2017年6月によむよむカラメルでインタビューさせていただいた東京・墨田区にある「SPICE cafe(スパイスカフェ)」さん。
情熱を一皿に込めて。スパイス料理に新しい可能性を見出し続ける「SPICE cafe」の話。【前編】
この記事を読むオーナーの伊藤 一城さんは新潟県三条市で「三条スパイス研究所」のプロデュースもされています。
8月末、編集部でたまたま三条市に訪れる機会があり、三条スパイス研究所に立ち寄ってみました。
目次
北三条駅すぐそば、風が吹きぬける心地よい空間。
にほんのくらしにスパイスを。研究所の取り組み
このスペースでは名前にもある「スパイス」のとおりスパイスを使った料理を提供しているほか、異なる分野で活躍している市内外のクリエイターが集い「にほんのくらし」をリミックスしながら発信しています。
研究所が現在取り組んでいることのひとつが、三条の山間にある下田地域で育てられている国産ウコンのリブランディング。インド料理にも使われるウコンを「ターメリック」ではなく「国産ウコン」という新しいスパイスとして世の中に提案していくため、研究を重ねているんだそう。
ふだんは東京にいらっしゃるはずの伊藤シェフですが、訪れた日は市内にある高校の家庭科の先生たちへ講義するため、たまたまお店にいらっしゃいました!
人気の「ターリーセット」を食べてみました。
「三条スパイス研究所」のランチメニューは「ビリヤニセット」と「ターリーセット」の2種類。訪れたこの日は残念ながらビリヤニセットが完売…! 今回は「ターリーセット」を注文しました。
トレーに盛られているのは新潟県産のふっくらしたごはんと4種類のおかず、選べる2種類のカレー、それにドリンクとデザート。カレーは「野菜」と「ラッサム」を選びました。
鰹節がアクセントの青菜にスパイスの風味が食欲そそるじゃがいも、味のコントラストをたのしめる2種類のカレー。季節の野菜やスパイスをふんだんに使ったおかずとカレー、ごはんを混ぜながら食べると、香りと食感がかわるがわる口の中で踊ります。
風の通る気持ちいい空間でいただく、地元食材を使ったランチは格別!
訪れた日は、ファミリーをはじめ観光客の方も多くいらっしゃいました。新潟県三条市は鍛冶の町としても有名。工場などの観光に訪れる際は、ぜひ「三条スパイス研究所」にも立ち寄ってみてくださいね!
店舗情報
営業時間:10:00 〜 20:00(L.O. 19:00)
定休日:毎週水曜日、第一火曜日
アクセス:〒955-0072 新潟県三条市元町11−63
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