
【熊本のうまいもの】あなたの「おいしい!」が復興の力に。ギュッと甘味のつまったスイカ
こんにちは、カラメル編集部です。
4月も下旬に突入し、毎日きもちのいい天気が続きますね。そんな中、わたしたちのもとに 熊本のとある農家さんから一足早い「夏のたより」が届きました!
今回は、熊本市で循環型オーガニック農業に取り組んでいる「のはら農研塾」さんから、熊本スイカをご紹介します!
目次
どんなにつらい状況でも旬は止められない。
ぎっしり甘みのつまった「春のスイカ」で、おいしい復興支援
ちょうど一年前、2016年4月14日に発生した熊本地震。のはら農研塾さんを含む地域一帯も大きな揺れに襲われ、甚大な被害を受けたそうです。
ですが、どんな状況下にあっても農作物の旬は彼らを待ってはくれません。
代表の野原さんを中心とした運営メンバーは、自らもつらい被災生活を送りながらも 目まぐるしい農繁期を乗り越え、今日まで奮闘してきました。
今日は、そんなのはら農研塾さんが丹精込めて育てあげたスイカを一足早くご紹介。
ぎゅうっと甘みのつまった大きな大きなスイカを楽しみながら、家族や友達といっしょにおいしく復興支援をしてみませんか?
スイカ栽培は人の子育てと同じ?
甘やかさずに育てたおいしいスイカをお届け
減農薬の有機栽培で育む、のはら農研塾さんのスイカ。
手のひらに乗ってしまうほど小さかったスイカは、収獲のおよそ2週間前からグンと膨らみだし、大きく生長していきます。
そして、収獲まで2週間を切ったスイカには一切水をやらないことが野原さんのこだわり!
非常に繊細なさじ加減が求められる作業ですが、こうすることでスイカは身の危険を感じ、内側に甘みをたっぷりと蓄えるようになるのだそう。
「甘やかすとロクなことにならない!」という点は人の子育てと同じだといいます。
眩いほどに真っ赤な果肉がたっぷりつまった完熟スイカは、淡白でありながら力強い甘さ。
いつも身近なスーパーなどで手に入れている方にとっては、ひと味もふた味も違った特別な思い出になること間違いありません。
商品の詳細はこちら
最後に、のはら農研塾さんを支援している
「暮らしかた冒険家」伊藤菜衣子さんから昨年届いたメッセージをどうぞ。
熊本市北区で農家をしている「のはら農研塾」。
毎年初物スイカを主力に、減農薬、有機農法で野菜をつくっています。
例年の減農薬スイカ1000個を熊本県内の顧客に直販で販売することがほとんどです。
地域に根ざしてやってきた盲点があるのはとても悔しいことなのですが、
今年は、その販路が危うく、全国の皆様にご協力いただきたいのです。
「農薬よりも人件費を使う」をモットーに減農薬、
さらに付加価値をつけるために、早めを狙ってつくっており、
スーパーに並ぶスイカよりきっと高いです。
こだわってスイカをつくるために、直販を前提に利益計算をしてきたので、
一般流通に流すと立ち行かなくなります。
自宅は屋根が壊れ、家中大雨で水浸し。
そんな中「旬は止められない」と収穫を続けています。
代表の野原健史は、とても面倒見のよい、「熊本の兄貴」です。
炊き出しに、自分のところの農産物を届けたり、
被災しながら復興支援も同時にしています。
彼だけを助ける「スイカ プロジェクト」だったら、こんなに大々的にはやりません。
農家にとって手塩にかけて育ててきた農作物を
みなさんに食べて「おいしい」と言ってもらえることは何よりの喜び。
おいしい上に、彼のビジネスがきちんと周り、
彼はいつも通り人を助ける。
そういう循環のためにスイカをたくさん買ってほしい。
これがスイカなのか!とハッとするほど、本当においしいです。
この機会に、おいしい復興支援、お願いします。
友人代表 伊藤菜衣子(暮らしかた冒険家)
いかがでしたか? 熊本からお届けするこだわりのスイカ。
あなたの「おいしい!」が現地の復興にもつながるこの機会、お友達にもぜひ教えてあげてくださいね。