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先日行われた、ネットショップに関する質問なんでも来い!!のイベント
【ECの専門家達が、あなたの疑問にお答えします!『質疑応答100本ノック』】の第2回開催(11月28日(木))をうけまして、大好評いただきました第1回のレポートを一部公開いたします。
こんなにぶっちゃけていいのだろうか、というくらい濃ゆい内容となっております。
パネラーは、EC支援会社さんから2名、、有名ネットショップのオーナ2名、ご登壇いただき、カラーミーショップからも1名参加させていただきました。
今泉雄介(株式会社これから 代表取締役)
ECサイト制作を中心に売り上げアップ支援まで手掛け、それぞれのお店に合わせた独自のサポートを展開中。
高田勇治(株式会社ザクザク 代表取締役)
EC支援会社として、主にネットショップ制作代行を手がけ、なかでも縦長ランディングページなどのコンバージョン率の高いページデザインが得意!
金子洋平(株式会社ニューエイジ 代表取締役)
アパレル通販サイト「101064」などを運営。今回はショップオーナー代表としてご登壇。
奥野純孝(Banffオンライン 代表)
バイクパーツ&原付きパーツ専門店「Banffオンライン」を運営。
山下諭(株式会社paperboy&co. EC事業部 運営支援グループ)
今泉 ヤフーの一番上に出てくる オーバーチュア 。もしくは、グーグルの アドセンス などのリスティング広告が手っ取り早くプロモーションになります。安いものでワンクリック30円、ネットショップ業界だとワンクリック1000円。ご予算に合わせて選んでください。
高田 同じく、リスティング広告ですね。グーグルのアドワーズは、法人に対しては、無料のサービスチケットをくれますし、広告文、タイトルをグーグル側で作ってくれるので導入しやすいかと思います。
金子 アフリエイト広告 もありますね。ブログなどに広告を貼ってもらい、売れたら紹介してくれたブロガーさんなどにバックする方法です。費用代効果が比較的見やすいのでおすすめです。
山下 面白い話題性があるような商品は、その業界に特化したようなメディアとかに「プレスリリース」をうってもらえるように仕掛けてはいかがでしょうか。そこで読者プレゼントを用意して掲載してもらうとか、バズって口コミで広がりますね。
奥野 チラシをつくるのも効果的ですよ。カラーミーショップのモバイルショップのQRコードをチラシに刷って梱包時にメッセージとそのチラシを添えて発送するとか、そういう細かい作業がネットショップでも大事なんじゃないかなと思います。
今泉 スコープさんという雑貨屋さんのfaebookページを参考にしています。
投稿されると毎回4000イイネとかされているので、一度参考に見てみてください。
どういう投稿の仕方をしているのかっていうと、普通、新商品が入るとダイレクトに 「新商品入荷しました」 とか投稿してしまうと思うんですが、彼らがやっていることは 「ライフスタイルの提案」 なのです。
商品の使い方とかこんな風にやったらいいんじゃないか、というさりげなく提案型の投稿をされています。それがいろんな方にものすごく受けています。うちの会社でもやりたいと思っています。
あと、写真がめちゃくちゃ良いです。
高田 僕も参考にしているいいなというところがあります。アンジェさんという雑貨屋さんです。
ここのfacebookページの投稿はスタッフさんが書いているんですが、3投稿のうちの、1記事が商品の説明、2記事が時期(季節)に関したお役立ち情報とかで、すごく自然に文章が入ってきます。
個人的な見解で、語弊が生まれるかもしれませんが、facebookを閲覧している人は財布は持ってきていないかなと。facebookだけで販売しよう、きっかけにしようというのは難しいと思います。
山下 facebookで売れているお店ってほとんどないですね。
メジャーなナショナルクライアント級だったらいいんですけど、なかなかうまく行かないのが実情だと思います。そこで「新商品入荷しました」、とか投稿されるのはいいんですけど、やっぱり写真がすごく大事です。一目見て 「あっ!かわいい、すごい!!」 とか。
ぶっちゃけて言いますと、商品をそのまま載っけてもあんまり意味がないので、すごくインパクトのあるものは、あんまりやりすぎると詐欺になっちゃいますが、思わず イイネ って押しちゃうんですね。その辺を、工夫されたらいかがでしょう。
