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  • 2014年8月5日 一番大切なのは、技術やセンスではなくどれだけ相手の立場に立てるかどうか。和食器の「うちる」

一番大切なのは、技術やセンスではなくどれだけ相手の立場に立てるかどうか。和食器の「うちる」

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和食器のお店「うちる」オーナー・竹澤裕美子さん インタビュー

雑貨店の販売員から、ネットショップであこがれの自分のお店をもつまで。和食器のお店「うちる」のオーナー・竹澤裕美子さんへのインタビューです。

ー さっそくですが、お店を始めたきっかけを教えてください。

小さい頃から雑貨が大好きだったんです。自分の雑貨店を持つことを目標に、トータル6年半くらい雑貨店の販売員として経験を積んできました。ネットショップを始めることになったきっかけは、東日本大震災。「これからどんな人生にしていこう…」と真剣に、自分の生き方について考えたんです。その頃は、まだ雑貨店の販売員をしていたのですが、

ー 「うちる」ってどんな意味なんですか?

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ショップの名前ですが「おうちをいろどる」という意味の造語で「うちる」と名付けました。「たくさんの人のおうちを楽しくする雑貨を届けたい」という想いを込めています。それに、オリジナルの名前だと、検索にも引っかかりやすいメリットがありますね。たくさんある雑貨の中から器をメインに選んだのは、多くの人にとって一番身近で生活に寄り添ったもの、愛着を持ってくれるものが何かを考えぬいた結果です。もちろんわたしも、器が大好き。新しい器と出会うワクワク感や手に取ったときの感動を、お客様にも届けたかったんです。

ー なぜカラーミーを選んだのですか?

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開業を決めてからは、いろいろなネットショップ作成サービスを試してみました。まずカラーミーショップは、1ヶ月のお試し期間の中で、操作がしっくりきたんですね。ブログのような感覚で「あ、ここを触るとこうなるんだな」というのが直感的に分かるかんじ。 そういえば、いまのショップのデザインは、無料テンプレートをそのまま使っているんです。これも気に入っています。ほかにも、ネットショップの紹介本を読んでいくうちに、自分の好きなテイストのショップがカラーミーショップを使ってるということが分かって、そういったことが後押しになりましたね。

ー 商材が作家物の和食器とのことですが、卸してくれるところがどうやって?

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商品をどこで仕入れたらよいのか、右も左も分からないので、昔からよく行っていた都内のクラフト市で作家さんにアドバイスをもらいました。おかげで、益子の陶器市で手頃な価格で50点くらいの食器をまとめて仕入れることができました。今は陶器市や展示会場などに積極的に足を運ぶようにしています。気になった作家さんに、その場で直接お声かけして、了承をいただけたら仕入れてお店に並べていくのを繰り返すかんじです。 もちろん、ひとりで全てを準備するのは、かなり大変な作業なのですが…それでも新しい作家さんに出会える度に、辛いことも吹き飛んじゃいますね。
 

ー ラッピングもすてきですね!

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雑貨店で販売のお仕事をしていたとき、女性のお客様はラッピングが気になっているということが分かったんです。「ラッピングしたのをどんな感じか見せてください!」とか「自分用に購入するけどラッピングしてほしいです」。こういったオーダーをされたことのある女性、多いのではないでしょうか。そのことをふまえて、ネットショップですが、ラッピングを1つのアピールポイントとして売っていくことを決めました。ラッピングの資材だけはケチらず、とにかく満足いただけるものを選ぶようにしています。

ー 器は割れ物なので大変ですよね。

そうですね。さらに、手作りの器にはどうしても個体差があるので、細かい部分だとネットショップでは説明できないことがあります。そういった場合に、気になる部分を写真撮影してメールで説明を補足するなど、実際の接客に近いやりとりを心がけています。このコミュニケーションはすごく大切。 ときにはメールだけでなく、手書きのお手紙もお送りしています。リピーターのお客様には、いつもと違った内容のお話を…友達に書く手紙のようにして書いていますね。ネットショップだと機械的なやりとりしかできないと思われているので、お客様も一段と喜んでくださるんです。

ー 気をつけていることはありますか?

