こんにちは。カラメル編集部の山口です。
みなさんは「日帰りバスツアー」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?
「旅行会社が主催する、観光地を回ったり何かが食べ放題になるツアー」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そのようなバスツアーとはひと味違う「八百屋さんが企画したバスツアー」があると聞いて、今回は夫婦で参加してきました!
バスツアーを企画したのは「旬八青果店」さん。野菜について、あれこれお話しながら買うことができる八百屋さんです。
開店前の大崎店に集合して…
バスで出発します!
行き先は千葉県山武郡の「横芝光町」というところ。106年続く町営の屠畜場があるほど畜産が発展している町です。
千葉県っぽいキャラクターでいうと、このあたり。
このバスツアーは、町の特産品である「ソーセージ」の手作り体験をしたり、旬八青果店でも販売している「小松菜」や今が旬の「とうもろこし」の収穫体験を通じて、横芝光町や生産者の方をより身近に感じてもらうことを目的としています。
バスツアーの参加者は25名ほど。ほとんどが旬八青果店でお買い物をしている時に店頭でポスターを見たお客さまでした。お客さまとのコミュニケーションを大切にしている旬八青果店だからこそですね。
横芝光町についての詳しい説明を聞きつつ、1時間半ほどで横芝光町の町民会館に到着。
ソーセージの手作り体験
日本人として初めて本格的なソーセージの製造を始めたのは、横芝光町出身の大木市蔵さんという方だそうです。それにちなんで、まずは無添加ソーセージの手作り体験をします。
家庭科の時間を彷彿とさせる懐かしい雰囲気の調理実習室。
エプロンと帽子を身につけたら準備完了です。
作り方を教えてくれるのは、横芝光町でハム・ソーセージを製造している(有)フードショップいちはらの市原昌幸さん。
最初に、ミートチョッパーを使って、赤身と脂身を7:3の割合で混ぜた豚肉をひき肉にしていきます。
できたてのひき肉に、塩と香辛料(ナツメグ、ホワイトペッパー、ブラックペッパー)を入れて捏ねます。
肉の温度が13度を超えると赤身と脂身が分離して混ざらなくなってしまうので、氷の粒を追加して冷やしながら混ぜます。
混ぜ終わったら羊の腸に詰めます。
白い筒に腸のノズルをセットして、筒の中にお肉を詰めます。
赤い器具で蓋をしてレバーを握ると…
注射器の要領でお肉が出てきた!
すべて詰め終わったら、腸の片方を結んで好きな位置でひねっていきます。
ひねり終わったら、輪っかを作って一方を通してクロスさせていくことで、茹でた時にほどけないようにします。
クロスさせたら、もう片方も縛って80℃のお湯で茹でます。
茹で上がったら、カットして…
フライパンで焼きます。
焼き色がついたら完成!
お昼ご飯は、自作のソーセージと横芝光町産のベーコンや野菜が入った具沢山のスープ、炊きたてのとうもろこしご飯をいただきました。とうもろこしご飯は、生の状態から実をそいで芯と一緒に炊くことで、芯から味が出てより甘くなるそうです。
さらに、大木式ソーセージの試食と九十九里オーシャンビールまで登場!
大木式ソーセージを食べた夫は「ちょっとビビるくらいうまいわ…。」とインターネットで注文して実家に送っていました。
お酒が入ってテンションが爆上がりしたところで、次は野菜の収穫体験です。
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