東京・吉祥寺にあるセレクトショップ「マジェルカ」さん。
ここは、心や体に障害を抱えた人々による手仕事のアイテムを全国から集めたお店です。
各地の福祉施設や工房から集まった雑貨は、どれも表情豊かな一点もの。まったく同じものはふたつとして見つかりません。
作り手と買い手、双方の利益を大切にする「ウェルフェアトレード」に力を入れているというマジェルカさん。今日は、そんな同店の中でも人気のアイテムをいくつかご紹介します!
クッションポーチ「カエルと白牛」
東京・八王子の福祉施設「木馬工房」でつくられた、繊細な絵柄のクッションポーチ。
作者の阿山さんは木の板をキャンバス代わりにし、焼きペンと色鉛筆を使ってカラフルで細やかなイラストを描き出すのだそうです。
iPadもすっぽり入る薄型ボディにはクッション材が入っていて、大切な液晶をしっかりと傷から守ってくれます。
吹きガラス一輪挿し
岡山県にある「うらやすガラス幸房」でつくられた、柔らかな色の一輪挿し。
作り手さんとスタッフさんの絶妙なチームワークが生んだガラス製品は、少しいびつな形こそが最大の味わい。それぞれが思いのつまった一点ものと呼べるアイテムです。
手織りの印鑑ケース
利用者に合わせて質の高いモノ作りをめざす名古屋市中村区の「NPO法人ひょうたんカフェ」。
ひとつひとつ手織りされたこちらの小さなポーチは、印鑑や鍵、お薬やキャンディなど幅広い使いみちが魅力のアイテムです。
もちろん、すべて柄の異なる一点もの。お気に入りのデザインを見つけたらお早めにどうぞ!
リサイクルウッドフレーム
長野・松本市の「エルサポートパノラマ」は、障害を抱えたメンバーによるモノづくりのほか、喫茶店の運営・清掃作業などさまざまなお仕事に取り組んでいるのだとか。
こちらのウッドフレームは、廃材を再利用し、ピースのひとつひとつに手をかけてラフな味わいに仕上げたもの。
英字新聞でデコパージュしたピースもアクセントとなった、愛着のわく一品。オプションでガラス板をミラーに交換することも可能だそうです。
ポーチ 「納豆」
ハンディキャップを持った人々が自由な創作活動を行う、神奈川の「studio COOCA(スタジオクーカ)」さん。
のびのびとした環境の中でメンバーが創作したイラストが、魅力的なポーチになりました。
そのコンセプトはなんと…納豆! 容器とからし・タレのパックが規則的に並んだ不思議なデザインは、誰もが思わず二度見してしまうこと間違いありません。
ボディの内側はビニールコーティングがされていて、汚れにくいのも魅力。毎日持ち歩くのにぴったりの一品です。
ネットショップでは、このほかにも表情豊かな作品がたくさん販売されています。
人とかぶらない雑貨をお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね!