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  • 2016年2月3日 全国90店舗に商品を卸す「HAPPY NUTS DAY」がブランド作りで大切にしていること

全国90店舗に商品を卸す「HAPPY NUTS DAY」がブランド作りで大切にしていること

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「HAPPY NUTS DAY」代表・中野剛さん インタビュー

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九十九里のピーナッツバターブランド「HAPPY NUTS DAY」さん。昨年はカラーミーショップ大賞2015 部門賞を授賞されたほか、にっぽんネットショップ祭にも出店いただきました。

全国90店舗に卸しを展開するまで成長している、勢いのあるブランド。どんなふうにブランド作り・ネットショップ運営をしてきたのか、代表の中野剛さんにお話をうかがいました。

メンバーは何名で運営されているのですか?

現在3名でやっています。僕の肩書きは、代表兼アートディレクターです。

パッケージのデザインなんかも中野さんが担当されたのですか。

そうです。シェアしたくなるようなパッケージがいいなと思ってこんなかんじにしてます。

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僕、多摩美術大学ってところ出てまして、そのときの友だちと一緒にネットショップのデザインとか写真はやってますね。好きな仲間と一緒にやるのが一番です。

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月にどれくらい売れるんですか?

3,000個くらい売れてます。そのうち3割がネットショップやイベントです。

すごい数ですね!メディアにもたくさん掲載されてますが、集客は何か工夫されていますか。

やってないです。

営業は…?

やってないですねー。

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今かなりの数の取り扱い店がありますね、DEAN&DELUCAなんかも…!

そうですね、北海道から沖縄まで、全部で90店舗くらいあります。

何が功を奏したんですかね…?

最初のころ、原宿のレストラン eatripさんに置いてもらえたのが大きかったかも。飲食業界の人もそこで 手にとってくれたりして。それをきっかけに雑誌などでも紹介されるようになりました。

どういう経緯でeatripさんに置いてもらえたんですか?

知り合いに、オーナーの野村 友里さんを紹介してもらって。
まだブランドを立ち上げて間もない頃だったのでタッパーに入れたピーナッツバターを食べてもらったんです。そしたら、すごく気に入ってくれて。お店に置いてくれました。

新しいお客さんを取りに行くよりも既にいるお客さんに何ができるか

そういえば、Instagramで「ピーナッツバターを置いてほしいお店募集!」みたいなこともされてましたね。あまり見ないお客さんの巻き込み方なので印象深いです。

僕らとにかくメンバーが少ないので、新しいお客さんを取りに行くんだったら今のお客さんに何ができるかに体力を割こうというポリシーなんだけど、そのときたまたま体力が余っていたので、試してみたんです。「おすすめのお店教えてください!」って。

自分たちで営業先を選ぶのではなく、どうして情報を募ったんですか?

僕らそういうオシャレなお店なんて知らないんですよ!
だって、スケボーやってコンビニ行ってビール買ってっていう人間なんで。それなら、僕らより知ってる人たちに聞くしかないなと思ってInstagramで呼びかけたんです。これが唯一の営業っぽい仕事ですね。

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Instagramやネットショップは、どなたが運営をされてるんですか?

Instagramは僕が今も更新してます!ネットショップは、昨年の10月くらいまで僕がやってました。最近は事務のスタッフを雇ってお願いしてます。

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愛をもって作った商品だから発送までしっかり想いをこめてお届けしたい

結構な量があるかと思いますが、発送業務はどのように行ってるんですか?

