですが、購入した方から「他店にはない梱包で感動しました」といった声を多くいただき、こうしたショップに対する安心感はレビューでしか育てられないと、今は感じています。
クオリティより頻度。ファンを逃さない情報発信のコツ
ECサイト運営に必須のSNSやメルマガの運営方針について教えてください。
最初はクオリティを追求していましたが、今は投稿頻度を重視しています。
1つの投稿にこだわるとこまめな更新が難しくなりますが、お客さまからすると「完璧じゃなくていいから、好きなお店の情報はすぐ知りたい」と思いますよね。
そこで私たちの店では週に2〜3回新商品が入荷するため、短い投稿でも発信し、まずはファンの皆さまに応えることを大切にしています。
メルマガも同様に、以前は週1回だったのですが、今はすごくシンプルなメルマガをほぼ毎日送っていますね。
手数料以外にもメリットを感じたプレミアムプラン
売上が伸びてきた中で、プレミアムプランに切り替えたとお聞きしました。
はい。うちの流通額だと、決済手数料が低いプレミアムプランのほうが総合的にお得になると判断して、切り替えました。
利用してみて、いかがでしたか?
決済手数料が抑えられたのはもちろんですが、アドバイザーという専任窓口がついたことが想像以上にありがたかったですね。
プレミアムプランなら、通常のお問い合わせのように順番を待たずに専任のアドバイザーから返信がもらえるので、思っていた以上にメリットを感じられています。
ギフト市場開拓と地方創生。ECを通じて広がる可能性
うちるさんの今後の展望を教えてください。
大きく3つあります。まず大手ECモールで展開しているサイト「うつわ かくち」でのシェア獲得、海外向けサイト「UTSUWABI」での事業拡大、そして自社サイト「うちる」ではギフト市場開拓を進めていきたいです。
ギフト市場は新たな挑戦ですね。
今はギフト専用のページと商品ラインナップを拡充しているところです。
夫婦茶碗やお箸など、ギフト需要は多いのですが、競合も多くて非常に難しいマーケットです。
そこでうちるが目指しているのは、「このお店で買えば間違いない」と思ってもらえるお店です。
ネットでギフトを探す時って、「本当に喜んでもらえるかな」という不安がつきものですよね。
そういった不安を払拭できる、信頼されるお店作りを続けていきたいです。
最後に、これからECを始める方へメッセージをお願いします。
ECサイトの売上アップの方法はたくさんありますが、それらはずっと効果を発揮するわけではありません。
大切なのは、自分の商品を信じて紆余曲折しながらも、腰を据えて進んでいくこと。
正解を急がず、少しずつでも改善を続けることが成長する上で一番大切だと思います。
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