
和食器好き必見。人気のうつわ作家・余宮隆さんの個展へ行ってきました。(東京)
熊本県天草市を拠点に活躍中の作家・余宮隆(よみやたかし)さん。
和食にも洋食にも合う普段使いの器は、注目の的。全国から注文が殺到するのほどの人気ぶりです。
今日は千駄ヶ谷にあるギャラリー Style-Hug Gallery(スタイル・ハグ・ギャラリー)で
開催中の余宮隆さんの個展へ行ってきました。
Style-Hug Galleryさんは、アパートの一室にひっそりと佇む、
2007年にオープンした、手づくりの器や衣食住にまつわる作品をあつかうギャラリーです。
コーポの建物の2階、玄関で靴を脱いで上がるとそこにはゆったりとした空間が広がっています。
会場は、余宮さんの作品でいっぱい。
うっすらと黄味のかかった「金糸雀(カナリア)釉」を使った器や
最新作の、外側が黒色で内側が白色の陶器「Cul Noir(キュノワール)」
余宮さんの作品の中で最も人気の鎬のカップやティーセット
なかなか一堂に介することの無い余宮さんの作品に驚いていると
「これでも半分くらい売れてしまったんですよ。」とギャラリーのオーナーである尾関さん。
展示の初日はお目当ての作品を買うため2時間前から並ぶファンの方もいらっしゃったんだとか。
(▼わたしのお目当ての品も、既に残り1品に…)
「この器は、今回の展示のために特別におねがいをして作っていただいたものなんです。」
尾関さんが特別におねがいして作っていただいたという器がこちら。
なんと、ラーメンにも使える麺鉢!
「おうどんやおそばにピッタリの器はたくさんあるけれども、
ラーメンにぴったりの器はなかなかみつからなくて。」
ふちと高台をかたどる花弁のように繊細なラインと優しくマットな色合い。
軽くてやや小ぶりのサイズなので、女性にうれしいラーメン器です。
今回の展示は9月12日(土)まで。
Style-Hug Galleryさんでは、器のほかにもガラスやアクセサリー、
アート作品などさまざまな作品を年間を通じて発信しています。
ぜひお近くにいらっしゃった際は、足を運んでみてくださいね。
▼Style-Hug Gallery へのアクセスはこちら