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【2017年春】益子陶器市 アクセス・持ち物・注目作家・グルメまで徹底ガイド!(栃木)

うつわ好きさんお待ちかねのイベントが、いよいよ再び近づいてきました!

4月29日(土)~5月7日(日)は、「益子 春の陶器市」。
今回は、初めて陶器市へ出かける方もそうでない方も必見! アクセス方法、持ち物、注目の作家さん…当日おさえておきたいポイントをまとめてガイドします。

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介

益子陶器市って?

窯元は約260、陶器のお店は50以上! 若手からベテランまで数多くの陶芸作家が活躍するうつわの町・栃木県益子町。
毎年春と秋に開催される「益子陶器市」は、そんな益子町が誇る一大イベントです。

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介出典:益子町観光協会

会期中は、町全体が巨大な市場に変身
販売店約50店舗のほか、500ものテントが町中に立ち並び、作家さんや職人さんと直接お話しながら、うつわや美術品との出会いを楽しむことができます。

春秋合わせると、その来場者数は約60万人にも!
人気作家さんの作品となると、開始直後に売り切れてしまう…なんてこともしばしばあるんです。

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介出典:Instagram ハッシュタグ #益子陶器市 より
 

おさえておきたい移動手段

1. 秋葉原~益子 直行バス(関東やきものライナー)

東京方面から会場までは、秋葉原から出ている「関東やきものライナー」がおすすめです。

予約制ではないので、乗車するには秋葉原駅前のバス乗り場へ並ぶ必要があります(先着順・座席定員制)。そのため、バスの前には大行列ができることも…! 会期中は臨時便を増便しているので「バスに乗れなかった」ということはほぼありませんが、予定よりも30分以上は早めに並ぶことを強くおすすめします。

朝ごはんはバスで食べるつもりで、あらかじめ調達しておくとよいでしょう(※乗り場の地図はこちら)。

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介

【運行日】
4月29日(土)~4月30日(日)、5月3日(水・祝)~5月7日(日)
※5月1日(月)、5月2日(火)は直行バスはなく、通常運行のバスのみです。

【運行時間】
● 7時30分発(秋葉原駅) → 10時30分着予定(益子駅)
● 16時30分発(益子駅) → 19時30分着予定(秋葉原駅)

【運賃】
チケットは乗車時の列で購入します。2人で行かれる方や、往復ともに高速バスを使う予定の方は2枚券がおトクです。
笠間まで:大人1,500円券×2枚 = 2,600円(通常価格3,000円)
益子まで:大人2,000円券×2枚 = 3,500円(通常価格4,000円)

2. JR宇都宮駅東口~益子 直行バス

関東やきものライナーの終バスは16:30ですが、益子陶器市は17時ごろまで続きます。
「せっかくならギリギリまで楽しみたい!」という方は、行きは高速バスを利用し、帰りは宇都宮駅から電車で…という方法もあります。

ただし、この場合の注意点は交通渋滞!
通常1時間ほどで到着する道のりに2時間以上を要する場合もあるため、特急電車などへの乗り遅れには気をつけましょう。

【運行日】4月29日(土)~4月30日(日)、5月3日(水・祝)~5月7日(日)
【運行時間】
● 9時00分発(JR宇都宮駅東口) → 10時00分着予定(城内坂交差点北)
● 16時30分発(城内坂交差点北) → 17時30分着予定(JR宇都宮駅東口)

3. 会場巡回バス(PDF)

会場内はぐるっと歩いてまわれる程度の距離感ですが、重い荷物を持って歩くのは一苦労。少し離れたエリアでランチをとりたいときなど、状況に応じて賢く巡回バスを使いましょう。
周辺道路は渋滞も多いので、運行予定時間よりも10〜30分遅れるつもりでいたほうが◎です。時刻表はこちら(PDF)

【運行日】4月29日(土)~4月30日(日)、5月3日(水・祝)~5月7日(日)
【運行時間】9時40分~16時20分までの間、20分間隔で運行

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持っていくとよいもの

● 小さめのトランク または マチのあるバッグ・リュック
おすすめは帆布のバッグやIKEAバッグのような、大容量でタフなバッグ。両手を常に空けられるよう、リュックサックもあると◎です。

● フェイスタオル
せっかく手に入れた焼物。おうちに着くまでに割れないよう、タオルで大切にくるんでおきましょう。

● 多めの現金
会場ではクレジットカードがほとんど使えません。
うつわの単価は安いものだと300円くらいですが、作家さんの作品は1点で3,000円以上することもしばしば。現金は多めに用意しておきましょう。

● スマホ充電器&ポケットWiFi
1日中会場をうろうろ撮影していると、スマホの充電も減りが早いので要注意。

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会場の歩き方

作家さんの出店場所は公式サイト上では公開されません。
そのため、前もって好きな作家さんのブログやSNSを調べて、どのあたりのテントにいるのかを把握しておきましょう。

