スマホでSNS用写真を撮影する際に気をつけたい3つのこと。

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一昔前のデジカメよりも、とても優秀になった昨今のスマートフォンのカメラ。
SNSで投稿する写真は、スマホでサクッと撮られる方も多いのではないでしょうか。
そんな中、先日開催いたしました「女性ショップ店長交流会」におきまして、スマホでInstagram投稿用の写真を撮る際に気をつけたいポイントをいくつかお話させていただきました。本日はその内容をまとめてご紹介いたします。
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(女性ショップ店長交流会)

そもそも、写真が果たす役割とは?

SNSやネットショップで必要な写真には、大きく3つの種類に分けることが出来ます。

(1)情報写真(⇒伝える)

サイズ感やスペック、色や形など、おもに商品の情報を伝える写真です。
とくに、誰もが知っている型番商品などは、この写真だけですぐにどんな商品かわかってもらえますよね。

(2)イメージ写真(⇒サプライズ)

商品を使っているようなシチュエーションがわかる、スタイリングされたもの。
「これを使えば、こんな感じになるんだ〜!」と、イメージしてもらうための写真です。

(3)共感写真(⇒シェアさせる)

こんなのほしい!いいな〜!など、見る人の感情を沸き立たせ、とにかく誰かにオススメ(シェア)したくなる写真です。

SNS写真をスマホで撮影する3つのポイント

写真を撮る際に知っておくべき大切なポイントは3つ。ライティング構図、そしてスタイリングです。
今回は、カラーミーショップスタッフ私物のフィギュアを撮ってみました。

(1)ライティング・・・最強ツールは太陽!

「暗い」「色が変」「ピントが合ってない」などは、ライティング(光)の調節で解決することができます。

たとえば・・・・蛍光灯 の下で撮影した場合
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たとえば・・・フラッシュをたいて、撮影した場合
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たとえば・・・自然光(太陽の光)で撮影した場合
pic_sun

いかがでしょうか?
3つ並べると一目瞭然。自然光で撮った写真は影が柔らかく、最も簡単に魅力的な写真になりますよね。

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意外と安い?照明機材

とはいえ、「うちは自然光が入らない!」という環境のショップオーナーさんもいらっしゃると思います。
その場合、安定した色合いを求める場合に、照明機材を買ってしまうのも、ひとつの手段です。

参考:撮影用ライト 12,500円 撮影機材専門店 オムニバス

昔は高価だったプロ用の照明機材も、最近では手頃に手に入るようになりました(コンパクトに畳めるので収納スペースの確保もラク!)
商品写真を撮る際にも重宝しますので、悩んでいる方はひとつ持っていても良いかもしれません。

(2)構図・・・ちょっぴり真ん中を外してみるのもアリ!

次に大切なのは、構図です。これを知るだけで考えながら撮影ができるようになります。スマホでも簡単に良い写真が撮れるおすすめ構図はこちらです。

日の丸構図

商品を枠の中心(ど真ん中)に置いて撮る構図です。対象物が左右対称だと、とくにキレイになりますよね。

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三分割法

縦横を三分割し、商品をその中心から外して対角上に置くと、奥行きが出て、きれいな構図になります。

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撮影アングルをグッと変えてみる

普段生活している目線よりグッと落としてローアングルで撮るのも、ひとつのテクニック!(例えばイヌやネコのような目線です)
非現実な印象を与えるのも、魅力的に伝えるコツです。
また、逆にグッと視点をあげて、真上から真俯瞰(まふかん)で撮影するのもオシャレに決まりますよ。

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(3)スタイリング・・・100円ショップで揃えよう!

そして、最後のポイントはスタイリング!せっかくかわいい商品で、光や構図にこだわっても、背景や一緒に写り込むもの次第で、写真の良し悪しは決まってしまいます。

下地と背景で印象を変える。

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周りに良い感じの壁や床がなくても、30cm四方ほどの板や下地があれば、まるでオシャレな空間に置いたように見えますよ!

小物でストーリーを演出

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一緒に写り込むもの次第で、写真の意味合い(イメージ)は変わってきてしまいます。
ちょっとした小物で、ガラリと印象を変えてみましょう。

このような小物は、意外と100円ショップで手に入るものばかりです♪ぜひ、お試しください。

とっても簡単なポイントは以上です。
カラーミーショップでは、過去にも商品写真撮影セミナーを行っております。そちらのレポートもぜひご覧下さいね。

撮影講座レポート

これさえ揃えればOK! 写真撮影3種の神器
初めて商品写真を撮る人におさえてもらいたい3つのポイント
めざせ商品写真マスター! 撮影アイテム別おすすめライティング

ぜひ色々な工夫をして、SNSで魅力的な写真をバンバンあげてみてくださいね。