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  • 2016年11月22日 ひとつひとつの商品が主役! 商品力に徹底フォーカスしたOita Madeの店づくり

ひとつひとつの商品が主役! 商品力に徹底フォーカスしたOita Madeの店づくり

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Oita Made 熊谷周三さん インタビュー

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大分県内で収獲・生産された食品や工芸品を通じ、ここで暮らす人々の手仕事を発信する「Oita Made」さん。カラーミーショップ大賞2016では、地域の昔と未来をつなげるアイデアが評価され、にっぽん文化奨励賞「ことりっぷ賞」を獲得されました。今回は、同店を運営するNPO法人BEPPU PROJECTの熊谷周三さんに、開店の経緯や商品パッケージへのこだわり、そしてSNS運用について詳しく伺いました。

 

ギャラリーのように商品を展示! パッケージと陳列に込められた想い

Oita Madeの取り組みについて教えてください。

この活動がスタートしたのは、2013年10月です。もともとはBEPPU PROJECTとして芸術祭のために動いてきたのですが、そのなかで地域の魅力と課題が見えてきて、芸術とは異なるアプローチでも活動展開していこうということでこのプロジェクトが始まりました。

課題とはどういったところでしょう?

「地域ならではの豊かさ」について考えてみると、やはり自然と人が向き合って生まれたもの、かつてはそれこそが「豊かさ」だったと思うんですね。でもそういったものが今どんどん失われてきています。他のものと取り替え可能な「ここじゃなくてもいいもの」が生まれてきてしまった。どんどん土地は貧しくなって、結果地域全体の元気がなくなってしまう。これは大分に限らず日本全体の課題と感じています。

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なので「地域ならではの豊かさ」を生み出していくための大事なプレーヤーである生産者の方々やその取り組みを、商品を通じて気づいてもらってファンになってもらうことで、豊かさを継続させていきたい!という想いがあります。

なるほど。

そういう想いもあり、ひとつひとつの商品が主役であると考えています。「多くあるうちのひとつ」ではなく1点ずつ向き合うように見てもらいたいので陳列台も一般的なお店よりも高めに設定して展示しているんです。

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たくさん商品が並んでいますが、どうやって商品を集めたんですか?

オープンまでの準備期間、約1年間に車で大分県全土を回って、ひたすら食べたり生産現場を見たり、生産者さんから話を聞いたりして選んでいきました。

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そうやって集められた商品ですが、パッケージは統一されていますね。

うちのパッケージには3つルールがあって、まず必ず地名をいれること。それから、その土地の写真をモノトーンで入れる。そして、生産者の言葉を入れる。Oita Madeが大切にしている「商品を通じてその土地の魅力や生産者の思いを知ってもらう」というところをデザインにも反映させたくて、こういったフォーマットにしています。

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ひとつひとつの商品のメッセージ性が強いのも、納得です。

そうですね。パッケージとしてきらびやかだったりおしゃれというものよりもできるだけシンプルで、中身やその背景のほうに気づいてもらえるような「きっかけ」になるものを目指しています。

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生産地での体験をSNSでレポート!よりリアルな声を発信


活動を広めて知ってもらうために何かされてきたことはありますか。

そうですね、イベントやワークショップなど開催しています。たとえば料理家の方に家庭でも使えるようなレシピを開発してもらったり、竹細工のワークショップなどもけっこうやっていますね。ちょっと前には、一度「d design travel」さんに取材していただいて、渋谷ヒカリエで展示があったときに出品させていただいたり。

イベントをとおして活動を発信しているんですね。Oita Madeさんにおいて、ネットショップはどんな役割を担っているのでしょう。

このお店だけの経済的な循環だけでは、その目的を達成するにはうまくいかないんじゃないかと思っています。この土地の外の人達に気づいてもらって継続的に支援してもらうことが結果につながると思うので、ネット販売は非常に重要な役割を担っているものだと思っています。

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ネット販売ではどういったお客様が多いですか?

「県外に大分のおいしいものや魅力的なものを贈りたい」ということでギフトを探されている方が多いですね。
地元が大分で、大分のことを懐かしんでちょっと取り寄せてみるとか。出身地にちなんだ贈りものをしたいという人がいらっしゃいます。

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ギフト需要が高いんですね。新商品などの情報はSNSで発信されていますか。

はい。店舗のスタッフがFacebookとInstagramで情報発信してくれています。

生産者の方がここに商品を届けに来てくれたりとかもあるので、そういった情報も含めて一番旬な情報を流してもらっています。あとはスタッフみんなで、月に1回生産現場へ伺うことにしてるんですね。

みなさんでですか?

はい、アルバイトの方も含めて。そこで実際見学させてもらったりお手伝いしたり、そこでできたてのものを食べたり。体験したことをネットショップやSNSで報告します。そうするとネットで接客するときも自分の体験から話せるので、伝わり方が全く違うと思います。

そうですよね、見てるのと見てないのとでは熱量も変わってきますよね。

そうなんです。商品自体の知識が増えると愛情も湧いてくるので、ひとつひとつの商品を大事にしようという気持ちを育てる非常に大切なルーティンだと思っています。

最後に、Oita Madeさんがこれから目指すところについて教えてください。

Oita Madeをきっかけに大分のファンになってもらい、最終的に当事者側、生産者さんたちの跡継ぎになる人を増やしたいと思います。実際に大分は観光で訪れてファンになって移住したっていう人がけっこう多いんですよ。

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たとえば円座を作っている七島藺という地域があるんですけど、日本では大分のここでしかもう作られていないんです。それがある日、「私たちが後を継ぎます!」と若い夫婦がここに飛び込んできて、彼らが今いろんなおもしろい取り組みを始めているんです。

実際にファンから後継になった人の例があるんですね。

そうです。ファンから当事者になるということは全く夢物語でもなく、実際に起きること。それぞれの土地にある営みを絶やさず発信し続けていくお手伝いをとおして、心だけでなくアクションとして人を動かす取り組みをし続けられたいですね。

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