カラーミーショップ トップ ショップ事例 導入事例 食品 記事コンテンツでの集客に成功。カラーミーショップで「モール型EC」を展開する理由とは

記事コンテンツでの集客に成功。カラーミーショップで「モール型EC」を展開する理由とは

かごしまぐるり

ご利用プラン:

レギュラープラン

ご利用目的:

株式会社オービジョン 代表取締役 大薗 順士さん

鹿児島に特化した産地直送型ECモール「かごしまぐるり」では、約260の生産者がつくった新鮮な野菜や果物、加工品などを、鹿児島県全域から全国へお届けしています。ここでは、同サイトを立ち上げた株式会社オービジョンの代表取締役、大薗 順士さんに、サービスの立ち上げ経緯や記事コンテンツの運用方法、今後の展望などについてお話を伺いました。

県内の生産者に徹底して寄り添うビジネスモデル

「かごしまぐるり」はどんなサービスですか?

「かごしまぐるり」は、鹿児島県内のおいしいものをつくる生産者の方々に寄り添った、産地直送型のECプラットフォームです。
一般的なECモールとの大きな違いは、卸値の相談から効果的な販売方法、SNS対策まで、商品の出品後も生産者さんを手厚くフォローしていること。アナログなコミュニケーションを大切にしながら、鹿児島のいいものをつくる生産者さんたちを支援しています。

受注から発送までの運用について教えてください。

生産者さんは注文連絡が入ったら商品を梱包して、集荷にきた配送会社さんに商品を渡すだけ。面倒な送り状の準備も必要もありません。成果報酬型のサービスなので、商品が売れたら月末で締めて翌月に売上金をお払いします。
サービス利用に際して初期費用や月額利用料などは一切いただいておらず、送料も当社負担で、Webマーケティングや営業、PRなどもすべて当社が請け負います。

操作性、機能、料金など総合的に判断してカラーミーショップで開設

ECサイトの立ち上げに際し、カラーミーショップを選んだ理由を教えてください。

複数のカートサービスを比較してみて、最も操作性がよく機能が充実していて、良心的な料金で無理なく導入できそうだと感じたのがカラーミーショップでした。GMOペパボの鹿児島県内でのさまざまな活動を見聞きして共感を覚えていたこともあり、総合的に判断して選びました。

あえてモール型のプラットフォームにしたのはなぜですか?

サービス構想時はコロナ禍の厳しい時期で、生産者さんがネット販売に活路を見出そうとする風潮が高まっていました。とはいえ農作業の現場はかなり忙しいし、ECサイトは知識やノウハウがないと始めにくいので、販路開拓にまでなかなか手が回りません。小規模な生産現場の潜在的な課題に向き合い、販路拡大を支援する手段として、モール型ECサイトなら貢献できるかもしれないと考えたのがきっかけです。

ECモールへの出店ではなく、自社ECサイトを運営する利点は?

生産者さんの魅力をしっかり伝えるには、やはりデザインやコンテンツの自由度が高い自社ECサイトが最適だと思います。
当店では、商品のクオリティやストーリー性を重視するお客さまをターゲットにしているため、生産者さんのこだわりや想いをコンテンツ化して、購入につなげることを重視しています。現地取材で得た生の情報をオリジナルの記事に起こし、臨場感を追求することを心がけています。

自社ECサイト運営で難しさを感じるのはどんなところでしょうか?

テクニカルな面も含めたいわゆるSEO対策です。モールに限らず自社ECにも言えることですが、検索結果に上位表示されるまでには時間がかかります。「かごしまぐるり」も、立ち上げから約3年かけて徐々に上位ヒットするようになり、サービスが浸透してきたのを実感できるようになりました。

アプリを有効活用して顧客をフォローアップ

サイトでは主にどんなコンテンツを発信していますか?

カラーミーWPオプション(WordPress)を利用して立ち上げた「よみもの」ページでは、鹿児島の食と観光をテーマに、商品ページだけでは伝えきれない楽しい情報を発信しています。
当初はなかなか見てもらえませんでしたが、試行錯誤を続けているうちにアクセス数が伸びてきました。鹿児島や生産者さんの魅力を発信することでユーザーの興味を引いて、購入・リピートへとつなげるのがスムーズな流れだと思うので、今後も有効活用していきたいです。

カラーミーWPオプション – カラーミーショップアプリストア

https://app.shop-pro.jp/apps/74

記事のアクセス数を伸ばすために、どんな工夫をされてきましたか?

記事の投稿に慣れるため、最初は「週に1回」というふうに記事数をKPIに設定し、ルーティン化することを目指しました。ある程度記事が増えて、各記事のアクセス数に差が出てきた段階で、「伸びている記事の内容を充実させて、アクセスを集める」などのKPIを新たに設定して、コンテンツを育てる工夫も続けています。

現在はスタッフ4名が持ち回りで記事を書いていて、週1回の社内ミーティングで「旬の季節に入る前にこの話題を取り上げよう」「今はこのネタがおもしろいんじゃないか」と、アイデア出しをしています。それ以外にも、日常会話で飛び出した話題を記事のネタとして採用することもあります。スタッフの情報感度が高いので、興味深い記事を発信できていると思います。

写真などの素材も自社で用意しているのですか?

記事内の写真や動画は、基本的にスタッフが現地に行って撮影したものを使用しています。状況によっては、収穫された農作物を持ち帰り、事務所内のスタジオで撮影することもありますね。

カラーミーWPオプションのほかにも利用している機能はありますか?

レコメンド機能とCART RECOVERY(カートリカバリー)を導入しています。それから、近々入れたいなと考えているのが予約販売アプリです。生産者さんだけでなく顧客にも寄り添うサービスでエンゲージメントを高めたいと考えているので、顧客のフォローアップのために導入を検討しているとことです。
ちなみにアプリの導入は、Webメディア「よむよむカラーミー」の記事を参考にしながら検討することが多いです。

CART RECOVERY – カラーミーショップアプリストア

https://app.shop-pro.jp/apps/1

将来的には鹿児島全体のブランディングにも貢献したい

今後、「かごしまぐるり」を通じて叶えたい目標はありますか?

鹿児島の生産者さんにとっての明るい未来を作り出すことが、私たちのミッションです。
サイトの人気が高まるにつれ売上も上がってきていますが、まだまだお届けしきれていないし、もっと成長の余地があるのを実感しています。さらなる成長のため、オンラインだけでなくオフラインでのPR活動も強化して、認知度アップを図っていきたいです。鹿児島の魅力を伝え続けることで、いずれは鹿児島県全体のブランディングにも貢献できたらと思います。

今後のサービス展開についても教えてください。

鹿児島には、まだまだ私たちも知らない「いいもの」がたくさんあります。いつか鹿児島中の生産者さんが作るいいものを販売できるよう、もっともっと地元の魅力を深掘りしていきたいと考えています。
一方、販路拡大のお悩みは鹿児島に限らずどの地域の生産者さんも抱えているものだと思います。将来的には、「かごしまぐるり」で構築したローカルで活きるビジネスモデルを横展開して、全国の生産者さんの課題解決もお手伝いできたら嬉しいですね。

ショッププロフィール

かごしまぐるり
鹿児島県産の農畜水産物専門ECプラットフォーム運営
https://gururi-japan.com/
ご利用プラン:

レギュラープラン

ご利用目的:

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