
夕飯の献立にまるごと一瓶梅酒を入れたら、うちの夫は気がつくの?
こんにちは。カラメル編集部の山口です。
こちらの「三州梅酒」は、三河みりんに青梅を漬け込んで作られたもの。砂糖を一切使わない米麹の自然な甘みが特長です。
芳醇でまろやかな風味はそのまま飲んでも絶品なのですが、うちには度数の強いお酒を飲むと真っ赤になって床で眠ってしまう夫がいます。
このように。
そこで今回は、贅沢にこの梅酒を料理に使ってみたいと思います。夕飯の献立にまるごと一瓶使用したら、果たして夫は気がつくのでしょうか?
本日の献立
1.鮭の炊き込みご飯
まずは、夫の好物である炊き込みご飯から。ふだんは鶏肉を使うことが多いですが、梅酒が魚の臭みを消してくれるのではないかと予想して生鮭を使いました。事前に生鮭を漬け込むぶんと炊くぶん、合わせて50ccを使用。

生鮭はグリルで焼いてから炊き込みました。
2.肉じゃが
梅酒が酒とみりんの代わりになるかもしれないと思い、和食の定番肉じゃがに酒・みりんを使わず梅酒を50cc入れてみました。
3.豚の角煮
甘じょっぱい肉料理にもいけるんじゃないかと、豚の角煮も作ってみました。梅酒が豚肉の臭みを抑えるのを期待して、下茹で時に100cc、酒・みりんの代わりとして煮込み時にも100ccを使用しました。
100ccもの梅酒が入っていると思うと、下茹でした煮汁を捨てるのが急に惜しくなったので、これでスープも作ります。
4.サラダのドレッシング
梅酒を煮詰めた甘酸っぱい風味は野菜にも合うのでは? と予想して、30ccを煮詰めて醤油とお酢を足しました。
5.チーズケーキ
最後はスイーツを。レモン汁の代わりに30ccを入れてみました。米麹の甘みがあるぶん、通常のレシピよりも砂糖を減らしました。
というわけで、一瓶使い切った夕飯がこちら。

すべて4〜5人前ずつできました。
夫には「おいしい夕飯を食べよう!」という記事の撮影だと伝えてありますが、そんな記事があるわけない。
いざ、実食!
ここからは、いつもの夫婦の会話をそのままお届けします。

ブイ!
「ブイ!」じゃないよ。ご飯食べよう。


いつもの炊き込みご飯より、あっさりしてるってこと?


角煮の副産物で作ったスープ

食べたことある味がした?(こんなの初めて出したよ…?)

わからんけどおいしい?


いつも通りの味かぁ。

あっさりでやっています。

そのように感じた?

角煮はどうですか?

なにかが特別なんか?
はてさて。
それ、オリジナルドレッシング。

どう旨い?

どれもあっさりしてる?

まさかの最後まで梅酒に気づくことなく夕食を終えるパターンでしたが、いつもよりあっさりしているとは感じたようです。
食後にケーキを出しました。

これは、なんのケーキでしょうか?

実は、今日のご飯には、全部にあるものが入っていました。なんでしょう?

談志師匠みたいになった。

難消化性デキストリンだったら、味がしないでしょ(笑)。

おっ!

バルサミコ酢の味がした?

で、肉じゃがにも酢は入れることあるやろ、ドレッシングには入れるやろ? 角煮は、正直わからん。
なるほど〜。

良いところに気づいてる。答えは「梅酒」でした!

それ1本まるごと使ってやった(笑)!

うん。普通はレモン汁を入れるところを梅酒で代用してみた。
米麹で甘みを出している梅酒だから、砂糖の量も減らせたってわけ。

チーズケーキに梅酒は大成功やね。他の料理も、酒やみりんを入れなかったり、砂糖を減らしたりしてる。

こんなに旨味が出るなら、塩分も減らせるんちゃうかな?
次回は塩分も減らして挑戦してみよう。

お酒に弱い夫でも、酔っ払うことなく梅酒の旨味を堪能することができました。
角煮からスイーツまで、砂糖不使用で幅広い料理に使える「三州梅酒」は、こちらのショップでお買い求めいただけます。
夫に食べさせる記事をもっと読む
味の違い、わかるかな?職人の極上ジャムと私の手作りジャムを夫に出してみた
この記事を読む