元金融機関SE店長が”ネットショップを続ける6つの秘訣”公開します。

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元金融機関SE店長が”ネットショップを続ける6つの秘訣”大公開!

-様々なネットショップ店長さんのリアルなショップ運営秘話を公開!第一弾は、元SEだった経歴をお持ちの店長さんです!-

 

サッカーグッズなどを扱うネットショップ「サッカーショップ グラシアス」を運営している石川純一と申します。

ちょっと前までは、とても難しかったネットショップ開設ですが、今ではかなり簡単になってきておりますね。
ただ、これを続けるのは難しい。せっかく立ち上げたネットショプも、1年後に続けている人の割合は10%未満だという話も聞いたりします。

そこで、今日は、ネットショップ運営2年半の私から、「ネットショップを続ける秘訣」をいくつかのポイントに分けて紹介させていただきます。

■自己紹介 元保険会社SEの店長です。

私の前職は、フリーのSEとして金融機関である「生命保険」のシステムを担当しておりました。この職業を経験されたことのある方はご存知だと思うのですが、給料はとても良いものの、フリーのSEにはどんどん若い子が入ってきて、40歳を超える頃から、リストラされたときの準備をしておく必要があります

そこで、別の収入をと考え、はじめは少ない収入でも、コツコツとネットショップを始めてみようと思い始めました。

他のネットショップ作成サービスもひと通り使ってみましたが、デザインが可愛らしく、必要な機能が揃っていて安い、というところで、カラーミーショップに即決いたしました。今は妻と二人で、「サッカーショップ グラシアス」「ボールグッズ グラシアス」「果物グッズ Grecious」の3つのネットショップを運営しております。

 

今回、元SEということでお話を頂いたんですが、実は全然プログラムを駆使しているわけではないので、ぜひご覧になってください。

【1】続けられる商材を選ぶ。

商材は、単純に「好きなもの」を選ぶことで続けることができますね。

ネットショップの醍醐味として、自分で仕入れることができますから、とにかく楽しい。

あとは、お客さまから、商品に関するお問い合わせもくるので、それに対応できるということはもちろん、そのショップを好きであろうお客さまの話題についていけるということも大切です。実際、商品とは全く関係のないメールをくださるお客さまも多いんです。うちはサッカー商品のお店なので、お子さんがサッカーが好きなんだ、という話だったり、文通のようにお返事したりすることもあります。

そういった時に、店主として、きちんとお返事したいので、自分が好きな商材であるということは、とてもメリットだと思います。
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【2】コツコツ勉強してネットショップ運営の腕を磨く

ネットショップを個人で開いて、いきなり月商1,000万円!とか、夢の様な話ですが、個人でネットショップを運営する場合は、そんな短期間に高い目標を目指すべきでないと考えています。

 

ネットショップを運営していると、毎日いろいろな問題が起こるんです。クレームひとつとっても、色んなパターンがあるわけで、売上が上がるということは、そういったことも一気に押し寄せてくるので、おそらく精神的に参ってしまいます。

まずは、売上も、クレーム処理も、コツコツと腕を上げて対応していくことが大切です。クレーム処理だけではなく、ネットショップを運営しているとたくさんの営業電話がかかってくるので、そういうプロの人たちに対応できるだけの、ネットショップに関する知識を自分で蓄えることも大切です。

【3】集客は無料でできることをする ”どこでもカラーミー”を活用

そうはいっても、やはり売上が上がらないと続かないのですが、私は特に変わったことをしているわけではありません。

検索エンジン対策(SEO)は、サイトの文言をきちんと設定したり、Yahoo!のカテゴリー登録を行ったり、普通のことをしているだけです。広告も出稿してみましたが、なかなかうまくいきませんね。

 

私がよく活用しているのは、ブログにカートを貼り付けることのできる「どこでもカラーミー」ですね。無料ブログを立ち上げて、そこにカートをおくんです。SEO対策としても、直接的な誘導強化にも成ります。

