毎日食べるごはん。あなたのおうちではどんなふうにお米を保存していますか?シンクの下や食器棚、床下に収納されている方も多いと思いますが…実はNG!
温度や湿度が一定に保たれないこれらの環境は適した場所とは言えないのです。今回は、正しいお米の保存方法や保存期間・場所など、お米のおいしさを長持ちさせる基本知識をまとめてご紹介します。
目次
お米は生きている!? 保存に適した環境は…
お米はもともと次の年の稲になる「種」。冬を越して春に芽を出せるよう、呼吸して眠っている状態にあります。
なのであまり湿度の高いところに置くとカビが発生してしまったり、直射日光があたる高温な場所で保管するとヒビ割れてしまうほか、
空気に触れることにより酸化が進み鮮度が落ちてしまう懸念があります。
そんなデリケートなお米、その保存に最適な環境は、直射日光の当たらない涼しい場所…冷蔵庫(野菜室)が適していると言われています。
また冷蔵庫で保管する際も、ニオイの強いもののそばに置くとニオイ移りしてしまうので要注意です。
種類と季節によって変わる! お米の保存期間
お米の最適な保存期間は、玄米・精米などの種類と季節によって変化します。だいたいの目安は以下のとおりです。
精米の場合
▪️ 秋~冬(10月~3月) 精米日から1~2カ月
▪️ 春(4月~6月) 精米日から約1カ月
▪️ 夏(7月~9月) 精米日から1~2週間
玄米の場合
▪️ 秋~冬(10月~3月) 購入日から5~6カ月
▪️ 春(4月~6月) 購入日から2~3カ月
▪️ 夏(7月~9月) 購入日から約1カ月
どんなふうに保存する? 5つの保存方法
一般的な保存容器とされている米びつのほか、ガラス瓶・琺瑯(ホーロー)・ペットボトル・ジップロックを使った保存方法をご紹介します。
見た目も素材もいろいろな「米びつ」
さまざまなデザイン・かたち・素材の米びつがありますがおすすめは木製のもの。
温度調整が適度にできるのでプラスチック製に比べると、長く使えます。
内側には米ぬかが付着しやすく古米臭の原因にもなるので定期的にお掃除するようにしましょう◎
桐箱の米櫃 【 kome-bitsu 】
桐のもつ調湿性と防虫効果がお米をおいしく保ちます。(5kg用)
密閉性の高さで選ぶなら「ガラス瓶」
コーヒーなどの空き瓶をリサイクルしてお米を詰めるのも実は保存方法に適しています。
梅干しや果実酒作りに使用される広口の瓶なら密封性が高いのでおすすめです。
ただし温度変化には要注意!熱くなりすぎたり冷たくなりすぎないよう適温を保てる環境に置きましょう。
ガラス製保存瓶日本製
(Cellarmate セラーメイト 4L)
かわいいキッチンにもなじむ「琺瑯」
鉄にガラスがコーティングされた琺瑯の容器は、酸に強く傷や雑菌・ニオイもつきづらいすぐれもの。洋風なキッチンにもなじむので女性に大人気です。
容量もたっぷり5kg入るものも多くあるので、大人数のご家庭にもぴったりです。
琺瑯製・お米保存容器
(サイズ:本体/D32cm×W26cm×H27cm、メシャーカップ/Φ7.0cm)
野田琺瑯 ホワイトシリーズ ラウンドストッカー
(24cm)
大型冷蔵庫をお持ちのご家庭なら「ペットボトル」
ドリンクの収納ポケットがたくさんある大型冷蔵庫をお持ちなら、2リットルペットボトルを使った保存がおすすめ。
市販の飲料ペットボトルをきれいに洗って乾燥させたら漏斗(ろうと)をつかってペットボトルにお米を移します。
お米をスムーズに入れ替えるのに便利な漏斗は、こちらがおすすめです!
プラスチック粉末 漏斗(ろうと)
(PP製ロート)
一人暮らしさんにおすすめ「ジップロック®」
コンテナータイプのジップロック®はお米の保存にぴったり。野菜室で保存すると◎。
冷蔵庫でも場所をとらずスタック(重ねて収納)できるので、一人暮らしさんにおすすめです。
ジップロック コンテナーロングー
(角型 特大 1890ml 2個入)
保存容器以外にこちらもいかがですか?
お米の酸化を防ぐ意外なアイテムと賢いキッチン雑貨
お米と一緒に「使い捨てカイロ」を入れると酸素が吸収されてお米の酸化を防ぐことができるんだそう!吸湿性の高い自然素材、珪藻土(けいそうど) でつくられた調湿剤もおすすめです。
soil ソイル (ドライングブロック ラージ)
かわいいパッケージのおいしいお米ならこちら!
3年に1度開催される世界最大規模の国際芸術祭「大地の芸術祭」の開催にあわせてつくられたデザイン性の高いパッケージが目を引くコシヒカリ。
ふっくらとした弾力、ツヤのあるお米は通販でのお取り寄せがおすすめです!
産地限定 新潟県十日町魚沼コシヒカリ 精米5kg
いかがでしたか?今日ご紹介した保存方法のほかにも「JA 十日町 オンラインショップ」さんでは、おいしいご飯の炊き方もご紹介しています。魚沼産コシヒカリや雪下人参のジュースなどお取り寄せも、ぜひチェックしてみてくださいね。