千年の歴史をもつ京都のまちで、宝石のように美しいお菓子をみつけました!
今回ご紹介するのは、京都に古くから伝わる職人技、そしてヨーロッパで培われた美の文化を合わせた、クロッシェさんの「京あめ」。
色や文様のひとつひとつにこだわった繊細な飴を、今日はほんの一部だけご紹介します。
白絹手鞠
まずは、雑誌『BRUTUS』日本一のお取り寄せグランプリにも掲載された、レモンライム味の手毬飴。
手鞠をかたどった丸型は、古来より続く京あめの代表的存在です。
白絹のような色と紋様は、繰り返し飴生地を練ることでしか生まれない輝き。そして、細やかに走る色目は祝いと清廉を表す、たいへん縁起のよい一品です。
シュレーディンガーの猫
オーストリアの物理学者エルヴィン・シュレーディンガーによる思考実験から名をとった「シュレーディンガーの猫」。
チョコレート&フランボワーズが描く鮮やかな縞模様は、童話「不思議の国のアリス」に登場する神出鬼没のチェシャ猫のような、ミステリアスな存在感を放ちます。
桜襲(さくらのかさね)
源氏物語第八帖「花宴」に登場する光源氏の衣装をイメージした、ピーチソーダ味の飴。
「桜の唐の綺の御直衣、葡萄染の下襲、裾いと長くひきて」と表された直衣姿から生まれた桜色は、女性なら誰もがうっとりしてしまうかわいらしさです。
ジュイの更紗
フランスで誕生した織物「更紗(さらさ)」。現地ではトワル・ド・ジュイの名で知られ、マリー・アントワネットなどたくさんの貴族たちを魅了してきました。
そんな更紗をイメージして、同系色で文様を描いたこちらの飴は香り高い紅茶味。
つやつやと光りかがやく黄金色の飴は、ひと粒手に取るだけでも貴族のような気分を味わえることまちがいありません。
いかがでしたか? ひとつひとつに意味の込められた京あめの数々。
クロッシェさんのネットショップでは、このほかにも宝石のように美しい飴を多数販売していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。