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今回は「子育てママにもやさしいコンフォートなアクセサリー」をテーマに制作・販売している「Les Bliss(レスブリス)」のオーナー、住野ゆかりさんにお話をうかがいます。お子さん2人の育児をしながら、オリジナルアクセサリーを制作しネットショップ運営もこなす毎日。素敵な魅力いっぱいの住野さんとLes Blissのヒミツに迫ります。
“売ってないなら作ればいい!子育てママにやさしいハンドメイドアクセサリーができるまで”
スタッフ ショップオーナーインタビュー!本日はLes Blissオーナーの住野ゆかりさんにいろいろとお話しを伺おうと、神奈川県にやって来ました。
住野 よろしくお願いします。・・・家です(笑)
スタッフ ご自宅でネットショップを運営されていらっしゃるんですよね。
スタッフ 平日の朝から押しかけてしまって申し訳ないです!
スタッフ 僕たちは住野さんと2013年からのお付き合いで、結構長いですよね。
住野 懐かしいですね。
スタッフ 「女性ショップオーナーの方にお話を聞こう」というテーマを取り上げたのをきっかけに、それから何度もカラーミーショップのイベントでご一緒させて頂いているんですよね。
スタッフ 聞いてみたいことはいろいろあるのですが、まずはお店の紹介をお願いします
住野 子育てママ向けにハンドメイドアクセサリーの制作と販売をしています。私自身も子育てをしていて、アクセサリーを着けるのを諦めてしまうことって多いと思うんですね。
スタッフ 子供が引っ張ったら壊れちゃうとか?
住野 そうですね、他にも子供の肌にあたったら肌を傷つけてしまうんじゃないかとか・・・そうなると「もう付けなくていいや!」ってなってしまいがちだと思うんです。
スタッフ 自分のことを後回しにしちゃいますよね。
住野 はい。でもそれじゃちょっとつまらないなぁと思って、子供がいても安心して着けられるようなアクセサリーを作っています。
スタッフ お店のテーマである「コンフォート」っていうのはどういう意味が込められているんですか?
住野 「快適」という意味です。着けていて邪魔にならない・壊れにくいなど、快適と思えるものを作って販売しています。
スタッフ もともとアクセサリーが好きだったんですか?
住野 そうですね。でも市販されているもので、自分の好みにピッタリ合うものがなかなかなくて。もう10年ぐらい作り続けています。
スタッフ 市販されているものってたくさんありますけど、どんなところが好みと違ったんですか?
住野 本当に微妙な違いなんですけど、このパーツが大きいとか小さいとか。
スタッフ ここがこうなら良いのに!って感じですか?
住野 そうそう、こうなら完璧だったのに!って。だからそれを追い求めて自分で作っています。
スタッフ 制作歴10年ってすごい長いですよね。
住野 作り始めてからはもう15年になりますね。
スタッフ ぇえ!それはすごいですね。はじめは自分のために作ってたんですよね?
住野 自分用です。それでフリマとかイベントなんかでちょっと販売したり、お友達にプレゼントしたり・・・そういうのがスタートですね。
スタッフ その頃は他にお仕事もされてたんですよね。
住野 そうなんです。だから最初は趣味でしたね。
スタッフ 当時はインターネットなんてないですもんね。
住野 うん、当時はリアルな場だけでしたね。
スタッフ そこからご結婚されて、今では「子育てママに」っていう切り口で展開されてますが、本格的に販売を始めたタイミングはいつですか?
住野 もともとは仕事をやりながら細々と制作や販売をしてはいたのですが、長男を妊娠したことを機に仕事を辞めたんですね。そこから本格的にやってみようと思ってスタートしました。
スタッフ 販売の手段として選択肢がある中で、インターネットを選択した理由は何かあるんですか?
住野 家にいながらできる、子供がいてもできるっていうのが一番大きいです。
スタッフ Les Blissってどういう意味なんですか?
