アウトドア好きさんにはおなじみの調理器具「ダッチオーブン」。
焚き火をしながらローストや煮込み料理などができる万能さが魅力ですが…重くて持ち運びにくく、普段づかいをするイメージはありませんでした。
そこで開発されたのが、コンパクトで使い勝手のよいダッチオーブン「WEEKENDER(ウィークエンダー)」！
今日はその誕生秘話と、便利な使い方についてちょっとだけご紹介します。
自動車や造船、そしてマンホール!?
工業用鋳物の「型」から生まれたプロダクト。
こちらのWEEKENDERをつくっているのは、福岡・久留米にある「吉田木型製作所」さん。
もともとは自動車や造船関連の部品、マンホールなど工業用鋳物をつくるための “型” を製造していた町工場ですが、この技術をさらに生かし、現代のライフスタイルに合った新たなプロダクトを次々と生み出しています。
WEEKENDERの繊細なカタチは、高精度の鋳造技術で実現。
機械による削り出しやプレスはいっさい行わず、熟練職人たちの手で高温で溶けた鉄をひとつひとつ型に鋳込み、一体成型でつくられています。
煮る・炊く・焼く・蒸す、すべてに使える！
毎日でも使いたくなるダッチオーブン
「日常づかい」をコンセプトに開発されたコンパクト・ダッチオーブン「WEEKENDER」。
上下面をそれぞれフラットに仕上げているので、屋外での炭火はもちろん、キッチンのガスコンロやIHにも対応しています。
煮る・炊く・焼く・蒸すなどさまざまな調理に対応。さらに、フタ単体でもスキレットとして使えるのがポイントです。
シリコン耐熱塗装が施されているので、初回使用時のシーズニング(焼き慣らし)作業は不要。アウトドア調理になじみのない女性でも手軽に扱えます。
フタ面のデザインは、鋳肌の質感を活かした「SOLID(無地)」と、屋外で灰をかぶると独特の表情を見せる「PATTERN(幾何学)」の２種類。使い込むほどになじんで味わいが生まれる、魅力的なアイテムです。
いかがでしたか？
鍋全体を均一に熱してくれるダッチオーブンは、食材本来のおいしさをいっそう引き立てるのだとか。
屋内外、さまざまなシーンでぜひ活用してみてくださいね。
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