どこでもカラーミーを貼り付けることのできないブログには、リンクだけ貼るでもいいですしね。
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【4】顧客のターゲットを定め、商品も運営も「取捨選択」する

そして、もう一つ「商品」と「運営」の2つにおいて、取捨選択が大切です。

 

まずは「商品」の取捨選択。ネットショップを始めて、最初に躓くのが「仕入れ」だと思うのですが、ここで、自分のショップと無関係のアイテムを、売れるかもしれないとか、これも安いから買ってみようとか、何でもかんでも仕入れると大概失敗します。

たとえ、数人のお客さまが購入してくれたとしても、本当にそのショップに来て欲しいお客さまが、関係ない商品を見て、「なんのお店なんだろう?」「変な店だなあ」と思ってしまうデメリットのほうが大きいと思います。

実は私も、最初はそういった関係ない商品を販売していたんですが、今ではなるべく排除して専門性を高めるようにしています。
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もう一つは、「運営」という意味での取捨選択です。

 

私のネットショップのお客さまは、サッカー好きの息子さんがいらっしゃるご両親だったり、そういった方たちなんです。なので、独身でスポーツ好きな男性をターゲットにした、他のネットショップさんのように、ものすごくカッコ良いデザインにこだわらなくてもいいのかなと思っています。スマートフォン対応も、良い感じの有料テンプレートを購入しただけです。

本当は、もっと凝ろうと思えばたくさんデザインにも凝ることができると思うのですが、私は、妻と二人で運営しておりますので、デザインまで凝り過ぎると、運営に支障が出てきてしまいます。それよりも、私たちは、品揃えだったり、きちんとした運営に時間を割くようにしています。

 

自分のお店のターゲットは誰なのかをきちんと見つめて、どこに力を入れるかを考えて運営することが大切です。買うのは、だれでもない、お客さまですから、お客様のことを一番に考えてお店を作るようにしたほうがいいですね。

【5】お客さまと誠実に接して、貴重な意見をいただく

ネットショップといえど、客商売ですから、丁寧にお客さまに対応することがとても大切です。対応を重ねていると、商品とは関係ない日常のメールをお客さまがくださることも多くて、友人のような関係になることもあります。

お客さまを友人同様に考えることは、本当は良くないのですが、友人のようにお客さまと接することで学ぶことって本当に多いんです。

 

たとえば、販売前の新商品の情報をお知らせすると、そのお客様の反応で今後の売れ行きが予想出来ちゃうんです。
他にもこんなエピソードが有ります。
仕入れた商品が、箱つぶれ・多少の汚れのある商品は、ショップに置かずにフリーマーケットで処分してるんですよという話を伝えたら、フリーマーケットじゃなくて、アウトレットコーナーを作ればいいじゃないか、自分なら買うよ!というご提案をいただきました。実際に、フリーマーケットでは全然売れなかったんですが、アウトレットコーナーでは売れたんです。アウトレットコーナー目当てで来られるお客さままで現れて。
お客さまの意見て本当にすごいなと思いました。

【6】仲間を作る

最後に、ネットショップを続ける秘訣で、一番私が大切だと考えるのは、「仲間を作る」ことです。

わたしは夫婦でショップを運営しております。一緒にやっていて気づいたのですが、適材適所というのがあるんですよ。
仕入れ・ショップ構築・ブログ等は私がメインですが、梱包を含め、人が嫌がりそうな作業を妻が苦もなくやってくれます。

 

そして、同じネットショップを運営しているオーナー仲間を作ることもとても大切です。情報交換という意味ではもちろんなんですが、単純に、同じことをしている仲間がいるということだけで、とても救われることが多いんです。

ネットショップを運営している方には、ぜひオーナー同士の交流会には顔を出すことをおすすめします。

 

 

以上が、私が考えるネットショップ運営を続けていくのに大切なことです。ぜひ参考にしてみてください。