今泉 楽天市場は、お客様の導線が商品ページからダイレクトに入ってくるので、スクロールしなくてはいけない部分が多くても、あまり関係ありません。ただ、カラーミーショップのような、モールでない独自ドメインの特性としては、トップページのアクセス数が一番多いので、理想としてはは、ワンスクロール である程度お客様に提供している商品の、カテゴリーとかバナーが見れた方がベストだとおもいます。
今泉 たくさん検索されるビックキーワードは無理だと思います。お金をかけないとできないので。
僕自身もショップをやっているんですが、よく聞くのは ロングテール のSEO対策。
僕は、スクイジーという窓ガラス掃除用品を扱っているのですが、例えば 【窓ガラス掃除 乾拭きがいらない 道具】 とか、早い話ここまで絞り込んじゃいます。そういうキーワードで訪れる方は、購買率が高いのでそこで商品ページを上に上げることができればすごく 購入率が高い です。
各購入ページのSEO対策を見直して頂くことがお金をかけずに対策する一番のポイントかなと思います。
山下 要するに商品のセグメント、本当に ニッチ なところに最初にどの商品を扱うかということです。
ものすごくニッチなゾーンに対してアプローチするのがすごく大事で、仕入れルートができたからなんでもかんでも仕入れたら特徴がなくなるので、なんでもかんでも仕入れたいのであれば、それぞれの特徴に合ったターゲットに合ったショップをその個数分作った方が良いです。カラーミーショップは安いし、簡単にできますので。
金子 僕も6、7個カラーミーショップを持っているのですが、SEO業者さんはからとてもたくさん営業されるんですよね。
なんだか、店舗の運営よりも先に SEO っていうキーワード自体が先に知識として入ってしまっていると思います。
始められたばかりのショップさんはSEO対策はあまり考えずに、 「お店をいかに良くしていくのか」 っていうところをまずは考えて運営された方がいいと思います。のちのちどういう検索ワードで入ってこられているか、キーワードツールで見れると思うので、そこに対して上位表示すればもっと売り上げが上がるかなと思います。
このキーワードだろうという憶測で初期費用かけて何十万と払ってあんまり売り上げがあがらないというケースもあるので、むしろ最初のうちは考えないでいいと思います。
山下 費用かけずに内部試作で集客できる手段として認知されているので、やりたい気持ちも分かりますが、あまりにもそこばかりに目がいってしまうと、ショップを運営する商品を売るっていう本質からずれてしまうので、 「まあ、いっその事考えるな!」 くらいで言ってしまった方がいいかもしれないです。
高田 今泉さんの話に関連するのですが、みなさん、運営とか一年されていると必ず 「金の卵」 っていうのが出てきます。
みなさん月刊で検索されているキーワードの順位で、1位~10位くらいは目がいくと思いますが、意外と 30位~50位 くらいに金の卵が眠ってるケースがあるんですよ。そこで僕がよくチェックしているのが 【滞在時間】 。購入には至ってないけど、意外と興味は持っている商品がわかりますので、それをトップページに置いて露出させてあげたりとか、その商品ページを作ったりだとか。
私も今泉さんと同じ考え方でビックキーワードで勝負せずにスモールキーワードでコンバージョンをあげて行くのがよいとおもいます。
山下 エンドユーザーさんが、グーグルで検索して思ったのと違う商品見せられても絶対買わないので、関係ないキーワードで上位にいくっていうのはグーグルにけんか売ってるようなものですからね。
奥野 カラーミーショップの中って、お金をかけずにできることってめちゃくちゃ眠ってるんですよ。なので 機能を隅々までチェックした方がいいです。
例えば、「グループ設定」ていう機能があるんですが、商品点数が増やせられないのであればグループ数を増やしていって、検索されたりキーワードに絡めたページを増やしてアクセスを伸ばしていくってことができるんですよ。グループ設定の機能を使うと、同じ商品IDで色んなグループに入れる事ができるので、グループを増やす作戦をやってみてはいかがでしょうか
山下 いろんなグループを作って、色んな角度で商品を見せる方法はありですね。
と、一部レポートでもこの濃さです。実際はもっとぶっちゃけております。
ぜひ生でリアルなアドバイスをお聞きください!
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