スタッフ スペルが覚えられなくて・・・(笑)
住野 「Bliss」というのが至福・幸せを意味する英語なんです。アクセサリーを通してお客様に幸せをお届けしたり、自分も幸せになるっていう意味で「Bliss」を使いたかったんです。
スタッフ うん、うん。
住野 それで「Bliss」の前にフランス語の冠詞をつけて「Les Bliss」というオリジナルの造語をつけました。
スタッフ 住野さんオリジナルなんですね、すごい!
住野 本当はレ・ブリスっていう読み方だったんですけど、みんながレスブリス、レスブリスって言ってくれるので、途中からレスブリスに変えました(笑)みんなが言いやすい方が良いかなって思って。
スタッフ 実物見せていただくと、写真で見ていたイメージとのギャップがありますよね。もっと大きいと思ってた。
スタッフ それはいい意味ですか?(笑)
スタッフ いや、いい意味とかじゃなくて!ネット販売って難しいですよねっていう意味で。
住野 そうそう、難しいんです。だから商品ページには、全体のサイズ感が分かる画像を載せています。
スタッフ 繊細な作品ですよね。
住野 私自身が華奢なものが好きで、小さいものが多いです。
スタッフ 主婦にはそういうのが良いですよね。ゴテゴテしたものは着けづらいですよね。
住野 そうなんです。家事をやるにも邪魔になるんです。炊事・洗濯する時にも、着けているのを忘れちゃうくらい邪魔にならないものづくりをしています。
スタッフ さり気なさが良いですよね。
住野 きちんと主婦業もしつつ、おしゃれもしているっていうのが素敵だなって思うんです。
スタッフ 高級でゴージャスなもの付けててもね、ちょっとあの人ちゃんと主婦やっているのかしら?って感じになりますよね(笑)
住野 あはは!でも高級なものって、子育てしていると着けるの怖いんですよ。落としちゃうんじゃないか、切れちゃうんじゃないかって考えちゃうんです。
スタッフ そう考えると、世の中のママさんはみんな似たような気持ちを抱えているんでしょうね。
住野 うん、そう思います。
“主婦・ママオーナーのための24時間タイムマネジメント術!”
スタッフ お子さんが生まれた時、女性ってどんな気持ちになるんでしょう。まず自分のことは二の次になりますよね。やっぱりオシャレに対する意識は下がるんですか?
住野 下がりそうになります!うっかり(笑)
スタッフ 自分を見てくれる人も減りますからね。
住野 そう、だから自分をアゲるためにアクセサリーを着けて・・・自分のために着ける感覚ですね。
スタッフ 自分の意識のためっていうのは、やっぱり昔とは違いますか?
住野 そうですね。昔は人に見てもらいたいっていう気持ちがありましたから。今は、お客様からも言っていただくんですが「家事や子供といる時に自分の着けているアクセサリーがちらっと目に入るだけでテンションが上がる」っていうママの気持ちを大切にしています。
スタッフ モチベーションですよね。
スタッフ 奥さんが自分磨きを怠らないでいてくれるって旦那さんにとっても非常に嬉しい事ですよね。夫婦円満の秘訣にもなると思います。
スタッフ ネットショップをやるとなったら、旦那さんの理解も必要ですよね。
住野 そうですね。私自身も家事育児をおろそかにせず、ネットショップも両立してっていつも意識しています。
スタッフ 家事育児を完璧にこなしつつ、自分がやりたいことのために時間を捻出するっていうのは頭がさがる思いです。
住野 そこはもう、最低限ですね。力抜けるところは抜くのが大切です。
スタッフ 力の抜きどころって、だんだんわかってくるものなんですか?
住野 わかってきます!
