徹底したチェック体制はお客さまのため
ここからは、弊社のこだわりについてお話させていただければと思います。
まずはスタッフのルールですね。弊社のスタッフは、倉庫に入館する時点でもう作業できる状態になっています。私物は持ち込み禁止なので、別棟のロッカーにすべて置いてきてもらいます。
私物、一切持ち込み禁止なんですか?
蓋つきの飲み物や常備薬など、許可しているものも一部ありますが、スマホをはじめとした電子機器は一切NGですね。出勤したスタッフはまずこの受付に来て「私物持ち込み確認リスト」に記入します。
リストで管理しているんですね。
かならず毎日提出してもらっています。同時に、筆記用具やテープ、カッターやハサミなどの備品の貸出状況もこちらで記録し、すべて把握しています。ペン1本1本にもすべて番号がついているんですよ。
さらに、荷物の梱包が終わって出荷する際にも、スタッフ全員の持ち物を検査します。とにかくこれを毎日徹底しています。
そこまでするのはなぜですか…?
お客さまの荷物の中に混入するのを防ぐためです。ショップオーナーさまのご迷惑になってしまう事態は避けなければなりません。万が一、検査の際に「私、ボールペンがありません」となった場合は箱をすべて開けて探します。
その日の業務が終わり、スタッフが帰る際も荷物チェックを行います。
もしスタッフが備品を持って帰ってしまった場合、紛失なのか混入なのか判断できませんから、また検品しなおす必要があるんです。それを避けるためにも最後の最後までしっかりチェックします。
ここが備品置き場です。
ここでも何がいくつあるのか毎日記録しています。1個でも少なければ、どのスタッフに貸したままなのかリストでわかりますので「ポケットに入ってない?」とか電話することもあります。
電話までかけるんですか! 徹底してますね…。
倉庫の各所にはカメラもついています。
これは内部スタッフの監視というよりは外部からの侵入者を確認するためのものです。警備システムももちろんありますが、万が一侵入を許してしまったとしてもカメラが動いています。
先ほどの一次検品・二次検品の際も、作業者は名前を残すような運用方法になっていますので、万が一の誤出荷・誤入荷の際も日付をさかのぼって担当者を調べることが可能です。
責任重大ですもんね。
そうですね。もし間違ってしまった場合は、スタッフに注意して終わりではなくフローが適切だったかどうかまで確認します。さっきの自動梱包機にも手元にカメラがついていて、作業中の手順を見ていたんですよ。
あとはルールというより、スタッフ全員の心がけとして「5S」というものを提唱しています。
5S…?
「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」ですね。すべての頭文字をとって「5S」です。
この横断幕、倉庫のどこからでも見えるように貼られていますね。
人のチェック・機械のチェック・カメラやリストの運用、心がけとしての「5S」。これらすべてを徹底してミスを防止しつつ、スピードと質を保つことを常に意識しています。
なぜここまでやるのかというと、過去に備品を混入してしまったことがあったからです。
それ以来、再発防止のために少しづつルールの整備を行いました。チェック機能とルール遵守のフローを作り、全社で同一のルールを共有しています。
全社で共有ということは、すべての倉庫で同じルールが採用されているんですか?
はい。統一されたルールで運用しているからこそ、ショップさんの繁忙期には他のセンターと人員のやりとりが行えます。これも弊社ならではの強みですね。
ここは第7センターですが、第1センターから応援を呼ぶこともあります。各ショップさんの稼働状況に応じて人員をぐるぐる動かせるので、大量出荷や突然の稼働にも対応できる仕組みなんです。これをすべて自社でやるのはなかなか大変だと思いますよ。
確かに…! ショップオーナーさまにとっては心強いですね。
自社で倉庫管理をされているショップの中には「セールの際はご近所さんに声をかけて手伝ってもらう」といったケースもあるそうです。
それでもピッキングや梱包に手間がかかったり、発送が遅れて購入者さまにガッカリされたりと、もったいない状況に陥っているショップさんもたくさんいらっしゃると思うんですよね。
たくさん売れてから発送に困ってしまうこともありますよね…。
「もうあの店では買わない!」と思われてしまっては、せっかくリピーターになってくださるチャンスを逃してしまうことになります。そんなとき、弊社の強みであるスピード出荷や梱包の品質が皆さんのお役に立てればと。
物量に合わせて人員を手配するので、大型モールのセール時など、規模の大きなショップさんには前もってスケジュールを確認したり、とにかくさまざまなことに取り組んでいます。
効率化のためにそういった取り組みもされているんですね。
最後に、カラーミーショップをお使いのショップオーナーさまに伝えたいことはありますか?
「LogiMo Pro」は従量課金制なので、出荷が少ないうちは料金も低コストなのが魅力です。
規模に応じて費用は変動してきますので、出荷作業は最初から物流代行サービスにまかせて、ショップの運営業務そのものに力を入れていただくことをおすすめします。
ここまで、弊社のこだわりや強みについてお話させていただきましたが、私が何よりお伝えしたいのは「せっかく外部の物流サービスに依頼するのなら、ぜひ倉庫を見学してみてほしい」ということです。
たしかに、倉庫を見学してみてたくさんの発見がありました。
ただメリットだけを伝えて「契約してください」というやりかたはしたくありません。
せっかく大切な商品を預けていただくからには納得してご契約いただけたら嬉しいです。ご連絡いただければ私がすべてご案内しますので、ぜひ気軽にお問い合わせください!
倉庫見学を終えて
いかがでしたでしょうか。
今回は「LogiMo Pro(ロジモプロ)」を運営している株式会社清長さんの倉庫を見学しました。
「物流代行サービス」と聞いただけでは、実際にどんな業務が行われているかピンとこない方も多いかと思います。入庫から出荷までの流れはもちろん、どういった思いで日頃の業務に取り組んでいるかが今回の倉庫見学で伝わってきました。
今回のレポートが、物流代行サービスを検討されている方の参考になれば幸いです!
【PR】カラーミーショップの物流アウトソーシングアプリ「LogiMo Pro」でショップ運営を効率化しませんか?
物流アウトソーシングアプリ「LogiMo Pro」とは、商品の注文が入ったらLogiMo Pro倉庫から自動で出荷し、業務負担や物流コストを削減するアプリです。
※アプリはカラーミーショップにご契約いただいているオーナー様のみご使用できます。
こんなショップオーナーさまにおすすめ
- 入出荷作業にかかる時間を無くして、商品開発や販促活動に注力したい方
- 出荷件数の増加に対応したい方
- 毎日の倉庫作業に苦労されている方
- 物流経費を削減したい方
このアプリでできること
- LogiMo Pro倉庫に商品が入荷されたら、カラーミーショップ在庫数を自動で更新
- 商品の注文が入ったらLogiMo Pro倉庫に自動で出荷指示
- 出荷が終わったら配送会社の発送情報をカラーミーショップに自動でアップロード
- フルオート(完全自動)とセミオート(ボタンを押すと稼働)の2パターンから選択可能