大きい会社だったら運営をスピーディーに簡素化するところだと思います。でも、うちは小さいお店なので、お客さんに「あのお店はラッピングがかわいいから、また使いたい!」って思ってもらえるようにしたくて。なので、有料ラッピングでない時でも、届いた時にお客様が開ける楽しみがあるように工夫して包装しています。
そうなんですよ!でも、ラッピングしたものをお客さんが手にとった時、笑顔になってくれるのを想像すると、やっちゃいますね。そのうれしさは、実店舗のときに体験しちゃったので、やめられないです。
実店舗だと、お客さんに直接あれこれ聞いて、贈る方のことをイメージしながらラッピングできるのですが、ネットショップだと全て想像になっちゃいますよね。たとえば、このアクセサリーでもどちらを選ぶかによって、全く趣味とか感性が違うじゃないですか。
だから、ものによってイメージをふくらませて、ラッピングは変えています。男性がアクセサリーを購入するということは彼女へのプレゼントかな?みたいに。備考に「子供へのプレゼント」など細かに書いてくださる場合は、やりやすいです。試しに何かラッピングしてみましょうか。
はい!じゃあ「新居祝いのプレゼント」をイメージして、ラッピングしてみますね(笑)。使うのは、えーっと、この箱と、壁紙とリボン、造花です。
そうです!これはイギリスで作られたものです。ペンキのインクで刷られていて、表面がでこぼこしていて、ユニークな質感なんです。紙とちがって上質なかんじもします。壁紙のほかにも、古い洋書をラッピングに使うこともありますね。「こうやらなきゃダメ!」というルールがあるわけではないので、1番いいかたちになるよう自由にラッピングしています。
そんなに最初からイメージがあるわけではないです。壁紙が決まった時点でお花を決めます。今回は器が爽やかなブルーでシンプルな印象なので、中身を見たときのうれしさが広がるように、外側の壁紙と花はシックなものにしています。季節感もふまえて選びました。
※写真のラッピングは有料
はい。そうなんです。また、中身についても自分のものではなく、作家さんの想いがつまった手作りの作品が多いので、配送の途中で壊れてしまったら、みんなにとって、すごく悲しいことだと思うんです。ですから、梱包にはとても気をつかっています。
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