スタッフ 住野さんは今や二児の母ですけど、一人目の時ってわからないことだらけじゃないですか?僕は全然想像つかないけど、24時間見てないと怖いですよね。
住野 本当にそうですね。
スタッフ だから、そんな状態じゃ仕事なんてしてられないって僕は思っちゃいます。
住野 子供が起きてる日中の時間は目が離せません。だからその時間は私、仕事しないですね。しても私自身が集中できないと思います。
スタッフ 今はお子さんが保育園に行っている時間に作業しているんですか?
住野 まだ下の娘が幼稚園に行っていないので、基本は娘と一緒にいます。作業は今日みたいに娘を一時保育などに預けた時や、子供が寝た夜の時間に集中してやっています。
スタッフ 住野さんの1日ってどういう感じか、みなさん気になるところだと思います。
- 06:00・・・起床、子供とご主人を送り出す。
- 日中・・・家事をしながら、下の娘と過ごす。娘が昼寝したスキマ時間で発送や、資材の発注。
- 午後・・・子供帰宅、夕食準備など。
- 19:00~20:00・・・子供を早めに寝かしつける。
- 20:00~24:00・・・商品の梱包、制作時間。途中、帰宅してきたご主人にご飯を出しつつ作業。
住野 たとえ子供が昼寝をしても、日中は集中できないので制作作業は一切やりません。
スタッフ ビーズみたいに細かくてキラキラしたもの、子供は絶対に触りたくなりますしね。
住野 そうなんです!いつ昼寝から目覚めるかわかりませんし、子供がいるとバラまいちゃったりして大変ですから(笑)
スタッフ 発送は日中にやっているんですね。
住野 そうですね。梱包作業は夜のうちに終わらせてしまって、次の日の日中に発送します。あとは問い合わせの対応などササッとできるものは日中にやってしまいます。
スタッフ ビーズって本当にたくさんの種類やパーツがありますけど、材料を集めるのにこだわりはあるんですか?
住野 ハンドメイド始めたての頃って、いろいろなものが欲しくなっちゃってパーツを集めて満足しちゃうんですよね。私も経験しました。でも作業していくうちに、自分がよく使うパーツがわかってくるんです。
スタッフ 経験の中で取捨選択していくんですね。
住野 天然石をメインに使うとか、自分がどこにこだわりたいかを考えて絞り込むんです。だから実際に制作で使うものってそんなに多くないです。
スタッフ 住野さんがよく使うのはどんなパーツですか?
住野 私は金具にこだわっています。メッキだとすぐに剥がれてしまうので、14金ゴールドフィルドという真鍮に14金を熱で圧着したものを使っています。
スタッフ 14金・・・すごいですね。
住野 付けっぱなしでもあまり劣化せず、輝きもキレイなんです。それでいてお手頃価格というのがママさんユーザーに喜ばれています。
スタッフ 自分用やお友達にプレゼントするアクセサリーを作っていた頃って、独学だったんですか?
住野 そうですね、本で勉強したり。今はもう一度きちんと勉強し直そうと、スクールに通っています。資格が取りたくて。
スタッフ 資格なんてあるんですね!その資格取るとどうなるんですか?
住野 講師として、人に教えられるようになるんです。
スタッフ じゃあ講師業を始められるんですね。
住野 はい、やりたいですね。
“オリジナル商材なら絶対憧れる!雑誌に掲載されるシンプルな方法”
スタッフ 商品の価格が、主婦でも手が出しやすいなという印象です。
住野 そうですね。ピアスは2,000円くらい。メインは3~4,000円くらいで、自分が手を出しやすい価格をイメージして付けています。
スタッフ ご自身がママさんだからできる発想ですよね。
スタッフ 商品は在庫を抱えてるんですか?
住野 受注生産にしていて、ご注文いただいてから作っています。サイズの面でカスタマイズが必要になってくるので。例えばブレスレットだと、ご注文時に手首にピッタリくるサイズをお伺いしています。
スタッフ どこかに引っ掛けて失くしたり、壊しちゃったらへこみますよね。
住野 だから、商品の耐久性やサイズにこだわっています。手が出しやすい価格を設定しているのも同じ理由ですね。
スタッフ 注文から発送まではどれくらいかかるんですか?