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どんなに良い商品や対応であっても、お客さんの手元に無事に届かなければ意味がないですから。商材が割れ物なので、とくに梱包やラッピングには、細心の注意をはらっています。 これまでのショップ店員としての経験で「この梱包だと割れてしまう」などある程度リスクを予測できるのが助けになってますね。

ー 一人で運営されていると大変ではないですか?

時間を特に決めていないので、うっかりすると朝から晩まで仕事しちゃうこともあります。ただし、陶器市での仕入れや、普段の梱包作業など実は体力仕事も多いんです。 気づかないまま無茶をして倒れてしまっても、ネットショップだと周りの人に任せることもできません。一人で運営しているので、体調管理はすごく重要です! オンとオフ、きちんとスケジュール立てることの大切さはネットショップを始めてからますます感じるようになりました。

ー 集客について何かされていますか?

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モールへの出店はしていません。手が回らないっていうのもありますし、コストの面でも難しいなと判断して。今は、モールに出して大々的にというよりは自分の手の届く範囲でまずは丁寧に運営をしていきたいという気持ちが強いです。販促で一番力を入れているのは、ブログとメルマガ。Facebookページは、1対1のコミュニケーションとちょっと離れてしまうので、あまり得意ではないです。それに比べるとブログはまるで友達みたいな感覚。器好きな方や料理が好きな方、雑貨が好きな方が読者登録してくださるなど、ブログからお店に興味を持ってくださる方が多いのも特長です。メルマガは週に2回配信しています。一度来てくださったお客様に戻ってきてもらうため、ファンになってもらうために使っています。更新情報だけでなく、入荷状況の遅れなどもリアルにお伝えすることで商品の購入タイミングに気づいてもらえるようになりました。 SEO対策はお店を始めたときから少しずつやっていたのですが、まずはブログから着手しました。思いつくキーワード…たとえば「うつわ 好き」「雑貨 好き」などをリストアップして、少しずつ広告を出しています。このリスティング広告ですが、実感できるくらい効果がありました!和食器とか大きなキーワードだと、なかなかヒットすることは難しいのですが、作家の器に絞って「かわいい うつわ」や作家さんの名前が引っかかることは多いんです。

ー やりがいを感じる時はありますか?

ネットショップというと、実店舗と違ってコミュニケーションが冷たいようなイメージがありますよね。でも実際は、リアルなお店と同じくらいに温度の行き交う場所。 「こういう感じで使ってみました」「子どもがいるので、ネットショップで楽しく作家さんの食器を買えてすごく嬉しい」などたくさんメールを頂いたんです。ネットショップであっても自分が心を込めて選んだ商品やラッピングの「温度」が、しっかりとお客様に伝わることを実感して、感動しました。  

ー これからやってみたいことはなんですか?

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最近は、スタッフを雇って梱包をお任せすることで効率的に、作家さんの発掘に時間を割けるようになりました。うちるで手に入る作家さんの器をもっと増やしていこうと考えています。それから「はじめの頃はどうしても一人で勉強して自分で全部やらなきゃ」と思っていたのですが、今はたくさん人を巻き込んでいくようにしていますね。 デザインについてもSEOについても、詳しい人・得意な人に聞くのが一番手っ取り早かったりします。周りにやりたいことを話していくうちに、うちるに興味を持ってくださる人が増えることも楽しみのひとつです。人を巻き込んでいくことで、自然と「自分のお店」という感覚はなくなって、作家さんとお客さんとの「架け橋」みたいな場所として、どういうふうに改善していけばよいかを考えるようになりました。  

ー 最後に、あなたにとってネットショップとは?

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ネットショップを運営するうえで一番大切な力は、経営とか技術、デザインのセンスではなく「相手の立場になって考えられること」。「自分の手元に商品が届いたとき、こうだったら嬉しいかな」っていうことをいつでも想像しながら運営を改善するコツコツとした努力が、かんたんなようで、とても難しいんです。 ネットショップは、買い物の可能性を広げてくれます。それはお客様にとってもですし、作家さんやオーナーであるわたしにとっても同じ。オーナーさんは、自分の夢を追いかけるのはもちろん、お客様・作家さんの可能性を広げるお手伝いをしていることを常に意識して、ショップの向こう側にいる人たちのために「良い物を届ける」努力をしてみてください。

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