僕ら、メンバーが極端に少ないんで、やっぱり発送業務が追いつかなくなってきて、昨年はじめに業務委託しようかって話があがってきたんです。すっごい安く、受注管理までやってくれるようなサービスはあるし。

でもなんか、機械的というか。嫌だったんです。

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すっごい愛を込めて育てたピーナッツを、長年愛をもって焙煎しれくてる焙煎士さん加工してくれて、そういう想いがつまったピーナッツバターを、送る人間が「ただ業務としてやる」っていうのは、どうしても避けたいというわがままな想いがあったんです。

僕が発送をやっていたとき、袋ひとつひとつに「ありがとうございます」って書いてたんですよ手書きで。お客さんに会えないから唯一の直に近いコミュニケーションと思って大切にしていて。


そういうのを、ずっと大切にしていきたいなあと思ってたときに「障害者雇用」を友だちに勧められたんです。

今、障害者雇用を採用していると思いますが、その決め手はなんだったんですか?

障害者雇用施設にいって仕事を説明しにいったんです。そしたら「誰も字を書けないです」って答えが返ってきたんです!まさかの。「ただ、スマイルマークなら描けるよ」って言われて。「それでお客さんハッピーになるし、いっか!」と思って、検討しますと伝えて、いったん引き上げたんです。

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それでね、次施設に顔だしに行ったら、そこらじゅうにぶわーーーーって「ありがとうございます」が書かれた紙が散らばってたんですよ!

あのね、みんな書けるようになってたんです「ありがとうございます」って!もう死ぬほど練習してくれていて。「ああもうお願いします!!」って決めましたね。

感激しますね、それは。

効率で言ったら、ふつうは選ばないと思います。作業も僕がやる5倍くらいかかるんですよすっごいスローペース。

でも、ゆっくり書いてモノを入れて、伝票貼りおわるたびに、立ち上がって1つずつ拍手するんですよ(笑)「書けた〜〜!」みたいな。

めちゃくちゃ時間かかるんですけど、すごくいいんですよ、これが!

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そんな想いが詰まってると思うと、手元に届く人もますます笑顔になっちゃいますね

普段から助けられています。彼らに、超えられるハードルのパスを投げられたことが、すごい価値があることができたなあって。

去年一番の収穫だったなあと思ってます。


まずね、彼らはみんなピュア。とにかく気持ちいいんですよ仕事をお願いしていて。僕も今回初めて知ったんですけど、こういった施設ってたくさんあるんですよね。

社会的に、業務のパートナーとして当然の選択肢になるべきだなと思って、HAPPY NUTS DAYとしても、一緒にやってることをできるだけ人に伝えていきたいなと思ってます。

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これから挑戦したいこと

ショップをリニューアルするとか何か新しく始めたいこと、考えてますか?メディアとか。

うーん、僕マメじゃないんですよね!メディアとかやっても絶対続かないな〜って。やるとしたらInstagramの投稿が勝手にUPされるのとかね。いちおうサイトに「レシピ」ってページあるんですけど「NEW」って書いてあるやつとかたちあげの頃のやつですからね、2年前のまま(笑)

全然新しくない!(笑)

楽しみ方を広く知ってもらうのも大事なんですけど、生産者さんが減ってるっていう問題もどうにかしたいという想いはありますね。

なかなか農業やりたい若者いないですからね。だから将来は、雇用を生むような存在になりたいです。ピーナッツ作ったら売れる!みたいな。作りたくなるような産業を作っていきたい。

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ピーナッツバターとその生産に関わる人みんながハッピーになるしくみですね。中野さんが今年チャレンジしたいことなど、他にありますか?

僕個人の話になってしまいますが、地方産業の価値の高さを現代にも伝わるカタチにブランディングする事に大きな必要性を感じています。

日本の美味しい落花生をピーナッツバターというカタチで人々に届けているように。

そして今、地方産業の衰退は加速しているかもしれませんが、それに対しテクノロジーの進化も加速しているので、そこにも何か鍵があるのではと気になっています。まだまだこれからも様々な産業に貢献していくつもりです。

これからも、HAPPY NUTS DAYさんのご活躍を期待しております!今日は本当にありがとうございました!

カラメル関連記事:1000個のピーナッツバターが5時間で完売。HAPPY NUTS DAYのすごい話。

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