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4種の水餃子にぷるぷるラゲーライス「按田餃子」の気になるメニューを食べてみました(東京)

いつも画面越しに見ているネットショップのむこうには、想いのつまった“モノ”とそれを届ける“”たちがいます。このコーナーでは、知られざる商品開発ストーリーやお店の裏側に迫る現場レポートをお届けします。
今回ご紹介するショップ
キャッチコピーは「助けたい、包みたい。」代々木上原の謎の餃子屋「按田餃子(あんだぎょうざ)」。ユニークな料理がSNS・雑誌などで話題の人気店の気になるメニューに迫ります。

まずはお店の看板メニュー、4種類の水餃子を実食!

お話を聞いたのは、店主・

お話を聞いたのは、店主・按田優子さん。

初めて訪れたのに、なぜかとっても落ち着く店内。

初めて訪れたのに、なぜかとっても落ち着く店内。

“按田さん”
うちの水餃子は4種類
ランチメニューなら、水餃子4種類2個ずつと、豚そぼろ飯、海藻湯がセットになった「水餃子定食」がおすすめです!
“ ちょれ”
むむむ。
他のメニューも気になるので、まずは水餃子4種類を全部食べてみようと思います!
さっそく注文した料理が運ばれてきました!

さっそく4種類の水餃子が運ばれてきました!

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つやつや輝く水餃子にうっとり。

ぷりっとかわいい、水餃子にうっとり。

“按田さん”
皮の色が濃くて分厚いので見た目だけだと違いはわかりづらいんですけど、左から以下のとおりです。

キャベツと生姜
生姜醤油ベースで味付けされた国産の大山地鶏とキャベツ(季節により白菜)の塩漬けがたっぷり入った餃子

香菜と胡瓜
大山地鶏をベースに胡瓜と大根を混ぜ合わせ香菜をたっぷり加えた餃子。
ココナッツとエビがほんのり香る爽やかな風味!

カレー風味と人参
岩中豚をベースに人参と生姜を混ぜ合わせカレー粉で味つけ。日本のカレーライスのようなマイルドな味わい。

大根と搾菜
国産の岩中豚とザーサイ、干しえび、干し椎茸をベースに大根をたっぷり加えた、歯ごたえと旨みを堪能できる餃子。

“ ちょれ”
テーブルには調味料がたくさんありますが、
それぞれ何をつけて食べるのがおすすめですか?
“按田さん”
味はしっかりついているので、まずはそのまま食べてみてください!

ではさっそく…「キャベツと生姜」から。

“ ちょれ”
んんっ!
皮がモッチモッチッ。ものすごい弾力です!
噛むたびにしっかり戻ってきて、かなり食べ応えがあります。
“按田さん”
皮には、美肌や血液浄化に効果があるといわれているハトムギをたっぷり入れてます。

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“ ちょれ”
具なんですけど…想像以上にマイルドです!
生姜の香りがほんのり後からきます。
按田さん
にんにくが入ってないので、やさしい味なんです。デートのときでも安心して食べてください。
調味料もたくさんあるのでどれを使おうか迷います。

調味料もたくさんあるのでどれを使おうか迷います。

■ 餃子のタレ
さまざまな雰囲気の辛さをブレンド。さほど辛くないので辛いものが苦手な方もOK。

味の要
シルクロードを逆走!の心意気をスパイスで表現。

豆鼓ミックス
料理にちょっと加えるとぐんと旨みが増すトウチにスパイスをブレンドして使いやすくしました。

“ ちょれ”
では…試しに「餃子のタレ」を「大根と搾菜」に…。

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“ ちょれ”
お〜。タレをかけると一気に奥ゆきが。
時々顔を出すしいたけの旨みとベストマッチです…!
“按田さん”
お好みで黒酢を足していただくと、よりいっそう引き立ちますよ。
“ ちょれ”
なるほど。いろんな組み合わせで楽しめますね。
そのままでも十分おいしいのですが「味の要」をつけてみると...

続いて「味の要」をつけてみると…

“ ちょれ”
おっ。なんだろう?
一気にカレーっぽくなった。
肉の香りとジューシーさがスパイスでより際立ちますね!
これはごはんがすすみます!!
“按田さん”
水餃子の他に、肉の下味漬けにも活躍します。特にラム肉との相性は抜群です。
“ ちょれ”
餃子以外の料理にも使えちゃうんですね〜。

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“ ちょれ”
香菜と胡瓜」「カレー風味と人参」はそれぞれ個性的な味ですね。
今まで食べたことのない餃子。
どちらもかなりエスニックな香りとシャキシャキした歯ごたえがユニークです。
「」には黒酢をかけてさっぱりいただきました!

「香菜と胡瓜」には黒酢をかけてさっぱりいただきました!

