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  • 2017年6月27日 実店舗もネットショップも、買いやすく居心地の良い環境を設計する。「SUNNY CLOUDY RAINY」店長の挑戦

実店舗もネットショップも、買いやすく居心地の良い環境を設計する。「SUNNY CLOUDY RAINY」店長の挑戦

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SUNNY CLOUDY RAINY オーナー 秋山 香奈子さん インタビュー

東京都蔵前にあるセレクトショップ「SUNNY CLOUDY RAINY(サニークラウディーレイニー)」さん。Instagramは9,000フォロワーを超え、雑誌「OZ magazine」ほかWebメディアで取り上げられるなど、女性を中心に人気が広がっているセレクトショップです。今回はオーナーの秋山 香奈子さんに、開業の経緯や心地よく購入しやすいお店づくりについて詳しく伺いました。

ファッション系ECモールを独立して立ち上げた、実店舗とネットショップ。

セレクトショップを立ち上げる前はどんなことをされていたんですか。

ファッション系ECモールの中のセレクトショップで、店長兼バイヤーをしていました。
買い付けもするし企画の立案もするし、自分で撮影の立ち会いにも行くし、何でもやっていました。

独立してオリジナルのセレクトショップ(実店舗)を開店されたんですね。

ネット上で顔の見えないお客さんと毎日やり取りをしていると、どうしてもリアル感がなくて「やっぱり自分でお店を構えたいな」と思うようになったんです。

お店を開店するまで、準備はどれくらいかかったんですか。

実は、会社をやめてから3カ月くらいずっと物件が見つからなくて。
お洋服の展示会では半年先の商品を受注するので、半年前までに準備しないといけないのもあり、「早く決めなきゃ!」と焦っていました。そんな時に見たサイトで、ここを見つけて。
本当に偶然だったんですけど、決めてからは早かったです。

柱が全然なくて、広々とした開放的な店舗ですよね。

そこがすごく気に入ってるんです。一人で運営するので、ここの半分ぐらいの大きさで、路面店で…と考えていたんですけど、来てみたら「ここならやりたいことができそう!」とピンと来ました。

内装を担当してくださったspecial sourceさんに見てもらったときも、明らかに目がキラキラしていたので(笑)ここしかないと感じましたね。

あえて仕切りをつくるのではなく、カーテンレールを敷くだけの試着室を作るっていうアイデアも、彼らが考えてくれたんです。
この間も、ベビーカーと一緒に入って試着されているママさんがいて。

たしかにそれも可能なくらい広いですね!

全然想定していなかったんですけどね。彼らが考えてくれた設計が本当に完璧だったんだなと思っています。

自分が「好き!」と思ったものはどんなに高くても売れる。

洋服やアクセサリーをはじめ、さまざまな雑貨が並んでいますね。商品をセレクトするうえで意識されているルールはありますか。

自分が「なんとなくいいかも…売れるかな。」という気持ちで仕入れたものって、絶対売れないんです。逆に、心から「好き!」と思ったものはどんなに高くても真っ先に売れていきますね。

「ちゃんと好きなものだけをセレクトして仕入れないといけない」というルールみたいなものは、やっているうちに身についてきました。
しっかりと厳選されているんですね。

そうですね。前は会社だったので「売れるから」という理由でも仕入れなきゃいけなかった。でも、独立したらそれは通用しないんです。

だからこそ売れた時は嬉しいですよね。

はい。お客さんに来てもらえるようになってからは、「あの人に似合いそう」とか「この人絶対好きだと思う」って考えながら仕入れたりして。
それを買ってもらえたときに「ヨッシャ!」ってなります(笑)。

「お客さま目線」は、商品のレイアウト変更を何度も試すうちに見えてきた。

吊るしたり、並べたり、ずっと見ていたくなるようなレイアウトが印象的です。商品の置き方で何か意識していることはありますか。

全然ルールがなくて、いつも感覚で置き方を変えてみたり、いろいろ試したりしています。

感覚で。すごいですね。

鏡のそばにお洋服やアクセサリーを置いたほうが見やすいかなぁ、とか。ここに置いたら鏡が遠いとか、手に取りづらいとか、店主の目が気になるとか…
当たり前ですけどお客さまの立場に立って考えながら「あーでもない、こーでもない。」とレイアウトを変えたりしていくうちに、感覚をつかめてきたのかなと思います。

どのくらいの頻度で変えるんですか。

週1回くらいは何かしらレイアウトを変えています。入荷するものが変わると、見せ方も合わせて変えたほうがいいと考えていて。
ここに置くと絶対売れるみたいな場所があったりして、面白いんですよ。

絶対売れる場所!それはどこなんでしょう。

やっぱりお店に入ってすぐのところは手に取ってもらえるし、レジとかカウンターのところにあると、私が普段ここにいるのでちょっとした説明もすぐにできるから、売れやすいですね。

置き方・見せ方ひとつでこんなに手にとってもらえるきっかけって変わるんだ!という発見がありました。
ネットショップでも、おすすめ順に変えたりして見せ方を変えるのは大切なことだと実感しています。