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介

また、益子焼データベースプロジェクトさんのサイトで、だいたいの場所を把握することも可能です。

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介

高速バスの停留所は「陶芸メッセ入口」。ちょうど会場の中央にあたります。

お目当ての作家さんがいらっしゃる方は、まずはそのテントに真っ先へ向かうのが◎!
そうでない場合は、まずは「城内坂通り」を下ってみましょう。右手にある通りを入った「路地裏テント」には、やわらかい表現の女性作家さんを中心に、人気の作品がたくさん集まっています。

※会場の地図はこちら(PDF)

そこから引き返すようにして歩く途中、左手の「かまぐれの丘」をのぞいてみましょう。
そのまま広場を通って「よこみち作家テント」を下ります。里山通りを上っていくテントがいくつかあるので、寄り道してみるとぐるっと会場内を楽しむことができます。

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介
 

すべて回ってみたい! この春、注目の作家さん

よしざわ窯

手作りのうつわをもっと身近な存在に! 心ときめく益子焼「よしざわ窯」の話。

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細かな作業も全て手作業! 益子焼「よしざわ窯」の工房を見学しました。

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女性を中心に大人気の窯元・よしざわ窯さんは、「くみあい広場」右手一番奥のテントに出店予定。混雑が予想される日の午前中は、事前に配布された「入場整理券」をお持ちの方からテントに入場可能とのことです(入場整理券の配布は終了しています)。
それ以外の時間帯は誰でもテントに入れるので、公式お知らせ記事に記載された入場時間をチェックしてみてくださいね。

ほかにもたくさん◎ おすすめの作家さん一覧

AGO PAIX LABOさんブログ
大塚温子さんInstagram / ブログ
【出店場所】路地裏テント 【テント名】hanamuguri
木のねさんInstagram / 公式サイト
佐々木康弘さんInstagram / ブログ
志村和晃さんInstagram / ブログ
庄司千晶さんTwitter / ブログ
【テント名】「第2倉庫」予定
高坂千春さん公式サイト
【テント名】「うつわギャラリーsluck」予定
寺村光輔さんInstagram / 公式サイト
【出店場所】くみあい広場
灯々舎さんInstagram / ブログ
【出店場所】遺跡広場(緊急避難広場)11番
東峯未央さんInstagram / ブログ
豊田雅代さんInstagram / ブログ
【出店場所】路地裏テント広場
松崎麗さんTwitter / ブログ
村田亜希さんInstagram / ブログ
【出店場所】路地裏テント 【テント名】素子さん
 

ランチにおすすめのお店

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会場から少し足をのばせば、おいしくてかわいいお店もいっぱい! 特におすすめなのは、パン屋さん・おそば屋さん・カフェの3つです。

1.かわいい小さなパン屋さん「えみパン

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介出典:えみパン Facebookページ

女性の店長さんが一人でつくっている小さなパン屋さん。白神こだま酵母と北海道産小麦を使用したふっくらとやさしいパンは、どこかなつかしい味わいです。

営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜日・火曜日 ※定休日が祝日の場合は営業

じつはパンのおいしい街でもある益子。うつわ探しと一緒に、パン屋さんめぐりも楽しんでみてはいかがでしょう。「益子のパンMAP(PDF)」があると便利です♪

2.足をのばしてくつろげる「そば明水」

会場を里山通りのほうへ上っていった先、大きな交差点にあるのが「そば明水」さん。店内はお座敷となっているので、うつわ探しで歩き疲れた身体を休めるのにぴったり。小さなお子さんがいらっしゃる方でも安心です。

営業時間:11:30~14:30
定休日:月曜日

3.のんびりリラックスできるカフェ「益子時計」

ゆっくりと、のんびりと、まったりと。お庭やデッキのあるカフェ「益子時計」さん。旬の食材を使った野菜やスイーツを、益子の食器で楽しむことができます。

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介出典:公式サイトより ベーグルサンド&こっぺサンド&気まぐれ野菜スープ

営業時間:11:00〜18:00


 

【おまけ】わざわざ足を運ぶ価値あり!「仁平古家具店」

うつわのイベントですが、こちらのお店もぜひ!
日本各地で探し集めた希少な古い家具や雑貨等を一点一点心を込めて水洗い・修理・再生し、末永く使える状態にしてお届けしている「仁平古家具店」さん。
東京蚤の市やもみじ市など都内のイベントにも出店し、人気をあつめている古道具店です。

陶器市まとめ 益子の陶器市 東京からのアクセス方法、持ち物、おすすめ作家さん、ランチや雑貨店など紹介

独特の空気感をまとった古い机や棚がずらりと並ぶ店内は、歩いているだけでもワクワク。うつわと一緒に、絵になる家具をお持ち帰りしてみてはいかがでしょう。


 

最後に…

いかがでしたか? うつわの町・益子が一番にぎわうこの季節。
普段うつわをあまり手にとらない方も、ぜひこの機会に小旅行気分で足を運んでみてくださいね。
詳しい情報などは「益子陶器市のサイト」をご覧ください。

 
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