住野 作業時間が限られているので、お客様には1週間~10日みていただいています。
スタッフ そうですよね、お子さんが熱出したりしたら・・・。
住野 そうなんです。だからあまりタイトなスケジュールではお約束していない<んです。
スタッフ Les Blissを代表する商品はなんですか?
住野 コードブレスレットですね。一番人気がある商品です。紐でできていて、炊事していてもすぐ乾くんです。
スタッフ つけっぱなしで良いんですか!?
住野 はい、お風呂に入っちゃっても平気なくらい丈夫なんです(笑) 私もずっと付けっぱなしです。
スタッフ すごいですね!
住野 でもヘビーユースしていただくと、どうしてもコードがダメになったり、チャームが取れちゃったりするんです。それはこちらで修理とコードの交換も請け負っていて、長く使っていただけるようにしています。
スタッフ 一般的にはアクセサリーって一方的で、売ったらおしまいっていう感じですよね。使った後のお客様のことまで考えているんですね。
住野 自分で使っていて、どんなに丈夫に作っていても長く使っているとどうしても壊れちゃうことってあるんです。でも「壊れちゃったから終わり」っていうんじゃ寂しいですよね。だからLes Blissでは保証書もお付けしていて、1年間は無料で修理を受け付けているんです。
スタッフ 実際どうですか、商品が返ってくるって。
住野 大変なんですけど・・・実際にお客様が使った後の商品が見られるので、うわ~こんなに使い込んでくれてるんだ!っていうのが実感できて嬉しいんです。
スタッフ 雑誌にも掲載経験のある住野さんですが、どんな経緯で受けたんですか?誰もができる経験ではないですよね。
住野 私が好きなMartという月刊誌に、取材希望の募集が出ていたんです。「こんな料理できる人募集」「アクセサリー作れる人募集」みたいな。登録すると出版社から「こんな人を募集中」ってメールが来たり。
スタッフ 募集なんてあるんですね!
住野 はい。それで「私はこんなことをやっています」って商品紹介文や画像を添付して返信してたんですね。そうしたらライターさんから出演の依頼がありました。
スタッフ じゃあ雑誌の企画に応募したっていう感じですね。
住野 そうですね。アクセサリーで掲載されるだけじゃなくて、その前にも料理やインテリアをテーマにした企画にも出させていただいていました。そこで少しずつ「アクセサリーもやっています」って売り込んだりして。
スタッフ すごい!モデルとしても出てる!
住野 そこはサラッと流してください・・・(笑) で、取材を受けて、そのあと別の企画のお仕事で、手作りアクセサリーのプロセスを紹介するページにも参加させていただきました。
スタッフ ぉお~この制作している手が住野さんだ!
スタッフ じゃあそういう取材や企画で、雑誌との関係を構築されたんですね。
住野 そうですね。あとはカラーミーショップの企画でLes Blissを見て、他の雑誌に出させていただいたこともありました。
スタッフ 雑誌に出ると反響は変わりますか?
住野 そうですね。やっぱりお客様が増えます。もともとMartという雑誌自体、読者層がそのままLes Blissがターゲットにしている層なんです。だからそういう方が集まってくれている気がしています。
スタッフ ターゲットにマッチしているんですね。
スタッフ もともと雑誌ってターゲティングをものすごくやり込んでいるんですよ。今や出版不況と言われる中で、他誌と差別化を図るためですよね。だから生き残っている雑誌はコンセプトがしっかりしている。
住野 雑誌から得るものってすごく多いです。
スタッフ 雑誌の良いところを真似て、サイト運営に活かすのも大事ですよね。
“こだわりの商品写真は「スタイリング」命!シンプルな撮影方法でもステキな写真は撮れる”
スタッフ Les Blissの集客方法のひとつにブログがありますね。
住野 はい、アメブロでもう4年くらいやっています。Les Blissはブログからの集客が多いので、コツコツ続けています。
スタッフ 内容はどんなことを書いているんですか?