ネットショップも、見せ方ひとつで売れ方がガラリと変わる。

実店舗とネットショップを両立して運営されることは、もともと決めていたんですか。

そうですね。やっぱり今の時代ネットショップは切り離せないです。
忙しい人、地方に住んでいる人、そういう人のためのツールだと感じています。
それからネットショップを見て気になってくれた人が実際に訪れる場所、実際に商品を見られる場所として、実店舗があるといいですよね。

やるならちゃんと2つを両立してやっていきたいけど、常にいっぱいいっぱいです。何とかやっています…(笑)

ネットショップの受注も配送も梱包も、すべてお一人でやっているんですか。

一人で全部やってます。

店舗の営業時間以外でネットショップの梱包・配送をされたりしているんですか。

配送はオープン時間内でもやっていますよ。合間を縫って梱包しています。
午前中じゃないと自然光がキレイに入らないので、朝は早く来て写真を撮ることに専念していますね。

先日ネットショップをリニューアルされましたが、どんな経緯があったんでしょう。

「ここをもっとこうしたいのに!」っていうのが積もりに積もって…ずっとお願いしたいと考えていたフリーランスグラフィックデザイナーの朝倉由美さんに依頼して、デザインを一新してもらいました。

リニューアルにあたって、ここはゆずれない!というポイントはありましたか。

以前つくってもらったのは最新の流行に沿ったデザインだったんですけど、正直自分はそこを求めていませんでした。
読みやすい文字の大きさとか、お客さまが買いやすいカートボタンの位置とか、とにかくお客様が購入しやすいページにしたいという思いがありました。

そんな思いを込めてリニューアルをしたら、売れ方がガラッと変わったんです。見え方ひとつで売れ方がこんなにも変わるんだと実感しましたね。

特産品のパッケージにエッセンスを加えることで、地方に興味を持ってもらうきっかけに。

このコーナーは秋田の特産品が並んでいますね。

私自身、生まれも育ちも秋田なので、秋田のものを扱っています。

私の生まれた男鹿っていうところは半島で、周りをずっと車で走れるんですよ。それが本当に気持ちよくて。5月頃には田んぼに水が張って、空が映っている風景は本当に綺麗で大好きなんです。

雄大な景色が思い浮かんできて行ってみたくなりました!このはちみつのパッケージはオリジナルですか?

ずっと当たり前のように実家で食べていて、おいしいんですよ。
でも、どうしても田舎のほうだと、パッケージがいかにもお土産!という印象で……。秋田なので絶対なまはげがついてる、みたいな(笑)。

そこで「このビンに入れてそのままで送ってほしい」と生産者の方にお願いすると、田舎のおじいちゃんなんですけど、意外とすんなり「いいよ~」と快く言ってくださって。

せっかくならここでしか買えないパッケージのほうがおもしろいし、ちょっとでも秋田を知ってもらえるきっかけになったらいいなと思います。

コラボ商品開発は、とにかく現地に足を運んで関係を構築する。

コラボ商品を開発するときは、どうやって相手との関係をつくっているんですか。

自分がお取引したいって感じたら、まずは直接足を運びます。もちろん、逆の場合もありますよ。
メールなどで販売方法のイメージなどを伝えつつ、ちょっとずつやり取りを進めていっています。
あとは、秋田で広報関係のお仕事をされている方が東京出張の際にお店に来てくれて、農家さんを紹介してくれて木苺ジャムの取り扱いがスタートしたり……。

すごい!

ありがたいことに、ご縁がつながって広がっていますね。

今後も商品開発の予定などありますか。

毎年秋に採れる男鹿梨という和梨を使ったジャムを出しています。
京都へ行った時に訪れたジャム屋・北白川ちせさんに、「TORAJAM」として作ってもらっていて…

北白川ちせさん、以前インタビューに行きました!

制作も販売も自分のペースで伸ばしていく。全国の作家さん&お客さんと繋がる雑貨店・京都「北白川ちせ」

私、インタビュー記事読みましたよ!(笑)

その和梨ジャムができるタイミングで「秋田フェア」っていうのを去年と一昨年に開いていて、今年も開催を予定しています。
かぎ編み作家の藤田美帆さんとコラボできないか考えていたり、食品だけでなくものづくりのほうも今後広げていきたいなと考えています。

次のチャレンジは、イチからオリジナル商品をつくること。

今後の目標があれば、ぜひ教えてください。

今やっていることが楽しいので、このサイクルでずっと続けていきたいです。

漠然としていますが、コラボではなく、イチからお店のオリジナル商品を作ってみたいという気持ちはあります。
自分のほしいものをみんなに受け入れてもらえるのか不安で、自信がないからまだできていないんですけど…お店をちゃんと回していくことを考えると、絶対にあったほうがいいんだろうなとは思っています。

でも、オリジナル商品を作るとなると在庫を抱える問題もありますし。
「好き」だけじゃなくていろんな目線でやらなきゃいけないので、そのプレッシャーに勝つのが次のチャレンジです!

楽しみにしています。

そう遠くはない未来で…頑張ります。

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