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広告運用の自動化で、本質的なショップ運営に集中する方法

みなさんは、オンラインショップの集客に広告を活用していますか? 「広告」と聞くと、複雑な運用のイメージがありますが、外部ツールを使いこなし、効率的に広告を取り入れることで、オンラインショップの収益につなげているケースも多くあります。今回は自動で「Googleショッピング広告」を運営できるシステム「EC Booster」を使って広告運用をされているオンラインショップ「うちる」さんの取り組みをご紹介します。

左から取締役の竹澤裕美子さん、代表取締役の竹澤秀明さん。

うつわ市場に、オンライン購入の選択肢を

もともと雑貨店で販売の仕事をしていた店長の竹澤裕美子さん。「いつかは自分のお店を持ちたい」「日常の小さな幸せを大事にするお店を作ろう」と、ご自身の好きな作家さんの器を販売するお店の計画を始めました。しかし、さまざまな面からいきなり実店舗をつくることは難しい状況でした。そこで、ご主人の秀明さんが提案したのが、オンラインショップの開設でした。

「うつわを購入する方法は、これまでなら全国各地で開催される陶器市へ足を運んで気に入るものを探したり、うつわ店やギャラリーなどで購入するのが一般的でした。しかし、遠方で陶器市へ行けなかったり、好きな作品が店舗にないといった声も多くありました。そこで、僕たちがインターネット上でうつわを購入できる場所を作ることで、より多くの人にうつわを届けられるのではと考えたのです。」

こうして2012年6月にオンラインショップをスタート。

最初の5年間は、裕美子さんおひとりで運営を行ってきましたが、2年前に秀明さんが退職して「うちる」に合流。現在は、販売を裕美子さん、売上管理など数値分析を秀明さんが担当しています。

購入者の離脱を防ぐ工夫

サイトを始めた当初は「おうちを彩る器と雑貨」をコンセプトにしていたましたが、現在はオンラインショップでうつわを購入する文化を浸透させたい想いから、商材をうつわに絞り「おうちで楽しむ陶器市」をコンセプトにオンラインショップを営んでいます。このコンセプト改変の一環として、今年は日本で初めてネット上の陶器市を開催しました。1年以上かけた構想の結果、人気の作家さんも多数参加。大盛況のうち幕を閉じました。

こうした大掛かりな企画だけでなく、日々の運営で、購入者さまの離脱を防ぐ工夫も心がけているんだそう。

たとえば…

1.質感や色を伝える工夫

商品を手に取って見ていただくことができない分、写真では、必ず手を添えたり、ドライフラワーなど色味のあるものを添えたりすることで、器の質感や大きさ、色を分かりやすく表現しています。

2.サイズを伝える工夫

俯瞰からの写真だけでは、取り皿と大皿のサイズの見分けがつかないため、サイズの判別が難しい商品については、必ず大きさを比較できるものを置いて写真を撮るようにしています。また、説明文に料理名をいれることで、具体的にどの料理で何人分盛り付けられるかもわかるようになっています。

このように文面と写真だけで正確に実物をイメージしてもらえる状態をつくることは、購入者さまの利便性に加えて、広告配信にも良い影響を与えているんだそう。

本来集中すべきことに時間を費やすために

開店当初からさまざまな媒体の広告を利用していた「うちる」さん。有名な「Googleショッピング広告」も、試験的に始めてみることにしました。効果は感じられるものの、1,000点以上ある商品それぞれの効果を、毎日チェックして広告運用することは、ショップ運営の大きな負担となっていました。

そこで導入したのが、広告運用自動化ツールの「EC Booster」。このサービスを使って「Googleショッピング広告」の運用を自動化していくことにしたのです。

現在、ちょうど導入してから約1カ月。自動運用の最適化が行われている最中ですが、秀明さんは、現状のパフォーマンスでも十分に満足しているんだそう。

「自分ひとりの力では困難な膨大な数の広告運用を安心しておまかせできるので、かなり業務軽減につながっていると実感しています。自動化したことによって、細かい広告運用にばかり時間を使うのではなく、いかにお客様にとって喜ばれるお店作りをするか、本来集中すべき事業全体を俯瞰して見られるようになりました。広告運用の最適化とともに自分たちが成長していく、そのような考え方でサービスを利用していく方がいいのかなと思っています。」

文化を浸透させていくために

実際に買い付けをしていると、地方では年齢や後継者不足などを理由に廃業してしまう作家さんが多いんだそう。都心のショップなどへの流通がないために、せっかくのすばらしい技術や作品が後傾されず廃業を選んでしまっているのです。「オンラインショップでの販売経路を確立させることで、ひとつでも多くの作品をお客様の手に取ってもらえるよう、お手伝いをしていきたいです」と裕美子さん。「まだまだうつわをネットで買うという文化が浸透していないので、他店舗との有機的な繋がりを構築しながら、市場全体でお客様を盛り上げていけたら」と秀明さん。

おふたりが育てていく、オンラインショップの成長が、これからも楽しみです。