住野 ここ行って何食べた、お夕飯はこんなものを作った、新商品出しましたっていうのが多いですね。中でもこだわっているのはLes Blissのアクセサリーを身に付けてコーディネートした写真を載せています。実際に使ってどう見えるかっていうのを大事にしています。
スタッフ すごいですよね、自分をモデルとして登場させるって抵抗ありますよね。
住野 ありましたけど、もうそれは捨てました!でもブログはあんまり、旦那さんや知り合いに見られたくない(笑)
スタッフ 自撮りってことですよね。今話題の自撮り棒・・・持ってるんですか?
住野 買いました(笑) Bluetoothのシャッターリモコンも買ったし・・・とにかく人に撮ってって言うのが恥ずかしいから一人で撮れるように。
スタッフ 自分でコーディネートして、自分を撮るってすごく大切ですよね。
住野 やっぱりトルソーだとイメージ湧きにくいんです。
スタッフ サイトに載せる商品写真もご自身で撮影しているんですか?
住野 一部、業者さんにお願いしているものもありますが、基本は自分で撮っています。
スタッフ ここのお宅だと光もたくさん入ってきて、自然光でブツ撮りにも最適ですね。
住野 早い時間に、ベランダで撮影しています(笑)
スタッフ 写真もスタイリングがいいので、見栄えがしますよね。
住野 SNSに載せるときも、スタイリング命で写真を撮ってます。
スタッフ やっぱりこういうセンスは男性だとなかなか出せないですよね、さすがです。
スタッフ 最近スマホでもきれいな写真撮れますよね?画像補正アプリもたくさんありますし。
住野 でも私は商品撮影は一眼レフを使います。ただInstagramにアップする画像は、スマホで撮ってアプリで補正して作ってます。
スタッフ それは大正解な使い方ですね。Instagramは今、本当に注目されているホットなシェアツールですから。
住野 そうですね、盛り上がってます。
スタッフ Instagramには、スマホから気軽に画像をあげて、積極的にお客様と繋がっていく。商品撮影はきちんとスタイリングにこだわって、一眼レフでビシッと撮る。その使い分けが大切ですよね。
スタッフ 一眼レフカメラは何を使っているんですか?
住野 ミラーレスです。全部オートモードで撮影してますが(笑)
スタッフ 全部オート!?すごいですね!
スタッフ ベランダでミラーレスでオート(笑)
住野 マクロレンズ買ったら、写真がいきなり良くなりました。高いけど、買って良かった!
スタッフ いくらぐらいするんですか?
住野 6万円・・・。
スタッフ 6万円!?本体と同じくらいの値段しますね。それ勇気いるでしょう?
住野 いりましたよ~!これでちゃんと撮れなかったらどうしようって思ったけど、今は本当に買って良かった!最高です!
スタッフ 自己投資は大切ですよね。
住野 限られた予算の中で、どこに重点的に投資するかっていうのは、きちんと自分で選ばないといけませんね。
“チャンスをすべて活かしたい!ネットショップのおかげで自分が高まっているのを感じます。”
スタッフ お客様は女性が多いと思うんですが、だいたい何歳ぐらいの方なんですか?
住野 30代~40代の女性が圧倒的に多いですね。たまに男性からの注文が入るとびっくりします。
スタッフ 層をきちんと把握されてるんですね。注文の際に生年月日の確認をしてるんですか?
住野 いいえ、メールとか、レビューをいただいた時に分かります。
スタッフ レビューすごい来てますよね。普通レビューって、欲しくても集まらないものですけど。主婦パワーなんですか?
