旅行好きのあなた。外国の雑貨を買い集めて、いつかお店を開いてみたいなぁ… そんな夢を持ったことありませんか?
今回は、昨年12月に開催したイベント「世界のおみやマーケット」で大好評だったトークショー「海外雑貨ショップの店長さん2人に聞く!リアルな買い付け事情、教えます」の様子をお届け。いつか買い付け旅にチャレンジしてみたい方、必見の内容です。それではさっそくどうぞ♪
目次
海外雑貨の買い付けについてお話を伺ったのは、こちらのお二人!
「qiao(チャオ)」店長・松田めぐみさん(中国・台湾・マレーシアなど)
「旅する雑貨 ゆいゆい堂」店長・滋井庸介さん(インド・チベットなど)
日本がまだ知らない海外雑貨を探すため、ときには40時間の電車移動も…!
さっそくですが、お二人はどんな国や地域へ買い付けに行かれてるんですか?
滋井さんは、どこに行かれてますか?
チベットってどうやって行くんですか?
40時間・・・!どうしてそんな遠くへ行くようになったんですか。
もともとは、留学していた時に知り合った中国人の友だちに「何かいいものないか?」と頼んでチベットから雑貨を送ってもらって、下北沢で路上販売していたんです。
だけど、中国人の友だちとは趣味や嗜好の感覚がちがうので「良いな」と思える雑貨は半分くらい。売ろうと思うと95%は使えないものだったんです。質もそうですし、自分で買い付けをしないと想いが欠けてしまうってことに気づかされました。
なるほど。それで自ら買い付けするようになったんですね。路上販売は、どれくらいされていたんですか?
松田さんは、どうして海外へ買い付けするようになったんですか?
ポイント1:人との出会いに交通情報…ゲストハウスは貴重な情報源。
買い付けに行かれた時は、どういう所に泊まるんですか?
ポイント2:手ぶらや軽装!買い付け時はとにかく現地の人に近づく
ところで、買い付け先ってどうやって探すんですか?
観光気分で楽しそうですね!
買い付けに行くときの服装や持ち物はどんなかんじなんですか。
なるほど、現地の人に見た目を寄せる。 滋井さんはどうされてますか?
仕入れに行くときは基本的に手ぶらです。荷物がかなり増えてしまうので、自分の鞄を持っていく余裕がないんですよね。
工夫としては、同じくできるかぎり現地の言葉を使うのですが、交渉の軸となるのはしょぼい英語です。(笑)勢いとノリで、何回も会って仲良くなると安くしてもらえたりもします。
ポイント3:自分の目で見て確認。商品の状態や発送方法にも要注意!
アジアで買い付けされた雑貨と日本の雑貨で、大きく違うところはありますか?
1回の買い付けでどれくらいの量を日本に持って帰るんですか?
結構な量になるんですね。 松田さんはどうですか?
わたしはだいたい5万〜10万円くらいですね。文房具類が多いので、全部自分で持ち帰るようにしています。スーツケースでだいたい2個分ですね。
中国の郵便局で発送をお願いしたこともあるんですけど、日本に着いたら8割壊れていたことがあったので…それ以来、中国から発送はしていません。(笑)
あとで知ったのですが、郵便局の方にかなり厳しく検査されるみたいです。せっかく頑丈に梱包したものも一度解かれて、適当に梱包されてしまうようです…。
需要やユニークさも大事だけど、まずは自分が心から好き!と思えるものを集める。
どんな基準で雑貨を買い集めていますか?
日本でも使われてるけどこのデザインないな!といった視点も気にします。でも1番は、やっぱり自分がおもしろいなって思うものを選んで買い付けてます。
滋井さんはどうされてますか?
お二人とも自分の感性を大切に買い付けを楽しんでいらっしゃるから、やっぱり生き生きしていますね!
まとめ:海外雑貨買い付け旅のポイントは以下の3つ
- 旅費をおさえるためにも情報源としても、ゲストハウスに宿泊するのがおすすめ!
- 仕入れ先は歩いて探す。現地の人に見た目も言葉も近づける!
- 商品の状態はもちろん、発送まで油断しない!
〜 後編では、買い付け旅でのリアルな体験談をお届けします。こちらもあわせてご覧ください♪〜