“ ちょれ”
全部食べてみて、わたしのイチオシは「香菜と胡瓜」です!
肉餃子よりもキャベツや白菜メインの餃子が好きなら、まちがいなくおすすめ。
シャキシャキさっぱりした味わいはポン酢なんかとも相性がよさそうです。

ありそうでなかった「ラゲーライス」を実食!

“ ちょれ”
メニューの中で一番気になっていた「ラゲーライス」。
これは、キクラゲを使ったお料理ですよね…?
“按田さん”
そうなんです。キクラゲってすごく薬効が高いんですよ。
それでお店のメイン食材としていろいろ使っています。

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“ ちょれ”
キクラゲが主役ってありそうでなかったメニューですよね。
おっ…! ではさっそくいただきます。
ぷるんぷるんのキクラゲがどっさり入ってます。

ぷるんぷるんのキクラゲがどっさり入ってます。

いただきま〜〜〜す。

ああ〜…至福。

“ ちょれ”
ごはんの量はお茶碗1杯分くらいでしょうか。
多すぎずちょうどいいです。
ハトムギが入っていてプチプチします。

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“ ちょれ”
キクラゲに豚の角煮に野菜の甘酢漬、青唐辛子。
そのままでも十分おいしいですが、豆鼓ミックスをかけるとまた味に奥ゆきが…!
うん、おいしい!!

うん、おいしい!!

“ ちょれ”
調味料の使い方で無限に味のバリエーションを楽しめるので、何度も注文したくなっちゃいますね。
うーん…これはやみつきになりそう。

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“按田さん”
ラゲーライスのほかにも「一杯麺」もおすすめ。
女性が食べるのにちょうどいいくらいのサイズです。
こちらが「一杯麺」お茶碗サイズがうれしい。

こちらが「一杯麺」お茶碗サイズがうれしい。

ところで、さっきの調味料に描いてあったアレは…?

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“ ちょれ”
あのー。
調味料に描かれていたゆるキャラは按田さんが考えたんですか?
“按田さん”
あっ!
これは、もうひとりの店主・鈴木が描いたんですよ。
包田包くんっていいます。
このキャラクターは...?

このキャラクターは…?

“按田さん”
1回しか描けなかったみたいで、この絵を使い回すしかないんですよねー。
クッキー型もこれで作りました。

1枚で元気になれる「コブラクッキー」って?

“ ちょれ”
餃子屋なのに、クッキー…!
“按田さん”
わたしは今本業で「保存食研究家」をしているんですが、もともとお菓子が専門だったんです。なので作っちゃいました。

“ ちょれ”
わたし食べましたよ!
昨年もみじ市で「コブラクッキー」買いました。
鈴木さん考案のキャラクターのかたちをした「コブラクッキー」

鈴木さん考案のキャラクターのかたちをした「コブラクッキー」

“按田さん”
ありがとうございます!
そう、コブラクッキーね。
ちょっとコブラの粉末が入ってるからね、元気になるよ。
“ ちょれ”
コブラって香ばしいんですね。
最初ホンモノが入ってると思わなかったです。
“按田さん”
煮干しみたいな味がするんだよね。
“ ちょれ”
食べたことないからわからないんですよ、コブラの味。
「香ばしい…これがコブラなのか?」って、恐る恐る味わいましたよ。
“按田さん”
そうだよね。(笑)

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“ ちょれ”
実は…そのもみじ市でZINEを購入したのがきっかけで、按田餃子さんを知ったんです。
“按田さん”
ありがとうございます。
“ ちょれ”
餃子のZINEなんて初めてだったので気になって。

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“按田さん”
あのZINEは、わたしたちにとってはアンサーソングなんです。
“ ちょれ”
アンサーソング?
“按田さん”
ZINEをつくるまでわたしたちはお店のことを積極的に説明してこなかったんですね。
2周年を迎えたとき「お客さんたちがSNSで発してくださるお言葉に甘えてここまでやってこれたのだから今度はお客さんたちの興味に応える番だ」ということで、想いをZINEに詰め込んだわけです。
あんだ餃子のZINE

按田餃子のZINE

“ ちょれ”
なるほど。
“按田さん”
これを読んでいただくと距離がぐっと縮まってしまうのはちょっと恥ずかしい気もするので、少しずつ読み進めてもらいたいです。
“ ちょれ”
…すみません。すでに熟読しちゃいました。(笑)
満腹になったところでひとまずお会計!

満腹になったところでひとまずお会計!ごちそうさまでした!

そんな按田餃子さんのお店の実態に迫るインタビューはこちら

謎の餃子屋「按田餃子」餃子に包みきれなかった想いを店主さんに聞いてきました
謎の餃子屋「按田餃子」餃子に包みきれなかった想いを店主さんに聞いてきました
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