ハンカチブランドのオーナー。もうひとつ意外な顔が…
わたし平山昌尚さんのイラストが好きなのですが、H TOKYOさんとコラボされてますよね。
そうなんです。平山さんから加賀美健さんをご紹介いただいたこともあります。
本当だ。加賀美健さんのハンカチもあるんですね。あっ。ダース・ヴェイダーとルークの絵本のコラボもある…!
最近だとアリタマサフミさんっていうアーティストの方とコラボもしてます。これ、とってもすてきでしょ。
わーすごくかわいい!あれっ、世田谷パン祭りのハンカチもあるんですね。
実は、僕このブランドを立ち上げる前に、3年くらい世田谷ものづくり学校に勤めてまして。
えっ!
しかも「副校長」っていう肩書きで…。(笑)
どんなお仕事されていたんですか?
イベント運営とかテナントの管理とか。あっ。そうだ、それこそ世田谷パン祭りの事務局長だったんですよ。
ええーー!知りませんでした。
ちなみに今、僕は三宿四二○商店会の会長です。地域活性化でなんかできないかなぁと思って、去年は三宿蚤の市なんかもやりましたね。
すごい!ハンカチブランドのオーナー兼商店会長さんだったんですね…。
(ガラガラガラッ…。)
あれ。お客様ですかね。
???さん:こんにちは!あれ。取材中?
間中さん: あっ。さっき紹介したアリタさんです。
さっきのハンカチのデザイン作られた方ですか!
アリタさん: はい、わたしのイラストです。
間中さんとお会いされる約束など、されていたんですか?
アリタさん: ううん、近所に住んでるんでちょっと寄っただけ。
間中さん: こうやって、よく来てくれるんですよ。アリタさんはものづくり学校にアトリエを持っていらっしゃって、そのご縁でコラボしました。
アリタさん: アトリエは町田に移動しちゃったんだけど、校長室で10年間ほど絵を描いてましたね。
校長室。きっとすてきなアトリエだったんでしょうね…!それにしてもすごいタイミング。
アリタさん: 商店会のおかげで、みんな仲のよい村のような感じですよ。公園があって、いろんなコミュニティがあって。H TOKYOもそのひとつです。
たしかに、小さい商店さんが多いですもんね。
間中さん: そうですね。三宿は、チェーン店よりもオーナー店が多いですね。みんながここを盛り上げていきたい意欲が高いです。今日も商店街の会合があるんですよ。次の企画どうしようって話をする予定です。
ハンカチのお話を聞くつもりがまさか三宿商店会のお話をするとは。
アリタさん: フフフ。じゃ、またね!
百貨店のメンズハンカチは、どこか添え物感があって納得いかなかった
すいません。おもわず興奮していろいろお伺いしちゃいました。
いえいえ。(笑)
ではさっそく。間中さんが作られたブランドについて、かんたんに教えていただけますか?
現在メンズブランドを中心に5つ展開しています。はじめに作ったのが、ハンカチブランド「H TOKYO(エイチ トーキョー)」。
それから、トランクス専門ブランド「TOKYO TRUNKS(トーキョートランクス)」メンズ靴下ブランド「SOC TOKYO(ソック トーキョー)」
うちわのブランド「TOKYO UCHIWA(トーキョー ウチワ)」、そしてレディースのハンカチブランド「swimmie(スイミー)」があります。
間中さんは会社を立ち上げる前、どんなお仕事をされていたんですか?
さっきお話した世田谷ものづくり学校の事務の前は、大手量販店のメンズ服飾小物のバイヤーで、バイヤーになる前はオリジナル商品の海外でのものづくりの生産管理を担当していました。
最初に作った「H TOKYO」を作るきっかけはなんでしょう。
バイヤー時代、服飾小物の担当だったんですが、どうもハンカチだけ提案の幅がせまいなぁと感じていたんですね。自分だったら有名ファッションブランドの名前がついているモノよりも、素材やデザインにこだわったハンカチが欲しいなと。
ファッションブランドを立ち上げることは前々から?
実家が洋服の商売をしていたので僕もそういうことをビジネスにできたら、とは思っていました。
ハンカチもそうですが、トランクスや靴下などメンズラインを充実させているのには理由があるんでしょうか。
レディースの服飾雑貨は百貨店とか量販店でも種類が多い気がしていて。それに比べてメンズの服飾雑貨って、世の中でないがしろにされているというか。そっと添えられているような印象がありませんか?
たしかに…。
これはちょっと寂しいなということで、まずはメンズを切り口にやっていこうと決めたんです。
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