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[2021年予測]食卓のトレンドキーワードは?

日本で最も利用されているクックパッドで頻繁に検索されるキーワードを分析すると「今、求められているレシピ」の傾向がみえてきます。今回はクックパッドのデータマーケティング部に、今後のトレンドについて聞きました。秋冬の食卓予測をはじめ、下期のマーケティング立案にお役立てください。

※本コンテンツはクックパッド株式会社が運営する、食ビジネスの動向やトレンドを届ける専門メディア「FoodClip」の転載記事です。

データについて解説してくれた人

クックパッド株式会社
データマーケティング部
前佛陽子さん・宮澤かずみさん・法幸志保さん

分析の定義
・2019年と2020年(1〜6月)の年間検索頻度の増減を比較
・2020年と2021年(1〜6月)の年間検索頻度の増減を比較
・検索頻度はSI値0.01以上から選択

検索頻度(SI値)とは
クックパッド独自の指標で、1000回あたりの検索頻度を表す。検索頻度1は15万語中295単語程度で「鍋」や「炒めもの」「オートミール」などが該当する。

クックパッドに登録している単語は15万語あり、SI値の指数に該当する主な単語は上記。

アップトレンド:韓国、健康志向、調理家電、キャンプ

▲(図1)2020年から2021年にかけて続伸しているキーワード

韓国料理:「キムチ(21年5月の前年同月比130.6%)」や「ヤンニョムチキン(111.4%)」「チョレギサラダ(143.5%)」といった関連キーワードが伸びています。検索者の性別・年代をみると、10代〜30代の女性が全体より高く、コロナ前から話題だった韓国料理専門店へ気軽にいけない今は、自宅で作り楽しんでいるようです。既に認知されたメニューをはじめ「タッカンマリ」や「ロゼソース」といった新顔のキーワードも急成長しており、韓国料理は今後も注目されていくでしょう。

トレンド:2020年以前から話題の「フルーツサンド(21年5月の前年同月比236.5%)」や2020年話題になった「オートミール(197.2%)」「オートミールクッキー(124.4%)」は依然アップトレンド。材料数や工程が少なく、手軽に作れるトレンドメニューは未だ人気のようです。

旬を楽しむ:近年「梅シロップ(21年5月の前年同月比261.1%)」や「梅ジュースの作り方(5640.0%)」が全年代で伸びています。在宅時間が増えたこと、自宅で手作りドリンクの飲用シーンが増えたことが、チャレンジする意向を高めているのかもしれません。

調理家電:調理家電キーワードも引き続き人気。「電気圧力鍋(21年5月の前年同月比189.8%)」は「ホットクック(254.8%)」など商品名での検索も伸びており、マーケットへの浸透を裏付けています。ニーズは、ほったらかし調理による時短・時産ニーズで、「角煮」や「スペアリブ」など塊肉の料理が依然として人気です。
「ホットサンドメーカー(205.1%)」の組み合わせキーワードとしては、「アウトドア」が伸びており、キャンプなどのアウトドアシーンで重宝しているようです。

定着:外食、居酒屋、作り置き、節約

2020年に著しく伸び、2021年も横ばいで推移しているものを【定着】として整理しています。該当キーワードとしては「焼き鳥」や「長芋ステーキ」などの居酒屋メニューや「バターチキンカレー」「タコライス」などの外食系メニュー。

自宅での食事が増えたことで、これまで外食で喫食していたものを自宅で作る、という行動の変化が定着しつつあることが考えられます。また食材購入量の増加によって「業務スーパー」など、手頃な価格で大量に仕入れる買い物行動も継続されているようです。

一時的なトレンドの収束:お菓子作り、パン作り、ランチ、子供と楽しむ

2020年に急激に伸びたが2021年は下降トレンドであるものに「いちご飴」や「クッキー」「チーズケーキ」「プリン」などがあります。2020年は休校措置で子どもたちとの在宅時間が増えた結果、「お菓子作りやパン作り」をアクティビティとして楽しむことが増えました。その後、休校が解除されたことや、在宅での楽しみ方の選択肢が他にも増えたことで、定着には至らなかったようです。

また在宅勤務者の増加と休校措置によって、2020年は「ランチ」の料理ニーズが伸びたものの、現在は落ち着いています。在宅勤務を継続している人はレシピを検索しなくても作れる簡単な料理を準備したり、冷凍食品や惣菜の活用などをしているのではないでしょうか。

リバウンド(復調):日常食材、和食、お弁当、家で楽しむイベント

2020年は検索頻度が落ちたものの2021年にはV字に回復しつつあるものを【リバウンド】と表現しており、キーワードでは「白菜」や「れんこん」、「みそ汁」や「お弁当」「ひな祭り」などが該当します。

日常食材:「白菜(21年5月の前年同月比189.2%)」や「れんこん」、「ほうれん草」や「豚バラ肉(119.8%)」など日常食材の検索が回復の兆しを見せています。2020年は休校措置や初めてのステイホームの呼びかけの後、非日常が続きパンやお菓子などが検索されましたが、それも落ち着き「コロナ禍の日常」として日常料理への関心が高まっているようです。

和食:日常野菜と同じく「みそ汁(21年5月の前年同月比113.8%)」や「しょうが焼き(116.7%)」といった「和食メニュー」も復調しつつあります。背景は上記の日常野菜と同じで、「コロナ禍の日常」が始まった中で、和食への揺り戻しが来ていると考えられます。

家で楽しむイベント:「ひな祭り」や節分の「恵方巻」など、自宅で楽しむ年中行事・イベントが回復傾向にあります。ステイホームが常態化しつつある中で、日常の中でのアクセントとなる自宅で楽しめるイベントへの関心が高まっているのかもしれません。

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[提供:クックパッド株式会社]
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