住野 あはは(笑) おそらく発送から1週間後にフォローメールを出しているからですかね。「100ポイント差し上げます」って内容なんですけど。
スタッフ それは皆さんやってるんです、ポイント差し上げますって。でもそんなインセンティブじゃ、レビューは集まらない。この差はやはりターゲットが主婦だからですね。
スタッフ 主婦にとっての100ポイントって結構大きいですからね。でももちろん商品が届いて満足したからレビューを書いてくれるっていうのはありますよね。
スタッフ そうそう。基本は商品に満足しても、それを教えてくれないんです。でもそんな中でLes Blissにはレビューが来る。レビューほど嬉しいものはないですよね。
住野 そうですね、励みになります。見る時はすごく緊張しますけどね。
スタッフ ネガティブな意見もありますからね。実際にそういうことってありました?
住野 数としては僅かなんですが、ありました。
スタッフ そういう時の対応はどうしてらっしゃるんですか?
住野 フォローメールを入れたり、商品を送り直したり、なんらかのアクションは必ず起こしています。
スタッフ ご意見はきちんと受け止めて、改善するっていうのが大切ですよね。
スタッフ だいたいどれぐらいの注文件数があるんでしょう。
住野 毎日ぽろぽろと注文があり、一人あたりの購入点数は平均1~2点です。リピーターさんだとまとめて4点お買い上げいただくこもあります。
スタッフ 客単価だと4,000円くらいですね。
スタッフ リピーターさんって結構ついているんですか?
住野 そうですね、ありがたいことに。ご注文いただいた方のお名前を覚えておいて、商品と一緒に「いつもありがとうございます」とメッセージカードを添えています。
スタッフ ちゃんと覚えてくれていると実感できるのは、買う方も嬉しいですよね。
スタッフ 今日は取材でたくさん写真を撮りましたから、商品ページでも使ってくださいね。
住野 話しているところも撮っていただいたし、ショップページで顔出ししようかな。
スタッフ 素晴らしいですね、即決!住野さんの素晴らしいところは、自分がやりたい!って思ったらすぐに行動にうつすところですよね。
住野 うん、すぐやります(笑) 何かチャンスをいただいたり、お声掛けがあった時はすぐに対応できるように準備はしておきたいって日頃から思っているんです。
スタッフ 行動力がすごいですよね。
住野 チャンスってあんまりないじゃないですか。だからパッと行動できるように準備しておきたいんです。
スタッフ ネットショップの立ち上げ頃と、軌道に乗ってから、それぞれ苦労した点はありましたか?
住野 ネットショップを立ち上げるのって簡単だと思うんです。写真を撮って、カラーミーショップのテンプレート使ってって思えば。でも、広げるのがすごく難しい。
スタッフ まさにそうですよね。
住野 集客や宣伝・・・見てもらうまでがすごく難しいんですよね。私の場合はきっかけが雑誌の取材だったり、リアルイベントへの参加でした。だから、いかに人の目に触れる機会を増やせるかがポイントだったと思います。
スタッフ 雑誌やリアルイベントって、ネットに縛られてなくて良いですよね。アンテナを常に高くしておくというか。
スタッフ リアルでの繋がりですよね。
スタッフ 今後どういったショップ作りを考えていらっしゃるんですか?
住野 コンテンツの充実をしたいですね。というのも、私自身の考え方が変わったんです。
スタッフ 変わった?
住野 今までLes Blissはブログなどから来ていただいて、商品を買う場だったんです。でもそうじゃなくて、情報を発信していくページにしたいなと思ったんです。
スタッフ ブランドとしての熱い思いを発信できたら良いですよね。
スタッフ 売ろうとしても売れません。だから、売らない勇気を持ちましょう。
スタッフ 最後に恒例のご質問を。あなたにとってネットショップとは?
住野 私にとって、自分を成長させてくれるものだと思っています。出会いや、作業の効率化を考えたり、勉強も含め、自分が高まってきてるかなって実感があるのですごく楽しいです。
登録時間はたった3分